15.4. Red Hat Virtualization Manager へのセルフホスト型エンジンノードの追加
セルフホストエンジンノードは、通常のホストと同じ方法で追加することができますが、セルフホストエンジンノードとしてホストをデプロイするという追加のステップが必要です。共有ストレージドメインは自動的に検出され、ノードは必要に応じて Manager 用仮想マシンをホストするフェイルオーバー用ホストとして使用することができます。セルフホスト型エンジン環境に通常のホストをアタッチすることもできますが、Manager 用仮想マシンをホストすることはできません。Red Hat は、Manager 仮想マシンの高可用性を確保するために、少なくとも 2 つのセルフホストエンジンノードを用意することをお勧めします。追加ホストは、REST API を使用して追加することもできます。REST API Guide の Hosts を参照してください。
前提条件
- セルフホストエンジンノードを再利用する場合は、既存のセルフホストエンジン設定を削除してください。Removing a Host from a Self-Hosted Engine Environment を参照してください。
静的 IPv6 アドレスを使用する管理ブリッジを作成する場合は、ホストを追加する前に、インターフェイス設定 (ifcfg) ファイルでネットワークマネージャーコントロールを無効にしてください。詳細は、https://access.redhat.com/solutions/3981311 を参照してください。
手順
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管理ポータルで
をクリックします。 ホストの追加設定に関する情報は、Administration Guide の Explanation of Settings and Controls in the New Host and Edit Host Windows を参照してください。
- ドロップダウンリストを使用して、新規ホスト用の Data Center および Host Cluster を選択します。
- 新規ホストの Name と Address を入力します。SSH Port フィールドには、標準の SSH ポートであるポート 22 が自動入力されます。
Manager がホストにアクセスするために使用する認証メソッドを選択します。
- パスワード認証を使用するには、root ユーザーのパスワードを入力します。
- または、SSH PublicKey フィールドに表示される鍵をホスト上の /root/.ssh/authorized_keys にコピーして、公開鍵認証を使用します。
- ホストにサポート対象の電源管理カードが搭載されている場合には、オプションとして電源管理を設定することができます。電源管理の設定に関する詳細は、Administration Guide の Host Power Management Settings Explained を参照してください。
- ホストエンジン タブをクリックします。
- デプロイ を選択します。
- をクリックします。