パート I. Red Hat Virtualization 環境の管理と保守
Red Hat Virtualization 環境の稼働を維持するには管理者が必要です。管理者のタスクには以下が含まれます。
- ホストや仮想マシンなどの物理リソースおよび仮想リソースの管理。これには、ホストのアップグレードおよび追加、ドメインのインポート、外部ハイパーバイザーで作成された仮想マシンの変換、および仮想マシンプールの管理が含まれます。
- ホストのいずれかに対する極端な負荷、メモリーやディスク容量不足、必要なアクション (仮想マシンをシャットダウンして仮想マシンの別ホストへの移行して負荷を軽減したりリソースを解放するなど) などの潜在的な問題について、全体的なシステムリソースのモニターリングを行います。
- 仮想マシンの新しい要件に対応します (たとえば、オペレーティングシステムのアップグレードまたはより多くのメモリーの割り当てなど)。
- タグを使用したカスタムオブジェクトプロパティーの管理。
- パブリックブックマーク として保存された検索の管理。
- ユーザー設定の管理とパーミッションレベルの設定。
- システム機能全体の特定ユーザーまたは仮想マシンのトラブルシューティング。
- 一般および特定レポートの生成。