15.5.2. 仮想マシンの更新
名前
、description
、cluster
、type
、memory
、cpu
、os
、high_availability
、display
、timezone
、domain
、stateless
、placement_policy
、memory_policy
、usb
、payloads
、origins および custom_properties
要素は、作成後に更新可能です。
例15.6 1 GB のメモリーを含むように仮想マシンを更新する
PUT /ovirt-engine/api/vms/082c794b-771f-452f-83c9-b2b5a19c0399 HTTP/1.1 Accept: application/xml Content-type: application/xml <vm> <memory>1073741824</memory> </vm>
注記
前の例のメモリーは、以下の式を使用してバイトに変換されます。
1024MB * 1024 2 = 1073741824 bytes
注記
メモリーホットプラグは Red Hat Virtualization でサポートされています。仮想マシンのオペレーティングシステムがメモリーのホットプラグに対応している場合は、上記の例を使用して、仮想マシンの実行中にメモリーを増やすことができます。
例15.7 vCPU のホットプラグ
仮想マシンを再起動しなくても、実行中の仮想マシンに仮想 CPU を追加します。この例では、ソケット数は 2 に変更されています。
PUT /ovirt-engine/api/vms/082c794b-771f-452f-83c9-b2b5a19c0399 HTTP/1.1 Accept: application/xml Content-type: application/xml <vm> <cpu> <topology sockets="2" cores="1"/> </cpu> </vm>
注記
CPU ホットアンプラグは現在、Red Hat Virtualization ではサポートされていません。
例15.8 仮想マシンの複数のホストへのピニング
複数のホストにピニングされた仮想マシンはライブマイグレーションできませんが、ホストに障害が発生した場合には、高可用性になるように設定された仮想マシンは、仮想マシンが固定されている他のホストの 1 つで自動的に再起動されます。マルチホストのピニングを使用して、同じハードウェア設定などを持つホストに仮想マシンを制限できます。
PUT /ovirt-engine/api/vms/082c794b-771f-452f-83c9-b2b5a19c0399 HTTP/1.1 Accept: application/xml Content-type: application/xml <vm> <high_availability> <enabled>true</enabled> <priority>1</priority> </high_availability> <placement_policy> <hosts> <host><name>Host1</name></host> <host><name>Host2</name></host> </hosts> <affinity>pinned</affinity> </placement_policy> </vm>