6.8. エンタイトルメント証明書の自動更新の有効化
Red Hat Update Infrastructure エンタイトルメント証明書を自動的に更新するように設定します。自動更新は、エンタイトルメント証明書の期限が切れるたびに、または Red Hat Subscription Management サービスで取り消すと発生する可能性があります。
RHUA ノードの /etc/cron.hourly/synchronize-rhui-subscriptions
にあるサブスクリプション同期サービスは、証明書の有効性を 1 時間ごとにチェックします。自動更新サービスが機能するようにするには、rhui-manager
ユーザー名およびパスワードが /etc/rhui/rhui-subscription-sync.conf
ファイルに設定されていることを確認してください。デフォルトでは、このファイルには以下の設定が含まれています。
username = admin password =
「初期パスワードの変更」 の説明に従ってパスワードを変更すると、新しいパスワードが /etc/rhui/rhui-subscription-sync.conf
ファイルに保存されます。パスワードを変更しなかった場合や、rhui-manager
ユーザー名が admin でない場合は、このファイルを編集して rhui-manager
パスワードを設定します。
サブスクリプションの同期サービスは、Red Hat との契約が期限内で、サブスクリプションが有効になっている場合に限り利用できます。サービスはエンタイトルメント証明書を更新できますが、サブスクリプション自体は更新できません。
サブスクリプション同期サービスは、そのアクションを /var/log/rhui-subscription-sync.log
ファイルに記録します。