第21章 KafkaAuthorizationSimple スキーマリファレンス


KafkaClusterSpec で使用

KafkaAuthorizationSimple スキーマプロパティーの全リスト

簡易認可を使用し、アクセス制御リスト (ACL) を定義するように Kafka カスタムリソースを設定します。

ACL を使用すると、ユーザーがアクセスできるリソースを細かく定義できます。

Streams for Apache Kafka は次の Kafka の組み込み認可プラグインを使用します。

  • KRaft モードの Kafka の場合は StandardAuthorizer
  • ZooKeeper ベースの Kafka の場合は AclAuthorizer

authorization セクションの type プロパティーに simple という値を設定し、スーパーユーザーのリストを設定します。スーパーユーザーは、ACL ルールをクエリーしなくても常に許可されます。

アクセスルールは、ACLRule スキーマリファレンス で説明されているように、KafkaUser に対して設定されます。

simple 認可設定の例

apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta2
kind: Kafka
metadata:
  name: my-cluster
  namespace: myproject
spec:
  kafka:
    # ...
    authorization:
      type: simple
      superUsers:
        - CN=user-1
        - user-2
        - CN=user-3
    # ...
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注記

Kafka.spec.kafkaconfig プロパティーにある super.user 設定オプションは無視されます。この代わりに、authorization プロパティーでスーパーユーザーを指定します。

21.1. KafkaAuthorizationSimple スキーマのプロパティー

type プロパティーは、KafkaAuthorizationSimple タイプの使用を KafkaAuthorizationOpa および KafkaAuthorizationKeycloakKafkaAuthorizationCustom と区別するための識別子です。KafkaAuthorizationSimple タイプには simple の値が必要です。

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プロパティープロパティータイプ説明

type

string

simple でなければなりません。

superUsers

string 配列

スーパーユーザーのリスト。無制限のアクセス権を取得する必要のあるユーザープリンシパルのリストが含まれなければなりません。

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