22.3. USB フィルターエディター
22.3.1. USB Filter Editor のインストール
USB Filter Editor は、ポリシーファイル usbfilter.txt を設定するために使用する Windows ツールです。このファイルで定義されたポリシールールは、クライアントマシンから Red Hat Virtualization Manager を使用して管理される仮想マシンへの特定の USB デバイスの自動パススルーを許可または拒否します。ポリシーファイルは、Red Hat Virtualization Manager 上の /etc/ovirt-engine/usbfilter.txt に存在します。 USB フィルターポリシーの変更は、Red Hat Virtualization Manager 上の ovirt-engine サービスが再起動されない限り、有効にはなりません。
Red Hat Virtualization Manager 用のインストーラーとイメージ から USB Filter Editor インストーラーをダウンロードします。
USB Filter Editor のインストール
- Windows マシンで、USB Filter Editor 用にダウンロードした .msi ファイルを実行します。
- インストールウィザードの手順に従います。特に指定がない限り、USB フィルターエディターは、Windows のバージョンに応じて、デフォルトで C:\Program Files\RedHat\USB Filter Editor または C:\Program Files(x86)\RedHat\USB Filter Editor のいずれかにインストールされます。
- デスクトップに USB フィルターエディターのショートカットアイコンが作成されます。
セキュアコピー (SCP) クライアントを使用して、Red Hat Virtualization Manager からフィルターポリシーをインポートおよびエクスポートします。Windows マシン用のセキュアコピーツールは WinSCP (http://winscp.net) です。
デフォルトの USB デバイスポリシーは、仮想マシンに USB デバイスへの基本的なアクセスを提供します。ポリシーを更新して、追加の USB デバイスの使用を許可します。