4.9. (オプション) JFrog Artifactory の統合


この手順を使用して、JFrog Artifactory の既存のインスタンスを RHTAP と統合します。この統合により、CI/CD 操作中に Artifactory リポジトリーをアーティファクトレジストリーとして使用できるようになります。

このモジュールは、RHTAP と Artifactory インスタンス間の認証を設定し、コンテナーイメージのシームレスな保存と取得を可能にするのに役立ちます。キーワード: アーティファクトレジストリー、JFrog、CI/CD 統合、DevSecOps、コンテナーイメージ、Docker 認証情報。

前提条件

  • JFrog Artifactory インスタンスへの管理者アクセス
  • RHTAP で使用する Artifactory のリポジトリー

手順

  1. Artifactory Web UI で、Administration ビューに移動します。
  2. 使用するリポジトリーの横にある緑色の Set Up Client/CI Tool ボタンをクリックします。
  3. Docker Client を選択します。
  4. CLI から認証するには、UI の指示に従います。

    1. UI は、Docker パスワードとして使用されるトークンを生成します。後のステップで再利用できるように、トークンを values.txt などのファイルに保存します。
    2. CLI 経由で JFrog にログインすると、パスワードが ~/.docker/config.json などのファイルに保存されたことを示すメッセージが表示されます。

      注記

      このメッセージが表示されない場合は、後の手順で config.json のコンテンツを手動で生成できます。

  5. rhtap-cli コンテナーで、次の統合コマンドを実行します。

    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    bash-5.1$ rhtap-cli integration artifactory \
      --url="$AF_URL" \
      --dockerconfigjson='$AF_DOCKERCONFIGJSON' \
      --token="$AF_API_TOKEN"

    以下の変数を置き換えてください。

    • $AF_URL: JFrog インスタンスの URL (例: https://myusername.jfrog.io)
    • $AF_DOCKERCONFIGJSON: パスワードが保存されている config.json ファイルの内容
    • $AF_API_TOKEN: JFrog によって生成されたトークン

      注記

      JSON 構造を保持するには、$AF_DOCKERCONFIGJSON 値を一重引用符で囲むようにしてください。

      CLI によって config.json ファイルが生成されなかった場合は、次の形式を使用して手動でその内容を作成できます。

      Copy to Clipboard Toggle word wrap
      {
        "auths": {
          "<URL for your JFrog instance>": {
            "auth": "<base64 format of username:password>",
            "email": ""
          }
        }
      }
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