4.9. Red Hat Virtualization 4.3 Batch Update 8(ovirt-4.3.11)


4.9.1. バグ修正

以下のバグは、Red Hat Virtualization の本リリースで修正されました。

BZ#1830762

以前のバージョンでは、ovirt-engine-sdk のアップロードスクリプトを使用して OVA をテンプレートとしてインポートすると、ストレージ関連の値が正しく設定されていないため、null ポインター例外で失敗していました。現在のリリースではこの問題は修正されています。ストレージの値を確認するコードを追加し、必要な場合はイメージオブジェクトの値を使用して設定します。今回のリリースより、この方法で OVA をインポートすると成功するようになりました。

BZ#1842377

以前は、仮想マシンのスナップショットの作成中に、仮想マシンのファイルシステムをフリーズさせる VDSM のコマンドが、スナップショットコマンドの 3 分間のタイムアウト時間を超えると、スナップショットの作成に失敗し、仮想マシンおよびディスクがロックされていました。

現在のリリースは、エンジン設定に 2 つのキーと値のペアを追加します。これらは engine-config ツールを使用して設定できます。

  • LiveSnapshotPerformFreezeInEnginetrue に設定することで、Manager は仮想マシンのファイルシステムのスナップショットを作成する前に、その仮想マシンのファイルシステムをフリーズできるようになります。
  • LiveSnapshotAllowInconsistenttrue に設定することで、Manager は仮想マシンのファイルシステムのフリーズに失敗した場合に、スナップショットの作成を継続できるようになります。

BZ#1845747

以前は、4.3 にアップグレードしてクラスターの更新後に、管理ポータルの仮想マシン(VM)タブが仮想マシンを再起動するまで非常に遅くなりました。この問題は、仮想マシン一覧ページのすべての仮想マシンの変更されたフィールド一覧(スナップショットから読み取り)を再計算するために生じました。現在のリリースではこの問題は修正されています。これにより、次回実行スナップショットが作成された場合のみ変更されたフィールドを計算することで、以前のパフォーマンスへの影響がなくなります。

BZ#1848877

以前のバージョンでは、pg_restore がエラーを出力した場合でも、engine-backup --mode=verify はパスしていました。現在のリリースではこの問題は修正されています。pg_restore がエラーを出力すると、engine-backup --mode=verify コマンドは失敗します。

BZ#1849558

以前は、多数の仮想マシン(~2300 仮想マシン)を作成すると、関連付けられたデータセンターが応答しなくなり、ホストに Storage Pool Manager(SPM)がありませんでした。今回のリリースにより、大規模な仮想マシンのデプロイメントがエラーなしに正常に実行されるようになりました。

BZ#1850920

以前は、LiveSnapshotPerformFreezeInEngine が True に設定されている間にライブスナップショットを作成すると、復元されたメモリーでスナップショットをプレビューまたはコミットする際に、仮想マシンのファイルシステムがフリーズすることがありました。本リリースでは、メモリースナップショットからプレビュースナップショットを作成すると、仮想マシンは正常に実行されるようになりました。

BZ#1850963

以前は、rhv-guest-tools-iso-4.3-12.el7ev usinggitops-apt.exe から Windows ゲスト用のゲストエージェントをインストールすると、Windows の 6 文字の制限を超えるファイル名を検証できないために失敗しました。現在のリリースではこの問題は修正されています。インストールプロセスが機能するように、ファイル名を短い名前に変更します。

BZ#1851854

以前では、slot パラメーターは文字列として解析され、これが原因で Ansible スクリプトを使用してテンプレートから仮想マシンを作成する際にディスクのロールバックに失敗していました。管理ポータルを使用してテンプレートから仮想マシンを作成する際、このような障害は発生しなかった点に注意してください。今回の更新により、ディスクのロールバックと仮想マシンの作成が成功するように、slot パラメーターは int として解析されています。

BZ#1852314

以前は、仮想マシンまたはテンプレートを OVA ファイルにエクスポートすると、OVF メタデータファイルの形式が誤って RAW に設定されていました。この問題では、OVA ファイルの使用により問題が発生していました。現在のリリースではこの問題は修正されています。OVA にエクスポートすると、OVF メタデータファイルの形式が COW に設定されます。これは、ディスクの実際の形式である qcow2 を表しています。

BZ#1852315

ホストの機能の取得は、特定の NUMA 以外の CPU トポロジーで失敗しました。修正されており、ホストの機能はこれらのトポロジーについて正しく報告されるようになりました。

BZ#1855213

変換ホストでパッケージを更新すると、変換の進捗が表示されなくなります。現在のリリースではこの問題は修正されています。変換ホストは、最新の RHEL 7 ベースのホストを含め、進行中の変換を報告します。

BZ#1855283

以前は、ovirt-ansible-hosted-engine-setup を使用する 3 つのホストの RHHI-V デプロイメント中に、セルフホストエンジンのホストがデフォルトクラスターに追加されますが、残りの 2 台のホストが追加されませんでした。本リリースでは、ovirt-ansible-hosted-engine-setup を使用したデプロイメントはすべてのホストをクラスターに追加します。

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