第51章 TlsSidecar スキーマリファレンス


CruiseControlSpecEntityOperatorSpec で使用

TlsSidecar スキーマプロパティーの全リスト

TLS サイドカーを設定します。これは、Pod 内で実行されますが、補助的な目的を果たすコンテナーです。Streams for Apache Kafka の TLS サイドカーは、TLS を使用して、コンポーネントと ZooKeeper 間の通信を暗号化および復号化します。

TLS サイドカーは Entity Operator で使用されます。

TLS サイドカーは、Kafka.spec.entityOperatortlsSidecar プロパティーを使用して設定されます。

TLS サイドカーは、以下の追加オプションをサポートします。

  • image
  • resources
  • logLevel
  • readinessProbe
  • livenessProbe

resources プロパティーは、TLS サイドカーに割り当てられたメモリーと CPU のリソースを指定します。

image プロパティーは、使用されるコンテナーイメージを設定します。

readinessProbe プロパティーと livenessProbe プロパティーは、TLS サイドカーのhealthcheck プローブを設定します。

logLevel プロパティーは、ロギングレベルを指定します。以下のログレベルがサポートされます。

  • emerg
  • alert
  • crit
  • err
  • warning
  • notice
  • info
  • debug

デフォルト値は notice です。

TLS サイドカーの設定例

apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta2
kind: Kafka
metadata:
  name: my-cluster
spec:
  # ...
  entityOperator:
    # ...
    tlsSidecar:
      resources:
        requests:
          cpu: 200m
          memory: 64Mi
        limits:
          cpu: 500m
          memory: 128Mi
    # ...

51.1. TlsSidecar スキーマのプロパティー

プロパティープロパティータイプ説明

image

string

コンテナーの Docker イメージ。

livenessProbe

Probe

Pod の liveness チェック。

logLevel

string ([emerg、debug、crit、err、alert、warning、notice、info] のいずれか)

TLS サイドカーのログレベル。デフォルト値は notice です。

readinessProbe

Probe

Pod の readiness チェック。

resources

ResourceRequirements

予約する CPU およびメモリーリソース。

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