15.7.15. 仮想マシンのファイルシステムのアクションのトール
thawfilesystems
アクションは、実行中の仮想マシンのライブスナップショットを作成するときに、QEMU ゲストエージェントを使用して仮想マシンのファイルシステムを解凍します。通常、これは Manager によって自動的に実行されますが、OpenStack Volume (Cinder)ディスクを使用する仮想マシンの REST API を使用して手動で実行する必要があります。
ゲストオペレーティングシステムでファイルシステムをフリーズすると、スナップショットの一貫性が確保されます。スナップショットが完了したら、ゲストファイルシステムをトールする必要があります。OpenStack ボリュームディスクを使用しない仮想マシンでは、REST API を使用してフリーズとフリーズのアクションを手動で呼び出すこともできます。これは、スナップショットプロセス中に障害が発生した場合に役立ちます。たとえば、thaw 中に仮想マシンが応答しなくなった場合、thaw 操作を手動で実行できます。そうしないと、仮想マシンが応答しなくなることがあります。
例15.61 仮想マシンのファイルシステムをフリーズさせるアクション
POST /ovirt-engine/api/vms/5114bb3e-a4e6-44b2-b783-b3eea7d84720/thawfilesystems HTTP/1.1 Accept: application/xml Content-type: application/xml <action/>
スナップショットの詳細は、『Red Hat Virtualization Virtual Machine Management Guide』 の 「スナップショットサブコレクション」 または Snapshots セクションを参照してください。