3.5. Red Hat Update Infrastructure Management Tool でのクライアント設定 RPM の作成
Red Hat は、元のエンタイトルメント証明書を発行すると、要求したリポジトリーへのアクセスが許可されます。クライアントエンタイトルメント証明書を作成する場合、クライアントを細分化し、クライアントごとに個別の証明書を作成する方法を決定する必要があります。次に、各証明書を使用して、適切なゲストイメージへのインストール用に個別の RPM を作成できます。
この手順では、RHUI 管理ツールで RPM を作成します。
手順
Red Hat Update Infrastructure Management Tool のホーム画面に移動します。
[root@rhua ~]# rhui-manager
-
e
を押して create entitlement certificates and client configuration RPMs を選択します。 -
Client Entitlement Management 画面で
c
を押し、create a client configuration RPM from an entitlement certificate を選択します。 ローカルディレクトリーの完全なパスを入力し、設定ファイルを保存します。
Full path to local directory in which the client configuration files generated by this tool should be stored (if this directory does not exist, it will be created):
- RPM の名前を入力します。
- 設定 RPM のバージョンを入力します。デフォルトのバージョンは 2.0 です。
- 設定 RPM のリリースを入力します。デフォルトのリリースは 1 です。
- 特定のリポジトリーへのアクセスをクライアントに許可するエンタイトルメント証明書への完全なパスを入力します。
- エンタイトルメント証明書の秘密鍵への完全パスを入力します。
- クライアント設定に含める保護されていないカスタムリポジトリーを選択します。
-
c
を押して選択するか、その他のコマンドには?
を確定します。
検証
RPM が正常に作成されても、同様のメッセージが表示されます。
Successfully created client configuration RPM. Location: /tmp/clientrpmtest-2.0/build/RPMS/noarch/clientrpmtest-2.0-1.noarch.rpm