5.2. 環境変数から設定値の読み込み


環境変数の設定プロバイダープラグインを使用して、環境変数から設定データを読み込みます。環境変数設定プロバイダーを使用して、環境変数から証明書や JAAS 設定を読み込むことができます。

プロバイダーを使用して、プロデューサーやコンシューマーを含む、すべての Kafka コンポーネントの設定データを読み込むことができます。たとえば、プロバイダーを使用して、Kafka Connect コネクター設定のクレデンシャルを提供します。

前提条件

手順

  1. 環境変数設定プロバイダー JAR ファイルを Kafka libs ディレクトリーに追加します。
  2. Kafka コンポーネントの設定プロパティーファイルで環境変数設定プロバイダーを初期化します。たとえば、Kafka のプロバイダーを初期化するには、設定を server.properties ファイルに追加します。

    環境変数の設定プロバイダーを有効にする設定

    config.providers.env.class=org.apache.kafka.common.config.provider.EnvVarConfigProvider

  3. プロパティーファイルに設定を追加して、環境変数からデータをロードします。

    環境変数からデータをロードするための設定

    option=${env:<MY_ENV_VAR_NAME>}

    MY_ENV_VAR_NAME などの大文字または大文字の環境変数の命名規則を使用します。

  4. 変更を保存します。
  5. Kafka コンポーネントを再起動します。

    マルチノードクラスターでブローカーを再起動する方法は、「Kafka ブローカーの正常なローリング再起動の実行」 を参照してください。

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