第3章 Record Encryption フィルターの設定


このセクションでは、事前に準備された KMS を使用して Record Encryption フィルターを設定する方法の概要を説明します。サブセクションでは詳細に説明します。

前提条件

手順

  1. 必要に応じて、サポートされている KMS のプラグインを設定します。

  2. 設定された KMS プラグインを参照するフィルター設定を作成します。

    「フィルターの設定」を参照してください。

  3. フィルター設定を適用します。

3.1. HashiCorp Vault プラグインの設定

HashiCorp Vault の場合、フィルターで使用される KMS 設定は次のようになります。KMS セットアップの Vault トークンと Vault Transit Engine URL の値を使用します。

kms: VaultKmsService                                          
1

kmsConfig:
  vaultTransitEngineUrl: <vault transit engine service url>   
2

  tls:                                                        
3

    # ...
  vaultToken:                                                 
4

    passwordFile: /opt/vault/token
1
KMS プロバイダーの名前を指定します。VaultKmsService を使用します。
2
https: や http: などのプロトコル部分を含む Vault Transit Engine URL。
3
(オプション) TLS 信頼設定。
4
Vault トークンを含むファイル。

TLS クライアント証明書は、PKCS#12 または JKS キーストアファイルを使用して指定できます。

PKCS#12 キーストアファイルを使用した TLS クライアント証明書の設定例

key:
  storeFile: /opt/cert/server.p12 
1

  storeType: PKCS12 
2

  storePassword: 
3

    passwordFile: /opt/cert/store.password
  keyPassword: 
4

    passwordFile: /opt/cert/key.password

1
storeFile は、PKCS#12 ファイルを指定します。
2
storeType は、キーストアのファイルタイプを指定します。サポートされる値には、PKCS12 と JKS が含まれます。
3
必要に応じて、キーストアファイルのパスワードを指定することもできます。
4
必要に応じて、ファイル内のキーエントリーにパスワードを指定することもできます。

TLS クライアントのトラストアンカーのセットは、PKCS#12 または JKS キーストアファイルを使用して指定できます。

PKCS#12 キーストアファイルを使用した TLS クライアント信頼の変更設定の例

trust:
  storeFile: /opt/cert/server.p12 
1

  storeType: PKCS12 
2

  storePassword: 
3

    passwordFile: /opt/cert/store.password

1
storeFile は PKCS#12 ファイルを指定します。
2
storeType は、キーストアのファイルタイプを指定します。サポートされる値には、PKCS12 と JKS が含まれます。
3
必要に応じて、キーストアファイルのパスワードを指定することもできます。
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