2.3.5. データベースサーバーファイアウォールの要件
Red Hat Virtualization では、Manager データベース (engine
) および Data Warehouse データベース (ovirt-engine-history
) にリモートのデータベースサーバーの使用をサポートしています。リモートのデータベースサーバーを使用する予定の場合には、Manager および Data Warehouse サービス (Manager と分離することが可能) からの接続を許可する必要があります。
同様に、Red Hat CloudForms などの外部システムからローカルまたはリモートの Data Warehouse データベースにアクセスする場合、データベースはそのシステムからの接続を許可する必要があります。
外部システムからの Manager データベースへのアクセスはサポートされていません。
これらのファイアウォール要件の模式図が、https://access.redhat.com/articles/3932211 に記載されています。表に書かれた ID を使用して、模式図内の接続を探すことができます。
ID | ポート | プロトコル | 送信元 | 宛先 | 目的 | デフォルトで暗号化 |
---|---|---|---|---|---|---|
D1 | 5432 | TCP、UDP | Red Hat Virtualization Manager Data Warehouse サービス |
Manager (
Data Warehouse ( | PostgreSQL データベース接続のデフォルトポート | |
D2 | 5432 | TCP、UDP | 外部のシステム |
Data Warehouse ( | PostgreSQL データベース接続のデフォルトポート | デフォルトでは無効です。無効ですが、有効にできます。 |