3.3. Red Hat Update Infrastructure 3.1.2 の更新
この更新には、以下の拡張機能、削除、またはリビジョンが含まれます。
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rhui-manager
ツールは、リポジトリーやノードの管理時に選択する項目について番号付きのリストを表示します。このリストは、1からアイテムの総数に番号が付けられており
、RHUI 管理者は管理アイテムの隣に 1 つ以上の番号を入力する必要があります。管理者が何らかの理由で0
を入力すると、一覧の最後のアイテムが誤って選択されるか、何も選択されず、その後にrhui-manager
がクラッシュしました。0
を入力しても何も起こらないように、この問題が修正されました。(BZ#1305612) -
RHUI に登録されていない HAProxy ノードまたは CDS
を削除するように指示された場合に、rhui
コマンドは、エラーメッセージを表示せずにステータス0
で終了しました。今回の更新により、エラーメッセージが出力され、終了コードが0
ではなくなりました。(BZ#1409697) - レガシーの CA 証明書が設定されているにも拘らず、クライアントマシンがプライマリーの CA 証明書を使用した場合に、必要のないエラーメッセージが CDS ノードにログとして追加されました。このメッセージがこれ以上、ログとして追加されなくなりました。(BZ#1731856)
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rhui-manager
ツールが、削除するリポジトリーや詳細情報を表示するリポジトリーを表示すると、新しくカスタムリポジトリー、Red Hat リポジトリー: Docker、Red Hat リポジトリー: OSTree、Red Hat リポジトリー: Yum と分類されます。こうすることで、RHUI 管理者は管理リポジトリーがどのカテゴリーに分類されるかより理解しやすくなります。(BZ#1402361)
RHUI を使用する場合には、上記のバグを修正して機能強化を追加する更新パッケージにアップグレードすることを推奨します。
更新の実行
今回の更新を適用する前に、以前にリリースされた、お使いのシステムに関連する全エラータを適用するようにしてください。
詳細は、「RHEL システムにパッケージアップデートを適用する 」を参照してください。
Apache
は、rhui-oid-validator
の更新が適用されるように、CDS ノードで再起動する必要があります。更新を適用したら、CDS ノードで systemctl restart httpd
コマンドを実行します。