第3章 プロキシーの設定


特定の要件に応じて追加機能を組み込むようにプロキシーを設定することで、デプロイメントを微調整します。

3.1. 仮想クラスターの設定

Kafka クラスターは、プロキシーによって仮想クラスターとして表されます。クライアントは実際のクラスターではなく仮想クラスターに接続します。Streams for Apache Kafka Proxy をデプロイすると、プロキシーに仮想クラスターを作成するための設定が含まれています。

仮想クラスターにはターゲットクラスターが 1 つだけありますが、複数の仮想クラスターが同じクラスターをターゲットにすることができます。各仮想クラスターはターゲットクラスター上の単一のリスナーをターゲットとするため、Kafka 側の複数のリスナーはプロキシーによって複数の仮想クラスターとして表されます。クライアントは、bootstrap_servers アドレスを使用して仮想クラスターに接続します。仮想クラスターには、ターゲットクラスター内の各ブローカーにマップされるブートストラップアドレスがあります。クライアントがプロキシーに接続すると、アドレスを書き換えることで通信がターゲットブローカーにプロキシーされます。クライアントへの応答は、仮想クラスターの適切なネットワークアドレスを反映するように書き換えられます。

クライアントからターゲットクラスターへの仮想クラスター接続を保護できます。

Streams for Apache Kafka Proxy では、PEM (Privacy Enhanced Mail)、PKCS #12 (Public-Key Cryptography Standards)、または JKS (Java KeyStore) キーストア形式の鍵と証明書を使用できます。

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