19.5. 仮想化ホストのロギングサーバーの設定
ホストは、ホストのアクションや問題を記録するログファイルを生成、更新します。ログファイルを一元的に収集することにより、デバッグが確実に簡素化されます。
この手順には、集中ログサーバーを使用することを推奨しますが、別のロギングサーバーを使用することも可能です。また、この手順を使用して Red Hat Virtualization Manager でホストのロギングを有効にすることも可能です。
手順19.1 仮想化ホストのロギングサーバー設定
- rsyslog トラフィックを許可するように SELinux を設定します。
# semanage port -a -t syslogd_port_t -p udp 514
/etc/rsyslog.conf
を編集して以下の行を追加します。$template TmplAuth, "/var/log/%fromhost%/secure" $template TmplMsg, "/var/log/%fromhost%/messages" $RuleSet remote authpriv.* ?TmplAuth *.info,mail.none;authpriv.none,cron.none ?TmplMsg $RuleSet RSYSLOG_DefaultRuleset $InputUDPServerBindRuleset remote
以下の行のコメントを解除します。#$ModLoad imudp #$UDPServerRun 514
- rsyslog サービスを再起動します。
# systemctl restart rsyslog.service
仮想化ホストから
messages
および secure
ログを受信して保管するように、集中ログサーバーを設定しました。