第2章 セキュアなアプリケーション開発に向けた準備


Red Hat Trusted Application Pipeline (RHTAP) を使用すると、アプリケーションのコンテナー化とデプロイの効率が大幅に向上し、開発者が数分以内に作業内容をデプロイできるようになります。この革新的なプラットフォームは、アプリケーションの変更を迅速にテストおよび統合するためのビルドパイプラインの作成を容易にするだけでなく、サプライチェーン攻撃に対するセキュリティー対策を強化します。RHTAP は、Supply-chain Levels for Software Artifacts (SLSA) セキュリティーフレームワークの厳格な標準に準拠することで、高い水準のセキュリティー要件への準拠を実現します。

2.1. インストールの概要

RHTAP が提供するさまざまな利点を活用するには、まず組織内に RHTAP をインストールする必要があります。RHTAP のインストールは、次の 7 つの主要な手順で構成されます。

  1. RHTAP 用の GitHub アプリケーションの作成
  2. テンプレートカタログのフォーク
  3. GitOps git トークンの作成
  4. Docker 設定値の作成
  5. private-values.yaml ファイルの作成
  6. クラスターへの RHTAP のインストール
  7. GitHub アプリケーションの完成
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.