7.6. 内部トピック
内部トピックは、Kafka ブローカーおよびクライアントによって内部で作成され、使用されます。Kafka にはいくつかの内部トピックがあり、そのうち 2 つはコンシューマーオフセット (__consumer_offsets
) とトランザクション状態 (__transaction_state
) を保存するために使用されます。
__consumer_offsets
トピックと __transaction_state
トピックは、接頭辞 offsets.topic.
および transaction.state.log.
で始まる専用の Kafka ブローカー設定オプションを使用して設定できます。
最も重要な設定オプションは以下のとおりです。
offsets.topic.replication.factor
-
__consumer_offsets
トピックのレプリカの数です。デフォルト値は3
です。 offsets.topic.num.partitions
-
__consumer_offsets
トピックのパーティションの数です。デフォルト値は50
です。 transaction.state.log.replication.factor
-
__transaction_state
トピックのレプリカ数です。デフォルト値は3
です。 transaction.state.log.num.partitions
-
__transaction_state
トピックのパーティション数です。デフォルト値は50
です。 transaction.state.log.min.isr
-
__transaction_state
トピックへの書き込みが正常であると見なされるために、確認する必要があるレプリカの最小数です。この最小値が満たされない場合、プロデューサーは例外で失敗します。デフォルト値は2
です。