2.6. image
image プロパティーを使用して、コンポーネントによって使用されるコンテナーイメージを設定します。
コンテナーイメージのオーバーライドは、別のコンテナーレジストリーやカスタマイズされたイメージを使用する必要がある特別な状況でのみ推奨されます。
たとえば、Streams for Apache Kafka で使用されるコンテナーリポジトリーへのアクセスがネットワークで許可されていない場合は、Streams for Apache Kafka イメージをコピーするか、ソースからビルドすることができます。ただし、設定したイメージが Streams for Apache Kafka イメージと互換性がない場合、正しく機能しない可能性があります。
コンテナーイメージのコピーはカスタマイズでき、デバッグに使用されることもあります。
以下のリソースの image プロパティーを使用すると、コンポーネントに使用するコンテナーイメージを指定できます。
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Kafka.spec.kafka -
Kafka.spec.zookeeper -
Kafka.spec.entityOperator.topicOperator -
Kafka.spec.entityOperator.userOperator -
Kafka.spec.entityOperator.tlsSidecar -
Kafka.spec.cruiseControl -
Kafka.spec.kafkaExporter -
Kafka.spec.kafkaBridge -
KafkaConnect.spec -
KafkaMirrorMaker.spec -
KafkaMirrorMaker2.spec -
KafkaBridge.spec
Kafka イメージバージョンを変更しても、Kafka Exporter などの他の Kafka コンポーネントのイメージバージョンは自動的に更新されません。これらのコンポーネントはバージョンに依存しないため、Kafka イメージのバージョンを更新するときに追加の設定は必要ありません。
Kafka、Kafka Connect、および Kafka MirrorMaker の image プロパティーの設定
Kafka、Kafka Connect、および Kafka MirrorMaker では、複数の Kafka バージョンがサポートされます。各コンポーネントには独自のイメージが必要です。異なる Kafka バージョンのデフォルトイメージは、以下の環境変数で設定されます。
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STRIMZI_KAFKA_IMAGES -
STRIMZI_KAFKA_CONNECT_IMAGES -
STRIMZI_KAFKA_MIRROR_MAKER2_IMAGES -
(非推奨)
STRIMZI_KAFKA_MIRROR_MAKER_IMAGES
これらの環境変数には、Kafka バージョンと対応するイメージ間のマッピングが含まれています。マッピングは、image プロパティーおよび version プロパティーとともに使用され、使用されるイメージを決定します。
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imageとversionのどちらもカスタムリソースに指定されていない場合、versionは Cluster Operator のデフォルトの Kafka バージョンに設定され、使用されるイメージは、環境変数のこのバージョンに対応するイメージになります。 -
imageが指定されていてもversionが指定されていない場合、指定されたイメージが使用され、Cluster Operator のデフォルトの Kafka バージョンがversionであると想定されます。 -
versionが指定されていてもimageが指定されていない場合、環境変数の指定されたバージョンに対応するイメージが使用されます。 -
versionとimageの両方を指定すると、指定されたイメージが使用されます。このイメージには、指定のバージョンの Kafka イメージが含まれると想定されます。
コンポーネントの image および version は、以下のプロパティーで設定できます。
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Kafka の場合は
spec.kafka.imageおよびspec.kafka.version。 -
spec.imageおよびspec.versionの Kafka Connect および Kafka MirrorMaker の場合。
version のみを提供し、image プロパティーを未指定のままにしておくことが推奨されます。これにより、カスタムリソースの設定時に間違いが発生する可能性が低減されます。異なるバージョンの Kafka に使用されるイメージを変更する必要がある場合は、Cluster Operator の環境変数を設定することが推奨されます。
他のリソースでの image プロパティーの設定
他のコンポーネントのカスタムリソースの image プロパティーは、デプロイメント時に指定された値が使用されます。image プロパティーが設定されていない場合は、Cluster Operator 設定で環境変数として指定されたコンテナー image が使用されます。image 名が Cluster Operator 設定で定義されていない場合は、デフォルト値が使用されます。
イメージ環境変数の詳細は、Cluster Operator の設定 を参照してください。
| コンポーネント | 環境変数 | デフォルトのイメージ |
|---|---|---|
| Topic Operator |
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| User Operator |
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| Entity Operator TLS サイドカー |
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| Kafka Exporter |
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| Cruise Control |
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| Kafka Bridge |
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| Kafka Initializer |
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コンテナーイメージ設定の例