3.2. CLI でのクライアントエンタイトルメント証明書の作成
Red Hat は、元のエンタイトルメント証明書を発行すると、要求したリポジトリーへのアクセスが許可されます。クライアントエンタイトルメント証明書を作成すると、クライアントを細分化して、それぞれに個別の証明書を作成する方法を決定します。その後、各証明書を使用して個別の RPM を作成できます。
前提条件
- エンタイトルメント証明書が、クラウドプロバイダーの CA 証明書で署名されている。
手順
以下のコマンドを使用して、CLI からエンタイトルメント証明書を作成します。
# rhui-manager client cert --repo_label rhel-8-for-x86_64-appstream-eus-rhui-source-rpms --name rhuiclientexample --days 365 --dir /root/clientcert .............................................+++++ ...............................................................................+++++ Entitlement certificate created at /root/clientcert/rhuiclientexample.crt
注記ID ではなく、Red Hat リポジトリーのラベルを使用します。すべてのラベルのリストを表示するには、
rhui-manager client labels
コマンドを実行します。保護されたカスタムリポジトリーを証明書に含める場合は、代わりにリポジトリーの ID を使用します。
検証
エンタイトルメント証明書の作成に成功した場合も同様のメッセージが表示されます。
Entitlement certificate created at /root/clientcert/rhuiclientexample.crt