7.5. トピックの設定


自動作成されたトピックは、ブローカーのプロパティーファイルで指定できるデフォルトのトピック設定を使用します。ただし、トピックを手動で作成する場合は、作成時に設定を指定できます。トピックの作成後に、トピックの設定を変更することもできます。手動で作成したトピックの主なトピック設定オプションは次のとおりです。

cleanup.policy
delete または compact に保持ポリシーを設定します。delete ポリシーは古いレコードを削除します。compact ポリシーはログコンパクションを有効にします。デフォルト値は delete です。ログコンパクションの詳細は、Kafka の Web サイト を参照してください。
compression.type
保存されたメッセージに使用される圧縮を指定します。有効な値は、gzipsnappylz4uncompressed (圧縮なし)、および producer (プロデューサーによって使用される圧縮コーデックを保持) です。デフォルト値は producer です。
max.message.bytes
Kafka ブローカーによって許可されるメッセージのバッチの最大サイズ (バイト単位)。デフォルト値は 1000012 です。
min.insync.replicas
書き込みが成功したとみなされるために同期する必要があるレプリカの最小数。デフォルト値は 1 です。
retention.ms
ログセグメントが保持される最大ミリ秒数。この値より古いログセグメントは削除されます。デフォルト値は 604800000 (7 日) です。
retention.bytes
パーティションが保持する最大バイト数。パーティションサイズがこの制限を超えると、一番古いログセグメントが削除されます。-1 の値は無制限を意味します。デフォルト値は -1 です。
segment.bytes
単一のコミットログセグメントファイルの最大ファイルサイズ (バイト単位)。セグメントがそのサイズに達すると、新しいセグメントが起動します。デフォルト値は 1073741824 バイト (1 ギガバイト) です。

自動作成されたトピックのデフォルトは、同様のオプションを使用して Kafka ブローカー設定に指定できます。

log.cleanup.policy
上記の cleanup.policy を参照してください。
compression.type
上記の compression.type を参照してください。
message.max.bytes
上記の message.max.bytes を参照してください。
min.insync.replicas
上記の min.insync.replicas を参照してください。
log.retention.ms
上記の retention.ms を参照してください。
log.retention.bytes
上記の retention.bytes を参照してください。
log.segment.bytes
上記の segment.bytes を参照してください。
default.replication.factor
自動作成されるトピックのデフォルトレプリケーション係数。デフォルト値は 1 です。
num.partitions
自動作成されるトピックのデフォルトパーティション数。デフォルト値は 1 です。
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