22.5.5. VirtIO およびゲストツールのイメージファイルの ISO ストレージドメインへのアップロード
ISO ドメインは、非推奨のストレージドメインタイプです。ISO アップローダーツールが非推奨になりました。Red Hat は、管理ポータルまたは REST API を使用して、データドメインに ISO イメージをアップロードすることを推奨します。詳細は、「データストレージドメインへのイメージのアップロード」 を参照してください。
virtio-win.iso
イメージおよび Virtual Floppy Drive (VFD) イメージには Windows 仮想マシンの VirtIO ドライバーが含まれ、RHV-toolsSetup_version.iso
には、Windows 仮想マシンの Red Hat Virtualization ゲストツールが含まれます。これらのイメージファイルは、仮想マシンにインストールし、パフォーマンスとユーザービリティーを向上させるソフトウェアを提供します。
最新バージョンの virtio-win
ファイルおよび RHV-toolsSetup_version.iso
ファイルをインストールしてアップロードするには、以下を実行します。
Manager マシンにイメージファイルをインストールします。
# yum -y install virtio-win rhv-guest-tools-iso*
Manager マシンにインストールすると、これらのイメージファイルは以下のようになります。
-
/usr/share/virtio-win/virtio-win_amd64.vfd
(シンボリックリンク) -
/usr/share/virtio-win/virtio-win_servers_amd64.vfd
(シンボリックリンク) -
/usr/share/virtio-win/virtio-win_servers_x86.vfd
(シンボリックリンク) -
/usr/share/virtio-win/virtio-win_x86.vfd
(シンボリックリンク) -
/usr/share/virtio-win/virtio-win.iso
(シンボリックリンク) /usr/share/rhv-guest-tools-iso/RHV-toolsSetup_version.iso
注記上記のシンボリックリンクは、名前にバージョンが含まれるファイルを参照しています。これらをコピーするか、rsync などのツールを使用する場合は、シンボリックリンクのターゲットをコピーします。
-
インストール中にローカルで作成されなかった ISO ストレージドメインにイメージファイルをアップロードします。
# yum -y install virtio-win rhv-guest-tools-iso* # engine-iso-uploader --iso-domain=ISODomain upload \ /usr/share/virtio-win/virtio-win_amd64.vfd \ /usr/share/virtio-win/virtio-win_servers_amd64.vfd \ /usr/share/virtio-win/virtio-win_servers_x86.vfd \ /usr/share/virtio-win/virtio-win_x86.vfd \ /usr/share/virtio-win/virtio-win.iso \ /usr/share/rhv-guest-tools-iso/RHV-toolsSetup_version.iso
- イメージファイルを仮想マシンに接続します。
これで、仮想マシンは virtio ドライバーとゲストツールを使用できるようになります。
イメージファイルを仮想マシンにアタッチする方法の詳細は、Virtual Machine Management Guide の Installing the Guest Agents, Tools, and Drivers on Windows を参照してください。