付録D Red Hat Virtualization Manager の削除
engine-cleanup
コマンドを使用して、Red Hat Virtualization の特定のコンポーネントまたはすべてのコンポーネントを削除できます。
Manager データベースのバックアップおよび PKI キーや設定の圧縮アーカイブは常に自動で作成されます。これらのファイルは /var/ lib/ovirt-engine/backups/
の下に保存され、ファイル名にはそれぞれ日付と engine-
および engine-pki-
が含まれます。
手順
Manager マシンで以下のコマンドを実行します。
# engine-cleanup
Red Hat Virtualization Manager コンポーネントをすべて削除するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。
Yes
と入力し、Enter
を押して、すべてのコンポーネントを削除します。Do you want to remove all components? (Yes, No) [Yes]:
No
と入力し、Enter
を押して、削除するコンポーネントを選択します。各コンポーネントについて保持するか削除するかを個別に選択することができます。Do you want to remove Engine database content? All data will be lost (Yes, No) [No]: Do you want to remove PKI keys? (Yes, No) [No]: Do you want to remove PKI configuration? (Yes, No) [No]: Do you want to remove Apache SSL configuration? (Yes, No) [No]:
この段階でも Red Hat Virtualization Manager の削除を中止することができます。続行することを選択した場合、
ovirt-engine
サービスは停止され、選択したオプションに従って環境の設定が削除されます。During execution engine service will be stopped (OK, Cancel) [OK]: ovirt-engine is about to be removed, data will be lost (OK, Cancel) [Cancel]:OK
Red Hat Virtualization パッケージを削除します。
# yum remove rhvm* vdsm-bootstrap