14.3. 孤立したコンテンツユニット


RHUI は、Red Hat Update Infrastructure Management Tool がリポジトリーを削除する際に、孤立したコンテンツユニット (孤立 (orphan) とも呼ばれる) を削除しません。詳細は、「Red Hat リポジトリーの削除」 を参照してください。

孤立したファイルは、リポジトリーで参照されなくなりましたが、ファイルシステム上に留まり、ディスク領域を消費します。設定設定またはリポジトリーの削除により、パッケージファイルが孤立する可能性があります。これらのコンテンツユニットの削除が分からない場合は、孤立した場所を削除するのではなく、ディスク容量を増やすことを検討してください。

RHUA および CDS で孤立を削除して、ディスク領域を再利用できます。以下の手順では、RHUI からの orphans を削除します。以下の手順を使用する前に、完全バックアップを実行します。

手順

  1. RHUA から次のコマンドを実行し、孤立したパッケージを表示します。

    [root@rhua ~]# pulp-admin -u admin -p admin orphan list
  2. 次のコマンドを実行して利用可能な引数を表示します。

    [root@rhua ~]# pulp-admin -u admin -p admin orphan list --help
    Command: list
    Description: display a list of orphaned units
    
    Available Arguments:
    
      --type    - restrict to one content type such as "rpm", "errata",
                  "puppet_module", etc.
      --details - include a detailed list of the individual orphaned units, ignored
                  when content type is not specified
  3. 孤立したオブジェクトを削除するために 3 つのフラグがあります。

            --type=<type> to remove all the orphaned content units of a particular type
            --id=<id> to remove a particular orphaned content unit
            --all to remove all the orphaned content units on the server

    孤立を削除する方法の一例を次に示します。

    [root@rhua ~]# pulp-admin orphan remove --all
  4. 次のコマンドを実行して、引数の一覧を表示します。

    [root@rhua ~]# pulp-admin -u admin -p admin orphan remove --help
    Command: remove
    Description: remove one or more orphaned units
    
    Available Arguments:
    
      --bg      - if specified, the client process will end immediately (the task
                  will continue to run on the server)
      --type    - restrict to one content type such as "rpm", "errata",
                  "puppet_module", etc.
      --unit-id - ID of a content unit; if specified, you must also specify a type
      --all     - remove all orphaned units, ignoring other options
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