6.2.2. Red Hat Enterprise Linux ホストのリポジトリーの有効化
Red Hat Enterprise Linux マシンをホストとして使用するには、システムをコンテンツ配信ネットワークに登録し、Red Hat Enterprise Linux Server
および Red Hat Virtualization
サブスクリプションを割り当て、ホストのリポジトリーを有効にする必要があります。
手順
コンテンツ配信ネットワークにシステムを登録します。プロンプトが表示されたら、カスタマーポータルのユーザー名とパスワードを入力します。
# subscription-manager register
Red Hat Enterprise Linux Server
およびRed Hat Virtualization
のサブスクリプションプールを見つけ、プール ID を記録します。# subscription-manager list --available
上記のプール ID を使用して、サブスクリプションをシステムにアタッチします。
# subscription-manager attach --pool=poolid
注記現在アタッチされているサブスクリプションを表示するには、以下のコマンドを実行します。
# subscription-manager list --consumed
有効なリポジトリーをすべて一覧表示するには、以下のコマンドを実行します。
# yum repolist
リポジトリーを設定します。
# subscription-manager repos \ --disable='*' \ --enable=rhel-7-server-rpms \ --enable=rhel-7-server-rhv-4-mgmt-agent-rpms \ --enable=rhel-7-server-ansible-2.9-rpms
IBM POWER8 (リトルエンディアン) ハードウェアに Red Hat Enterprise Linux 7 ホストをインストールする場合:
# subscription-manager repos \ --disable='*' \ --enable=rhel-7-server-rhv-4-mgmt-agent-for-power-le-rpms \ --enable=rhel-7-for-power-le-rpms
IBM POWER9 (リトルエンディアン) ハードウェアに Red Hat Enterprise Linux 7 ホストをインストールする場合:
# subscription-manager repos \ --disable='*' \ --enable=rhel-7-server-rhv-4-mgmt-agent-for-power-9-rpms \ --enable=rhel-7-for-power-9-rpms
現在インストールされている全パッケージを最新の状態にします。
# yum update
- マシンを再起動します。