9.4.10.2. SR-IOV の設定および設定
SR-IOV をセットアップして設定するには、以下のタスクを実行します。
注記
- パススルーの vNIC の数は、ホスト上で利用可能な仮想機能 (VF) の数によって異なります。たとえば、3 つの SR-IOV カード (vNIC) で仮想マシン (VM) を実行するには、ホストで 3 つ以上の VF が有効になっている必要があります。
- ホットプラグとアンプラグに対応しています。
- ライブマイグレーションは RHV バージョン 4.1 以降でサポートされます。
- VM を移行するためには、移行先のホストにも VM を受け入れるのに十分な空き VF が必要です。マイグレーションの際、VM はソースホスト上のいくつかの VF を解放し、デスティネーションホスト上で同じ数の VF を占有します。
- ホストには、他のインターフェイスと同様に、デバイス、リンク、または ifcae が表示されます。そのデバイスは、VM に装着すると消え、離すと再び現れます。
- SR-IOV 機能では、ホストデバイスを VM に直接接続することは避けてください。
- 複数の VLAN を持つトランクポートとして VF を使用し、ゲスト内で VLAN を設定するには、Cannot configure VLAN on SR-IOV VF interfaces inside the Virtual Machine を参照してください。
ここでは、インターフェイスの libvirt XML がどのように見えるかの例を示します。
---- <interface type='hostdev'> <mac address='00:1a:yy:xx:vv:xx'/> <driver name='vfio'/> <source> <address type='pci' domain='0x0000' bus='0x05' slot='0x10' function='0x0'/> </source> <alias name='ua-18400536-5688-4477-8471-be720e9efc68'/> <address type='pci' domain='0x0000' bus='0x00' slot='0x08' function='0x0'/> </interface> ----
トラブルシューティング
以下の例は、インターフェイスにアタッチされている VF に関する診断情報を取得する方法を示しています。
# ip -s link show dev enp5s0f0 1: enp5s0f0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 9000 qdisc mq state UP mode DEFAULT qlen 1000 link/ether 86:e2:ba:c2:50:f0 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff RX: bytes packets errors dropped overrun mcast 30931671 218401 0 0 0 19165434 TX: bytes packets errors dropped carrier collsns 997136 13661 0 0 0 0 vf 0 MAC 02:00:00:00:00:01, spoof checking on, link-state auto, trust off, query_rss off vf 1 MAC 00:1a:4b:16:01:5e, spoof checking on, link-state auto, trust off, query_rss off vf 2 MAC 02:00:00:00:00:01, spoof checking on, link-state auto, trust off, query_rss off