第32章 永続ボリュームからのクラスターの回復
Kafka クラスターは、永続ボリューム (PV) が存在していれば、そこから回復できます。
32.1. クラスターの回復が可能な状況 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
PV からの回復は、次の場合に可能です。
- namespace の意図しない削除
- OpenShift クラスター全体が失われた後でも、PV がインフラストラクチャー内に残っている
どちらの場合でも、回復手順は、元の PersistentVolumeClaim (PVC) リソースを再作成することです。
32.1.1. namespace の削除からの回復 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
namespace を削除すると、その namespace 内のすべてのリソース (PVC、Pod、サービスなど) が削除されます。PV リソース仕様の reclaimPolicy が Retain に設定されている場合、PV のデータは保持され、削除されません。この設定を使用すると、namespace の削除から回復できます。
データを保持するための PV 設定
PV は、関連付けられたストレージクラスから回収ポリシーを継承することもできます。ストレージクラスは、動的ボリュームの割り当てに使用されます。
ストレージクラスの reclaimPolicy プロパティーを設定すると、このクラスで作成された PV が指定の回収ポリシーを使用します。ストレージクラスは、storageClassName プロパティーを使用して PV に割り当てられます。
データを保持するためのストレージクラスの設定
PV に指定されたストレージクラス
回収ポリシーとして Retain を使用する場合、クラスター全体を削除するには、PV を手動で削除する必要があります。
32.1.2. クラスター損失からの回復 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift クラスター全体が失われると、PV、PVC、namespace を含むすべてのリソースが失われます。ただし、PV の基盤となる物理ストレージがそのまま残っている場合は、回復が可能です。
回復するには、新しい OpenShift クラスターをセットアップし、既存のストレージを使用するように PV を手動で再設定する必要があります。