第3章 Red Hat Virtualization Manager
3.1. 必要なエンタイトルメントのサブスクライブ
Red Hat Enterprise Linux ベースオペレーティングシステムのインストールが完了し、システムが前章に記載の要件を満たすことを確認したら、Red Hat サブスクリプションマネージャーでシステムを登録して、Red Hat Virtualization Manager パッケージのインストールに必要なエンタイトルメントをサブスクライブする必要があります。
- コンテンツ配信ネットワークにシステムを登録します。プロンプトが表示されたら、カスタマーポータルのユーザー名とパスワードを入力します。
# subscription-manager register
Red Hat Enterprise Linux Server
およびRed Hat Virtualization
のサブスクリプションプールを特定して、プール ID を書き留めておきます。# subscription-manager list --available
- 上記のステップで特定したプール ID を使用して、エンタイトルメントをシステムにアタッチします。
# subscription-manager attach --pool=pool_id
注記
現在アタッチされているサブスクリプションを確認するには、以下のコマンドを実行します。# subscription-manager list --consumed
有効化されたリポジトリーを一覧表示するには、以下のコマンドを実行します。# yum repolist
- 全リポジトリーを無効にするには、以下のコマンドを実行します。
# subscription-manager repos --disable=*
- 必要なリポジトリーを有効にします。
# subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rpms # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-supplementary-rpms # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rhv-4.1-rpms # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rhv-4-tools-rpms # subscription-manager repos --enable=jb-eap-7-for-rhel-7-server-rpms
システムが必要なエンタイトルメントをサブスクライブするための設定が完了しました。次のセクションに進み、Red Hat Virtualization Manager パッケージをインストールしてください。