17.2. Kafka Exporter アラートルールの例
Kafka Exporter に固有のサンプルのアラート通知ルールには以下があります。
UnderReplicatedPartition
- トピックのレプリケーションが不十分であり、ブローカーが十分なパーティションをレプリケーションしていないことを警告するアラートです。デフォルトの設定では、トピックにレプリケーションが不十分なパーティションが 1 つ以上ある場合のアラートになります。このアラートは、Kafka インスタンスがダウンしているか Kafka クラスターがオーバーロードの状態であることを示す場合があります。レプリケーションプロセスを再起動するには、Kafka ブローカーの計画的な再起動が必要な場合があります。
TooLargeConsumerGroupLag
- 特定のトピックパーティションでコンシューマーグループのラグが大きすぎることを警告するアラートです。デフォルト設定は 1000 レコードです。ラグが大きい場合は、コンシューマーが遅すぎてプロデューサーの処理に追い付いてないことを示している可能性があります。
NoMessageForTooLong
- トピックが一定期間にわたりメッセージを受信していないことを警告するアラートです。この期間のデフォルト設定は 10 分です。この遅れは、設定の問題により、プロデューサーがトピックにメッセージを公開できないことが原因である可能性があります。
アラートルールは、特定のニーズに合わせて調整できます。
関連情報
アラートルールの設定の詳細は、Prometheus のドキュメントの Configuration を参照してください。