This documentation is for a release that is no longer maintained
See documentation for the latest supported version.第2章 新機能および機能拡張
このセクションでは、Red Hat Trusted Application Pipeline 1.3 で利用できる新機能と機能拡張を説明します。
Bitbucket Cloud がサポートされるようになる
RHTAP アプリケーションでコンポーネントを作成するための Git リポジトリーホスティングサービスとして Bitbucket Cloud を選択できるようになりました。さまざまな Git プラットフォーム (GitHub、GitLab、Bitbucket) のソースコードを組み合わせてアプリケーションを構築できます。Bitbucket を使用するには、RHTAP のインストール時にこれを統合 してから、Bitbucket のセットアップ ガイドを使用して設定します。
GitLab CI がサポートされるようになる
GitLab CI を CI プロバイダーとして使用できるようになりました。これを使用するには、RHTAP のインストール中に GitLab を統合 し、セキュアな CI/CD ワークフローを確保するために GitLab CI を設定 します。さらに、GitLab パイプラインをカスタマイズ することもできます。GitLab CI を統合しないと、RHTAP はデフォルトで Tekton になります。
テクノロジープレビュー: GitHub Actions がサポートされるようになる
CI プロバイダーとして GitHub Actions を選択できるようになりました。RHTAP のインストール中に GitHub Actions を統合できます。それ以外の場合、RHTAP はデフォルトで Tekton になります。この機能は テクノロジープレビュー として利用できますが、完全にはサポートされておらず、機能的に完全ではない可能性があります。したがって、実稼働環境での使用を目的としたものではありません。
JFrog Artifactory がサポートされるようになる
アプリケーションを作成するときに、コンテナーイメージレジストリーとして JFrog Artifactory を選択できるようになりました。Artifactory を使用するには、インストールガイドの JFrog Artifactory の統合 セクションを参照してください。JFrog Artifactory を統合しないと、RHTAP はデフォルトで Quay になります。
テクノロジープレビュー: 新しいソフトウェアテンプレートが利用可能に
RHTAP では、Import User Repository と呼ばれる新しいセキュアなソフトウェアテンプレートが導入されています。既存の Git リポジトリーからコードをインポートし、RHTAP が提供するソフトウェアサプライチェーンセキュリティー機能を含む新しいリポジトリーを作成できます。詳細は、GitHub の Bring your source テンプレート を参照してください。これは テクノロジープレビュー 機能であることに注意してください。
RHTAP インストールの変更点
RHTAP インストーラーには、インストールを簡素化するために、RHTAP のデプロイメントに必要なすべてのリソースが単一のバイナリーに含まれるようになりました。新しいインストーラーでは、Kubernetes リソースの状態を監視するための追加のモニタリングも提供され、インストール中の信頼性が向上します。
- RHTAP 1.3 をインストールするには、インストールガイド を参照してください。
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インストールをカスタマイズするには、config.yaml のカスタマイズ を参照してください。
MinIO インストールの変更点
OpenShift OperatorHub サブスクリプションを通じて MinIO をインストールできなくなりました。その結果、Operator は MinIO インストールを自動的に更新しなくなります。
Red Hat Trusted Application Pipeline 1.3 では、MinIO は引き続き自動的にインストールされますが、MinIO Operator Helm チャート が使用されるようになりました。RHTAP インストールプロセスをカスタマイズ できます。
SBOM は RHTPA に自動的にアップロードされるようになる
RHTAP は、サポートされている CI プロバイダー (Tekton、Jenkins、GitLab CI、GitHub Actions) のいずれかを使用すると、ソフトウェア部品表 (SBOM) を Red Hat Trusted Profile Analyzer に自動的に公開するようになりました。GitHub Actions は テクノロジープレビュー 機能であり、完全にはテストされていないことに注意してください。
必要に応じて、RHTPA を使用した SBOM の検査 を参照して、SBOM を手動で抽出することもできます。