第2章 RHTAP 用の GitHub の設定


インストール後、RHTAP は GitHub を使用してユーザーを認証します。RHTAP は、生成したリポジトリーの保存先として GitHub も使用します。

この機能を有効にするには、クラスターに RHTAP をインストールする前に、まず次の手順を実行して RHTAP 用に GitHub を設定する必要があります。

  1. Personal Access Token の作成
  2. GitHub アプリケーションの作成
  3. (オプション) ソフトウェアカタログのフォーク

以下に、それぞれの詳細な手順を示します。

2.1. GitHub Personal Access Token の作成

この手順を完了する前に、RHTAP に使用できる GitHub 組織を所有している 必要があります。たとえば、作成する新しい組織、すでに管理している組織、または現在の管理者に適切な権限を要求する必要がある既存の組織などです。RHTAP をインストールすると、この GitHub 組織は RHTAP ユーザーにアプリケーション用の Git リポジトリーを自動的に作成する場所を提供します。

組織を所有したら、この手順に従って Personal Access Token を作成する準備が整います。次の手順で説明するコマンドを実行するには、このトークンが必要です。

前提条件:

  • GitHub アカウントがある。
  • GitHub 組織の所有権がある。

手順:

  1. GitHub の Developer Settings ページに移動します。
  2. 左側のパネルの Personal access tokens で、Tokens (classic) を選択します。
  3. ページバナーの下にある Generate new token ドロップダウンメニューから、Generate new token (classic) を選択します。続行するのに認証が必要な場合があります。
  4. 名前を入力し、有効期限を選択して、Select scopesrepo を選択します (これにより、repo: status から security_events までのすべてのスコープが自動的に含まれるはずです)。
  5. Generate token を選択します。GitHub で新しいページにリダイレクトされ、トークンが表示されます。このトークンにラベルを付けて、ファイル内の任意の場所に保存してください。

    注記

    任意の手順を完了する場合は、このアクセストークンとともに、実行した手順で生成される値をすべて格納できるファイル (例: ~/install_values.txt) を作成することを推奨します。

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