REST API ガイド


Red Hat Virtualization 4.4

Red Hat Virtualization REST アプリケーションプログラミングインターフェイスの使用

Red Hat Virtualization Documentation Team

概要

本ガイドでは、Red Hat Virtualization Manager Representational State Transfer アプリケーションプログラミングインターフェイスを説明します。
このガイドは、ovirt-engine-api-model コードにあるドキュメントのコメントから生成されており、現在、未完状態です。このドキュメントの更新バージョンは、新しいコンテンツが利用可能になると公開されます。

第1章 はじめに

Red Hat Virtualization Manager には、Representational State Transfer (REST) API が含まれています。ソフトウェア開発者やシステム管理者は、この API を使用することで、標準の Web インターフェイス以外で Red Hat Virtualization 環境を制御できるようになります。API は、開発者および管理者が Red Hat Virtualization 環境の機能を標準の Hypertext Transfer Protocol (HTTP) 経由で API にアクセスする外部アプリケーションやカスタムスクリプトと統合する場合に便利です。

API の利点は以下のとおりです。

  • 幅広いクライアントサポート: HTTP プロトコルをサポートする各種プログラミング言語、フレームワークまたはシステムで API を使用できます。
  • 自己記述型: 実行時に多くの詳細が発見されるため、クライアントアプリケーションでは、仮想化インフラストラクチャーの情報は最小限で済みます。
  • リソースベースのモデル: リソースベースの REST モデルにより仮想化プラットフォームを自然な形で管理することが可能です。

これにより、開発者および管理者は以下のような作業を行うことができます。

  • エンタープライズ IT システムとの統合
  • サードパーティーの仮想化ソフトウェアとの統合
  • 自動メンテナンスやエラーチェックなどのタスクの実行
  • スクリプトを使って、Red Hat Virtualization 環境の反復タスクを自動化します。

このドキュメントは、Red Hat Virtualization API のリファレンスとしてのロールを果たします。本ガイドでは、開発者および管理者を対象に、指定の SDK を使用するか、直接、API を経由して Red Hat Virtualization 環境を利用する方法の手順と実例を記載しています。

1.1. Representational State Transfer

Representational State Transfer (REST) は、特定のサービスとその表現に焦点を当てた設計アーキテクチャーです。リソース表現は、情報の主要な抽象化で、サーバー上の特定の 1 つの管理要素に対応します。クライアントは Uniform Resource Identifier (URI) にある server 要素に要求を送信し、GETPOSTPUTDELETE などの標準の HTTP メソッドで操作を実行します。これにより、クライアントとサーバー間でステートレスに通信が行われ、各要求が他の要求とは独立して機能し、要求完了必要なすべての情報が含まれます。

1.1.1. API の前提条件

Red Hat Virtualization API を使用するための前提条件

  • API を含む Red Hat Virtualization Manager のネットワークインストール。
  • API サーバーから HTTP 要求を開始および受信するクライアントまたはプログラミングライブラリー。以下に例を示します。

  • HTTP (Hypertext Transfer Protocol) の知識 (REST API の対話に使用されるプロトコル)。RFC 2616: HTTP/1.1 を参照してください。
  • API がリソース表現の構築に使用する Extensible Markup Language(XML) または JavaScript Object Notation(JSON) の知識。W3C の Extensible Markup Language (XML) 1.0 および ECMA-404: JSON data interchange syntax を参照してください。

第2章 認証とセキュリティー

2.1. TLS/SSL 証明書

Red Hat Virtualization API には、Hypertext Transfer Protocol Secure (HTTPS) 脚注が必要です:[SDK や CLI コンポーネントなどのクライアントソフトウェアと安全にやり取りするためには、RFC 2818: HTTP Over TLS を参照してください。これには、サーバーが使用する CA 証明書 を取得して、クライアントの証明書ストアにインポートする必要があります。

2.1.1. CA 証明書の取得

Red Hat Virtualization Manager から CA 証明書を取得し、以下のいずれかの方法でクライアントマシンに転送できます。

方法 1

CA 証明書の取得で推奨の方法は、openssl s_client コマンドラインツールを使用してサーバーとの実際の TLS ハンドシェイクを実行し、サーバーが提示する証明書を抽出する方法です。

  1. 以下の例のように、openssl s_client コマンドを実行します。

    $ openssl s_client \
    -connect myengine.example.com:443 \
    -showcerts \
    < /dev/null
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    出力例

    CONNECTED(00000003)
    depth=1 C = US, O = Example Inc., CN = myengine.example.com.23416
    verify error:num=19:self signed certificate in certificate chain
    ---
    Certificate chain
     0 s:/C=US/O=Example Inc./CN=myengine.example.com
       i:/C=US/O=Example Inc./CN=myengine.example.com.23416
    -----BEGIN CERTIFICATE-----
    MIIEaTCCA1GgAwIBAgICEAQwDQYJKoZIhvcNAQEFBQAwSTELMAkGA1UEBhMCVVMx
    FTATBgNVBAoTDEV4YW1wbGUgSW5jLjEjMCEGA1UEAxMaZW5naW5lNDEuZXhhbXBs
    SVlJe7e5FTEtHJGTAeWWM6dGbsFhip5VXM0gfqg=
    -----END CERTIFICATE-----
     1 s:/C=US/O=Example Inc./CN=myengine.example.com.23416
       i:/C=US/O=Example Inc./CN=myengine.example.com.23416
    -----BEGIN CERTIFICATE-----
    MIIDxjCCAq6gAwIBAgICEAAwDQYJKoZIhvcNAQEFBQAwSTELMAkGA1UEBhMCVVMx
    FTATBgNVBAoTDEV4YW1wbGUgSW5jLjEjMCEGA1UEAxMaZW5naW5lNDEuZXhhbXBs
    Pkyg1rQHR6ebGQ==
    -----END CERTIFICATE-----
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    -----BEGIN CERTIFICATE----- 行と -----END CERTIFICATE----- 行の間のテキストは、サーバーで提示された証明書が表示されています。

    最初の証明書は、サーバー自体の証明書です。2 番目の証明書は、CA の証明書です。

  2. 以下の例のように、-----BEGIN CERTIFICATE----- 行と -----END CERTIFICATE----- 行を含む CA 証明書を ca.crt ファイルにコピーします。

    -----BEGIN CERTIFICATE-----
    MIIDxjCCAq6gAwIBAgICEAAwDQYJKoZIhvcNAQEFBQAwSTELMAkGA1UEBhMCVVMx
    FTATBgNVBAoTDEV4YW1wbGUgSW5jLjEjMCEGA1UEAxMaZW5naW5lNDEuZXhhbXBs
    Pkyg1rQHR6ebGQ==
    -----END CERTIFICATE-----
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    重要

    これは、サーバーが使用する CA 証明書を取得する最も信頼性の高い方法です。ここで説明されている残りの方法はほとんどの場合に機能しますが、証明書がサーバー管理者によって手動で置き換えられた場合は、正しい CA 証明書を取得することはできません。

方法 2

openssl s_client を使用して証明書を取得できない場合は、curlwget などのコマンドラインツールを使用して、Red Hat Virtualization Manager から CA 証明書をダウンロードすることができます。curlwget は複数のプラットフォームで利用できます。

  • curl を使用している場合:

    $ curl \
    --output ca.crt \
    'http://myengine.example.com/ovirt-engine/services/pki-resource?resource=ca-certificate&format=X509-PEM-CA'
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  • wget を使用している場合:

    $ wget \
    --output-document ca.crt \
    'http://myengine.example.com/ovirt-engine/services/pki-resource?resource=ca-certificate&format=X509-PEM-CA'
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方法 3

Web ブラウザーを使用して、`https://myengine.example.com/ovirt-engine/services/pki-resource?resource=ca-certificate&format=X509-PEM-CA` にある証明書に移動します。

選択したブラウザーによって、証明書はダウンロードされるか、またはブラウザーのキーストアにインポートされます。

  • ブラウザーで証明書をダウンロードした場合は、ファイルを ca.crt として保存します。
  • ブラウザーが証明書をインポートする場合は、ブラウザーの証明書管理オプションを使用してエクスポートし、ca.crt として保存します。
方法 4

Red Hat Virtualization Manager にログインし、トラストストアから証明書をエクスポートして、クライアントマシンにコピーします。

  1. Red Hat Virtualization Manager マシンに root としてログインします。
  2. Java keytool 管理ユーティリティーを使用して、トラストストアから証明書をエクスポートします。

    # keytool \
    -keystore /etc/pki/ovirt-engine/.truststore \
    -storepass mypass \
    -exportcert \
    -alias cacert \
    -rfc \
    -file ca.crt
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    これにより、ca.crt という名前の証明書ファイルが作成されます。

  3. scp コマンドを使用して、証明書をクライアントマシンにコピーします。

    $ scp ca.crt myuser@myclient.example.com:/home/myuser/.
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    これらの各メソッドにより、クライアントマシンの ca.crt という名前の証明書ファイルが作成されます。次に、このファイルをクライアントの証明書ストアにインポートする必要があります。

2.1.2. クライアントへの証明書のインポート

クライアントへの証明書のインポートは、クライアントが証明書を保存し、解釈する方法に依存します。証明書のインポートに関する詳細は、クライアントのドキュメントを参照してください。

2.2. 認証

Red Hat Virtualization Manager アカウントを持つユーザーは、API にアクセスできます。すべての要求は、以下で説明するように OAuth または Basic 認証を使用して認証する必要があります。

2.2.1. OAuth 認証

Red Hat Virtualization バージョン 4.0 以降、RFC 6749 に説明されているように、推奨の認証メカニズムは OAuth 2.0 です。

OAuth は高性能なプロトコルであり、認可およびアクセストークンを取得するメカニズムがいくつかあります。Red Hat Virtualization API と合わせて使用する場合は、RFC 6749 で説明されているように、Resource Owner Password Credentials Grant (リソース所有者のパスワード認証情報の付与) のみがサポートされます。

最初に トークン を取得し、ユーザー名とパスワードを Red Hat Virtualization Manager のシングルサインオンサービスに送信する必要があります。

POST /ovirt-engine/sso/oauth/token HTTP/1.1
Host: myengine.example.com
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
Accept: application/json
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リクエスト本文には、grant_typescopeusername、および password パラメーターが含まれている必要があります。

Expand
表2.1 OAuth トークン要求パラメーター
名前

grant_type

password

scope

ovirt-app-api

username

admin@internal

password

mypassword

これらのパラメーターは URL でエンコード されている必要があります。たとえば、ユーザー名の @ 文字を %40 としてエンコードする必要があります。結果のリクエスト本文は以下のようになります。

grant_type=password&scope=ovirt-app-api&username=admin%40internal&password=mypassword
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重要

scope パラメーターは OAuth RFC で任意として説明されていますが、Red Hat Virtualization API と併用する場合は必須であり、この値は ovirt-app-api である必要があります。

ユーザー名とパスワードが有効な場合、Red Hat Virtualization Manager のシングルサインオンサービスは、以下のような JSON ドキュメントで応答します。

{
  "access_token": "fqbR1ftzh8wBCviLxJcYuV5oSDI=",
  "token_type": "bearer",
  "scope": "...",
  ...
}
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API 認証の目的で、関連する唯一の名前/値のペアは access_token です。これは操作しないでください。SSO サービスが提供するとおりに使用してください。

トークンを取得すると、HTTP Authorization ヘッダーにトークンを追加して、Bearer スキームで API への要求を実行するために使用できます。たとえば、仮想マシンのリストを取得するには、以下のような要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/vms HTTP/1.1
Host: myengine.example.com
Accept: application/xml
Authorization: Bearer fqbR1ftzh8wBCviLxJcYuV5oSDI=
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トークンは、複数の要求に対して複数回使用できますが、最終的に期限切れになります。期限が切れると、サーバーは 401 HTTP 応答コードで要求を拒否します。

HTTP/1.1 401 Unauthorized
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これが生じる場合は、Red Hat Virtualization Manager のシングルサインオンサービスは現在トークンの更新をサポートしていないため、新しいトークンが必要です。上記と同じ方法を使用して新しいトークンを要求できます。

2.2.2. Basic 認証

重要

Basic 認証は後方互換性としてのみサポートされます。Red Hat Virtualization のバージョン 4.0 以降は非推奨となり、今後削除されます。

各要求は、HTTP Basic 認証を使用して [1] 認証情報をエンコードします。要求に適切な Authorization ヘッダーが含まれていない場合には、サーバーは 401 Authorization Required 応答を送信します。

HEAD /ovirt-engine/api HTTP/1.1
Host: myengine.example.com

HTTP/1.1 401 Authorization Required
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要求は、指定したレルムの Authorization ヘッダーで発行されます。username@domain:password 規則を使用して、提供された認証情報で適切な Red Hat Virtualization Manager ドメインおよびユーザーをエンコードします。

下記の表には、Base64 認証情報をエンコードするためのプロセスをまとめています。

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表2.2 API アクセスの認証情報のエンコーディング
項目

ユーザー名

admin

ドメイン

internal

パスワード

mypassword

エンコードされていない認証情報

admin@internal:mypassword

Base64 エンコードされた認証情報

YWRtaW5AaW50ZXJuYWw6bXlwYXNzd29yZA==

Base64 でエンコードされた認証情報を以下のように指定します。

HEAD /ovirt-engine/api HTTP/1.1
Host: myengine.example.com
Authorization: Basic YWRtaW5AaW50ZXJuYWw6bXlwYXNzd29yZA==

HTTP/1.1 200 OK
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重要

Basic 認証では、パスワードなどの機密情報がプレーンテキストで送信される可能性があります。API では、プレーンテキスト要求のトランスポートレベルの暗号化に Hypertext Transfer Protocol Secure (HTTPS) が必要です。

重要

Base64 ライブラリーによっては、結果を複数行に分割して、行末には改行文字をつけます。これによりヘッダーが破損し、要求に問題が発生します。Authorization ヘッダーには、エンコードされた認証情報がヘッダー内に一行で記載されている必要があります。

2.2.3. 認証セッション

API は認証セッションサポートを提供します。認証情報で最初の要求を送信し、次にセッションクッキーを使用して後続のすべての要求を送信し、認証を行います。

2.2.3.1. 認証されたセッションの要求
  1. Authorization および Prefer: persistent-auth ヘッダーを使用して要求を送信します。

    HEAD /ovirt-engine/api HTTP/1.1
    Host: myengine.example.com
    Authorization: Basic YWRtaW5AaW50ZXJuYWw6bXlwYXNzd29yZA==
    Prefer: persistent-auth
    
    HTTP/1.1 200 OK
    ...
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    これは、以下のヘッダーで応答を返します。

    Set-Cookie: JSESSIONID=5dQja5ubr4yvI2MM2z+LZxrK; Path=/ovirt-engine/api; Secure
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    JSESSIONID= の値を書き留めておきます。この例では、値は 5dQja5ubr4yvI2MM2z+LZxrK です。

  2. JSESSIONID= の値で Prefer: persistent-auth および Cookie ヘッダーで後続のすべての要求を送信します。認証セッションを使用する場合は、Authorization ヘッダーが不要になりました。

    HEAD /ovirt-engine/api HTTP/1.1
    Host: myengine.example.com
    Prefer: persistent-auth
    Cookie: JSESSIONID=5dQja5ubr4yvI2MM2z+LZxrK
    
    HTTP/1.1 200 OK
    ...
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  3. セッションが必要なくなった場合は、Prefer: persistent-auth ヘッダーなしでサーバーへの要求を実行します。

    HEAD /ovirt-engine/api HTTP/1.1
    Host: myengine.example.com
    Authorization: Basic YWRtaW5AaW50ZXJuYWw6bXlwYXNzd29yZA==
    
    HTTP/1.1 200 OK
    ...
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[1] Basic 認証については、RFC 2617: HTTP Authentication: Basic and Digest Access Authentication で説明されています。

第3章 一般的な概念

3.1. タイプ

API は タイプ の概念を使用して、受け入れおよび返されたさまざまな種類のオブジェクトを記述します。

関連するタイプには次の 3 種類があります。

プリミティブ型
文字列整数 などの単純な種類のオブジェクトを記述します。
列挙型
VmStatus または DiskFormat などの有効な値のリストを記述します。
構造化型
VmDisk などの複数の属性とリンクを使用して、構造化されたオブジェクトを記述します。

3.2. 特定タイプ

API によって使用されるタイプの多くは、identified オブジェクトを表します。このオブジェクトは、一意の識別子が割り当てられており、他のオブジェクトとは独立して存在します。これらのオブジェクトの記述に使用されるタイプは、以下の共通属性のセットが含まれる Identified タイプを拡張します。

Expand
属性タイプDescription

id

String

仮想化インフラストラクチャーの各オブジェクトには、一意の ID として機能する id が含まれます。

href

String

絶対パスとしてのオブジェクトの正規の場所。

name

String

ユーザーが指定する、人間が判読可能なオブジェクト名。name 名は、同じタイプのすべてのオブジェクトの中で一意です。

description

String

ユーザーが指定する、人間が判読可能なオブジェクトの説明 (フリーフォーム)。

重要

現時点で、ほとんどの種類のオブジェクトでは、id 属性は実際には無作為に生成された UUID ですが、これは実装の情報であり、今後変更される可能性があるため、この情報に依存しないようにしてください。代わりにユーザーは、これらの識別子が文字列であると仮定する必要があります。

3.3. オブジェクト

オブジェクトは、API でサポートされるタイプの個別インスタンスです。たとえば、識別子が 123 の仮想マシンは、Vm タイプのオブジェクトです。

3.4. コレクション

コレクションは、同じタイプのオブジェクトのセットです。

3.5. 表現

オブジェクトの状態は、クライアントとサーバーを転送する時に表現する必要があります。API は、入力と出力の両方で、オブジェクトの状態を表す XML と JSON をサポートします。

3.5.1. XML 表現

オブジェクトの XML 表現は、オブジェクトのタイプに対応する XML 要素、id 属性と href 属性に対応する XML 属性、残りの属性に対応する XML 要素のネストで構成されます。たとえば、仮想マシンの XML 表現は以下のようになります。

<vm id="123" href="/ovirt-engine/api/vms/123">
  <name>myvm</name>
  <description>My VM</description>
  <memory>1073741824</memory>
  ...
</vm>
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オブジェクトのコレクションの XML 表現は、オブジェクトのタイプの名前が複数ある XML 要素で構成されます。これには、コレクションのオブジェクトの表現が含まれます。たとえば、仮想マシンのコレクションに対する XML 表現は以下のようになります。

<vms>
  <vm id="123" href="/ovirt-engine/api/vms/123">
    <name>yourvm</name>
    <description>Your VM</description>
    <memory>1073741824</memory>
    ...
  </vm>
  <vm id="456" href="/ovirt-engine/api/vms/456">
    <name>myname</name>
    <description>My description</description>
    <memory>2147483648</memory>
    ...
  </vm>
  ...
</vms>
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重要

オブジェクトの XML 表現では、id および href 属性は XML 属性として表現される唯一の属性で、残りはネストされた XML 要素として表されます。

3.5.2. JSON 表現

オブジェクトの JSON 表現は、各属性の名前/値のペア (id および href など) を含む JSON ドキュメントで構成されます。たとえば、仮想マシンの JSON 表現は以下のようになります。

{
  "id": "123",
  "href": "/ovirt-engine/api/vms/123",
  "name": "myvm",
  "description": "My VM",
  "memory": 1073741824,
  ...
}
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オブジェクトコレクションの JSON 表現には、名前/値のペア (単数でオブジェクトのタイプの名前) などの JSON ドキュメントで構成され、その中にコレクションのオブジェクトの表現が指定されたアレイが含まれます。たとえば、仮想マシンのコレクションの JSON 表現は以下のようになります。

{
  "vm": [
    {
      "id": "123",
      "href": "/ovirt-engine/api/vms/123",
      "name": "myvm",
      "description": "My VM",
      "memory": 1073741824,
      ...
    },
    {
      "id": "456",
      "href": "/ovirt-engine/api/vms/456",
      "name": "yourvm",
      "description": "Your VM",
      "memory": 2147483648,
      ...
    },
  ]
}
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3.6. サービス

サービスは、API がサポートするオブジェクトで取得、更新、削除、および実行を行うサーバーの一部です。

関連するサービスには、以下の 2 つのタイプがあります。

オブジェクトのコレクションを管理するサービス
これらのサービスは、既存のオブジェクトのリストを表示し、新規オブジェクトを追加できます。たとえば、Vms サービスは、システムで利用可能な仮想マシンのコレクションを管理します。
特定のオブジェクトを管理するサービス
これらのサービスは、特定のオブジェクトでアクションの取得、更新、および削除、および実行を行います。たとえば、Vm サービスは特定の仮想マシンを管理します。

各サービスは、サーバー内の特定の パス からアクセスできます。たとえば、システムで利用可能な仮想マシンのコレクションを管理するサービスは、パス /vms に、仮想マシン 123 を管理するサービスは、パス /vms/123 にあります。

種類が何であってもサービスには、実行できる操作を表す メソッド のセットがあります。オブジェクトのコレクションを管理するサービスは通常、listadd メソッドをサポートします。特定のオブジェクトを管理するサービスには、通常、getupdate メソッド、および remove メソッドがあります。さらに、サービスには、あまり一般的ではない操作を表す action メソッドも含まれることがあります。たとえば、Vm サービスには、仮想マシンの起動に使用される start メソッドがあります。

通常のメソッドでは、メソッドの名前と HTTP メソッドの名前の間で直接マッピングされます。

Expand
メソッド名HTTP メソッド

add

POST

get

GET

list

GET

更新

PUT

remove

DELETE

HTTP 要求で使用されるパスは、接頭辞が /ovirt-engine/api のサービスのパスです。

たとえば、仮想マシンを リスト表示 するリクエストは、HTTP GET メソッドとパス /vms を使用して、以下のように指定します。

GET /ovirt-engine/api/vms
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アクションメソッドの場合には、HTTP メソッドは常に POST になり、メソッドの名前が接尾辞としてパスに追加されます。たとえば、仮想マシン 123 を起動する要求は、HTTP POST メソッドとパス /vms/123/start を使用して以下のように指定します。

POST /ovirt-engine/api/vms/123/start
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メソッドごとにパラメーターセットがあります。

パラメーターは 2 つのカテゴリーに分類されます。

主なパラメーター
主要なパラメーターは、取得、追加、または更新するオブジェクトまたはコレクションに対応します。これは addgetlistupdate メソッドにのみ適用され、1 メソッドごとにこのような主要パラメーターは 1 つだけ存在します。
セカンダリーパラメーター
残りのパラメーター。

たとえば、仮想マシンを追加する操作 (こちら を参照) には、vmclone、および clone_permissions の 3 つのパラメーターがあります。追加するオブジェクトを記述するため、主要パラメーターは vm です。clone および clone_permissions パラメーターはセカンダリーパラメーターです。

入力に使用する主要パラメーターは、HTTP 要求の本文に含める必要があります。たとえば、仮想マシンを追加する場合は、Vm タイプの vm パラメーターをリクエスト本文に含める必要があります。つまり、すべての HTTP の情報が含まれる、仮想マシン追加の完全な要求は、以下のようになります。

POST /ovirt-engine/api/vms HTTP/1.1
Host: myengine.example.com
Authorization: Bearer fqbR1ftzh8wBCviLxJcYuV5oSDI=
Content-Type: application/xml
Accept: application/xml

<vm>
  <name>myvm</name>
  <description>My VM</description>
  <cluster>
    <name>Default</name>
  </cluster>
  <template>
    <name>Blank</name>
  </template>
</vm>
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出力に使用すると、主要なパラメーターは応答ボディーに含まれます。たとえば、仮想マシンを追加する場合、vm パラメーターは応答ボディーに含まれます。そのため、完全な応答ボディーは以下のようになります。

HTTP/1.1 201 Created
Content-Type: application/xml

<vm href="/ovirt-engine/api/vms/123" id="123">
  <name>myvm</name>
  <description>My VM</description>
  ...
</vm>
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セカンダリーパラメーターは (後に説明している action メソッドを除く) 入力のみが可能で、クエリーパラメーターとして組み込む必要があります。たとえば、clone パラメーターが true に設定された仮想マシンを追加する場合に、完全な要求は以下のようになります。

POST /ovirt-engine/api/vms?clone=true HTTP/1.1
Host: myengine.example.com
Authorization: Bearer fqbR1ftzh8wBCviLxJcYuV5oSDI=
Content-Type: application/xml
Accept: application/xml

<vm>
  <name>myvm</name>
  <description>My VM</description>
  <cluster>
    <name>Default</name>
  </cluster>
  <template>
    <name>Blank</name>
  </template>
</vm>
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action メソッドにはセカンダリーパラメーターだけが含まれます。これらは入出力に使用でき、action 要素でラップされたリクエスト本文に含める必要があります。たとえば、仮想マシンを起動する action メソッド (こちら を参照) には、仮想マシンの起動方法を記述する vm パラメーターと、ゲスト OS を設定するために cloud-init を使用するかどうかを指定する use_cloud_init パラメーターがあります。そのため、XML を使用する場合には、cloud-init を使用して仮想マシン 123 を起動する完全な要求は以下のようになります。

POST /ovirt-engine/api/vms/123/start HTTP/1.1
Host: myengine.example.com
Authorization: Bearer fqbR1ftzh8wBCviLxJcYuV5oSDI=
Content-Type: application/xml
Accept: application/xml

<action>
  <use_cloud_init>true</use_cloud_init>
  <vm>
    <initialization>
      <nic_configurations>
        <nic_configuration>
          <name>eth0</name>
          <on_boot>true</on_boot>
          <boot_protocol>static</boot_protocol>
          <ip>
            <address>192.168.0.100</address>
            <netmask>255.255.255.0</netmask>
            <gateway>192.168.0.1</netmask>
          </ip>
        </nic_configuration>
      </nic_configurations>
      <dns_servers>192.168.0.1</dns_servers>
    </initialization>
  </vm>
</action>
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3.7. 検索

一部のサービスの list メソッドには、検索 条件の指定に使用できる search パラメーターがあります。これを使用すると、サーバーは上記の基準を満たすコレクション内のオブジェクトのみを返します。たとえば、以下の要求では myvm という名前の仮想マシンのみを返します。

GET /ovirt-engine/api/vms?search=name%3Dmyvm
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3.7.1. 最大結果パラメーター

max パラメーターを使用して、返されるオブジェクトの数を制限します。たとえば、以下の要求は、システムで利用可能なものに関係なく、仮想マシンが 1 つだけ返されます。

GET /ovirt-engine/api/vms?max=1
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max パラメーターのない検索要求は、すべてのオブジェクトを返します。システムの全体的なパフォーマンスにおける要求の影響を減らすために、max パラメーターを指定することが推奨されます。

3.7.2. ケースの機密性

デフォルトでは、クエリーは大文字と小文字を区別しません。たとえば、以下の要求は、myvmMyVM、および MYVM という名前の仮想マシンを返します。

GET /ovirt-engine/api/vms?search=name%3Dmyvm
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この動作を変更するには、任意の case_sensitive boolean パラメーターを使用できます。たとえば、MyHost または MYHOST ではなく myhost という名前の仮想マシンを取得するには、以下のように要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/vms?search=name%3D=myvm&case_sensitive=true
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3.7.3. 検索構文

search パラメーターは、Red Hat Virtualization クエリー言語と同じ構文を使用します。

(criteria) [sortby (element) asc|desc]
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sortby 句はオプションで、結果を順序付ける場合にのみ必要です。

検索クエリーの例

Expand
コレクション基準結果

hosts

vms.status=up

稼働 中の仮想マシンを実行しているすべてのホストリストを返します。

vms

domain=example.com

指定されたドメインで稼働しているすべての仮想マシンのリストを返します。

vms

users.name=mary

ユーザー名が Mary のユーザーに属する全仮想マシンのリストを返します。

events

severity > normal sortby time

重大度が 通常 よりも高いすべてのイベントのリストを返します。time 属性の値でソートされます。

events

severity > normal sortby time desc

重大度が 通常 よりも高いすべてのイベントのリストを返します。time 属性の値を降順で並び替えます。

search パラメーターの値は、演算子やスペースなどの予約済み文字を変換するために URL エンコード されている必要があります。たとえば、等号は %3D としてエンコードする必要があります。

GET /ovirt-engine/api/vms?search=name%3Dmyvm
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3.7.4. ワイルドカード

アスタリスクは値の一部として使用して、empty の文字列が含まれる文字列を検索できます。たとえば、以下のリクエストでは、myvmmyvm2myvmamyvm-webserver など、myvm で始まる名前の仮想マシンをすべて返します。

GET /ovirt-engine/api/vms?search=name%3Dmyvm*
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3.7.5. ページネーション

一部の Red Hat Virtualization 環境には、大規模なオブジェクトが含まれます。一度のリクエストですべてを取得するのは現実的ではなく、パフォーマンスも悪くなります。ページ単位での検索を可能にするため、search パラメーターはオプションで page 句をサポートしています。これは、max パラメーターと組み合わせてページングの基礎となります。たとえば、ページサイズが 10 の仮想マシンの最初のページを取得するには、以下のように要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/vms?search=page%201&max=10
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注記

search パラメーターは URL エンコードされており、エンコード前の実際の search パラメーターの値は page 1 なので、実際には 1 ページ目を要求していることになります。

page 値を増やして、次のページを取得します。

GET /ovirt-engine/api/vms?search=page%202&max=10
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page 句は、search パラメーター内の他の句と組み合わせて使用できます。たとえば、以下の要求は仮想マシンの 2 ページ目を返しますが、名前で並べ替えます。

GET /ovirt-engine/api/vms?search=sortby%20name%20page%202&max=10
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重要

API はステートレスで、すべての要求が互いに独立しているため、異なる要求間で状態を維持することはできません。その結果、要求間でステータスが変更されると、ページの結果に一貫性がなくなることがあります。

たとえば、仮想マシンのリストから特定のページを要求し、次のページを要求する前に仮想マシンが作成または削除された場合には、結果の一部が欠落しているか、または重複が含まれる可能性があります。

3.8. リンクの移動

API は リンク として関連するオブジェクトへの参照を返します。たとえば、仮想マシンを取得すると、ディスクアタッチメントとネットワークインターフェイスカードへのリンクが含まれます。

<vm id="123" href="/ovirt-engine/api/vms/123">
  ...
  <link rel="diskattachments" href="/ovirt-engine/api/vms/123/diskattachments"/>
  <link rel="nics" href="/ovirt-engine/api/vms/123/nics"/>
  ...
</vm>
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リンク したオブジェクトの完全な説明は、別の要求を送信することで取得できます。

GET /ovirt-engine/api/vms/123/diskattachments
GET /ovirt-engine/api/vms/123/nics
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ただし、状況によっては、API を使用するアプリケーションが同じ要求でリンクされた情報を取得する方が便利な場合があります。追加のネットワークのラウンドトリップが原因でオーバーヘッドが許容できない範囲になったり、複数の要求が原因でアプリケーションのコードが許容できない範囲で複雑化する場合に便利です。これらのユースケースでは、API は、アプリケーションが要求を 1 つだけ使用してリンクされた情報を取得できるようにする follow パラメーターを提供します。

follow パラメーターの値は、コンマで区切られた文字列のリストです。これらの各文字列は、リンクされたオブジェクトの パス です。たとえば、上記の例でディスクの割り当てと NIC を取得するには、要求は以下のようになります。

GET /ovirt-engine/api/vms/123?follow=disk_attachments,nics
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これにより、以下のような応答が返されます。

<vm id="123" href="/ovirt-engine/api/vms/123">
  ...
  <disk_attachments>
    <disk_attachment id="456" href="/ovirt-engine/api/vms/123/diskattachments/456">
      <active>true</active>
      <bootable>true</bootable>
      <interface>virtio_scsi</interface>
      <pass_discard>false</pass_discard>
      <read_only>false</read_only>
      <uses_scsi_reservation>false</uses_scsi_reservation>
      <disk id="789" href="/ovirt-engine/api/disks/789"/>
    </disk_attachment>
    ...
  </disk_attacments>
  <nics>
    <nic id="234" href="/ovirt-engine/api/vms/123/nics/234">
      <name>eth0</name>
      <interface>virtio</interface>
      <linked>true</linked>
      <mac>
        <address>00:1a:4a:16:01:00</address>
      </mac>
      <plugged>true</plugged>
    </nic>
    ...
  </nics>
  ...
</vm>
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リンクされたオブジェクトへのパスは、前の例のように 1 つの単語とすることも、ドットで区切った単語シーケンスで、入れ子データを要求することもできます。たとえば、前述の例では、ディスク割り当ての説明すべてを取得するために disk_attachments を使用しましたが、各ディスク割り当てにはディスクへのリンクが含まれていますが、各ディスク割当にはそのディスクへのリンクが含まれており、リンクは フォロー されていませんでした。また、ディスクへのリンクをたどるには、以下の要求を使用できます。

GET /ovirt-engine/api/vms/123?follow=disk_attachments.disk
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これにより、以下の応答が生成されます。

<vm id="123" href="/ovirt-engine/api/vms/123">
  <disk_attachments>
    <disk_attachment id="456" href="/ovirt-engine/api/vms/123/diskattachments/456">
      <active>true</active>
      <bootable>true</bootable>
      <interface>virtio_scsi</interface>
      <pass_discard>false</pass_discard>
      <read_only>false</read_only>
      <uses_scsi_reservation>false</uses_scsi_reservation>
      <disk id="789" href="/ovirt-engine/api/disks/789">
        <name>mydisk</name>
        <description>My disk</description>
        <actual_size>0</actual_size>
        <format>raw</format>
        <sparse>true</sparse>
        <status>ok</status>
        <storage_type>image</storage_type>
        <total_size>0</total_size>
        ...
      </disk>
    </disk_attachment>
    ...
  </disk_attachments>
  ...
</vm>
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パスは、必要に応じて階層を深くすることができます。たとえば、ディスクの統計も取得するには、以下のコマンドを実行します。

GET /ovirt-engine/api/vms/123?follow=disk_attachments.disk.statistics
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複数のパス要素と複数のパスを組み合わせることができます。たとえば、ディスクの割り当てとネットワークインターフェイスカードを、どちらも統計で取得するには、次のコマンドを実行します。

GET /ovirt-engine/api/vms/123?follow=disk_attachments.disk.statistics,nics.statistics
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重要

オブジェクト取得の操作の大半は、follow のパラメーターをサポートしますが、一部の操作ではサポートされていない場合や、ドキュメントに、最適なパフォーマンスを得るためのアドバイスが含まれる場合があるので、参照ドキュメントを詳細に確認してください。

重要

follow パラメーターを使用すると、オーバーヘッドがクライアント側からサーバー側に移動します。追加のデータを要求する場合には、サーバーはその要求取得して基本データとマージする必要があります。これはサーバー側で CPU およびメモリーを消費し、ほとんどの場合に追加のデータベースクエリーが必要になります。これは、特に大規模な環境では、サーバーのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。必ず実際の環境でアプリケーションをテストし、正当な理由がある場合にのみ follow パラメーターを使用してください。

3.9. パーミッション

単一オブジェクトを管理するサービスの多くは、そのオブジェクトに割り当てられたパーミッションを管理する permissions サービスへの参照を提供します。各パーミッションには、ユーザーまたはグループ、ロール、およびオブジェクトへのリンクが含まれます。たとえば、特定の仮想マシンに割り当てられているパーミッションは、以下のような要求を送信して取得できます。

GET /ovirt-engine/api/vms/123/permissions
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応答ボディーは以下のようになります。

<permissions>
  <permission id="456" href="/ovirt-engien/api/vms/123/permissions/456">
    <user id="789" href="/ovirt-engine/api/users/789"/>
    <role id="abc" href="/ovirt-engine/api/roles/abc"/>
    <vm id="123" href="/ovirt-engine/api/vms/123"/>
  </permission>
  ...
</permissions>
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パーミッションは、このサービスへのパーミッション表現を含む POST 要求を送信するオブジェクトに追加されます。それぞれの新規パーミッションには、ロールとユーザーが必要です。

3.10. エラーの処理

エラーによっては、標準的な HTTP ステータスコード以外の詳しい説明が必要です。たとえば、API は応答ボディーに 問題 があるオブジェクトの状態の更新またはアクションを報告します。障害には reason および detail 属性が含まれます。たとえば、サーバーが必須 name 属性なしで仮想マシンを作成する要求を受信すると、以下の HTTP 応答行が返されます。

HTTP/1.1 400 Bad Request
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そして、応答のボディーは以下のとおりです。

<fault>
  <reason>Incomplete parameters</reason>
  <detail>Vm [name] required for add</detail>
</fault>
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第4章 クイックスタートの例

このセクションの例では、REST API を使用して基本的な Red Hat Virtualization 環境を設定し、仮想マシンを作成する方法を説明します。これらの例では、標準の前提条件に加えて、以下が必要です。

  • ネットワーク接続され、設定済みの Red Hat Virtualization ホスト。
  • インストールする仮想マシンのオペレーティングシステムを含む ISO ファイル。この章では、インストール ISO のサンプルとして CentOS 7 を使用します。

API の例では、curl を使用してクライアントアプリケーションでの API 要求を紹介します。HTTP 要求を送信するアプリケーションを使用できます。

重要

この例の HTTP 要求ヘッダーでは、HostAuthorization ヘッダーが省略されています。ただし、これらのフィールドは必須であり、Red Hat Virtualization のインストールに固有のデータを必要とします。

curl の例では、ユーザー名に admin@internal、パスワードに mypassword、証明書の場所には /etc/pki/ovirt-engine/ca.pem、ホスト名に myengine.example.com を使用します。ご使用の環境の正しい値に置き換える必要があります。

Red Hat Virtualization は、リソースごとに id 属性の一意の ID を生成します。これらの例の識別子コードは、お使いの Red Hat Virtualization 環境の識別子コードとは異なります。

多くの例では、API によって返される結果の属性の一部が省略され、簡潔さが保たれます。属性の完全なリストは、クラスター reference を参照してください。

4.1. API エントリーポイントへのアクセス

以下の要求は、API のバージョン 4 のメインエントリーポイントの表現を取得します。

GET /ovirt-engine/api HTTP/1.1
Version: 4
Accept: application/xml
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同じリクエストですが、Version ヘッダーの代わりに /v4 URL 接頭辞を使用します。

GET /ovirt-engine/api/v4 HTTP/1.1
Accept: application/xml
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curl コマンドを使用した同じ要求。

curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--request GET \
--header 'Version: 4' \
--header 'Accept: application/xml' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api
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結果は、Api タイプのオブジェクトです。

<api>
  <link href="/ovirt-engine/api/clusters" rel="clusters"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters" rel="datacenters"/>
  ...
  <product_info>
    <name>oVirt Engine</name>
    <vendor>ovirt.org</vendor>
    <version>
      <build>0</build>
      <full_version>4.0.0-0.0.el7</full_version>
      <major>4</major>
      <minor>0</minor>
      <revision>0</revision>
    </version>
  </product_info>
  <special_objects>
    <blank_template href="..." id="..."/>
    <root_tag href="..." id="..."/>
  </special_objects>
  <summary>
    <hosts>
      <active>23</active>
      <total>30</total>
    </hosts>
    <storage_domains>
      <active>5</active>
      <total>6</total>
    </storage_domains>
    <users>
      <active>12</active>
      <total>102</total>
    </users>
    <vms>
      <active>253</active>
      <total>545</total>
    </vms>
  </summary>
  <time>2016-10-06T15:38:18.548+02:00</time>
</api>
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重要

ヘッダーと URL 接頭辞が使用されていない場合には、サーバーは自動的にバージョンを選択します。デフォルトはバージョン 4 です。ENGINE_API_DEFAULT_VERSION 設定パラメーターを使用してデフォルトのバージョンを変更できます。

# echo "ENGINE_API_DEFAULT_VERSION=3" > \
/etc/ovirt-engine/engine.conf.d/99-set-default-version.conf
# systemctl restart ovirt-engine
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このパラメーターを変更すると、バージョンを明示的に指定しない API のすべてのユーザーに影響があります。

エントリーポイントは、仮想化環境のコレクションへのリンクをユーザーに提供します。各コレクションリンクの rel 属性は、各リンクの参照ポイントを提供します。この例の次のステップは、データセンターコレクションを検証し、これは datacenters リンクから入手できます。

エントリーポイントには、product_infospecial_objectssummary などの他のデータも含まれます。このデータは、この例以外の章で説明しています。

4.2. データセンターのリスト表示

Red Hat Virtualization は、インストール時に Default のデータセンターを作成します。以下の例では、仮想環境のベースとして Default データセンターを使用します。

以下の要求は、データセンターの表現を取得します。

GET /ovirt-engine/api/datacenters HTTP/1.1
Accept: application/xml
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--request GET \
--header 'Version: 4' \
--header 'Accept: application/xml' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/datacenters
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結果として、DataCenter タイプのオブジェクトリストが作成されます。

<data_centers>
  <data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/001" id="001">
    <name>Default</name>
    <description>The default Data Center</description>
    <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/001/clusters" rel="clusters"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/001/storagedomains" rel="storagedomains"/>
    ...
    <local>false</local>
    <quota_mode>disabled</quota_mode>
    <status>up</status>
    <supported_versions>
      <version>
        <major>4</major>
        <minor>0</minor>
      </version>
    </supported_versions>
    <version>
      <major>4</major>
      <minor>0</minor>
    </version>
  </data_center>
  ...
</data_centers>
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Default データ センター の ID をメモします。仮想環境の他のリソースに関連して、このデータセンターを特定します。

データセンターには、データセンターにアタッチされたストレージドメインを管理する サービス へのリンクも含まれています。

<link href="/ovirt-engine/api/datacenters/001/storagedomains" rel="storagedomains"/>
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このサービスは、メインの storagedomains コレクションからストレージドメインを割り当てるために使用されます。この例では、この点について後ほど説明します。

4.3. ホストクラスターのリスト表示

Red Hat Virtualization は、インストール時に Default ホストクラスターを作成します。この例では、Default クラスターを使用して Red Hat Virtualization 環境のリソースをグループ化します。

以下の要求は、クラスターコレクションの表現を取得します。

GET /ovirt-engine/api/clusters HTTP/1.1
Accept: application/xml
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curl コマンドを使用した同じ要求。

curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--request GET \
--header 'Version: 4' \
--header 'Accept: application/xml' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/clusters
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結果として、Cluster タイプのオブジェクトのリストが表示されます。

<clusters>
  <cluster href="/ovirt-engine/api/clusters/002" id="002">
    <name>Default</name>
    <description>The default server cluster</description>
    <link href="/ovirt-engine/api/clusters/002/networks" rel="networks"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/clusters/002" rel="permissions"/>
    ...
    <cpu>
      <architecture>x86_64</architecture>
      <type>Intel Nehalem Family</type>
    </cpu>
    <version>
      <major>4</major>
      <minor>0</minor>
    </version>
    <data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/001" id="001"/>
  </cluster>
  ...
</clusters>
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Default ホストのクラスターの ID をメモします。仮想環境の他のリソースと照合して、このホストクラスターを特定します。

Default クラスターは、data_center リンクの id および href 属性を使用する関係により Default データセンターに関連付けられます。

<data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/001" id="001"/>
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networks リンクは、このクラスターに関連付けられたネットワークを管理する サービス への参照です。次のセクションでは、ネットワークコレクションの詳細を説明します。

4.4. 論理ネットワークのリスト表示

Red Hat Virtualization は、インストール時にデフォルトの ovirtmgmt ネットワークを作成します。このネットワークは、Red Hat Virtualization Manager がホストにアクセスするための管理ネットワークとして機能します。

このネットワークは Default クラスターに関連付けられており、Default データセンターのメンバーです。この例では、ovirtmgmt ネットワークを使用して仮想マシンに接続します。

以下の要求は、論理ネットワークのリストを取得します。

GET /ovirt-engine/api/networks HTTP/1.1
Accept: application/xml
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--request GET \
--header 'Version: 4' \
--header 'Accept: application/xml' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/networks
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結果として、Network タイプのオブジェクトのリストが表示されます。

<networks>
  <network href="/ovirt-engine/api/networks/003" id="003">
    <name>ovirtmgmt</name>
    <description>Management Network</description>
    <link href="/ovirt-engine/api/networks/003/permissions" rel="permissions"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/networks/003/vnicprofiles" rel="vnicprofiles"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/networks/003/networklabels" rel="networklabels"/>
    <mtu>0</mtu>
    <stp>false</stp>
    <usages>
      <usage>vm</usage>
    </usages>
    <data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/001" id="001"/>
  </network>
  ...
</networks>
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ovirtmgmt ネットワークは、データセンターの ID を使用した関係により Default データセンターに割り当てられます。

ovirtmgmt ネットワークは、クラスターのネットワークサブコレクションの関係を介して Default クラスターにも割り当てられます。

4.5. ホストをリスト表示します。

以下の例では、ホストのリストを取得し、仮想化環境に登録されている myhost という名前のホストを表示します。

GET /ovirt-engine/api/hosts HTTP/1.1
Accept: application/xml
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--request GET \
--header 'Version: 4' \
--header 'Accept: application/xml' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/hosts
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結果として、Host タイプのオブジェクトのリストが表示されます。

<hosts>
  <host href="/ovirt-engine/api/hosts/004" id="004">
    <name>myhost</name>
    <link href="/ovirt-engine/api/hosts/004/nics" rel="nics"/>
    ...
    <address>node40.example.com</address>
    <cpu>
      <name>Intel Core Processor (Haswell, no TSX)</name>
      <speed>3600</speed>
      <topology>
        <cores>1</cores>
        <sockets>2</sockets>
        <threads>1</threads>
      </topology>
    </cpu>
    <memory>8371830784</memory>
    <os>
      <type>RHEL</type>
      <version>
        <full_version>7 - 2.1511.el7.centos.2.10</full_version>
        <major>7</major>
      </version>
    </os>
    <port>54321</port>
    <status>up</status>
    <cluster href="/ovirt-engine/api/clusters/002" id="002"/>
  </host>
  ...
</hosts>
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ホストの ID をメモします。仮想環境の他のリソースに関連して、このホストを特定します。

このホストは Default クラスターのメンバーで、nics サブコレクションにアクセスすると、このホストが ovirtmgmt ネットワークに接続されていることが分かります。

4.6. NFS データストレージの作成

NFS データストレージドメインは、データセンターに接続されたエクスポートされた NFS 共有であり、仮想化ゲストイメージのストレージを提供します。新規ストレージドメインを作成するには、ストレージドメイン表現が含まれる POST 要求をストレージドメインコレクションの URL に送信する必要があります。

ストレージドメインでは、デフォルトで削除後にワイプオプションを有効にできます。これを設定するには、POST 要求で wipe_after_delete を指定します。このオプションは、ドメインの作成後に編集できますが、その場合はすでに存在している wipe after delete プロパティーは変更されません。

要求は以下のようになります。

POST /ovirt-engine/api/storagedomains HTTP/1.1
Accept: application/xml
Content-type: application/xml
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また、リクエスト本文は以下のようになります。

<storage_domain>
  <name>mydata</name>
  <type>data</type>
  <description>My data</description>
  <storage>
    <type>nfs</type>
    <address>mynfs.example.com</address>
    <path>/exports/mydata</path>
  </storage>
  <host>
    <name>myhost</name>
  </host>
</storage_domain>
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
--request POST \
--header 'Version: 4' \
--header 'Content-Type: application/xml' \
--header 'Accept: application/xml' \
--data '
<storage_domain>
  <name>mydata</name>
  <description>My data</description>
  <type>data</type>
  <storage>
    <type>nfs</type>
    <address>mynfs.example.com</address>
    <path>/exports/mydata</path>
  </storage>
  <host>
    <name>myhost</name>
  </host>
</storage_domain>
' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/storagedomains
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サーバーはホスト myhost を使用して、mynfs.example.com:/exports/mydata のエクスポートパスで mydata という名前の NFS データストレージドメインを作成します。API は (StorageDomain タイプの) 新規作成されたストレージドメインリソースについて以下の表現も返します。

<storage_domain href="/ovirt-engine/api/storagedomains/005" id="005">
  <name>mydata</name>
  <description>My data</description>
  <available>42949672960</available>
  <committed>0</committed>
  <master>false</master>
  <status>unattached</status>
  <storage>
    <address>mynfs.example.com</address>
    <path>/exports/mydata</path>
    <type>nfs</type>
  </storage>
  <storage_format>v3</storage_format>
  <type>data</type>
  <used>9663676416</used>
</storage_domain>
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4.7. NFS ISO ストレージの作成

NFS ISO ストレージドメインは、データセンターにアタッチされ、マウントされた NFS 共有で、DVD/CD-ROM ISO および仮想フロッピーディスク (VFD) イメージファイルのストレージを提供します。新規ストレージドメインを作成するには、ストレージドメイン表現が含まれる POST 要求をストレージドメインコレクションの URL に送信する必要があります。

要求は以下のようになります。

POST /ovirt-engine/api/storagedomains HTTP/1.1
Accept: application/xml
Content-type: application/xml
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また、リクエスト本文は以下のようになります。

<storage_domain>
  <name>myisos</name>
  <description>My ISOs</description>
  <type>iso</type>
  <storage>
    <type>nfs</type>
    <address>mynfs.example.com</address>
    <path>/exports/myisos</path>
  </storage>
  <host>
    <name>myhost</name>
  </host>
</storage_domain>
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
--request POST \
--header 'Version: 4' \
--header 'Content-Type: application/xml' \
--header 'Accept: application/xml' \
--data '
<storage_domain>
  <name>myisos</name>
  <description>My ISOs</description>
  <type>iso</type>
  <storage>
    <type>nfs</type>
    <address>mynfs.example.com</address>
    <path>/exports/myisos</path>
  </storage>
  <host>
    <name>myhost</name>
  </host>
</storage_domain>
' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/storagedomains
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サーバーは、ホスト myhost を使用して、エクスポートパスが mynfs.example.com:/exports/myisos で、myisos という名前の NFS ISO ストレージドメインを作成します。API は (StorageDomain タイプの) 新規作成されたストレージドメインリソースについて以下の表現も返します。

<storage_domain href="/ovirt-engine/api/storagedomains/006" id="006">
  <name>myiso</name>
  <description>My ISOs</description>
  <available>42949672960</available>
  <committed>0</committed>
  <master>false</master>
  <status>unattached</status>
  <storage>
    <address>mynfs.example.com</address>
    <path>/exports/myisos</path>
    <type>nfs</type>
  </storage>
  <storage_format>v1</storage_format>
  <type>iso</type>
  <used>9663676416</used>
</storage_domain>
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4.8. データセンターへのストレージドメインの割り当て

以下の例では、mydata および myisos ストレージドメインを Default データセンターにアタッチします。

mydata ストレージドメインをアタッチするには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/001/storagedomains HTTP/1.1
Accept: application/xml
Content-type: application/xml
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リクエスト本文は以下のようになります。

<storage_domain>
  <name>mydata</name>
</storage_domain>
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
--request POST \
--header 'Version: 4' \
--header 'Content-Type: application/xml' \
--header 'Accept: application/xml' \
--data '
<storage_domain>
  <name>mydata</name>
</storage_domain>
' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/datacenters/001/storagedomains
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myisos ストレージドメインをアタッチするには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/001/storagedomains HTTP/1.1
Accept: application/xml
Content-type: application/xml
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リクエスト本文は以下のようになります。

<storage_domain>
  <name>myisos</name>
</storage_domain>
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
--request POST \
--header 'Version: 4' \
--header 'Content-Type: application/xml' \
--header 'Accept: application/xml' \
--data '
<storage_domain>
  <name>myisos</name>
</storage_domain>
' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/datacenters/001/storagedomains
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4.9. 仮想マシンの作成

以下の例では、仮想化環境の Blank テンプレートをベースとして使用し、Default クラスターに myvm という名前の仮想マシンを作成します。また、要求は仮想マシンのメモリーを 512 MiB として定義し、ブートデバイスを仮想ハードディスクに設定します。

要求には、作成する仮想マシンを記述する Vm タイプのオブジェクトが含まれている必要があります。

POST /ovirt-engine/api/vms HTTP/1.1
Accept: application/xml
Content-type: application/xml
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また、リクエスト本文は以下のようになります。

<vm>
  <name>myvm</name>
  <description>My VM</description>
  <cluster>
    <name>Default</name>
  </cluster>
  <template>
    <name>Blank</name>
  </template>
  <memory>536870912</memory>
  <os>
    <boot>
      <devices>
        <device>hd</device>
      </devices>
    </boot>
  </os>
</vm>
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
--request POST \
--header 'Version: 4' \
--header 'Content-Type: application/xml' \
--header 'Accept: application/xml' \
--data '
<vm>
  <name>myvm</name>
  <description>My VM</description>
  <cluster>
    <name>Default</name>
  </cluster>
  <template>
    <name>Blank</name>
  </template>
  <memory>536870912</memory>
  <os>
    <boot>
      <devices>
        <device>hd</device>
      </devices>
    </boot>
  </os>
</vm>
' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/vms
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応答ボディーは、Vm タイプのオブジェクトです。

<vm href="/ovirt-engine/api/vms/007" id="007">
  <name>myvm</name>
  <link href="/ovirt-engine/api/vms/007/diskattachments" rel="diskattachments"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/vms/007/nics" rel="nics"/>
  ...
  <cpu>
    <architecture>x86_64</architecture>
    <topology>
      <cores>1</cores>
      <sockets>1</sockets>
      <threads>1</threads>
    </topology>
  </cpu>
  <memory>1073741824</memory>
  <os>
    <boot>
      <devices>
        <device>hd</device>
      </devices>
    </boot>
    <type>other</type>
  </os>
  <type>desktop</type>
  <cluster href="/ovirt-engine/api/clusters/002" id="002"/>
  <status>down</status>
  <original_template href="/ovirt-engine/api/templates/000" id="00"/>
  <template href="/ovirt-engine/api/templates/000" id="000"/>
</vm>
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4.10. 仮想マシン NIC の作成

以下の例では、サンプルの仮想マシンを ovirtmgmt ネットワークに接続するための仮想ネットワークインターフェイスを作成します。

要求は以下のようになります。

POST /ovirt-engine/api/vms/007/nics HTTP/1.1
Content-Type: application/xml
Accept: application/xml
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リクエスト本文には、作成する NIC を記述する Nic タイプのオブジェクトが含まれている必要があります。

<nic>
  <name>mynic</name>
  <description>My network interface card</description>
</nic>
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
--request POST \
--header 'Version: 4' \
--header 'Content-Type: application/xml' \
--header 'Accept: application/xml' \
--data '
<nic>
  <name>mynic</name>
  <description>My network interface card</description>
</nic>
' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/vms/007/nics
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4.11. 仮想マシンディスクの作成

以下の例では、サンプルの仮想マシン用に 8 GiB の コピーオンライト ディスクを作成します。

要求は以下のようになります。

POST /ovirt-engine/api/vms/007/diskattachments HTTP/1.1
Content-Type: application/xml
Accept: application/xml
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リクエスト本文は DiskAttachment 型のオブジェクトで、ディスクとその仮想マシンへのアタッチ方法を記述してください。

<disk_attachment>
  <bootable>false</bootable>
  <interface>virtio</interface>
  <active>true</active>
  <disk>
    <description>My disk</description>
    <format>cow</format>
    <name>mydisk</name>
    <provisioned_size>8589934592</provisioned_size>
    <storage_domains>
      <storage_domain>
        <name>mydata</name>
      </storage_domain>
    </storage_domains>
  </disk>
</disk_attachment>
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
--request POST \
--header 'Version: 4' \
--header 'Content-Type: application/xml' \
--header 'Accept: application/xml' \
--data '
<disk_attachment>
  <bootable>false</bootable>
  <interface>virtio</interface>
  <active>true</active>
  <disk>
    <description>My disk</description>
    <format>cow</format>
    <name>mydisk</name>
    <provisioned_size>8589934592</provisioned_size>
    <storage_domains>
      <storage_domain>
        <name>mydata</name>
      </storage_domain>
    </storage_domains>
  </disk>
</disk_attachment>
' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/vms/007/diskattachments
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storage_domains 属性は、API に対して、ディスクを mydata ストレージドメインに保存するように指示します。

4.12. ISO イメージの仮想マシンへのアタッチ

次の仮想マシン例のブートメディアには、オペレーティングシステムのインストールに CD-ROM または DVD ISO イメージが必要です。この例では、CentOS 7 イメージを使用します。

仮想マシンが使用するには、myisos ISO ドメインで ISO イメージが利用可能でなければなりません。ImageTransfer を使用してイメージ転送を作成し、ImageTransfers を使用して ISO イメージをアップロードすることができます。

ISO イメージをアップロードしたら、API を使用して ISO ストレージドメインからファイルリストを要求できます。

GET /ovirt-engine/api/storagedomains/006/files HTTP/1.1
Accept: application/xml
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
--request GET \
--header 'Version: 4' \
--header 'Accept: application/xml' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/storagedomains/006/files
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サーバーは、利用可能な ISO(または floppy) イメージごとに 1 つずつ、File タイプのオブジェクトリストを返します。

<files>
  <file href="..." id="CentOS-7-x86_64-Minimal.iso">
    <name>CentOS-7-x86_64-Minimal.iso</name>
  </file>
  ...
</files>
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API ユーザーは CentOS-7-x86_64-Minimal.iso を example 仮想マシンの例に割り当てます。ISO イメージの割り当ては、管理またはユーザーポータルアプリケーションで CD ボタンを使用するのと同じです。

要求は以下のようになります。

PUT /ovirt-engine/api/vms/007/cdroms/00000000-0000-0000-0000-000000000000 HTTP/1.1
Accept: application/xml
Content-type: application/xml
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リクエスト本文は、ISO(または floppy) イメージの識別子を示す内部 ファイル 属性が含まれる Cdrom タイプのオブジェクトである必要があります。

<cdrom>
  <file id="CentOS-7-x86_64-Minimal.iso"/>
</cdrom>
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
--request PUT \
--header 'Version: 4' \
--header 'Content-Type: application/xml' \
--header 'Accept: application/xml' \
--data '
<cdrom>
  <file id="CentOS-7-x86_64-Minimal.iso"/>
</cdrom>
' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/vms/007/cdroms/00000000-0000-0000-0000-000000000000
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詳細は、仮想マシンの CD-ROMS を管理する サービス のドキュメントを参照してください。

4.13. 仮想マシンの起動

仮想環境が完了し、仮想マシンには正常に動作させるのに必要なすべてのコンポーネントが含まれます。この例では、start メソッドを使用して仮想マシンを起動します。

要求は以下のようになります。

POST /ovirt-engine/api/vms/007/start HTTP/1.1
Accept: application/xml
Content-type: application/xml
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action>
  <vm>
    <os>
      <boot>
        <devices>
          <device>cdrom</device>
        </devices>
      </boot>
    </os>
  </vm>
</action>
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curl コマンドを使用した同じ要求。

# curl \
--cacert '/etc/pki/ovirt-engine/ca.pem' \
--user 'admin@internal:mypassword' \
--request POST \
--header 'Version: 4' \
--header 'Content-Type: application/xml' \
--header 'Accept: application/xml' \
--data '
<action>
  <vm>
    <os>
      <boot>
        <devices>
          <device>cdrom</device>
        </devices>
      </boot>
    </os>
  </vm>
</action>
' \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/vms/007/start
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追加のリクエスト本文は、今回の起動のみ仮想マシンのブートデバイスを CD-ROM に設定します。これにより、仮想マシンが割り当てられた ISO イメージからオペレーティングシステムをインストールできます。ブートデバイスは、その後の起動時にディスクに戻ります。

第5章 要求

このセクションでは、API で利用可能な全要求を列挙します。

第6章 サービス

このセクションでは、API で利用可能なすべてのサービスを説明します。

6.1. AffinityGroup

このサービスは単一のアフィニティーグループを管理します。

Expand
表6.1 メソッドの概要
名前Summary

get

アフィニティーグループの詳細を取得します。

remove

アフィニティーグループを削除します。

update

アフィニティーグループを更新します。

6.1.1. get GET

アフィニティーグループの詳細を取得します。

<affinity_group id="00000000-0000-0000-0000-000000000000">
  <name>AF_GROUP_001</name>
  <cluster id="00000000-0000-0000-0000-000000000000"/>
  <positive>true</positive>
  <enforcing>true</enforcing>
</affinity_group>
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Expand
表6.2 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

group

AffinityGroup

Out

アフィニティーグループ。

6.1.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.1.2. remove DELETE

アフィニティーグループを削除します。

DELETE /ovirt-engine/api/clusters/000-000/affinitygroups/123-456
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Expand
表6.3 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.1.3. update PUT

アフィニティーグループを更新します。

Expand
表6.4 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

group

AffinityGroup

In/Out

アフィニティーグループ。

6.2. AffinityGroupHost

このサービスは、1 台のホストを管理し、アフィニティーグループの割り当てを行います。

Expand
表6.5 メソッドの概要
名前Summary

remove

アフィニティーグループからホストを削除します。

6.2.1. remove DELETE

アフィニティーグループからホストを削除します。

Expand
表6.6 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.3. AffinityGroupHostLabel

このサービスは、アフィニティーグループに割り当てられた単一のホストラベルを管理します。

Expand
表6.7 メソッドの概要
名前Summary

remove

アフィニティーグループからこのラベルを削除します。

6.3.1. remove DELETE

アフィニティーグループからこのラベルを削除します。

Expand
表6.8 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.4. AffinityGroupHostLabels

このサービスは、アフィニティーグループに割り当てられたすべてのホストラベルのコレクションを管理します。

Expand
表6.9 メソッドの概要
名前Summary

add

アフィニティーグループにホストラベルを追加します。

list

このアフィニティーグループに割り当てられたすべてのホストラベルをリスト表示します。

6.4.1. add POST

アフィニティーグループにホストラベルを追加します。

たとえば、ラベル 789 をクラスター 123 のアフィニティーグループ 456 に追加するには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/123/affinitygroups/456/hostlabels
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以下のボディーを使用します。

<affinity_label id="789"/>
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Expand
表6.10 パラメーターの概要
名前方向Summary

ラベル

AffinityLabel

In/Out

アフィニティーグループに追加する AffinityLabel オブジェクト。

6.4.2. list GET

このアフィニティーグループに割り当てられたすべてのホストラベルをリスト表示します。

返されるラベルの順序は保証されません。

Expand
表6.11 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

labels

AffinityLabel[]

Out

アフィニティーグループに割り当てられたホストラベル。

max

Integer

In

返すホストラベルの最大数を設定します。

6.4.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.4.2.2. max

返すホストラベルの最大数を設定します。指定されていない場合、すべてのラベルが返されます。

6.5. AffinityGroupHosts

このサービスは、アフィニティーグループに割り当てられたすべてのホストのコレクションを管理します。

Expand
表6.12 メソッドの概要
名前Summary

add

アフィニティーグループにホストを追加します。

list

このアフィニティーグループに割り当てられたホストをリスト表示します。

6.5.1. add POST

アフィニティーグループにホストを追加します。

たとえば、ホスト 789 をクラスター 123 のアフィニティーグループ 456 に追加するには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/123/affinitygroups/456/hosts
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以下のボディーを使用します。

<host id="789"/>
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Expand
表6.13 パラメーターの概要
名前方向Summary

host

ホスト

In/Out

アフィニティーグループに追加するホスト。

6.5.2. list GET

このアフィニティーグループに割り当てられたホストをリスト表示します。

返されるホストの順序は保証されません。

Expand
表6.14 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

hosts

Host[]

Out

このアフィニティーグループに割り当てられたホストのリスト。

max

Integer

In

返すホストの最大数を設定します。

6.5.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.5.2.2. max

返すホストの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのホストが返されます。

6.6. AffinityGroupVm

このサービスは単一の仮想マシンを管理し、アフィニティーグループの割り当てを管理します。

Expand
表6.15 メソッドの概要
名前Summary

remove

この仮想マシンをアフィニティーグループから削除します。

6.6.1. remove DELETE

この仮想マシンをアフィニティーグループから削除します。

Expand
表6.16 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.7. AffinityGroupVmLabel

このサービスは、アフィニティーグループに割り当てられた単一の仮想マシンラベルを管理します。

Expand
表6.17 メソッドの概要
名前Summary

remove

アフィニティーグループからこのラベルを削除します。

6.7.1. remove DELETE

アフィニティーグループからこのラベルを削除します。

Expand
表6.18 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.8. AffinityGroupVmLabels

このサービスは、アフィニティーグループに割り当てられたすべての仮想マシンラベルのコレクションを管理します。

Expand
表6.19 メソッドの概要
名前Summary

add

仮想マシンラベルをアフィニティーグループに追加します。

list

このアフィニティーグループに割り当てられたすべての仮想マシンラベルをリスト表示します。

6.8.1. add POST

仮想マシンラベルをアフィニティーグループに追加します。

たとえば、ラベル 789 をクラスター 123 のアフィニティーグループ 456 に追加するには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/123/affinitygroups/456/vmlabels
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以下のボディーを使用します。

<affinity_label id="789"/>
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Expand
表6.20 パラメーターの概要
名前方向Summary

ラベル

AffinityLabel

In/Out

アフィニティーグループに追加する AffinityLabel オブジェクト。

6.8.2. list GET

このアフィニティーグループに割り当てられたすべての仮想マシンラベルをリスト表示します。

返されるラベルの順序は保証されません。

Expand
表6.21 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

labels

AffinityLabel[]

Out

アフィニティーグループに割り当てられる仮想マシンのラベル。

max

Integer

In

返す仮想マシンラベルの最大数を設定します。

6.8.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.8.2.2. max

返す仮想マシンラベルの最大数を設定します。指定されていない場合、すべてのラベルが返されます。

6.9. AffinityGroupVms

このサービスは、アフィニティーグループに割り当てられたすべての仮想マシンのコレクションを管理します。

Expand
表6.22 メソッドの概要
名前Summary

add

仮想マシンをアフィニティーグループに追加します。

list

このアフィニティーグループに割り当てられたすべての仮想マシンをリスト表示します。

6.9.1. add POST

仮想マシンをアフィニティーグループに追加します。

たとえば、仮想マシンの 789 をクラスター 123 のアフィニティーグループ 456 に追加するには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/123/affinitygroups/456/vms
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以下のボディーを使用します。

<vm id="789"/>
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Expand
表6.23 パラメーターの概要
名前方向Summary

vm

Vm

In/Out

 

6.9.2. list GET

このアフィニティーグループに割り当てられたすべての仮想マシンをリスト表示します。

返される仮想マシンの順序は保証されません。

Expand
表6.24 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返す仮想マシンの最大数を設定します。

vms

Vm[]

Out

 
6.9.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.9.2.2. max

返す仮想マシンの最大数を設定します。指定されていない場合には、すべての仮想マシンが返されます。

6.10. AffinityGroups

アフィニティーグループサービスは、仮想マシンの関係と依存関係を管理します。

Expand
表6.25 メソッドの概要
名前Summary

add

新しいアフィニティーグループを作成します。

list

既存のアフィニティーグループをリスト表示します。

6.10.1. add POST

新しいアフィニティーグループを作成します。

以下の例のような Pos 要求を送信して、新しいアフィニティーグループを作成します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/000-000/affinitygroups
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そして、以下の例をその本文で使用します。

<affinity_group>
  <name>AF_GROUP_001</name>
  <hosts_rule>
    <enforcing>true</enforcing>
    <positive>true</positive>
  </hosts_rule>
  <vms_rule>
    <enabled>false</enabled>
  </vms_rule>
</affinity_group>
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Expand
表6.26 パラメーターの概要
名前方向Summary

group

AffinityGroup

In/Out

作成するアフィニティーグループオブジェクト。

6.10.2. list GET

既存のアフィニティーグループをリスト表示します。

アフィニティーグループの結果の順序は保証されません。

Expand
表6.27 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

グループ

AffinityGroup[]

Out

既存のアフィニティーグループのリスト。

max

Integer

In

返すアフィニティーグループの最大数を設定します。

6.10.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.10.2.2. max

返すアフィニティーグループの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのアフィニティーグループが返されます。

6.11. AffinityLabel

単一のアフィニティーラベルの詳細。

Expand
表6.28 メソッドの概要
名前Summary

get

ラベルの詳細を取得します。

remove

システムからラベルを削除し、削除されたラベルの割り当てを消去します。

update

ラベルを更新します。

6.11.1. get GET

ラベルの詳細を取得します。

Expand
表6.29 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

ラベル

AffinityLabel

Out

 
6.11.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.11.2. remove DELETE

システムからラベルを削除し、削除されたラベルの割り当てを消去します。

6.11.3. update PUT

ラベルを更新します。この呼び出しは、名前や説明などのメタデータをすべて更新します。

Expand
表6.30 パラメーターの概要
名前方向Summary

ラベル

AffinityLabel

In/Out

 

6.12. AffinityLabelHost

このサービスは、affinitylabels/hosts サブコレクションでアクセスする際に特定のラベルを持つホストを表します。

Expand
表6.31 メソッドの概要
名前Summary

get

このラベルが割り当てられたホストの詳細を取得します。

remove

ホストからラベルを削除します。

6.12.1. get GET

このラベルが割り当てられたホストの詳細を取得します。

Expand
表6.32 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

host

ホスト

Out

 
6.12.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.12.2. remove DELETE

ホストからラベルを削除します。

6.13. AffinityLabelHosts

このサービスは、affinitylabels/hosts サブコレクションでアクセスする際に特定のラベルを持つホストのリストを表します。

Expand
表6.33 メソッドの概要
名前Summary

add

Add a label to a host.

list

ラベルの付いたホストをすべてリスト表示します。

6.13.1. add POST

Add a label to a host.

Expand
表6.34 パラメーターの概要
名前方向Summary

host

ホスト

In/Out

 

6.13.2. list GET

ラベルの付いたホストをすべてリスト表示します。

返されるホストの順序は保証されません。

Expand
表6.35 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

hosts

Host[]

Out

 
6.13.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.14. AffinityLabelVm

このサービスは、affinitylabels/vms サブコレクションでアクセスする際に特定のラベルを持つ仮想マシンを表します。

Expand
表6.36 メソッドの概要
名前Summary

get

このラベルが割り当てられた仮想マシンの詳細を取得します。

remove

仮想マシンからラベルを削除します。

6.14.1. get GET

このラベルが割り当てられた仮想マシンの詳細を取得します。

Expand
表6.37 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

vm

Vm

Out

 
6.14.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.14.2. remove DELETE

仮想マシンからラベルを削除します。

6.15. AffinityLabelVms

このサービスは、affinitylabels/vms サブコレクションでアクセスする際に特定のラベルを持つ仮想マシンのリストを表します。

Expand
表6.38 メソッドの概要
名前Summary

add

仮想マシンにラベルを追加します。

list

ラベルの付いた仮想マシンのリストを表示します。

6.15.1. add POST

仮想マシンにラベルを追加します。

Expand
表6.39 パラメーターの概要
名前方向Summary

vm

Vm

In/Out

 

6.15.2. list GET

ラベルの付いた仮想マシンのリストを表示します。

返される仮想マシンの順序は保証されません。

Expand
表6.40 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

vms

Vm[]

Out

 
6.15.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.16. AffinityLabels

システムで利用可能なアフィニティーラベルを管理します。

Expand
表6.41 メソッドの概要
名前Summary

add

新しいラベルを作成します。

list

システムに存在するすべてのラベルをリスト表示します。

6.16.1. add POST

新しいラベルを作成します。ラベルは、vms または hosts リストにあるすべてのエンティティーに自動的に割り当てられます。

Expand
表6.42 パラメーターの概要
名前方向Summary

ラベル

AffinityLabel

In/Out

 

6.16.2. list GET

システムに存在するすべてのラベルをリスト表示します。

返されるラベルの順序は保証されません。

Expand
表6.43 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

labels

AffinityLabel[]

Out

 

max

Integer

In

返すラベルの最大数を設定します。

6.16.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.16.2.2. max

返すラベルの最大数を設定します。指定されていない場合、すべてのラベルが返されます。

6.17. エリア

このアノテーションは、どの oVirt エリアがアノテーション付きの概念に関連しているかを指定することが目的です。現在、以下のエリアが使用されており、oVirt チームと密接に関連していますが、必ずしも同じではありません。

  • Infrastructure
  • Network
  • SLA
  • ストレージ
  • 仮想化

概念は、複数の領域に関連付けるか、領域なしに割り当てることができます。

このアノテーションの値は、レポートのみを目的としており、生成されたすべてのコードやモデルの有効性には影響しません。

6.18. AssignedAffinityLabel

このサービスは、entities/affinitylabels サブコレクションを使用してアクセスすると、エンティティー割り当てに対する 1 つのラベルを表します。

Expand
表6.44 メソッドの概要
名前Summary

get

割り当てられたラベルの詳細を取得します。

remove

エンティティーからラベルを削除します。

6.18.1. get GET

割り当てられたラベルの詳細を取得します。

Expand
表6.45 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

ラベル

AffinityLabel

Out

 
6.18.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.18.2. remove DELETE

エンティティーからラベルを削除します。ラベル自体には触れません。

6.19. AssignedAffinityLabels

このサービスは、entities/affinitylabels を使用してアクセスする際にサポートされているエンティティーに割り当てられるアフィニティーラベルをリスト表示し、操作するために使用されます。

Expand
表6.46 メソッドの概要
名前Summary

add

ラベルをエンティティーに割り当てます。

list

エンティティーに割り当てられたすべてのラベルをリスト表示します。

6.19.1. add POST

ラベルをエンティティーに割り当てます。

Expand
表6.47 パラメーターの概要
名前方向Summary

ラベル

AffinityLabel

In/Out

 

6.19.2. list GET

エンティティーに割り当てられたすべてのラベルをリスト表示します。

返されるエンティティーの順序は保証されません。

Expand
表6.48 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

ラベル

AffinityLabel[]

Out

 
6.19.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.20. AssignedCpuProfile

Expand
表6.49 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

6.20.1. get GET

Expand
表6.50 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

profile

CpuProfile

Out

 
6.20.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.20.2. remove DELETE

Expand
表6.51 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.21. AssignedCpuProfiles

Expand
表6.52 メソッドの概要
名前Summary

add

クラスターの新しい cpu プロファイルを追加します。

list

クラスターに割り当てられた CPU プロファイルをリスト表示します。

6.21.1. add POST

クラスターの新しい cpu プロファイルを追加します。

Expand
表6.53 パラメーターの概要
名前方向Summary

profile

CpuProfile

In/Out

 

6.21.2. list GET

クラスターに割り当てられた CPU プロファイルをリスト表示します。

返される CPU プロファイルの順序は保証されません。

Expand
表6.54 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すプロファイルの最大数を設定します。

profiles

CpuProfile[]

Out

 
6.21.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.21.2.2. max

返すプロファイルの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのプロファイルが返されます。

6.22. AssignedDiskProfile

Expand
表6.55 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

6.22.1. get GET

Expand
表6.56 パラメーターの概要
名前方向Summary

disk_profile

DiskProfile

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.22.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.22.2. remove DELETE

Expand
表6.57 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.23. AssignedDiskProfiles

Expand
表6.58 メソッドの概要
名前Summary

add

ストレージドメインの新規ディスクプロファイルを追加します。

list

ストレージドメインに割り当てられたディスクプロファイルのリストを返します。

6.23.1. add POST

ストレージドメインの新規ディスクプロファイルを追加します。

Expand
表6.59 パラメーターの概要
名前方向Summary

profile

DiskProfile

In/Out

 

6.23.2. list GET

ストレージドメインに割り当てられたディスクプロファイルのリストを返します。

返されるディスクプロファイルの順序は保証されません。

Expand
表6.60 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すプロファイルの最大数を設定します。

profiles

DiskProfile[]

Out

 
6.23.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.23.2.2. max

返すプロファイルの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのプロファイルが返されます。

6.24. AssignedPermissions

ユーザー、グループ、またはエンティティータイプ別にスコープ指定されたパーミッションサブコレクションを表します。

Expand
表6.61 メソッドの概要
名前Summary

add

特定のエンティティーのユーザーまたはグループに新しいパーミッションを割り当てます。

list

特定のエンティティーのすべてのパーミッションをリスト表示します。

6.24.1. add POST

特定のエンティティーのユーザーまたはグループに新しいパーミッションを割り当てます。

たとえば、UserVmManager ロールを ID が 123 の仮想マシン、id が 456 のユーザーに割り当てるには、以下のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/vms/123/permissions
Copy to Clipboard Toggle word wrap

リクエスト本文は以下のようになります。

<permission>
  <role>
    <name>UserVmManager</name>
  </role>
  <user id="456"/>
</permission>
Copy to Clipboard Toggle word wrap

id が 456 のユーザーに SuperUser ロールを割り当てるには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/permissions
Copy to Clipboard Toggle word wrap

リクエスト本文は以下のようになります。

<permission>
  <role>
    <name>SuperUser</name>
  </role>
  <user id="456"/>
</permission>
Copy to Clipboard Toggle word wrap

ユーザーの代わりにグループにパーミッションを割り当てる場合は、user 要素を group の適切な ID に置き換えます。たとえば、UserRole ロールを ID が 123 のクラスター、ID が 789 のグループに割り当てるには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/123/permissions
Copy to Clipboard Toggle word wrap

リクエスト本文は以下のようになります。

<permission>
  <role>
    <name>UserRole</name>
  </role>
  <group id="789"/>
</permission>
Copy to Clipboard Toggle word wrap
Expand
表6.62 パラメーターの概要
名前方向Summary

permission

Permission

In/Out

パーミッション。

6.24.2. list GET

特定のエンティティーのすべてのパーミッションをリスト表示します。

たとえば、id 123 のクラスターのすべての権限をリスト表示するには、以下のように要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/clusters/123/permissions
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<permissions>
  <permission id="456">
    <cluster id="123"/>
    <role id="789"/>
    <user id="451"/>
  </permission>
  <permission id="654">
    <cluster id="123"/>
    <role id="789"/>
    <group id="127"/>
  </permission>
</permissions>
Copy to Clipboard Toggle word wrap

返されるパーミッションの順序は保証されません。

Expand
表6.63 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

permissions

Permission[]

Out

パーミッションのリスト

6.24.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.25. AssignedRoles

ロールサブコレクション (例: ユーザーごとにスコープ設定) を表します。

Expand
表6.64 メソッドの概要
名前Summary

list

パーミッションに割り当てられたロールを返します。

6.25.1. list GET

パーミッションに割り当てられたロールを返します。

返されるロールの順序は保証されません。

Expand
表6.65 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すロールの最大数を設定します。

roles

Role[]

Out

 
6.25.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.25.1.2. max

返すロールの最大数を設定します。指定のない場合は、すべてのロールが返されます。

6.26. AssignedTag

システムの特定エンティティーへの特定のタグの割り当てを管理するサービス

Expand
表6.66 メソッドの概要
名前Summary

get

割り当てられたタグに関する情報を取得します。

remove

システムの特定のエンティティーからタグの割り当てを解除します。

6.26.1. get GET

割り当てられたタグに関する情報を取得します。

たとえば、id 123 の仮想マシンに割り当てられる id 456 のタグに関する情報を取得するには、以下のように要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/vms/123/tags/456
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<tag href="/ovirt-engine/api/tags/456" id="456">
  <name>root</name>
  <description>root</description>
  <vm href="/ovirt-engine/api/vms/123" id="123"/>
</tag>
Copy to Clipboard Toggle word wrap
Expand
表6.67 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

tag

タグ

Out

割り当てられたタグ。

6.26.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.26.2. remove DELETE

システムの特定のエンティティーからタグの割り当てを解除します。

たとえば、id 123 の仮想マシンから id 456 のタグの割り当てを解除するには、以下のように要求を送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/vms/123/tags/456
Copy to Clipboard Toggle word wrap
Expand
表6.68 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.27. AssignedTags

システムの特定のエンティティーへのタグの割り当てを管理するサービス。

Expand
表6.69 メソッドの概要
名前Summary

add

システムの特定のエンティティーにタグを割り当てます。

list

特定のエンティティーに割り当てられたすべてのタグをリスト表示します。

6.27.1. add POST

システムの特定のエンティティーにタグを割り当てます。

たとえば、ID が 123 の仮想マシンにタグ mytag を割り当てるには、次のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/vms/123/tags
Copy to Clipboard Toggle word wrap

リクエスト本文は以下のようになります。

<tag>
  <name>mytag</name>
</tag>
Copy to Clipboard Toggle word wrap
Expand
表6.70 パラメーターの概要
名前方向Summary

tag

タグ

In/Out

割り当てられたタグ。

6.27.2. list GET

特定のエンティティーに割り当てられたすべてのタグをリスト表示します。

たとえば、id 123 の仮想マシンのタグのリストを表示するには、以下のようにリクエストを送信します。

GET /ovirt-engine/api/vms/123/tags
Copy to Clipboard Toggle word wrap
<tags>
  <tag href="/ovirt-engine/api/tags/222" id="222">
    <name>mytag</name>
    <description>mytag</description>
    <vm href="/ovirt-engine/api/vms/123" id="123"/>
  </tag>
</tags>
Copy to Clipboard Toggle word wrap

返されるタグの順序は保証されません。

Expand
表6.71 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すタグの最大数を設定します。

tags

Tag[]

Out

割り当てられたタグのリスト。

6.27.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.27.2.2. max

返すタグの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのタグが返されます。

6.28. AssignedVnicProfile

Expand
表6.72 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

6.28.1. get GET

Expand
表6.73 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

profile

VnicProfile

Out

 
6.28.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.28.2. remove DELETE

Expand
表6.74 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.29. AssignedVnicProfiles

Expand
表6.75 メソッドの概要
名前Summary

add

ネットワーク用の新しい仮想ネットワークインターフェイスカードプロファイルを追加します。

list

ネットワークに割り当てられる VNIC プロファイルのリストを返します。

6.29.1. add POST

ネットワーク用の新しい仮想ネットワークインターフェイスカードプロファイルを追加します。

Expand
表6.76 パラメーターの概要
名前方向Summary

profile

VnicProfile

In/Out

 

6.29.2. list GET

ネットワークに割り当てられる VNIC プロファイルのリストを返します。

返される VNIC プロファイルの順序は保証されません。

Expand
表6.77 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すプロファイルの最大数を設定します。

profiles

VnicProfile[]

Out

 
6.29.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.29.2.2. max

返すプロファイルの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのプロファイルが返されます。

6.30. AttachedStorageDomain

Expand
表6.78 メソッドの概要
名前Summary

activate

この操作により、割り当てられたストレージドメインがアクティベートされます。

deactivate

この操作により、接続されたストレージドメインが非アクティブになります。

get

 

remove

 

6.30.1. activate POST

この操作により、割り当てられたストレージドメインがアクティベートされます。ストレージドメインがアクティブ化されると、データセンターで使用できるようになります。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/123/storagedomains/456/activate
Copy to Clipboard Toggle word wrap

アクティブ化アクションはアクション固有のパラメーターを実行しないため、リクエストの本文には空の action が含まれている必要があります。

<action/>
Copy to Clipboard Toggle word wrap
Expand
表6.79 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクティベーションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.30.2. deactivate POST

この操作により、接続されたストレージドメインが非アクティブになります。ストレージドメインが非アクティブ化されると、データセンターでは使用されなくなります。たとえば、ストレージドメイン 456 を非アクティブ化するには、次のリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/123/storagedomains/456/deactivate
Copy to Clipboard Toggle word wrap

リクエスト本文は以下のようになります。

<action/>
Copy to Clipboard Toggle word wrap

force パラメーターが true の場合、ストレージドメインの非アクティブ化が失敗する前に行われた OVF 更新が失敗した場合でも、操作は成功します。force パラメーターが false で OVF の更新に失敗すると、ストレージドメインの非アクティブ化も失敗します。

Expand
表6.80 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

非アクティブ化を非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

force

ブール値

In

ストレージドメインの OVF 更新が失敗した場合でも、操作が成功し、ストレージドメインを非アクティブ化状態に移行する必要があるかどうかを示します。

6.30.2.1. force

ストレージドメインの OVF 更新が失敗した場合でも、操作が成功し、ストレージドメインを非アクティブ化状態に移行する必要があるかどうかを示します。たとえば、force フラグを使用してストレージドメイン 456 を非アクティブ化するには、次のリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/123/storagedomains/456/deactivate
Copy to Clipboard Toggle word wrap

リクエスト本文は以下のようになります。

<action>
  <force>true</force>
<action>
Copy to Clipboard Toggle word wrap

このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は false です。

6.30.3. get GET

Expand
表6.81 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

storage_domain

StorageDomain

Out

 
6.30.3.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.30.4. remove DELETE

Expand
表6.82 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.31. AttachedStorageDomainDisk

データセンターに接続されたストレージドメインで使用可能な単一のディスクを管理します。

重要

エンジンのバージョン 4.2 以降、このサービスは、ストレージドメインで使用可能なディスクをリスト表示し、未登録のディスクを登録することのみを目的としています。ディスクのコピー、ディスクの移動など、他のすべての操作は非推奨になり、将来削除される予定です。これらの操作を実行するには、システムのすべてのディスクを管理するサービス、または 特定のディスクを管理するサービス を使用します。

Expand
表6.83 メソッドの概要
名前Summary

copy

指定したストレージドメインにディスクをコピーします。

export

ディスクをエクスポートストレージドメインにエクスポートします。

get

ディスクの説明を取得します。

move

ディスクを別のストレージドメインに移動します。

register

登録解除されたディスクを登録します。

remove

ディスクを削除します。

sparsify

ディスクをスパース化します。

update

ディスクを更新します。

6.31.1. copy POST

指定したストレージドメインにディスクをコピーします。

重要

エンジンのバージョン 4.2 以降、この操作は非推奨になり、後方互換性のためにのみ保持されます。これは今後削除されます。ディスクをコピーするには、そのディスクを管理するサービスの コピー 操作を使用します。

Expand
表6.84 パラメーターの概要
名前方向Summary

disk

ディスク

In

作成されるディスクの説明。

storage_domain

StorageDomain

In

新しいディスクが作成されるストレージドメイン。

6.31.2. export POST

ディスクをエクスポートストレージドメインにエクスポートします。

重要

エンジンのバージョン 4.2 以降、この操作は非推奨になり、後方互換性のためにのみ保持されます。これは今後削除されます。ディスクをエクスポートするには、そのディスクを管理するサービスの エクスポート 操作を使用します。

Expand
表6.85 パラメーターの概要
名前方向Summary

storage_domain

StorageDomain

In

ディスクがエクスポートされるエクスポートストレージドメイン。

6.31.3. get GET

ディスクの説明を取得します。

Expand
表6.86 パラメーターの概要
名前方向Summary

disk

ディスク

Out

ディスクの説明。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.31.3.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.31.4. move POST

ディスクを別のストレージドメインに移動します。

重要

エンジンのバージョン 4.2 以降、この操作は非推奨になり、後方互換性のためにのみ保持されます。これは今後削除されます。ディスクを移動するには、そのディスクを管理するサービスの 移動 操作を使用します。

Expand
表6.87 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

移動を非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

storage_domain

StorageDomain

In

ディスクが移動されるストレージドメイン。

6.31.5. register POST

登録解除されたディスクを登録します。

6.31.6. remove DELETE

ディスクを削除します。

重要

エンジンのバージョン 4.2 以降、この操作は非推奨になり、後方互換性のためにのみ保持されます。これは今後削除されます。ディスクを削除するには、そのディスクを管理するサービスの remove 操作を使用します。

6.31.7. sparsify POST

ディスクをスパース化します。

重要

エンジンのバージョン 4.2 以降、この操作は非推奨になり、後方互換性のためにのみ保持されます。これは今後削除されます。ディスクを削除するには、そのディスクを管理するサービスの remove 操作を使用します。

6.31.8. update PUT

ディスクを更新します。

重要

エンジンのバージョン 4.2 以降、この操作は非推奨になり、後方互換性のためにのみ保持されます。これは今後削除されます。ディスクを更新するには、そのディスクを管理するサービスの 更新 操作を使用します。

Expand
表6.88 パラメーターの概要
名前方向Summary

disk

ディスク

In/Out

ディスクに適用する更新。

6.32. AttachedStorageDomainDisks

データセンターに接続されているストレージドメイン内で利用可能なディスクのコレクションを管理します。

Expand
表6.89 メソッドの概要
名前Summary

add

ディスクを追加または登録します。

list

ストレージドメインで利用可能なディスクのリストを取得します。

6.32.1. add POST

ディスクを追加または登録します。

重要

エンジンのバージョン 4.2 以降、この操作は非推奨になり、後方互換性のためにのみ保持されます。これは今後削除されます。新しいディスクを追加するには、システムのディスクを管理するサービスの add 操作を使用します。未登録のディスクを登録するには、そのディスクを管理するサービスの 登録 操作を使用します。

Expand
表6.90 パラメーターの概要
名前方向Summary

disk

ディスク

In/Out

追加または登録するディスク。

unregistered

ブール値

In

新しいディスクを追加するか、または既存の登録されていないディスクを登録する必要があるかどうかを示します。

6.32.1.1. unregistered

新しいディスクを追加するか、または既存の登録されていないディスクを登録する必要があるかどうかを示します。値が true の場合、登録するディスクの ID を指定する必要があります。たとえば、id 456 でディスクを登録するには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/storagedomains/123/disks?unregistered=true
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リクエスト本文は以下のようになります。

<disk id="456"/>
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値が false の場合、ストレージドメインに新しいディスクが作成されます。この場合、provisioned_size 属性、format 属性、および name 属性が必須となります。たとえば、1 GiB の 書き込みディスクに新しいコピー を作成するには、次のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/storagedomains/123/disks
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リクエスト本文は以下のようになります。

<disk>
  <name>mydisk</name>
  <format>cow</format>
  <provisioned_size>1073741824</provisioned_size>
</disk>
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デフォルト値は false です。

6.32.2. list GET

ストレージドメインで利用可能なディスクのリストを取得します。

Expand
表6.91 パラメーターの概要
名前方向Summary

disks

Disk[]

Out

取得されたディスクのリスト。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すディスクの最大数を設定します。

6.32.2.1. disks

取得されたディスクのリスト。

返されるディスクの順序は保証されません。

6.32.2.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.32.2.3. max

返すディスクの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのディスクが返されます。

6.33. AttachedStorageDomains

データセンターに接続されているストレージドメインを管理します。

Expand
表6.92 メソッドの概要
名前Summary

add

既存のストレージドメインをデータセンターに接続します。

list

データセンターにアタッチされているストレージドメインのリストを返します。

6.33.1. add POST

既存のストレージドメインをデータセンターに接続します。

Expand
表6.93 パラメーターの概要
名前方向Summary

storage_domain

StorageDomain

In/Out

データセンターにアタッチするストレージドメイン。

6.33.2. list GET

データセンターにアタッチされているストレージドメインのリストを返します。

返されるストレージドメインの順序は保証されません。

Expand
表6.94 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すストレージドメインの最大数を設定します。

storage_domains

StorageDomain[]

Out

データセンターに接続されているストレージドメインのリスト。

6.33.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.33.2.2. max

返すストレージドメインの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのストレージドメインが返されます。

6.34. バランス

Expand
表6.95 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

6.34.1. get GET

Expand
表6.96 パラメーターの概要
名前方向Summary

balance

バランス

Out

 

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.34.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.34.2. remove DELETE

Expand
表6.97 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.35. バランス

Expand
表6.98 メソッドの概要
名前Summary

add

指定のユーザー定義のスケジューリングポリシーにバランスモジュールを追加します。

list

スケジューリングポリシーで使用されるバランスモジュールのリストを返します。

6.35.1. add POST

指定のユーザー定義のスケジューリングポリシーにバランスモジュールを追加します。

Expand
表6.99 パラメーターの概要
名前方向Summary

balance

バランス

In/Out

 

6.35.2. list GET

スケジューリングポリシーで使用されるバランスモジュールのリストを返します。

返される分散モジュールの順序は保証されません。

Expand
表6.100 パラメーターの概要
名前方向Summary

balances

Balance[]

Out

 

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すバランスの最大数を設定します。

6.35.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.35.2.2. max

返すバランスの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのバランスが返されます。

6.36. ブックマーク

ブックマークを管理するサービス

Expand
表6.101 メソッドの概要
名前Summary

get

ブックマークを取得します。

remove

ブックマークを削除します。

update

ブックマークを更新します。

6.36.1. get GET

ブックマークを取得します。

ブックマークを取得する例:

GET /ovirt-engine/api/bookmarks/123
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<bookmark href="/ovirt-engine/api/bookmarks/123" id="123">
  <name>example_vm</name>
  <value>vm: name=example*</value>
</bookmark>
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Expand
表6.102 パラメーターの概要
名前方向Summary

bookmark

ブックマーク

Out

要求されたブックマーク。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.36.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.36.2. remove DELETE

ブックマークを削除します。

ブックマークを削除する例:

DELETE /ovirt-engine/api/bookmarks/123
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Expand
表6.103 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.36.3. update PUT

ブックマークを更新します。

ブックマークを更新する例:

PUT /ovirt-engine/api/bookmarks/123
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リクエスト本文:

<bookmark>
  <name>new_example_vm</name>
  <value>vm: name=new_example*</value>
</bookmark>
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Expand
表6.104 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

bookmark

ブックマーク

In/Out

更新されたブックマーク。

6.37. ブックマーク

ブックマークを管理するサービス

Expand
表6.105 メソッドの概要
名前Summary

add

新規ブックマークの追加

list

利用可能なブックマークをすべて表示します。

6.37.1. add POST

新規ブックマークの追加

ブックマークの追加例:

POST /ovirt-engine/api/bookmarks
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<bookmark>
  <name>new_example_vm</name>
  <value>vm: name=new_example*</value>
</bookmark>
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Expand
表6.106 パラメーターの概要
名前方向Summary

bookmark

ブックマーク

In/Out

追加されたブックマーク。

6.37.2. list GET

利用可能なブックマークをすべて表示します。

ブックマークのリスト表示例:

GET /ovirt-engine/api/bookmarks
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<bookmarks>
  <bookmark href="/ovirt-engine/api/bookmarks/123" id="123">
    <name>database</name>
    <value>vm: name=database*</value>
  </bookmark>
  <bookmark href="/ovirt-engine/api/bookmarks/456" id="456">
    <name>example</name>
    <value>vm: name=example*</value>
  </bookmark>
</bookmarks>
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返されたブックマークの順序は保証されません。

Expand
表6.107 パラメーターの概要
名前方向Summary

bookmarks

Bookmark[]

Out

利用可能なブックマークのリスト。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すブックマークの最大数を設定します。

6.37.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.37.2.2. max

返すブックマークの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのブックマークが返されます。

6.38. クラスター

特定のクラスターを管理するサービス。

Expand
表6.108 メソッドの概要
名前Summary

get

クラスターに関する情報を取得します。

refreshglusterhealstatus

クラスター内のすべてのボリュームの Gluster 修復情報を更新します。

remove

システムからクラスターを削除します。

resetemulatedmachine

 

syncallnetworks

クラスターのすべてのネットワークを同期します。

update

クラスターに関する情報を更新します。

upgrade

アクションの値に基づいて、クラスターのアップグレードプロセスを開始、更新、または終了します。

6.38.1. get GET

クラスターに関する情報を取得します。

クラスターを取得する例:

GET /ovirt-engine/api/clusters/123
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<cluster href="/ovirt-engine/api/clusters/123" id="123">
  <actions>
    <link href="/ovirt-engine/api/clusters/123/resetemulatedmachine" rel="resetemulatedmachine"/>
  </actions>
  <name>Default</name>
  <description>The default server cluster</description>
  <link href="/ovirt-engine/api/clusters/123/networks" rel="networks"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/clusters/123/permissions" rel="permissions"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/clusters/123/glustervolumes" rel="glustervolumes"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/clusters/123/glusterhooks" rel="glusterhooks"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/clusters/123/affinitygroups" rel="affinitygroups"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/clusters/123/cpuprofiles" rel="cpuprofiles"/>
  <ballooning_enabled>false</ballooning_enabled>
  <cpu>
    <architecture>x86_64</architecture>
    <type>Intel Nehalem Family</type>
  </cpu>
  <error_handling>
    <on_error>migrate</on_error>
  </error_handling>
  <fencing_policy>
    <enabled>true</enabled>
    <skip_if_connectivity_broken>
      <enabled>false</enabled>
      <threshold>50</threshold>
    </skip_if_connectivity_broken>
    <skip_if_sd_active>
      <enabled>false</enabled>
    </skip_if_sd_active>
  </fencing_policy>
  <gluster_service>false</gluster_service>
  <ha_reservation>false</ha_reservation>
  <ksm>
    <enabled>true</enabled>
    <merge_across_nodes>true</merge_across_nodes>
  </ksm>
  <memory_policy>
    <over_commit>
      <percent>100</percent>
    </over_commit>
    <transparent_hugepages>
      <enabled>true</enabled>
    </transparent_hugepages>
  </memory_policy>
  <migration>
    <auto_converge>inherit</auto_converge>
    <bandwidth>
      <assignment_method>auto</assignment_method>
    </bandwidth>
    <compressed>inherit</compressed>
  </migration>
  <required_rng_sources>
    <required_rng_source>random</required_rng_source>
  </required_rng_sources>
  <scheduling_policy href="/ovirt-engine/api/schedulingpolicies/456" id="456"/>
  <threads_as_cores>false</threads_as_cores>
  <trusted_service>false</trusted_service>
  <tunnel_migration>false</tunnel_migration>
  <version>
    <major>4</major>
    <minor>0</minor>
  </version>
  <virt_service>true</virt_service>
  <data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/111" id="111"/>
</cluster>
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表6.109 パラメーターの概要
名前方向Summary

cluster

クラスター

Out

 

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.38.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.38.2. refreshglusterhealstatus POST

クラスター内のすべてのボリュームの Gluster 修復情報を更新します。

たとえば、Cluster 123 では、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/123/refreshglusterhealstatus
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6.38.3. remove DELETE

システムからクラスターを削除します。

DELETE /ovirt-engine/api/clusters/00000000-0000-0000-0000-000000000000
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表6.110 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.38.4. resetemulatedmachine POST

Expand
表6.111 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

リセットを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.38.5. syncallnetworks POST

クラスターのすべてのネットワークを同期します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/123/syncallnetworks
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action/>
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表6.112 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.38.6. update PUT

クラスターに関する情報を更新します。

指定されたフィールドのみが更新されます。その他は変更されません。

たとえば、クラスターの CPU を更新するには、次のようにします。

PUT /ovirt-engine/api/clusters/123
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リクエスト本文は以下のようになります。

<cluster>
  <cpu>
    <type>Intel Haswell-noTSX Family</type>
  </cpu>
</cluster>
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Expand
表6.113 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

cluster

クラスター

In/Out

 

6.38.7. upgrade POST

アクションの値に基づいて、クラスターのアップグレードプロセスを開始、更新、または終了します。このアクションは、startstop、または update_progress の値をとるアクション値に基づいて、クラスターにアップグレードのマークを付けたり、進行状況を更新したり、クラスターのアップグレード実行フラグをクリアしたりします。

POST /ovirt-engine/api/clusters/123/upgrade
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アップグレードの対象となるクラスターをマークするための次のようなリクエスト本文を使用します。

<action>
    <upgrade_action>
        start
    </upgrade_action>
</action>
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アップグレードを開始した後、次のようなリクエスト本文を使用して、進行状況を 15% に更新します。

<action>
    <upgrade_action>
        update_progress
    </upgrade_action>
    <upgrade_percent_complete>
        15
    </upgrade_percent_complete>
</action>
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Expand
表6.114 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

correlation_id

String

In

アップグレード相関識別子を明示的に設定します。

upgrade_action

ClusterUpgradeAction

In

実行するアクション。

upgrade_percent_complete

Integer

In

アップグレードの進行状況を、プロセス全体の完了率として更新します。

6.38.7.1. correlation_id

アップグレード相関識別子を明示的に設定します。クラスターのアップグレードの詳細を示すイベントをアップグレード自体に関連付けるために使用します。指定のない場合は、Correlation-Id http ヘッダーの相関 ID が使用されます。

6.39. ClusterEnabledFeature

クラスターの有効機能を表します。

Expand
表6.115 メソッドの概要
名前Summary

get

有効なクラスター機能に関する情報を提供します。

remove

クラスター機能を無効にします。

6.39.1. get GET

有効なクラスター機能に関する情報を提供します。

たとえば、クラスター 123 で有効な機能 456 の詳細を確認するには、以下のような要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/clusters/123/enabledfeatures/456
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これにより、名前が含まれる ClusterFeature オブジェクトが返されます。

<cluster_feature id="456">
  <name>libgfapi_supported</name>
</cluster_feature>
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Expand
表6.116 パラメーターの概要
名前方向Summary

feature

ClusterFeature

Out

有効なクラスター機能を取得している。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.39.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.39.2. remove DELETE

クラスター機能を無効にします。

たとえば、クラスター 123 の機能 456 を無効にするには、以下のように要求を送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/clusters/123/enabledfeatures/456
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6.40. ClusterEnabledFeatures

このクラスターに対して有効にされる追加機能に関する情報を提供します。有効な機能はクラスターレベルの利用可能な機能です。

Expand
表6.117 メソッドの概要
名前Summary

add

クラスターの追加機能を有効にします。

list

クラスターに有効な追加機能をリスト表示します。

6.40.1. add POST

クラスターの追加機能を有効にします。

たとえば、クラスター 123 で機能 456 を有効にするには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/123/enabledfeatures
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リクエスト本文は以下のようになります。

<cluster_feature id="456"/>
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Expand
表6.118 パラメーターの概要
名前方向Summary

feature

ClusterFeature

In/Out

 

6.40.2. list GET

クラスターに有効な追加機能をリスト表示します。

たとえば、クラスター 123 の機能を有効にするには、以下のような要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/clusters/123/enabledfeatures
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これにより、機能のリストが返されます。

<enabled_features>
  <cluster_feature id="123">
     <name>test_feature</name>
  </cluster_feature>
  ...
</enabled_features>
Copy to Clipboard Toggle word wrap
Expand
表6.119 パラメーターの概要
名前方向Summary

features

ClusterFeature[]

Out

取得される機能。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.40.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.41. ClusterExternalProviders

このサービスは、外部プロバイダーをリスト表示します。

Expand
表6.120 メソッドの概要
名前Summary

list

外部プロバイダーリストを返します。

6.41.1. list GET

外部プロバイダーリストを返します。

返されたプロバイダーリストの順序は保証されません。

Expand
表6.121 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

providers

ExternalProvider[]

Out

 
6.41.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.42. ClusterFeature

クラスターレベルで有効になっている機能を表します。

Expand
表6.122 メソッドの概要
名前Summary

get

クラスターレベルでサポートされるクラスター機能に関する情報を提供します。

6.42.1. get GET

クラスターレベルでサポートされるクラスター機能に関する情報を提供します。

たとえば、クラスターレベル 4.1 のクラスター機能 456 の詳細は、以下のような要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/clusterlevels/4.1/clusterfeatures/456
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これにより、名前が含まれる ClusterFeature オブジェクトが返されます。

<cluster_feature id="456">
  <name>libgfapi_supported</name>
</cluster_feature>
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Expand
表6.123 パラメーターの概要
名前方向Summary

feature

ClusterFeature

Out

取得されるクラスター機能。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.42.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.43. ClusterFeatures

クラスターレベルでサポートされるクラスター機能に関する情報を提供します。

Expand
表6.124 メソッドの概要
名前Summary

list

クラスターレベルでサポートされるクラスター機能をリスト表示します。

6.43.1. list GET

クラスターレベルでサポートされるクラスター機能をリスト表示します。

GET /ovirt-engine/api/clusterlevels/4.1/clusterfeatures
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これにより、クラスターレベルでサポートされるクラスター機能のリストが返されます。

<cluster_features>
  <cluster_feature id="123">
     <name>test_feature</name>
  </cluster_feature>
  ...
</cluster_features>
Copy to Clipboard Toggle word wrap
Expand
表6.125 パラメーターの概要
名前方向Summary

features

ClusterFeature[]

Out

取得される機能。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.43.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.44. ClusterLevel

特定のクラスターレベルに関する情報を提供します。詳細は、ClusterLevels サービスを参照してください。

Expand
表6.126 メソッドの概要
名前Summary

get

このサービスが管理する特定のクラスターレベルの機能に関する情報を提供します。

6.44.1. get GET

このサービスが管理する特定のクラスターレベルの機能に関する情報を提供します。

たとえば、レベル 3.6 でサポートされる CPU タイプを確認するには、以下のように要求を送信できます。

GET /ovirt-engine/api/clusterlevels/3.6
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これにより、サポートされる CPU タイプとクラスターレベルを記述する他の情報が含まれる ClusterLevel オブジェクトが返されます。

<cluster_level id="3.6">
  <cpu_types>
    <cpu_type>
      <name>Intel Nehalem Family</name>
      <level>3</level>
      <architecture>x86_64</architecture>
    </cpu_type>
    ...
  </cpu_types>
  <permits>
    <permit id="1">
      <name>create_vm</name>
      <administrative>false</administrative>
    </permit>
    ...
  </permits>
</cluster_level>
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Expand
表6.127 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

level

ClusterLevel

Out

取得したクラスターレベル。

6.44.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.45. ClusterLevels

エンジンがサポートするさまざまなクラスターレベルの機能に関する情報を提供します。エンジンのバージョン 4.0 は、レベル 4.0 および 3.6 をサポートします。これらのレベルのそれぞれは、さまざまな CPU タイプのセットをサポートします。以下に例を示します。このサービスは、その情報を提供します。

Expand
表6.128 メソッドの概要
名前Summary

list

システムがサポートするクラスターレベルをリスト表示します。

6.45.1. list GET

システムがサポートするクラスターレベルをリスト表示します。

GET /ovirt-engine/api/clusterlevels
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これにより、利用可能なクラスターレベルのリストが返されます。

<cluster_levels>
  <cluster_level id="4.0">
     ...
  </cluster_level>
  ...
</cluster_levels>
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返されるクラスターレベルの順序は保証されません。

Expand
表6.129 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

levels

ClusterLevel[]

Out

取得されるクラスターレベル。

6.45.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.46. ClusterNetwork

特定のクラスターネットワークを管理するサービス

Expand
表6.130 メソッドの概要
名前Summary

get

クラスターネットワークの詳細を取得します。

remove

クラスターからネットワークの割り当てを解除します。

update

クラスターのネットワークを更新します。

6.46.1. get GET

クラスターネットワークの詳細を取得します。

Expand
表6.131 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

network

Network

Out

クラスターネットワーク

6.46.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.46.2. remove DELETE

クラスターからネットワークの割り当てを解除します。

6.46.3. update PUT

クラスターのネットワークを更新します。

Expand
表6.132 パラメーターの概要
名前方向Summary

network

Network

In/Out

クラスターネットワーク

6.47. ClusterNetworks

クラスターネットワークを管理するサービス

Expand
表6.133 メソッドの概要
名前Summary

add

ネットワークをクラスターに割り当てます。

list

クラスターに割り当てられているネットワークをリスト表示します。

6.47.1. add POST

ネットワークをクラスターに割り当てます。

以下の例のような Post 要求を送信して、ネットワークをクラスターに割り当てます。

POST /ovirt-engine/api/clusters/123/networks
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ボディーで以下の例を使用します。

<network id="123" />
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Expand
表6.134 パラメーターの概要
名前方向Summary

network

Network

In/Out

クラスターに割り当てるネットワークオブジェクト。

6.47.2. list GET

クラスターに割り当てられているネットワークをリスト表示します。

返されるクラスターの順序は保証されません。

Expand
表6.135 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すネットワークの最大数を設定します。

networks

Network[]

Out

クラスターに割り当てられているネットワークのリスト。

6.47.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.47.2.2. max

返すネットワークの最大数を設定します。指定されていない場合には、すべてのネットワークが返されます。

6.48. Clusters

クラスターを管理するサービス

Expand
表6.136 メソッドの概要
名前Summary

add

新規クラスターを作成します。

list

システムのクラスターリストを返します。

6.48.1. add POST

新規クラスターを作成します。

これには、namecpu.type、および data_center 属性が必要です。id または name 属性のいずれかでデータセンターを特定します。

POST /ovirt-engine/api/clusters
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リクエスト本文は以下のようになります。

<cluster>
  <name>mycluster</name>
  <cpu>
    <type>Intel Nehalem Family</type>
  </cpu>
  <data_center id="123"/>
</cluster>
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クラスターに追加されるすべてのホストにデプロイされる外部ネットワークプロバイダーでクラスターを作成するには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters
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必要なプロバイダーへの参照が含まれるリクエスト本文:

<cluster>
  <name>mycluster</name>
  <cpu>
    <type>Intel Nehalem Family</type>
  </cpu>
  <data_center id="123"/>
  <external_network_providers>
    <external_provider name="ovirt-provider-ovn"/>
  </external_network_providers>
</cluster>
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Expand
表6.137 パラメーターの概要
名前方向Summary

cluster

クラスター

In/Out

 

6.48.2. list GET

システムのクラスターリストを返します。

sortby 句が search パラメーターに含まれている場合にのみ、返されるクラスターの順序は保証されます。

Expand
表6.138 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

検索時に大文字と小文字の区別が考慮されるかどうかを示します。

clusters

Cluster[]

Out

 

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すことのできるクラスターの最大数。

search

String

In

返されたクラスターを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.48.2.1. case_sensitive

検索時に大文字と小文字の区別が考慮されるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。無視するケースを検索するには、false に設定します。

6.48.2.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.48.2.3. max

返すことのできるクラスターの最大数。指定されていない場合、すべてのクラスターが返されます。

6.49. コピー可能

Expand
表6.139 メソッドの概要
名前Summary

copy

 

6.49.1. copy POST

Expand
表6.140 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

コピーを非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.50. CpuProfile

Expand
表6.141 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

update

システムで指定した cpu プロファイルを更新します。

6.50.1. get GET

Expand
表6.142 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

profile

CpuProfile

Out

 
6.50.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.50.2. remove DELETE

Expand
表6.143 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.50.3. update PUT

システムで指定した cpu プロファイルを更新します。

Expand
表6.144 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

profile

CpuProfile

In/Out

 

6.51. CpuProfiles

Expand
表6.145 メソッドの概要
名前Summary

add

システムに新しい cpu プロファイルを追加します。

list

システムの CPU プロファイルリストを返します。

6.51.1. add POST

システムに新しい cpu プロファイルを追加します。

Expand
表6.146 パラメーターの概要
名前方向Summary

profile

CpuProfile

In/Out

 

6.51.2. list GET

システムの CPU プロファイルリストを返します。

返される CPU プロファイルのリストの順序はランダムです。

Expand
表6.147 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すプロファイルの最大数を設定します。

profile

CpuProfile[]

Out

 
6.51.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.51.2.2. max

返すプロファイルの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのプロファイルが返されます。

6.52. DataCenter

データセンターを管理するサービス

Expand
表6.148 メソッドの概要
名前Summary

cleanfinishedtasks

現在、SPM に未クリアのタスクがある場合、Storage Pool Manager (SPM) は別のホストへの切り替えに失敗します。

get

データセンターを取得します。

remove

データセンターを削除します。

setmaster

データセンター内のストレージドメインをマスターとして手動で設定する際に使用します。

update

データセンターを更新します。

6.52.1. cleanfinishedtasks POST

現在、SPM に未クリアのタスクがある場合、Storage Pool Manager (SPM) は別のホストへの切り替えに失敗します。終了したすべてのタスクを消去すると SPM スイッチが有効になります。

たとえば、ID 123 のデータセンターで終了したタスクをすべてクリーニングするには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/123/cleanfinishedtasks
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action/>
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表6.149 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.52.2. get GET

データセンターを取得します。

データセンターを取得する例:

GET /ovirt-engine/api/datacenters/123
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<data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/123" id="123">
  <name>Default</name>
  <description>The default Data Center</description>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/clusters" rel="clusters"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/storagedomains" rel="storagedomains"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/permissions" rel="permissions"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/networks" rel="networks"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/quotas" rel="quotas"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss" rel="qoss"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/iscsibonds" rel="iscsibonds"/>
  <local>false</local>
  <quota_mode>disabled</quota_mode>
  <status>up</status>
  <storage_format>v3</storage_format>
  <supported_versions>
    <version>
      <major>4</major>
      <minor>0</minor>
   </version>
  </supported_versions>
  <version>
    <major>4</major>
    <minor>0</minor>
  </version>
  <mac_pool href="/ovirt-engine/api/macpools/456" id="456"/>
</data_center>
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表6.150 パラメーターの概要
名前方向Summary

data_center

DataCenter

Out

 

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.52.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.52.3. remove DELETE

データセンターを削除します。

DELETE /ovirt-engine/api/datacenters/123
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特別なパラメーターがないと、データセンターにアタッチされたストレージドメインは切り離され、ストレージから削除されます。この操作の実行中に何かが失敗した場合、たとえば、ストレージからストレージドメインを削除するために使用できるホストがない場合、操作全体が失敗します。

force パラメーターが true の場合、たとえば 1 つのストレージドメインの削除中に何かが失敗した場合でも、操作は常に成功します。障害は無視され、データセンターがデータベースから削除されます。

Expand
表6.151 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

force

ブール値

In

操作中に何かが失敗した場合でも、操作が成功し、ストレージドメインがデータベースから削除されるかどうかを示します。

6.52.3.1. force

操作中に何かが失敗した場合でも、操作が成功し、ストレージドメインがデータベースから削除されるかどうかを示します。

このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は false です。

6.52.4. setmaster POST

データセンター内のストレージドメインをマスターとして手動で設定する際に使用します。たとえば、ID '456' のストレージドメインを ID'123' のデータセンターのマスターとして設定するには、次のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/123/setmaster
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action>
  <storage_domain id="456"/>
</action>
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新規マスターストレージドメインは名前で指定することもできます。

Expand
表6.152 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

storage_domain

StorageDomain

In

データセンターの新規マスターストレージドメイン。

6.52.5. update PUT

データセンターを更新します。

namedescriptionstorage_typeversionstorage_format、および mac_pool 要素は、作成後に更新可能です。たとえば、データセンター 123 の名前と説明を変更するには、以下のようにリクエストを送信します。

PUT /ovirt-engine/api/datacenters/123
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リクエスト本文は以下のようになります。

<data_center>
  <name>myupdatedname</name>
  <description>An updated description for the data center</description>
</data_center>
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表6.153 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

data_center

DataCenter

In/Out

更新されたデータセンター。

6.53. DataCenterNetwork

特定のデータセンターネットワークを管理するサービス

Expand
表6.154 メソッドの概要
名前Summary

get

データセンターネットワークの詳細を取得します。

remove

ネットワークを削除します。

update

データセンター内のネットワークを更新します。

6.53.1. get GET

データセンターネットワークの詳細を取得します。

Expand
表6.155 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

network

Network

Out

データセンターネットワーク。

6.53.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.53.2. remove DELETE

ネットワークを削除します。

6.53.3. update PUT

データセンター内のネットワークを更新します。

Expand
表6.156 パラメーターの概要
名前方向Summary

network

Network

In/Out

データセンターネットワーク。

6.54. DataCenterNetworks

データセンターネットワークを管理するサービス

Expand
表6.157 メソッドの概要
名前Summary

add

データセンターに新しいネットワークを作成します。

list

データセンター内のネットワークをリスト表示します。

6.54.1. add POST

データセンターに新しいネットワークを作成します。

以下の例のようなリクエストの後に、ID が 123 のデータセンターに新しいネットワークを作成します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/123/networks
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ボディーで以下の例を使用します。

<network>
  <name>mynetwork</name>
</network>
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Expand
表6.158 パラメーターの概要
名前方向Summary

network

Network

In/Out

データセンターで作成されるネットワークオブジェクト。

6.54.2. list GET

データセンター内のネットワークをリスト表示します。

返されるネットワークリストの順序は保証されません。

Expand
表6.159 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すネットワークの最大数を設定します。

networks

Network[]

Out

データセンターにあるネットワークのリスト。

6.54.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.54.2.2. max

返すネットワークの最大数を設定します。指定されていない場合には、すべてのネットワークが返されます。

6.55. DataCenters

データセンターを管理するサービス

Expand
表6.160 メソッドの概要
名前Summary

add

新しいデータセンターを作成します。

list

データセンターをリスト表示します。

6.55.1. add POST

新しいデータセンターを作成します。

新しいデータセンターを作成するには、name および local 要素が必要です。たとえば、共有ストレージ (NFS、iSCSI、またはファイバーチャネル) を使用する mydc という名前のデータセンターを作成するには、以下のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters
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リクエスト本文は以下のようになります。

<data_center>
  <name>mydc</name>
  <local>false</local>
</data_center>
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表6.161 パラメーターの概要
名前方向Summary

data_center

DataCenter

In/Out

追加するデータセンター。

6.55.2. list GET

データセンターをリスト表示します。

以下の要求は、データセンターの表現を取得します。

GET /ovirt-engine/api/datacenters
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上記のリクエストは curl で実行されました:

curl \
--request GET \
--cacert /etc/pki/ovirt-engine/ca.pem \
--header "Version: 4" \
--header "Accept: application/xml" \
--user "admin@internal:mypassword" \
https://myengine.example.com/ovirt-engine/api/datacenters
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応答の例を以下に示します。

<data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/123" id="123">
  <name>Default</name>
  <description>The default Data Center</description>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/networks" rel="networks"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/storagedomains" rel="storagedomains"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/permissions" rel="permissions"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/clusters" rel="clusters"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss" rel="qoss"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/iscsibonds" rel="iscsibonds"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/quotas" rel="quotas"/>
  <local>false</local>
  <quota_mode>disabled</quota_mode>
  <status>up</status>
  <supported_versions>
    <version>
      <major>4</major>
      <minor>0</minor>
    </version>
  </supported_versions>
  <version>
    <major>4</major>
    <minor>0</minor>
  </version>
</data_center>
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Default データセンターの ID コードに注意してください。このコードは、仮想環境の他のリソースに関連して、このデータセンターを特定します。

データセンターには、ストレージドメインコレクションへのリンクも含まれています。データセンターはこのコレクションを使用して、ストレージドメインのメインコレクションからストレージドメインを割り当てます。

返されるデータセンターのリストの順序は、sortby 句が search パラメーターに含まれている場合にのみ保証されます。

Expand
表6.162 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。

data_centers

DataCenter[]

Out

 

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すデータセンターの最大数を設定します。

search

String

In

返されたデータセンターを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.55.2.1. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。ケースを無視する場合は、false に設定します。

6.55.2.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.55.2.3. max

返すデータセンターの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのデータセンターが返されます。

6.56. ディスク

単一ディスクを管理します。

Expand
表6.163 メソッドの概要
名前Summary

convert

ディスクフォーマットや事前割り当てモードを変換します。

copy

この操作により、指定されたストレージドメインにディスクをコピーします。

export

ディスクをエクスポートストレージドメインにエクスポートします。

get

ディスクの説明を取得します。

move

ディスクを別のストレージドメインに移動します。

reduce

ディスクイメージのサイズを縮小します。

refreshlun

ストレージの最新情報で直接 LUN ディスクを更新します。

remove

ディスクを削除します。

sparsify

ディスクをスパース化します。

update

指定されたディスクのパラメーターを更新します。

6.56.1. convert POST

ディスクフォーマットや事前割り当てモードを変換します。

たとえば、ディスク形式を preallocated-cow から sparse-raw イメージに変換するには、以下のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/disks/123/convert
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リクエスト本文は、以下のようになります。

 <action>
   <disk>
     <sparse>true</sparse>
     <format>raw</format>
   </disk>
 </action>
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注: ディスクをスパース化するには、ディスクがブロックストレージドメイン上にある場合、変換が 2 回必要になることがあります。例: ディスクが RAW の場合、QCOW に変換するとディスクが大きくなります。サイズを小さくするために、ディスクを再度 QCOW に変換し、同じ割り当てポリシーを維持することができます。

Expand
表6.164 パラメーターの概要
名前方向Summary

disk

ディスク

In

ディスクの説明。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.56.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.56.2. copy POST

この操作により、指定されたストレージドメインにディスクをコピーします。

たとえば、以下の要求を使用してディスクをコピーすることができます。

POST /ovirt-engine/api/disks/123/copy
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action>
  <storage_domain id="456"/>
  <disk>
    <name>mydisk</name>
  </disk>
</action>
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ディスクプロファイルまたは現在ディスクが使用しているクォータが新規ストレージドメインに定義されていない場合は、明示的に指定できます。これらが指定されていない場合、最初に利用可能なディスクプロファイルとデフォルトのクォータが使用されます。

たとえば、ディスクプロファイル 987 とクォータ 753 を指定するには、以下のようなリクエスト本文を送信します。

<action>
  <storage_domain id="456"/>
  <disk_profile id="987"/>
  <quota id="753"/>
</action>
Copy to Clipboard Toggle word wrap
Expand
表6.165 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

コピーを非同期的に実行するかどうかを指定します。

disk

ディスク

In

 

disk_profile

DiskProfile

In

新規ストレージドメインのディスクのディスクプロファイル。

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

quota

クォータ

In

新規ストレージドメインのディスクのクォータ。

storage_domain

StorageDomain

In

新しいディスクが作成されるストレージドメイン。

6.56.2.1. disk_profile

新規ストレージドメインのディスクのディスクプロファイル。

ディスクプロファイルはストレージドメインに定義されているため、古いディスクプロファイルは新しいストレージドメインに存在しません。このパラメーターを使用しない場合には、ユーザーにパーミッションがある新規ストレージドメインの最初のディスクプロファイルがディスクに割り当てられます。

6.56.2.2. quota

新規ストレージドメインのディスクのクォータ。

このオプションのパラメーターを使用して、ディスクの新しいクォータを指定できます。これは、現在のクォータが新しいストレージドメインに定義されていない可能性があるためです。このパラメーターが使用されず、古いクォータが新しいストレージドメインに定義されていない場合、デフォルトの (無制限の) クォータがディスクに割り当てられます。

6.56.2.3. storage_domain

新しいディスクが作成されるストレージドメイン。これは、id または name 属性を使用して指定できます。たとえば、mydata というストレージドメインにディスクをコピーするには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/storagedomains/123/disks/789
Copy to Clipboard Toggle word wrap

リクエスト本文は以下のようになります。

<action>
  <storage_domain>
    <name>mydata</name>
  </storage_domain>
</action>
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6.56.3. export POST

ディスクをエクスポートストレージドメインにエクスポートします。

Expand
表6.166 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

エクスポートを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

storage_domain

StorageDomain

In

ディスクがエクスポートされるエクスポートストレージドメイン。

6.56.4. get GET

ディスクの説明を取得します。

Expand
表6.167 パラメーターの概要
名前方向Summary

all_content

ブール値

In

ディスクのすべての属性を応答に含めるかどうかを指定します。

disk

ディスク

Out

ディスクの説明。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.56.4.1. all_content

ディスクのすべての属性を応答に含めるかどうかを指定します。

デフォルトでは、以下のディスク属性が除外されます。

  • vms

たとえば、ディスク '123' の完全な表現を取得するには、以下のコマンドを実行します。

GET /ovirt-engine/api/disks/123?all_content=true
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6.56.4.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.56.5. move POST

ディスクを別のストレージドメインに移動します。

たとえば、識別子 123 のディスクを、識別子 456 が指定されたストレージドメインに移動するには、以下のリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/disks/123/move
Copy to Clipboard Toggle word wrap

リクエスト本文は、以下のようになります。

<action>
  <storage_domain id="456"/>
</action>
Copy to Clipboard Toggle word wrap

ディスクプロファイルまたはディスクで現在使用されているクォータが新しいストレージドメインに対して定義されていない場合は、それらを明示的に指定できます。そうでない場合は、最初に使用可能なディスクプロファイルとデフォルトのクォータが使用されます。

たとえば、ディスクプロファイル 987 とクォータ 753 を明示的に使用するには、次のようなリクエスト本文を送信します。

<action>
  <storage_domain id="456"/>
  <disk_profile id="987"/>
  <quota id="753"/>
</action>
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Expand
表6.168 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

移動を非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

disk_profile

DiskProfile

In

新規ストレージドメインのディスクのディスクプロファイル。

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

quota

クォータ

In

新規ストレージドメインのディスクのクォータ。

storage_domain

StorageDomain

In

ディスクが移動されるストレージドメイン。

6.56.5.1. disk_profile

新規ストレージドメインのディスクのディスクプロファイル。

ディスクプロファイルはストレージドメインに定義されているため、古いディスクプロファイルは新しいストレージドメインに存在しません。このパラメーターを使用しない場合には、ユーザーにパーミッションがある新規ストレージドメインの最初のディスクプロファイルがディスクに割り当てられます。

6.56.5.2. quota

新規ストレージドメインのディスクのクォータ。

このオプションのパラメーターを使用して、ディスクの新しいクォータを指定できます。これは、現在のクォータが新しいストレージドメインに定義されていない可能性があるためです。このパラメーターが使用されず、古いクォータが新しいストレージドメインに定義されていない場合、デフォルトの (無制限の) クォータがディスクに割り当てられます。

6.56.6. reduce POST

ディスクイメージのサイズを縮小します。

論理ボリュームで 縮小 を呼び出します (つまり、ブロックストレージドメインにのみ適用されます)。これは、フローティングディスクおよび実行されていない仮想マシンに接続されているディスクに適用されます。最適なサイズは自動的に算出されるため、サイズを指定する必要はありません。

Expand
表6.169 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.56.7. refreshlun POST

ストレージの最新情報で直接 LUN ディスクを更新します。

直接 LUN ディスクの更新は、以下の場合に役に立ちます。

  • LUN はホストパラメーターなしで API を使用して追加されたため、ストレージからの情報は含まれていません (DisksService::add を参照)。
  • LUN に関する新しい情報がストレージで利用可能であり、それを使用して LUN を更新する必要があります。

ホスト 456 を使用して直接 LUN ディスク 123 を更新するには、以下の要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/disks/123/refreshlun
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リクエスト本文は、以下のようになります。

<action>
  <host id='456'/>
</action>
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Expand
表6.170 パラメーターの概要
名前方向Summary

host

ホスト

In

ダイレクト LUN ディスクの更新に使用されるホスト。

6.56.8. remove DELETE

ディスクを削除します。

Expand
表6.171 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.56.9. sparsify POST

ディスクをスパース化します。

Sparsification は、ファイルシステムで使用されていないディスクイメージのスペースを解放します。その結果、イメージはストレージの領域を減らします。

現在、スパース化はスナップショットのないディスクでのみ機能します。派生ディスクを持つディスクも許可されていません。

6.56.10. update PUT

指定されたディスクのパラメーターを更新します。

この操作により、次のフローティングディスクのプロパティーを更新できます。

  • イメージディスクの場合: provisioned_sizealiasdescriptionwipe_after_deleteshareablebackup および disk_profile
  • LUN ディスクの場合: aliasdescription および shareable
  • Cinder 統合は、マネージドブロックストレージに置き換えられました。
  • マネージドブロックのディスクの場合: provisioned_sizealias および description
  • VM 接続ディスクの場合は、qcow_version も更新できます。

たとえば、ディスクの更新は、次の要求を使用して実行できます。

PUT /ovirt-engine/api/disks/123
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リクエスト本文は以下のようになります。

<disk>
  <qcow_version>qcow2_v3</qcow_version>
  <alias>new-alias</alias>
  <description>new-desc</description>
</disk>
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バックエンド操作は非同期であるため、ユーザーに返されるディスク要素は、変更されたプロパティーと同期されない場合があります。

Expand
表6.172 パラメーターの概要
名前方向Summary

disk

ディスク

In/Out

ディスクに適用する更新。

6.57. DiskAttachment

このサービスは、仮想マシンへのディスクの接続を管理します。

Expand
表6.173 メソッドの概要
名前Summary

get

起動フラグやディスクへのリンクなど、添付ファイルの詳細を返します。

remove

ディスクアタッチメントを削除します。

update

ディスクアタッチメントとその中のディスクプロパティーを更新します。

6.57.1. get GET

起動フラグやディスクへのリンクなど、添付ファイルの詳細を返します。

ディスク接続を取得する例:

GET /ovirt-engine/api/vms/123/diskattachments/456
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<disk_attachment href="/ovirt-engine/api/vms/123/diskattachments/456" id="456">
  <active>true</active>
  <bootable>true</bootable>
  <interface>virtio</interface>
  <disk href="/ovirt-engine/api/disks/456" id="456"/>
  <vm href="/ovirt-engine/api/vms/123" id="123"/>
</disk_attachment>
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表6.174 パラメーターの概要
名前方向Summary

attachment

DiskAttachment

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.57.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.57.2. remove DELETE

ディスクアタッチメントを削除します。

これにより、仮想マシンからディスクがデタッチされるだけで、detach_only パラメーターが false でない限り、システムからディスクが削除されることはありません。

ディスクアタッチメントを削除する例:

DELETE /ovirt-engine/api/vms/123/diskattachments/456?detach_only=true
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表6.175 パラメーターの概要
名前方向Summary

detach_only

ブール値

In

ディスクを仮想マシンからのみ切り離す必要があり、システムからは切り離さないようにする必要があるかどうかを示します。

6.57.2.1. detach_only

ディスクを仮想マシンからのみ切り離す必要があり、システムからは切り離さないようにする必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true で、システムからディスクを削除しません。

6.57.3. update PUT

ディスクアタッチメントとその中のディスクプロパティーを更新します。

PUT /vms/{vm:id}/disksattachments/{attachment:id}
<disk_attachment>
  <bootable>true</bootable>
  <interface>ide</interface>
  <active>true</active>
  <disk>
    <name>mydisk</name>
    <provisioned_size>1024</provisioned_size>
    ...
  </disk>
</disk_attachment>
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表6.176 パラメーターの概要
名前方向Summary

disk_attachment

DiskAttachment

In/Out

 

6.58. DiskAttachments

このサービスは、仮想マシンにアタッチされている一連のディスクを管理します。アタッチされている各ディスクは、起動可能フラグ、ディスクインターフェイス、およびディスクへの参照を含む DiskAttachment で表されます。

Expand
表6.177 メソッドの概要
名前Summary

add

仮想マシンに新しいディスクアタッチメントを追加します。

list

仮想マシンに接続されているディスクをリスト表示します。

6.58.1. add POST

仮想マシンに新しいディスクアタッチメントを追加します。ディスクがすでに存在する場合は、attachment パラメーターには参照のみを含めることができます。

<disk_attachment>
  <bootable>true</bootable>
  <pass_discard>true</pass_discard>
  <interface>ide</interface>
  <active>true</active>
  <disk id="123"/>
</disk_attachment>
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または、ディスクがまだ存在しない場合には、ディスクの完全な表現を含めることができます。

<disk_attachment>
  <bootable>true</bootable>
  <pass_discard>true</pass_discard>
  <interface>ide</interface>
  <active>true</active>
  <disk>
    <name>mydisk</name>
    <provisioned_size>1024</provisioned_size>
    ...
  </disk>
</disk_attachment>
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この場合、ディスクが作成され、仮想マシンに割り当てられます。

いずれの場合も、ID 345 の仮想マシンに以下の URL を使用します。

POST /ovirt-engine/api/vms/345/diskattachments
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重要

サーバーは active 属性を含まないリクエストを受け入れますが、その効果は定義されていません。場合によっては、ディスクが自動的にアクティベートされ、その他の場合は自動的にアクティブになりません。問題を回避するには、希望の値で active 属性を常に含めることを強く推奨します。

Expand
表6.178 パラメーターの概要
名前方向Summary

attachment

DiskAttachment

In/Out

仮想マシンに追加するディスクアタッチメント。

6.58.2. list GET

仮想マシンに接続されているディスクをリスト表示します。

返されたディスク割り当てのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.179 パラメーターの概要
名前方向Summary

attachments

DiskAttachment[]

Out

仮想マシンに割り当てられるディスク割り当てのリスト。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.58.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.59. DiskProfile

Expand
表6.180 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

update

システムで指定したディスクプロファイルを更新します。

6.59.1. get GET

Expand
表6.181 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

profile

DiskProfile

Out

 
6.59.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.59.2. remove DELETE

Expand
表6.182 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.59.3. update PUT

システムで指定したディスクプロファイルを更新します。

Expand
表6.183 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

profile

DiskProfile

In/Out

 

6.60. DiskProfiles

Expand
表6.184 メソッドの概要
名前Summary

add

システムに新しいディスクプロファイルを追加します。

list

システムのディスクプロファイルリストを返します。

6.60.1. add POST

システムに新しいディスクプロファイルを追加します。

Expand
表6.185 パラメーターの概要
名前方向Summary

profile

DiskProfile

In/Out

 

6.60.2. list GET

システムのディスクプロファイルリストを返します。

返されるディスクプロファイルのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.186 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すプロファイルの最大数を設定します。

profile

DiskProfile[]

Out

 
6.60.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.60.2.2. max

返すプロファイルの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのプロファイルが返されます。

6.61. DiskSnapshot

Expand
表6.187 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

6.61.1. get GET

Expand
表6.188 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

snapshot

DiskSnapshot

Out

 
6.61.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.61.2. remove DELETE

Expand
表6.189 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.62. DiskSnapshots

ストレージドメインで利用可能なディスクスナップショットのコレクションを管理します。

Expand
表6.190 メソッドの概要
名前Summary

list

ストレージドメインのディスクスナップショットのリストを返します。

6.62.1. list GET

ストレージドメインのディスクスナップショットのリストを返します。

返されるディスクスナップショットのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.191 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

include_active

ブール値

In

true の場合は、アクティブなスナップショットも返します。

include_template

ブール値

In

true の場合は、テンプレートスナップショットも返します。

max

Integer

In

返すスナップショットの最大数を設定します。

snapshots

DiskSnapshot[]

Out

 
6.62.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.62.1.2. include_active

true の場合は、アクティブなスナップショットも返します。指定されていない場合は、アクティブなスナップショットが返されません。

6.62.1.3. include_template

true の場合は、テンプレートスナップショットも返します。指定されていない場合には、テンプレートスナップショットが返されません。

6.62.1.4. max

返すスナップショットの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのスナップショットが返されます。

6.63. ディスク

システムで利用可能なディスクのコレクションを管理します。

Expand
表6.192 メソッドの概要
名前Summary

add

新しいフローティングディスクを追加します。

list

ディスクのリストを取得します。

6.63.1. add POST

新しいフローティングディスクを追加します。

追加できるディスクには、ディスクイメージ、ダイレクト LUN、マネージドブロックディスクの 3 種類があります。Cinder 統合は、マネージドブロックストレージに置き換えられました。

新しいイメージディスクの追加:

新しいフローティングイメージ Disk を作成する場合、API には storage_domainprovisioned_size、および format 属性が必要です。

ブロックストレージドメイン (つまり、ストレージタイプ が iSCSI または FCP のストレージドメイン) は、raw formatsparse=true の組み合わせをサポートしていないため、sparse=false を明示的に指定する必要があることに注意してください。

ID が 123 で、増分バックアップが有効になっているストレージドメインに、provisioned_sizeformatname を指定して新しいフローティングイメージディスクを作成するには、次のようにリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/disks
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リクエスト本文の場合は、以下のようになります。

<disk>
  <storage_domains>
    <storage_domain id="123"/>
  </storage_domains>
  <name>mydisk</name>
  <provisioned_size>1048576</provisioned_size>
  <format>cow</format>
  <backup>incremental</backup>
</disk>
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新規ダイレクト LUN ディスクの追加:

API を介して新しいフローティングダイレクト LUN を追加する場合、使用できるフレーバーは 2 つあります。

  1. host 要素の場合: この場合、ホストは健全性チェック (たとえば、LUN が表示されていること) および LUN に関する基本情報 (たとえば、サイズやシリアル) を取得するために使用されます。
  2. host 要素がない場合: この場合、操作はデータベースのみの操作となり、ストレージにはアクセスされません。

ID が 123、指定された aliastype、および ID が 456logical_unit (属性 addressporttarget を持つ) の host 要素を持つ新しいフローティングダイレクト LUN ディスクを作成するには、次のようにリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/disks
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リクエスト本文の場合は、以下のようになります。

<disk>
  <alias>mylun</alias>
  <lun_storage>
    <host id="123"/>
    <type>iscsi</type>
    <logical_units>
      <logical_unit id="456">
        <address>10.35.10.20</address>
        <port>3260</port>
        <target>iqn.2017-01.com.myhost:444</target>
      </logical_unit>
    </logical_units>
  </lun_storage>
</disk>
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ホストを使用せずに新しい Floating ダイレクト LUN ディスクを作成するには、host 要素を削除します。

新しい Cinder ディスクを追加します。

Cinder 統合は、マネージドブロックストレージに置き換えられました。

ディスクスナップショットをアップロードするためのフローティングディスクの追加:

エンジンのバージョン 4.2 以降、スナップショットでディスクをアップロードできます。この要求は、イメージチェーンのベースイメージを作成するために使用する必要があります (連続するディスクスナップショット (イメージ) は、スナップショットを作成するときに disk-attachments 要素を使用して作成する必要があります)。

ディスクは、アップロードされたイメージと同じディスク識別子とイメージ識別子で作成する必要があります。つまり、識別子はバックアッププロセスの一部として保存する必要があります。イメージ識別子は、qemu-img info コマンドを使用して取得することもできます。たとえば、ディスクイメージが b7a4c6c5-443b-47c5-967f-6abc79675e8b/myimage.img という名前のファイルに保存されている場合:

$ qemu-img info b7a4c6c5-443b-47c5-967f-6abc79675e8b/myimage.img
image: b548366b-fb51-4b41-97be-733c887fe305
file format: qcow2
virtual size: 1.0G (1073741824 bytes)
disk size: 196K
cluster_size: 65536
backing file: ad58716a-1fe9-481f-815e-664de1df04eb
backing file format: raw
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上記の qemu-img info コマンドで取得したディスク ID とイメージ ID でディスクを作成するには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/disks
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リクエスト本文の場合は、以下のようになります。

<disk id="b7a4c6c5-443b-47c5-967f-6abc79675e8b">
  <image_id>b548366b-fb51-4b41-97be-733c887fe305</image_id>
  <storage_domains>
    <storage_domain id="123"/>
  </storage_domains>
  <name>mydisk</name>
  <provisioned_size>1048576</provisioned_size>
  <format>cow</format>
</disk>
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表6.193 パラメーターの概要
名前方向Summary

disk

ディスク

In/Out

ディスク。

6.63.2. list GET

ディスクのリストを取得します。

GET /ovirt-engine/api/disks
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以下のような XML 応答を取得します。

<disks>
  <disk id="123">
    <actions>...</actions>
    <name>MyDisk</name>
    <description>MyDisk description</description>
    <link href="/ovirt-engine/api/disks/123/permissions" rel="permissions"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/disks/123/statistics" rel="statistics"/>
    <actual_size>5345845248</actual_size>
    <alias>MyDisk alias</alias>
    ...
    <status>ok</status>
    <storage_type>image</storage_type>
    <wipe_after_delete>false</wipe_after_delete>
    <disk_profile id="123"/>
    <quota id="123"/>
    <storage_domains>...</storage_domains>
  </disk>
  ...
</disks>
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返されるディスクのリストの順序は、sortby 句が search パラメーターに含まれている場合にのみ保証されます。

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表6.194 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。

disks

Disk[]

Out

取得されたディスクのリスト。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すディスクの最大数を設定します。

search

String

In

返されたディスクを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.63.2.1. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。ケースを無視する場合は、false に設定します。

6.63.2.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.63.2.3. max

返すディスクの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのディスクが返されます。

6.64. ドメイン

システム内の認証ドメインの詳細を表示するサービス

Expand
表6.195 メソッドの概要
名前Summary

get

認証ドメイン情報を取得します。

6.64.1. get GET

認証ドメイン情報を取得します。

使用方法:

GET /ovirt-engine/api/domains/5678
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ドメイン情報を返します。

<domain href="/ovirt-engine/api/domains/5678" id="5678">
  <name>internal-authz</name>
  <link href="/ovirt-engine/api/domains/5678/users" rel="users"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/domains/5678/groups" rel="groups"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/domains/5678/users?search={query}" rel="users/search"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/domains/5678/groups?search={query}" rel="groups/search"/>
</domain>
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Expand
表6.196 パラメーターの概要
名前方向Summary

domain

ドメイン

Out

認証ドメイン。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.64.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.65. DomainGroup

Expand
表6.197 メソッドの概要
名前Summary

get

 

6.65.1. get GET

Expand
表6.198 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

get

グループ

Out

 
6.65.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.66. DomainGroups

Expand
表6.199 メソッドの概要
名前Summary

list

グループリストを返します。

6.66.1. list GET

グループリストを返します。

返されたグループリストの順序は保証されません。

Expand
表6.200 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

グループ

Group[]

Out

 

max

Integer

In

返すグループの最大数を設定します。

search

String

In

返されるグループを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.66.1.1. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。ケースを無視する場合は、false に設定します。

6.66.1.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.66.1.3. max

返すグループの最大数を設定します。指定のない場合は、すべてのグループが返されます。

6.67. DomainUser

システム内のドメインユーザーを表示するサービス

Expand
表6.201 メソッドの概要
名前Summary

get

ドメインユーザー情報を取得します。

6.67.1. get GET

ドメインユーザー情報を取得します。

使用方法:

GET /ovirt-engine/api/domains/5678/users/1234
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ドメインユーザー情報を返します。

<user href="/ovirt-engine/api/users/1234" id="1234">
  <name>admin</name>
  <namespace>*</namespace>
  <principal>admin</principal>
  <user_name>admin@internal-authz</user_name>
  <domain href="/ovirt-engine/api/domains/5678" id="5678">
    <name>internal-authz</name>
  </domain>
  <groups/>
</user>
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表6.202 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

user

User

Out

ドメインユーザー。

6.67.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.68. DomainUserGroups

AAA 内線番号のユーザーのグループメンバーシップを表示するサービス。

Expand
表6.203 メソッドの概要
名前Summary

list

ユーザーがメンバーになっているグループのリストを返します。

6.68.1. list GET

ユーザーがメンバーになっているグループのリストを返します。

Expand
表6.204 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

グループ

Group[]

Out

ユーザーがメンバーになっているグループのリスト。

6.68.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.69. DomainUsers

システム内のすべてのドメインユーザーをリスト表示するサービス。

Expand
表6.205 メソッドの概要
名前Summary

list

ドメイン内のすべてのユーザーをリスト表示します。

6.69.1. list GET

ドメイン内のすべてのユーザーをリスト表示します。

使用方法:

GET /ovirt-engine/api/domains/5678/users
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ドメイン内のユーザーのリストを返します。

<users>
  <user href="/ovirt-engine/api/domains/5678/users/1234" id="1234">
    <name>admin</name>
    <namespace>*</namespace>
    <principal>admin</principal>
    <user_name>admin@internal-authz</user_name>
    <domain href="/ovirt-engine/api/domains/5678" id="5678">
      <name>internal-authz</name>
    </domain>
    <groups/>
  </user>
</users>
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返されるユーザーのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.206 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すユーザーの最大数を設定します。

search

String

In

返されるユーザーを制限するために使用されるクエリー文字列。

ユーザー

User[]

Out

ドメイン内のユーザーのリスト。

6.69.1.1. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。ケースを無視する場合は、false に設定します。

6.69.1.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.69.1.3. max

返すユーザーの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのユーザーが返されます。

6.70. ドメイン

システム内のすべての認証ドメインをリスト表示するサービス。

Expand
表6.207 メソッドの概要
名前Summary

list

システム内のすべての認証ドメインをリスト表示します。

6.70.1. list GET

システム内のすべての認証ドメインをリスト表示します。

使用方法:

GET /ovirt-engine/api/domains
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ドメインのリストを返します。

<domains>
  <domain href="/ovirt-engine/api/domains/5678" id="5678">
    <name>internal-authz</name>
    <link href="/ovirt-engine/api/domains/5678/users" rel="users"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/domains/5678/groups" rel="groups"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/domains/5678/users?search={query}" rel="users/search"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/domains/5678/groups?search={query}" rel="groups/search"/>
  </domain>
</domains>
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返されるドメインリストの順序は保証されません。

Expand
表6.208 パラメーターの概要
名前方向Summary

domains

Domain[]

Out

ドメインのリスト。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すドメインの最大数を設定します。

6.70.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.70.1.2. max

返すドメインの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのドメインが返されます。

6.71. EngineKatelloErrata

エンジンに割り当てられた Katello エラータを管理するサービスこの情報は Katello から取得されます。

Expand
表6.209 メソッドの概要
名前Summary

list

Katello エラータの表現を取得します。

6.71.1. list GET

Katello エラータの表現を取得します。

GET /ovirt-engine/api/katelloerrata
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以下のような XML で応答を受け取ります。

<katello_errata>
  <katello_erratum href="/ovirt-engine/api/katelloerrata/123" id="123">
    <name>RHBA-2013:XYZ</name>
    <description>The description of the erratum</description>
    <title>some bug fix update</title>
    <type>bugfix</type>
    <issued>2013-11-20T02:00:00.000+02:00</issued>
    <solution>Few guidelines regarding the solution</solution>
    <summary>Updated packages that fix one bug are now available for XYZ</summary>
    <packages>
      <package>
        <name>libipa_hbac-1.9.2-82.11.el6_4.i686</name>
      </package>
      ...
    </packages>
  </katello_erratum>
  ...
</katello_errata>
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返されたエラータリストの順序は保証されません。

Expand
表6.210 パラメーターの概要
名前方向Summary

errata

KatelloErratum[]

Out

Katello エラータの表現。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すエラータの最大数を設定します。

6.71.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.71.1.2. max

返すエラータの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのエラータが返されます。

6.72. イベント

システムのイベントを管理するサービス。

Expand
表6.211 メソッドの概要
名前Summary

get

イベントを取得します。

remove

内部監査ログからイベントを削除します。

6.72.1. get GET

イベントを取得します。

イベントの取得例:

GET /ovirt-engine/api/events/123
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<event href="/ovirt-engine/api/events/123" id="123">
  <description>Host example.com was added by admin@internal-authz.</description>
  <code>42</code>
  <correlation_id>135</correlation_id>
  <custom_id>-1</custom_id>
  <flood_rate>30</flood_rate>
  <origin>oVirt</origin>
  <severity>normal</severity>
  <time>2016-12-11T11:13:44.654+02:00</time>
  <cluster href="/ovirt-engine/api/clusters/456" id="456"/>
  <host href="/ovirt-engine/api/hosts/789" id="789"/>
  <user href="/ovirt-engine/api/users/987" id="987"/>
</event>
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イベントにある情報に応じてフィールドの数が変わることに注意してください。たとえば、ストレージドメイン関連のイベントの場合、ストレージドメインの参照と、このストレージドメインが置かれているデータセンターのリファレンスを取得します。

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表6.212 パラメーターの概要
名前方向Summary

event

イベント

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.72.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.72.2. remove DELETE

内部監査ログからイベントを削除します。

以下のリクエストを送信するとイベントを削除できます。

DELETE /ovirt-engine/api/events/123
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表6.213 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.73. EventSubscription

システムの特定のイベントサブスクリプションを管理するサービス。

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表6.214 メソッドの概要
名前Summary

get

event-subscription に関する情報を取得します。

remove

event-subscription をシステムから削除します。

6.73.1. get GET

event-subscription に関する情報を取得します。

たとえば、ユーザー '123' のサブスクリプションに関する情報をイベント 'vm_console_detected' を取得するには、次のようにします。

GET /ovirt-engine/api/users/123/vm_console_detected
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<event-subscription href="/ovirt-engine/api/users/123/event-subscriptions/vm_console_detected">
  <event>vm_console_detected</event>
  <notification_method>smtp</notification_method>
  <user href="/ovirt-engine/api/users/123" id="123"/>
  <address>a@b.com</address>
</event-subscription>
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表6.215 パラメーターの概要
名前方向Summary

event_subscription

EventSubscription

Out

event-subscription

6.73.2. remove DELETE

event-subscription をシステムから削除します。

たとえば、ユーザー 123 のサブスクリプションを vm_console_detected イベントから削除するには、以下を実行します。

DELETE /ovirt-engine/api/users/123/vm_console_detected
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表6.216 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.74. EventSubscriptions

ユーザーのイベントサブスクリプションのコレクションを管理するサービスを表します。

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表6.217 メソッドの概要
名前Summary

add

システムに新しい event-subscription を追加します。

list

提供されたユーザーの event-subscriptions をリスト表示します。

6.74.1. add POST

システムに新しい event-subscription を追加します。

event-subscription は、ユーザーのコンテキストに常に追加されます。たとえば、ユーザー 123host_high_cpu_use に新しい event-subscription を追加し、通知を電子メールアドレス a@b.com に送信するには、以下のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/users/123/eventsubscriptions
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リクエスト本文は以下のようになります。

<event_subscription>
    <event>host_high_cpu_use</event>
    <address>a@b.com</address>
</event_subscription>
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イベント名は新しい event-subscription エンティティーの ID になります (GET …​/api/users/123/eventsubscriptions/host_high_cpu_use)。

要求の本文にはユーザー ID が指定されないことに注意してください。これは、ユーザー ID(この場合は 123) がコンテキストから API にすでに認識されているためです。また、event-subscription エンティティーには notification-method フィールドが含まれていますが、リクエスト本文にも提供されていないことにも注意してください。これは、SNMP 通知が API レイヤーでまだサポートされていないため、現在は常に SMTP に設定されているためです。

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表6.218 パラメーターの概要
名前方向Summary

event_subscription

EventSubscription

In/Out

追加された event-subscription。

6.74.2. list GET

提供されたユーザーの event-subscriptions をリスト表示します。

たとえば、ユーザー 123 の event-subscriptions をリスト表示するには、以下を実行します。

GET /ovirt-engine/api/users/123/event-subscriptions
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<event-subscriptions>
  <event-subscription href="/ovirt-engine/api/users/123/event-subscriptions/host_install_failed">
    <event>host_install_failed</event>
    <notification_method>smtp</notification_method>
    <user href="/ovirt-engine/api/users/123" id="123"/>
    <address>a@b.com</address>
  </event-subscription>
  <event-subscription href="/ovirt-engine/api/users/123/event-subscriptions/vm_paused">
    <event>vm_paused</event>
    <notification_method>smtp</notification_method>
    <user href="/ovirt-engine/api/users/123" id="123"/>
    <address>a@b.com</address>
  </event-subscription>
</event-subscriptions>
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表6.219 パラメーターの概要
名前方向Summary

event_subscriptions

EventSubscription[]

Out

指定されたユーザーの event-subscriptions のリスト

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すイベントサブスクリプションの最大数を設定します。

6.74.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.74.2.2. max

返すイベントサブスクリプションの最大数を設定します。指定されていない場合は、event-subscriptions がすべて返されます。

6.75. Events

システムのイベントを管理するサービス。

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表6.220 メソッドの概要
名前Summary

add

外部イベントを内部監査ログに追加します。

list

イベントのリストを取得します。

undelete

 

6.75.1. add POST

外部イベントを内部監査ログに追加します。

これは、システムの管理者に関連するイベントを検出または生成する外部システムとの統合を目的としています。たとえば、外部監視ツールは、仮想マシンのゲストオペレーティングシステム内でファイルシステムがいっぱいであることを検出できる場合があります。このイベントは、以下のような要求を送信する内部監査ログに追加できます。

POST /ovirt-engine/api/events
<event>
  <description>File system /home is full</description>
  <severity>alert</severity>
  <origin>mymonitor</origin>
  <custom_id>1467879754</custom_id>
</event>
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イベントは特定のオブジェクトにリンクすることもできます。たとえば、上記のイベントは、vm リンクを使用して、発生した特定の仮想マシンにリンクできます。

POST /ovirt-engine/api/events
<event>
  <description>File system /home is full</description>
  <severity>alert</severity>
  <origin>mymonitor</origin>
  <custom_id>1467879754</custom_id>
  <vm id="aae98225-5b73-490d-a252-899209af17e9"/>
</event>
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注記

前述の例の vm のようにリンクを使用する場合は、id 属性のみが許可されます。name 属性 (指定されている場合) は無視されます。

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表6.221 パラメーターの概要
名前方向Summary

event

イベント

In/Out

 

6.75.2. list GET

イベントのリストを取得します。

GET /ovirt-engine/api/events
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上記のリクエストに対して、以下のレスポンスを受け取ります。

<events>
  <event href="/ovirt-engine/api/events/2" id="2">
    <description>User admin@internal-authz logged out.</description>
    <code>31</code>
    <correlation_id>1e892ea9</correlation_id>
    <custom_id>-1</custom_id>
    <flood_rate>30</flood_rate>
    <origin>oVirt</origin>
    <severity>normal</severity>
    <time>2016-09-14T12:14:34.541+02:00</time>
    <user href="/ovirt-engine/api/users/57d91d48-00da-0137-0138-000000000244" id="57d91d48-00da-0137-0138-000000000244"/>
  </event>
  <event href="/ovirt-engine/api/events/1" id="1">
    <description>User admin logged in.</description>
    <code>30</code>
    <correlation_id>1fbd81f4</correlation_id>
    <custom_id>-1</custom_id>
    <flood_rate>30</flood_rate>
    <origin>oVirt</origin>
    <severity>normal</severity>
    <time>2016-09-14T11:54:35.229+02:00</time>
    <user href="/ovirt-engine/api/users/57d91d48-00da-0137-0138-000000000244" id="57d91d48-00da-0137-0138-000000000244"/>
  </event>
</events>
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以下のイベントが発生します。

  • id="1": 管理ユーザーアカウントの API ログイン。
  • id="2": API は admin ユーザーアカウントからログアウトします。

返されるイベントのリストの順序は常に付与されます。sortby 句が search パラメーターに含まれている場合、イベントはその句に従って順序付けられます。sortby 句が含まれていない場合、イベントは id 属性の値でソートされ、値は最も高いものから順に並べ替えられます。これは、max パラメーターと組み合わせて、最新のイベントの取得を簡素化します。

GET /ovirt-engine/api/events?max=1
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表6.222 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。

events

Event[]

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

from

Integer

In

イベントを返すまでのイベントインデックスを示します。

max

Integer

In

返すイベントの最大数を設定します。

search

String

In

イベントサービスは、他のリソースサービスと同様に検索クエリーを提供します。

6.75.2.1. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。ケースを無視する場合は、false に設定します。

6.75.2.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.75.2.3. from

イベントを返すまでのイベントインデックスを示します。イベントのインデックスは厳密に増加されるため、このパラメーターを使用すると、より大きなインデックスを持つイベントのみが返されます。たとえば、以下のリクエストは 123 を超えるインデックスのイベントのみを返します。

GET /ovirt-engine/api/events?from=123
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このパラメーターは任意です。指定されていない場合には、返される最初のイベントが最後に生成されます。

6.75.2.4. max

返すイベントの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのイベントが返されます。

6.75.3. undelete POST

Expand
表6.223 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除解除を非同期的に実行するかどうかを示します。

6.76. ExternalComputeResource

単一の外部コンピュートリソースを管理します。

コンピュートリソースは、ホストの外部プロバイダーに関する用語です。外部プロバイダーは、プロビジョニングされたホストの登録先も把握する必要があります。エンジンのログイン詳細は、外部プロバイダー側でコンピュートリソースとして保存されます。

Expand
表6.224 メソッドの概要
名前Summary

get

外部コンピュートリソースの詳細を取得します。

6.76.1. get GET

外部コンピュートリソースの詳細を取得します。

たとえば、プロバイダー 123 のコンピューティングリソース 234 の詳細を取得するには、次のようなリクエストを送信します。

GET /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/computeresources/234
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以下のような応答が返されます。

<external_compute_resource href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/computeresources/234" id="234">
  <name>hostname</name>
  <provider>oVirt</provider>
  <url>https://hostname/api</url>
  <user>admin@internal</user>
  <external_host_provider href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123" id="123"/>
</external_compute_resource>
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表6.225 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

resource

ExternalComputeResource

Out

外部コンピュートリソース情報

6.76.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.77. ExternalComputeResources

外部コンピュートリソースのコレクションを管理します。

コンピュートリソースは、ホストの外部プロバイダーに関する用語です。外部プロバイダーは、プロビジョニングされたホストの登録先も把握する必要があります。エンジンのログイン詳細は、外部プロバイダー側でコンピュートリソースとして保存されます。

Expand
表6.226 メソッドの概要
名前Summary

list

外部コンピュートリソースのリストを取得します。

6.77.1. list GET

外部コンピュートリソースのリストを取得します。

たとえば、外部ホストプロバイダー 123 のコンピュートリソースを取得するには、以下のような要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/computeresources
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以下のような応答が返されます。

<external_compute_resources>
  <external_compute_resource href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/computeresources/234" id="234">
    <name>hostname</name>
    <provider>oVirt</provider>
    <url>https://address/api</url>
    <user>admin@internal</user>
    <external_host_provider href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123" id="123"/>
   </external_compute_resource>
   ...
</external_compute_resources>
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返されたコンピュートリソースのリストの順序は保証されません。

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表6.227 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すリソースの最大数を設定します。

resources

ExternalComputeResource[]

Out

外部コンピューターリソースのリスト。

6.77.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.77.1.2. max

返すリソースの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのリソースが返されます。

6.78. ExternalDiscoveredHost

このサービスは、単一の検出されたホストを管理します。

Expand
表6.228 メソッドの概要
名前Summary

get

検出されたホスト情報を取得します。

6.78.1. get GET

検出されたホスト情報を取得します。

Foreman などの外部プロバイダー管理システムで管理するホストに関する情報を取得します。この情報には、ホスト名、アドレス、サブネット、ベースイメージなどが含まれます。

たとえば、プロバイダー 123 からホスト 234 の詳細を取得するには、以下のような要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/discoveredhosts/234
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結果は以下のようになります。

<external_discovered_host href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/discoveredhosts/234" id="234">
 <name>mac001a4ad04040</name>
 <ip>10.34.67.43</ip>
 <last_report>2017-04-24 11:05:41 UTC</last_report>
 <mac>00:1a:4a:d0:40:40</mac>
 <subnet_name>sat0</subnet_name>
 <external_host_provider href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123" id="123"/>
</external_discovered_host>
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表6.229 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

host

ExternalDiscoveredHost

Out

ホストのハードウェアおよび設定情報。

6.78.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.79. ExternalDiscoveredHosts

このサービスは、外部検出ホストを管理します。

Expand
表6.230 メソッドの概要
名前Summary

list

検出されたホストの情報のリストを取得します。

6.79.1. list GET

検出されたホストの情報のリストを取得します。

検出されたホストは、Foreman などのサードパーティーのプロバイダーから取得されます。

プロバイダー 123 の検出されたホストをリスト表示するには、以下を送信します。

GET /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/discoveredhost
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<external_discovered_hosts>
 <external_discovered_host href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/discoveredhosts/456" id="456">
  <name>mac001a4ad04031</name>
  <ip>10.34.67.42</ip>
  <last_report>2017-04-24 11:05:41 UTC</last_report>
  <mac>00:1a:4a:d0:40:31</mac>
  <subnet_name>sat0</subnet_name>
  <external_host_provider href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123" id="123"/>
 </external_discovered_host>
 <external_discovered_host href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/discoveredhosts/789" id="789">
  <name>mac001a4ad04040</name>
  <ip>10.34.67.43</ip>
  <last_report>2017-04-24 11:05:41 UTC</last_report>
  <mac>00:1a:4a:d0:40:40</mac>
  <subnet_name>sat0</subnet_name>
  <external_host_provider href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123" id="123"/>
 </external_discovered_host>
 ...
</external_discovered_hosts>
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返されるホストリストの順序は保証されません。

Expand
表6.231 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

hosts

ExternalDiscoveredHost[]

Out

検出されたホストのリスト

max

Integer

In

返すホストの最大数を設定します。

6.79.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.79.1.2. max

返すホストの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのホストが返されます。

6.80. ExternalHost

Expand
表6.232 メソッドの概要
名前Summary

get

 

6.80.1. get GET

Expand
表6.233 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

host

ExternalHost

Out

 
6.80.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.81. ExternalHostGroup

このサービスは、1 つのホストグループ情報を管理します。

ホストグループは、ホストプロバイダーの用語です。ホストグループには、新規検出されたホストに適用されるプロビジョニングの詳細が含まれます。サブネット、オペレーティングシステム、ドメインなどの情報

Expand
表6.234 メソッドの概要
名前Summary

get

ホストグループ情報を取得します。

6.81.1. get GET

ホストグループ情報を取得します。

たとえば、プロバイダー 123 の hostgroup 234 の詳細を取得するには、以下のように要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/hostgroups/234
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以下のような応答が返されます。

<external_host_group href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/hostgroups/234" id="234">
  <name>rhel7</name>
  <architecture_name>x86_64</architecture_name>
  <domain_name>s.com</domain_name>
  <operating_system_name>RedHat 7.3</operating_system_name>
  <subnet_name>sat0</subnet_name>
  <external_host_provider href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123" id="123"/>
</external_host_group>
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表6.235 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

group

ExternalHostGroup

Out

ホストグループ情報。

6.81.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.82. ExternalHostGroups

このサービスは、ホストグループを管理します。

Expand
表6.236 メソッドの概要
名前Summary

list

外部ホストプロバイダーからホストグループのリストを取得します。

6.82.1. list GET

外部ホストプロバイダーからホストグループのリストを取得します。

ホストグループはホストプロバイダーの用語です。ホストグループにはプロビジョニングの詳細が含まれます。この API は、外部プロバイダーによって公開されるすべてのホストグループを返します。

たとえば、プロバイダー 123 のすべてのホストグループの詳細を取得するには、以下のように要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/hostgroups
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応答は以下のようになります。

<external_host_groups>
  <external_host_group href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/hostgroups/234" id="234">
    <name>rhel7</name>
    <architecture_name>x86_64</architecture_name>
    <domain_name>example.com</domain_name>
    <operating_system_name>RedHat 7.3</operating_system_name>
    <subnet_name>sat0</subnet_name>
    <external_host_provider href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123" id="123"/>
  </external_host_group>
  ...
</external_host_groups>
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返されたホストグループのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.237 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

グループ

ExternalHostGroup[]

Out

外部ホストプロバイダーで利用可能なホストグループのリスト

max

Integer

In

返すグループの最大数を設定します。

6.82.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.82.1.2. max

返すグループの最大数を設定します。指定のない場合は、すべてのグループが返されます。

6.83. ExternalHostProvider

Foreman や Satellite などの外部ホストのプロバイダーを表します。

詳細は、フォアマンのドキュメント を参照してください。詳細は、Satellite のドキュメント を参照してください。

Expand
表6.238 メソッドの概要
名前Summary

get

外部ホストプロバイダー情報の取得

ホストプロバイダー、Foreman または Satellite は ovirt の外部プロバイダーとして設定できます。

importcertificates

外部ホストプロバイダーの SSL 証明書をインポートします。

remove

 

testconnectivity

外部プロバイダーの接続をテストするには、123 がプロバイダーの ID である次の要求を実行する必要があります。

update

システム内の指定された外部ホストプロバイダーを更新します。

6.83.1. get GET

外部ホストプロバイダー情報の取得

ホストプロバイダー、Foreman または Satellite は ovirt の外部プロバイダーとして設定できます。ovirt に割り当てられた特定のホストプロバイダーに関する詳細は、この API を使用します。

たとえば、ホストプロバイダー 123 の詳細を取得するには、次のようなリクエストを送信します。

GET /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123
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応答は以下のようになります。

<external_host_provider href="/ovirt-engine/api/externalhostproviders/123" id="123">
  <name>mysatellite</name>
  <requires_authentication>true</requires_authentication>
  <url>https://mysatellite.example.com</url>
  <username>admin</username>
</external_host_provider>
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Expand
表6.239 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

provider

ExternalHostProvider

Out

 
6.83.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.83.2. importcertificates POST

外部ホストプロバイダーの SSL 証明書をインポートします。

Expand
表6.240 パラメーターの概要
名前方向Summary

certificates

Certificate[]

In

 

6.83.3. remove DELETE

Expand
表6.241 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.83.4. testconnectivity POST

外部プロバイダーの接続をテストするには、123 がプロバイダーの ID である次の要求を実行する必要があります。

POST /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/testconnectivity
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Expand
表6.242 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

テストを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.83.5. update PUT

システム内の指定された外部ホストプロバイダーを更新します。

Expand
表6.243 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

provider

ExternalHostProvider

In/Out

 

6.84. ExternalHostProviders

Expand
表6.244 メソッドの概要
名前Summary

add

新しい外部ホストプロバイダーをシステムに追加します。

list

外部ホストプロバイダーのリストを返します。

6.84.1. add POST

新しい外部ホストプロバイダーをシステムに追加します。

Expand
表6.245 パラメーターの概要
名前方向Summary

provider

ExternalHostProvider

In/Out

 

6.84.2. list GET

外部ホストプロバイダーのリストを返します。

返されるホストプロバイダーのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.246 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すプロバイダーの最大数を設定します。

providers

ExternalHostProvider[]

Out

 

search

String

In

返される外部ホストプロバイダーを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.84.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.84.2.2. max

返すプロバイダーの最大数を設定します。指定しない場合は、すべてのプロバイダーが返されます。

6.85. ExternalHosts

Expand
表6.247 メソッドの概要
名前Summary

list

外部ホストのリストを返します。

6.85.1. list GET

外部ホストのリストを返します。

返されるホストリストの順序は保証されません。

Expand
表6.248 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

hosts

ExternalHost[]

Out

 

max

Integer

In

返すホストの最大数を設定します。

6.85.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.85.1.2. max

返すホストの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのホストが返されます。

6.86. ExternalNetworkProviderConfiguration

ホスト上のシステムによって外部ネットワークプロバイダーがどのようにプロビジョニングされるかを説明します。

Expand
表6.249 メソッドの概要
名前Summary

get

ホスト上の外部ネットワークプロバイダーに関する情報を返します。

6.86.1. get GET

ホスト上の外部ネットワークプロバイダーに関する情報を返します。

Expand
表6.250 パラメーターの概要
名前方向Summary

configuration

ExternalNetworkProviderConfiguration

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.86.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.87. ExternalNetworkProviderConfigurations

ホスト上のシステムによってプロビジョニングされたすべての外部ネットワークプロバイダーをリスト表示するサービス。

Expand
表6.251 メソッドの概要
名前Summary

list

ホスト上のすべての外部ネットワークプロバイダーのリストを返します。

6.87.1. list GET

ホスト上のすべての外部ネットワークプロバイダーのリストを返します。

返されたネットワークのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.252 パラメーターの概要
名前方向Summary

configurations

ExternalNetworkProviderConfiguration[]

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.87.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.88. ExternalProvider

外部プロバイダーを管理する機能を提供します。

Expand
表6.253 メソッドの概要
名前Summary

importcertificates

外部ホストプロバイダーの SSL 証明書をインポートします。

testconnectivity

外部プロバイダーの接続をテストするには、123 がプロバイダーの ID である次の要求を実行する必要があります。

6.88.1. importcertificates POST

外部ホストプロバイダーの SSL 証明書をインポートします。

Expand
表6.254 パラメーターの概要
名前方向Summary

certificates

Certificate[]

In

 

6.88.2. testconnectivity POST

外部プロバイダーの接続をテストするには、123 がプロバイダーの ID である次の要求を実行する必要があります。

POST /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/testconnectivity
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Expand
表6.255 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

テストを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.89. ExternalProviderCertificate

外部プロバイダーの特定の証明書を表示するサービス。

Expand
表6.256 メソッドの概要
名前Summary

get

特定の証明書を取得します。

6.89.1. get GET

特定の証明書を取得します。

GET /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/certificate/0
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応答の例を以下に示します。

<certificate id="0">
  <organization>provider.example.com</organization>
  <subject>CN=provider.example.com</subject>
  <content>...</content>
</certificate>
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Expand
表6.257 パラメーターの概要
名前方向Summary

certificate

証明書

Out

証明書の詳細。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.89.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.90. ExternalProviderCertificates

外部プロバイダーの証明書を表示するサービス。

Expand
表6.258 メソッドの概要
名前Summary

list

外部プロバイダーによって提示された証明書のチェーンを返します。

6.90.1. list GET

外部プロバイダーによって提示された証明書のチェーンを返します。

GET /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/certificates
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応答の例を以下に示します。

<certificates>
  <certificate id="789">...</certificate>
  ...
</certificates>
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返される証明書の順序は常に署名の順序であることが保証されます。最初はサーバー自体の証明書であり、2 番目は最初に署名する CA の証明書です。

Expand
表6.259 パラメーターの概要
名前方向Summary

certificates

Certificate[]

Out

証明書の詳細を含むリスト。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返す証明書の最大数を設定します。

6.90.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.90.1.2. max

返す証明書の最大数を設定します。指定しない場合は、すべての証明書が返されます。

6.91. ExternalTemplateImports

外部テンプレートをインポートする機能を提供します。現在、OVA のみをサポートしています。

Expand
表6.260 メソッドの概要
名前Summary

add

この操作は、外部ハイパーバイザーからテンプレートをインポートするために使用されます。

6.91.1. add POST

この操作は、外部ハイパーバイザーからテンプレートをインポートするために使用されます。

たとえば、テンプレート OVA のインポートは、次のリクエストを使用して簡単に行うことができます。

POST /externaltemplateimports
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タイプ ExternalTemplateImport のリクエスト本文の場合、次に例を示します。

<external_template_import>
  <template>
    <name>my_template</name>
  </template>
  <cluster id="2b18aca2-4469-11eb-9449-482ae35a5f83" />
  <storage_domain id="8bb5ade5-e988-4000-8b93-dbfc6717fe50" />
  <url>ova:///mnt/ova/ova_template.ova</url>
  <host id="8bb5ade5-e988-4000-8b93-dbfc6717fe50" />
</external_template_import>
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Expand
表6.261 パラメーターの概要
名前方向Summary

import

ExternalTemplateImport

In/Out

 

6.92. ExternalVmImports

外部仮想マシンをインポートする機能を提供します。

Expand
表6.262 メソッドの概要
名前Summary

add

この操作は、KVM、XEN、VMware などの外部ハイパーバイザーから仮想マシンをインポートするために使用されます。

6.92.1. add POST

この操作は、KVM、XEN、VMware などの外部ハイパーバイザーから仮想マシンをインポートするために使用されます。

たとえば、VMware からの仮想マシンのインポートは、次のリクエストを使用して簡単に行うことができます。

POST /externalvmimports
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タイプ ExternalVmImport のリクエスト本文の場合、次に例を示します。

<external_vm_import>
  <vm>
    <name>my_vm</name>
  </vm>
  <cluster id="360014051136c20574f743bdbd28177fd" />
  <storage_domain id="8bb5ade5-e988-4000-8b93-dbfc6717fe50" />
  <name>vm_name_as_is_in_vmware</name>
  <sparse>true</sparse>
  <username>vmware_user</username>
  <password>123456</password>
  <provider>VMWARE</provider>
  <url>vpx://wmware_user@vcenter-host/DataCenter/Cluster/esxi-host?no_verify=1</url>
  <drivers_iso id="virtio-win-1.6.7.iso" />
</external_vm_import>
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表6.263 パラメーターの概要
名前方向Summary

import

ExternalVmImport

In/Out

 

6.93. FenceAgent

特定のホストのフェンスエージェントを管理するサービス。

Expand
表6.264 メソッドの概要
名前Summary

get

このフェンスエージェントの詳細を取得します。

remove

特定ホストのフェンスエージェントを削除します。

update

fencing-agent を更新します。

6.93.1. get GET

このフェンスエージェントの詳細を取得します。

GET /ovirt-engine/api/hosts/123/fenceagents/0
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応答の例を以下に示します。

<agent id="0">
  <type>apc</type>
  <order>1</order>
  <ip>192.168.1.101</ip>
  <user>user</user>
  <password>xxx</password>
  <port>9</port>
  <options>name1=value1, name2=value2</options>
</agent>
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Expand
表6.265 パラメーターの概要
名前方向Summary

agent

エージェント

Out

フェンスエージェントの詳細。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.93.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.93.2. remove DELETE

特定ホストのフェンスエージェントを削除します。

DELETE /ovirt-engine/api/hosts/123/fenceagents/0
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表6.266 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.93.3. update PUT

fencing-agent を更新します。

Expand
表6.267 パラメーターの概要
名前方向Summary

agent

エージェント

In/Out

フェンスエージェントの詳細。

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.94. FenceAgents

特定のホストのフェンスエージェントを管理するサービス。

Expand
表6.268 メソッドの概要
名前Summary

add

ホストに新しい fencing-agent を追加します。

list

ホストに設定されたフェンシングエージェントのリストを返します。

6.94.1. add POST

ホストに新しい fencing-agent を追加します。

POST /ovirt-engine/api/hosts/123/fenceagents

You should consult the /usr/sbin/fence_<agent_name> manual page for
the legal parameters to [name1=value1, name2=value2,...] in the options field.
If any parameter in options appears by name that means that it is mandatory.
For example in <options>slot=7[,name1=value1, name2=value2,...]</options>
slot is mandatory.
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apc、bladecenter、wti フェンシングエージェントのサンプルリクエスト:

  <agent>
    <type>apc</type>
    <order>1</order>
    <ip>192.168.1.101</ip>
    <user>user</user>
    <password>xxx</password>
    <port>9</port>
    <options>slot=7[,name1=value1, name2=value2,...]</options>
  </agent>
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apc_snmp、hpblade、ilo、ilo2、ilo_ssh、redfish、rsa フェンシングエージェントのサンプルリクエスト:

  <agent>
    <type>apc_snmp</type>
    <order>1</order>
    <ip>192.168.1.101</ip>
    <user>user</user>
    <password>xxx</password>
    <port>9</port>
    <options>[name1=value1, name2=value2,...]</options>
  </agent>
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cisco_ucs、drac5、eps フェンシングエージェントのサンプルリクエスト:

  <agent>
    <type>cisco_ucs</type>
    <order>1</order>
    <ip>192.168.1.101</ip>
    <user>user</user>
    <password>xxx</password>
    <options>slot=7[,name1=value1, name2=value2,...]</options>
  </agent>
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drac7、ilo3、ilo4、ipmilan、rsb フェンシングエージェントのサンプルリクエスト:

  <agent>
    <type>drac7</type>
    <order>1</order>
    <ip>192.168.1.101</ip>
    <user>user</user>
    <password>xxx</password>
    <options>[name1=value1, name2=value2,...]</options>
  </agent>
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Expand
表6.269 パラメーターの概要
名前方向Summary

agent

エージェント

In/Out

 

6.94.2. list GET

ホストに設定されたフェンシングエージェントのリストを返します。

GET /ovirt-engine/api/hosts/123/fenceagents
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応答の例を以下に示します。

<agents>
  <agent id="0">
    <type>apc</type>
    <order>1</order>
    <ip>192.168.1.101</ip>
    <user>user</user>
    <password>xxx</password>
    <port>9</port>
    <options>name1=value1, name2=value2</options>
  </agent>
</agents>
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返されたフェンシングエージェントのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.270 パラメーターの概要
名前方向Summary

agents

Agent[]

Out

フェンスエージェントの詳細のリスト。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すエージェントの最大数を設定します。

6.94.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.94.2.2. max

返すエージェントの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのエージェントが返されます。

6.95. File

Expand
表6.271 メソッドの概要
名前Summary

get

 

6.95.1. get GET

Expand
表6.272 パラメーターの概要
名前方向Summary

file

File

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.95.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.96. ファイル

クライアントが利用可能なファイルをリスト表示する方法を提供します。

このサービスは、管理者がアップロードする ISO イメージと仮想フロッピーディスク (VFD) を含む ISO ストレージドメインを特に対象としています。

CD-ROM デバイスを仮想マシンに追加するには、ISO ストレージドメインのファイルからの ISO イメージが必要です。

Expand
表6.273 メソッドの概要
名前Summary

list

ストレージドメインで利用可能な ISO イメージおよび仮想フロッピーのディスクリストを返します。

6.96.1. list GET

ストレージドメインで利用可能な ISO イメージおよび仮想フロッピーのディスクリストを返します。返されるリストの順序は保証されません。

refresh パラメーターが false の場合、返されるリストはストレージドメインへの最近の変更を反映していない可能性があります。たとえば、最近追加された新しい ISO ファイルが含まれていない場合があります。これは、サーバーがファイルのリストをキャッシュしてパフォーマンスを向上するためです。最新の結果を取得するには、refresh パラメーターを true に設定します。

refresh パラメーターのデフォルト値は true ですが、ForceRefreshDomainFilesByDefault 値を使用して変更できます。

# engine-config -s ForceRefreshDomainFilesByDefault=false
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重要

refresh パラメーターの値を true に設定すると、サーバーのパフォーマンスに影響します。必要な場合にのみ使用してください。

Expand
表6.274 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行した検索を討すべきかどうかを示します。

file

File[]

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すファイルの最大数を設定します。

refresh

ブール値

In

特定の間隔で更新されるキャッシュされた結果を表示するのではなく、ファイルのリストをストレージドメインから更新する必要があるかどうかを示します。

search

String

In

返されたファイルを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.96.1.1. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行した検索を討すべきかどうかを示します。デフォルト値は true です。

6.96.1.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.96.1.3. max

返すファイルの最大数を設定します。指定のない場合は、すべてのファイルが返されます。

6.97. Filter

Expand
表6.275 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

6.97.1. get GET

Expand
表6.276 パラメーターの概要
名前方向Summary

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

result

Filter

Out

 
6.97.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.97.2. remove DELETE

Expand
表6.277 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.98. Filters

スケジューリングポリシーで使用されるフィルターを管理します。

Expand
表6.278 メソッドの概要
名前Summary

add

指定したユーザー定義のスケジューリングポリシーにフィルターを追加します。

list

スケジューリングポリシーで使用されるフィルターのリストを返します。

6.98.1. add POST

指定したユーザー定義のスケジューリングポリシーにフィルターを追加します。

Expand
表6.279 パラメーターの概要
名前方向Summary

filter

Filter

In/Out

 

6.98.2. list GET

スケジューリングポリシーで使用されるフィルターのリストを返します。

返されるフィルターのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.280 パラメーターの概要
名前方向Summary

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

filters

Filter[]

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すフィルターの最大数を設定します。

6.98.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.98.2.2. max

返すフィルターの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのエージェントが返されます。

6.99. フォロー

6.100. GlusterBrick

このサービスは単一の gluster ブリックを管理します。

Expand
表6.281 メソッドの概要
名前Summary

get

ブリックの詳細を取得します。

remove

ブリックを削除します。

replace

このブリックを新しいものに置き換えます。

6.100.1. get GET

ブリックの詳細を取得します。

ヘッダー All-Contenttrue に設定された基礎となる gluster ボリュームから、ステータスの詳細を取得します。これは、gluster volume status <volumename> <brickname> detail を実行するのと同じです。

たとえば、gluster ボリューム 123brick234 の詳細を取得するには、次のようなリクエストを送信します。

GET /ovirt-engine/api/clusters/567/glustervolumes/123/glusterbricks/234
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これにより、以下のような応答ボディーが返されます。

<brick id="234">
  <name>host1:/rhgs/data/brick1</name>
  <brick_dir>/rhgs/data/brick1</brick_dir>
  <server_id>111</server_id>
  <status>up</status>
  <device>/dev/mapper/RHGS_vg1-lv_vmaddldisks</device>
  <fs_name>xfs</fs_name>
  <gluster_clients>
    <gluster_client>
      <bytes_read>2818417648</bytes_read>
      <bytes_written>1384694844</bytes_written>
      <client_port>1011</client_port>
      <host_name>client2</host_name>
    </gluster_client>
  </gluster_clients>
  <memory_pools>
    <memory_pool>
      <name>data-server:fd_t</name>
      <alloc_count>1626348</alloc_count>
      <cold_count>1020</cold_count>
      <hot_count>4</hot_count>
      <max_alloc>23</max_alloc>
      <max_stdalloc>0</max_stdalloc>
      <padded_size>140</padded_size>
      <pool_misses>0</pool_misses>
    </memory_pool>
  </memory_pools>
  <mnt_options>rw,seclabel,noatime,nodiratime,attr2,inode64,sunit=512,swidth=2048,noquota</mnt_options>
  <pid>25589</pid>
  <port>49155</port>
</brick>
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表6.282 パラメーターの概要
名前方向Summary

brick

GlusterBrick

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.100.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.100.2. remove DELETE

ブリックを削除します。

基礎となる gluster ボリュームからブリックを削除し、データベースからエントリーを削除します。これは、データ移行なしで単一のブリックを削除する場合にのみ使用できます。複数のブリックとデータ移行を削除するには、代わりに migrate を使用します。

たとえば、gluster ボリューム 123 からブリック 234 を削除するには、以下のように要求を送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/clusters/567/glustervolumes/123/glusterbricks/234
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表6.283 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.100.3. replace POST

このブリックを新しいものに置き換えます。

重要

この操作はエンジンのバージョン 3.5 以降非推奨となり、今後削除されます。代わりに、add brick を使用してブリックを migrate brick します。

Expand
表6.284 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

代替を非同期的に実行するかどうかを指定します。

force

ブール値

In

 

6.101. GlusterBricks

このサービスは、gluster ボリュームで gluster ブリックを管理します。

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表6.285 メソッドの概要
名前Summary

activate

削除操作のデータ移行の後のデータ移行をアクティベートします。

add

gluster ボリュームに、ブリックのリストを追加します。

list

gluster ボリュームのブリックをリスト表示します。

migrate

ブリックを削除する前にデータの移行を開始します。

remove

gluster ボリュームからブリックを削除します。

stopmigrate

削除のブリック操作に関するデータのブリックからの移行を停止します。

6.101.1. activate POST

削除操作のデータ移行の後のデータ移行をアクティベートします。

ブリックからのデータ移行が完了し、ユーザーがブリックを削除したくないと、ブリックをアクティベートするために使用されます。削除用に以前にマークされていたブリックは、通常のブリックとして使用されるようになりました。

たとえば、データの移行元である glustervolume 123 のブリックを保持するには、次のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/567/glustervolumes/123/glusterbricks/activate
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action>
  <bricks>
    <brick>
      <name>host1:/rhgs/brick1</name>
    </brick>
  </bricks>
</action>
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表6.286 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクティベーションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

ブリック

GlusterBrick[]

In

再アクティベートする必要があるブリックのリスト。

6.101.2. add POST

gluster ボリュームに、ブリックのリストを追加します。

ブリックを追加して gluster ボリュームを拡張するのに使用します。複製されたボリュームタイプの場合は、replica_count パラメーターを渡す必要があります。レプリカ数が増える場合、ブリックの数はレプリカセットの数と同じである必要があります。

たとえば、gluster ボリューム 123 にブリックを追加するには、次のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/567/glustervolumes/123/glusterbricks
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リクエスト本文は以下のようになります。

<bricks>
  <brick>
    <server_id>111</server_id>
    <brick_dir>/export/data/brick3</brick_dir>
  </brick>
</bricks>
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Expand
表6.287 パラメーターの概要
名前方向Summary

bricks

GlusterBrick[]

In/Out

ボリュームに追加するブリックのリスト

replica_count

Integer

In

ボリューム後の追加操作のレプリカ数。

stripe_count

Integer

In

追加後の操作のストライプ数。

6.101.3. list GET

gluster ボリュームのブリックをリスト表示します。

たとえば、gluster ボリューム 123 のブリックをリスト表示するには、以下のように要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/clusters/567/glustervolumes/123/glusterbricks
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以下のような出力を提供します。

<bricks>
  <brick id="234">
    <name>host1:/rhgs/data/brick1</name>
    <brick_dir>/rhgs/data/brick1</brick_dir>
    <server_id>111</server_id>
    <status>up</status>
  </brick>
  <brick id="233">
    <name>host2:/rhgs/data/brick1</name>
    <brick_dir>/rhgs/data/brick1</brick_dir>
    <server_id>222</server_id>
    <status>up</status>
  </brick>
</bricks>
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返されるリストの順序は、gluster ボリュームの作成時に提供されるブリックの順序に基づいています。

Expand
表6.288 パラメーターの概要
名前方向Summary

bricks

GlusterBrick[]

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すブリックの最大数を設定します。

6.101.3.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.101.3.2. max

返すブリックの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのブリックが返されます。

6.101.4. migrate POST

ブリックを削除する前にデータの移行を開始します。

ブリックの削除は 2 つのステップで、削除されるブリック上のデータが最初に残りのブリックに移行します。移行が完了すると、API remove を介してブリックの削除が確定されます。いずれの時点でも、stopmigrate をキャンセルするアクションを呼び出す必要があります。

たとえば、ID が 123 の gluster ボリュームからブリックを削除するには、次のリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/567/glustervolumes/123/glusterbricks/migrate
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action>
  <bricks>
    <brick>
      <name>host1:/rhgs/brick1</name>
    </brick>
  </bricks>
</action>
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移行プロセスは、ジョブを使用して API から返されたジョブ ID と、ステップを使用して jobstep から追跡できます。

Expand
表6.289 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

移行を非同期的に実行するかどうかを指定します。

bricks

GlusterBrick[]

In

データ移行を開始する必要のあるブリックのリスト。

6.101.5. remove DELETE

gluster ボリュームからブリックを削除します。

データ損失なしでブリックを削除する場合は、最初に stopmigrate を使用してそれらのデータを削除してからそれらを削除する方法が推奨されます。削除前にイメージストリームで移行が呼び出されなかった場合、データ移行なしにブリックが削除され、データが失われる可能性があります。

たとえば、gluster ボリューム 123 からブリックを削除するには、以下のように要求を送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/clusters/567/glustervolumes/123/glusterbricks
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リクエスト本文は以下のようになります。

<bricks>
  <brick>
    <name>host:brick_directory</name>
  </brick>
</bricks>
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Expand
表6.290 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

bricks

GlusterBrick[]

In

削除するブリックのリスト

replica_count

Integer

In

ボリューム後の追加操作のレプリカ数。

6.101.6. stopmigrate POST

削除のブリック操作に関するデータのブリックからの移行を停止します。

ユーザーがブリックの使用を継続したい場合に備えて、2 ステップのブリック削除プロセスの一部として開始されたデータ移行をキャンセルするには。削除用にマーク付けされていたブリックは、この操作の後に通常のブリックとして機能します。

たとえば、gluster ボリューム 123 のブリックからデータの移行を停止するには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/567/glustervolumes/123/glusterbricks/stopmigrate
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リクエスト本文は以下のようになります。

<bricks>
  <brick>
    <name>host:brick_directory</name>
  </brick>
</bricks>
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Expand
表6.291 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

bricks

GlusterBrick[]

In

データ移行を停止する必要のあるブリックのリスト。

6.101.6.1. bricks

データ移行を停止する必要のあるブリックのリスト。このリストは、migrate のために渡された引数と一致する必要があります。

6.102. GlusterHook

Expand
表6.292 メソッドの概要
名前Summary

disable

クラスターの全サーバーで Gluster フックを無効にすることにより、クラスターのサーバー間でフックのステータスの競合を解決します。

enable

クラスターの全サーバーで Gluster フックを無効にすることにより、クラスターのサーバー間でフックのステータスの競合を解決します。

get

 

remove

クラスターのすべてのサーバーからこの Gluster フックを削除し、これをデータベースから削除します。

resolve

解決のタイプに応じて、不足しているフックの競合を解決します。

6.102.1. disable POST

クラスターの全サーバーで Gluster フックを無効にすることにより、クラスターのサーバー間でフックのステータスの競合を解決します。これにより、データベースでフックのステータスが DISABLED に更新されました。

Expand
表6.293 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.102.2. enable POST

クラスターの全サーバーで Gluster フックを無効にすることにより、クラスターのサーバー間でフックのステータスの競合を解決します。これにより、データベースでフックのステータスが DISABLED に更新されました。

Expand
表6.294 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.102.3. get GET

Expand
表6.295 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

hook

GlusterHook

Out

 
6.102.3.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.102.4. remove DELETE

クラスターのすべてのサーバーからこの Gluster フックを削除し、これをデータベースから削除します。

Expand
表6.296 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.102.5. resolve POST

解決のタイプに応じて、不足しているフックの競合を解決します。

ADD の場合は、フックがないすべてのサーバーに、エンジンデータベースに保存されているフックをコピーして解決します。エンジンは、フックがないすべてのサーバーのリストを維持します。

COPY の場合、フックが欠落しているすべてのサーバーにエンジンデータベースに保存されているフックをコピーして、フックの内容で競合を解決します。エンジンは、コンテンツが競合するサーバーのリストを維持します。ホスト ID がパラメーターとして渡される場合、サーバーのフックコンテンツがマスターとして使用され、クラスター内の他のサーバーにコピーすることができます。

Expand
表6.297 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

host

ホスト

In

 

resolution_type

String

In

 

6.103. GlusterHooks

Expand
表6.298 メソッドの概要
名前Summary

list

フックリストを返します。

6.103.1. list GET

フックリストを返します。

返されるフックリストの順序は保証されません。

Expand
表6.299 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

hooks

GlusterHook[]

Out

 

max

Integer

In

返すフックの最大数を設定します。

6.103.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.103.1.2. max

返すフックの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのフックが返されます。

6.104. GlusterVolume

このサービスは単一の gluster ボリュームを管理します。

Expand
表6.300 メソッドの概要
名前Summary

get

gluster ボリュームの詳細を取得します。

getprofilestatistics

gluster ボリュームプロファイルの統計を取得します。

rebalance

gluster ボリュームをリバランスします。

remove

gluster ボリュームを削除します。

resetalloptions

gluster ボリュームに設定されたすべてのオプションをリセットします。

resetoption

gluster ボリュームで特定のオプションをリセットします。

setoption

gluster ボリュームに特定のオプションを設定します。

start

gluster ボリュームを起動します。

startprofile

gluster ボリュームのプロファイリングを開始します。

stop

gluster ボリュームを停止します。

stopprofile

gluster ボリュームのプロファイリングを停止します。

stoprebalance

gluster ボリュームのリバランスを停止します。

6.104.1. get GET

gluster ボリュームの詳細を取得します。

たとえば、クラスター 456 で識別子 123 の gluster ボリュームの詳細を取得するには、以下のように要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123
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この GET リクエストは以下の出力を返します。

<gluster_volume id="123">
 <name>data</name>
 <link href="/ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123/glusterbricks" rel="glusterbricks"/>
 <disperse_count>0</disperse_count>
 <options>
   <option>
     <name>storage.owner-gid</name>
     <value>36</value>
   </option>
   <option>
     <name>performance.io-cache</name>
     <value>off</value>
   </option>
   <option>
     <name>cluster.data-self-heal-algorithm</name>
     <value>full</value>
   </option>
 </options>
 <redundancy_count>0</redundancy_count>
 <replica_count>3</replica_count>
 <status>up</status>
 <stripe_count>0</stripe_count>
 <transport_types>
   <transport_type>tcp</transport_type>
 </transport_types>
 <volume_type>replicate</volume_type>
 </gluster_volume>
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表6.301 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

volume

GlusterVolume

Out

gluster ボリュームを表します。

6.104.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.104.2. getprofilestatistics POST

gluster ボリュームプロファイルの統計を取得します。

たとえば、クラスター 456 で識別子 123 の gluster ボリュームのプロファイル統計を取得するには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123/getprofilestatistics
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表6.302 パラメーターの概要
名前方向Summary

details

GlusterVolumeProfileDetails

Out

アクションから返される Gluster ボリュームのプロファイリング情報。

6.104.3. rebalance POST

gluster ボリュームをリバランスします。

gluster ボリュームのリバランスは、すべてのブリックにデータを均等に分散するのに役立ちます。(データの移行なし) gluster ボリュームを拡張または縮小した後、ブリック間でデータのリバランスを行う必要があります。複製されていないボリュームでは、リバランス操作を実行するために、すべてのブリックをオンラインにする必要があります。複製されたボリュームでは、レプリカ内の少なくとも 1 つのブリックがオンラインである必要があります。

たとえば、クラスター 456 で識別子 123 の gluster ボリュームをリバランスするには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123/rebalance
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表6.303 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

リバランスを非同期的に実行するかどうかを指定します。

fix_layout

ブール値

In

true に設定すると、リバランスによってレイアウトが修正され、ボリュームに追加された新規データがすべてのホストに分散されます。

force

ブール値

In

リバランスを強制的に起動するかどうかを示します。

6.104.3.1. fix_layout

true に設定すると、リバランスによってレイアウトが修正され、ボリュームに追加された新規データがすべてのホストに分散されます。ただし、既存のデータは移行/リバランスされません。デフォルトは false です。

6.104.3.2. force

リバランスを強制的に起動するかどうかを示します。rebalance コマンドは、古いクライアントがクラスターに接続されている場合でも、force オプションを使用して実行できます。ただし、これにより、データが失われる可能性があります。デフォルトは false です。

6.104.4. remove DELETE

gluster ボリュームを削除します。

たとえば、クラスター 456 で識別子 123 のボリュームを削除するには、以下のように要求を送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123
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表6.304 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.104.5. resetalloptions POST

gluster ボリュームに設定されたすべてのオプションをリセットします。

たとえば、クラスター 456 で識別子 123 を使用して gluster ボリューム内のすべてのオプションをリセットするには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123/resetalloptions
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表6.305 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

リセットを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.104.6. resetoption POST

gluster ボリュームで特定のオプションをリセットします。

たとえば、クラスター 456 で識別子 123 の gluster ボリュームで特定の option1 をリセットするには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123/resetoption
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リクエスト本文は、以下のようになります。

<action>
 <option name="option1"/>
</action>
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表6.306 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

リセットを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

force

ブール値

In

 

option

オプション

In

リセットするオプション。

6.104.7. setoption POST

gluster ボリュームに特定のオプションを設定します。

たとえば、クラスター 456 で識別子 123 で gluster ボリュームに option1 の値 value1 を設定するには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123/setoption
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リクエスト本文は、以下のようになります。

<action>
 <option name="option1" value="value1"/>
</action>
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表6.307 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

option

オプション

In

設定するオプション。

6.104.8. start POST

gluster ボリュームを起動します。

Gluster ボリュームは、データの読み取り/書き込みを開始する必要があります。たとえば、クラスター 456 で識別子 123 で gluster ボリュームを起動するには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123/start
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表6.308 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

force

ブール値

In

ボリュームが強制的に起動するかどうかを示します。

6.104.8.1. force

ボリュームが強制的に起動するかどうかを示します。gluster ボリュームがすでに開始されているが、いくつか/すべてのブリックがダウンしている場合は、強制開始を使用してすべてのブリックを起動できます。デフォルトは false です。

6.104.9. startprofile POST

gluster ボリュームのプロファイリングを開始します。

たとえば、クラスター 456 で識別子 123 の gluster ボリュームのプロファイリングを開始するには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123/startprofile
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表6.309 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.104.10. stop POST

gluster ボリュームを停止します。

ボリュームを停止すると、そのデータにはアクセスできなくなります。

たとえば、クラスター 456 で識別子 123 の gluster ボリュームを停止するには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123/stop
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表6.310 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

force

ブール値

In

 

6.104.11. stopprofile POST

gluster ボリュームのプロファイリングを停止します。

たとえば、クラスター 456 で識別子 123 の gluster ボリュームのプロファイリングを停止するには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123/stopprofile
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表6.311 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.104.12. stoprebalance POST

gluster ボリュームのリバランスを停止します。

たとえば、クラスター 456 で識別子 123 の gluster ボリュームの再調整を停止するには、以下のように要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes/123/stoprebalance
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表6.312 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.105. GlusterVolumes

このサービスは、クラスターで利用可能な gluster ボリュームのコレクションを管理します。

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表6.313 メソッドの概要
名前Summary

add

新しい gluster ボリュームを作成します。

list

クラスター内のすべての gluster ボリュームをリスト表示します。

6.105.1. add POST

新しい gluster ボリュームを作成します。

ボリュームは、volume パラメーターのプロパティーに基づいて作成されます。プロパティー namevolume_type、および bricks が必要です。

たとえば、myvolume という名前のボリュームをクラスター 123 に追加するには、以下の要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/clusters/123/glustervolumes
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リクエスト本文は、以下のようになります。

<gluster_volume>
  <name>myvolume</name>
  <volume_type>replicate</volume_type>
  <replica_count>3</replica_count>
  <bricks>
    <brick>
      <server_id>server1</server_id>
      <brick_dir>/exp1</brick_dir>
    </brick>
    <brick>
      <server_id>server2</server_id>
      <brick_dir>/exp1</brick_dir>
    </brick>
    <brick>
      <server_id>server3</server_id>
      <brick_dir>/exp1</brick_dir>
    </brick>
  <bricks>
</gluster_volume>
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表6.314 パラメーターの概要
名前方向Summary

volume

GlusterVolume

In/Out

ボリュームを作成する gluster ボリュームの定義が入力として渡され、新規に作成されるボリュームが返されます。

6.105.2. list GET

クラスター内のすべての gluster ボリュームをリスト表示します。

たとえば、クラスター 456 のすべての Gluster ボリュームをリスト表示するには、以下のように要求を送信します。

GET /ovirt-engine/api/clusters/456/glustervolumes
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返されるボリュームリストの順序は保証されません。

Expand
表6.315 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すボリュームの最大数を設定します。

search

String

In

返されたボリュームを制限するために使用されるクエリー文字列です。

volumes

GlusterVolume[]

Out

 
6.105.2.1. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。ケースを無視する場合は、false に設定します。

6.105.2.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.105.2.3. max

返すボリュームの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのボリュームが返されます。

6.106. グループ

ユーザーのグループを管理します。このサービスを使用して、グループの詳細を取得したり、グループを削除します。新規グループを追加するには、グループのコレクションを管理する service を使用します。

Expand
表6.316 メソッドの概要
名前Summary

get

システムグループ情報を取得します。

remove

システムグループを削除します。

6.106.1. get GET

システムグループ情報を取得します。

使用方法:

GET /ovirt-engine/api/groups/123
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グループ情報を返します。

<group href="/ovirt-engine/api/groups/123" id="123">
  <name>mygroup</name>
  <link href="/ovirt-engine/api/groups/123/roles" rel="roles"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/groups/123/permissions" rel="permissions"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/groups/123/tags" rel="tags"/>
  <domain_entry_id>476652557A382F67696B6D2B32762B37796E46476D513D3D</domain_entry_id>
  <namespace>DC=example,DC=com</namespace>
  <domain href="/ovirt-engine/api/domains/ABCDEF" id="ABCDEF">
    <name>myextension-authz</name>
  </domain>
</group>
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Expand
表6.317 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

get

グループ

Out

システムグループ。

6.106.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.106.2. remove DELETE

システムグループを削除します。

使用方法:

DELETE /ovirt-engine/api/groups/123
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表6.318 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.107. グループ

ユーザーのグループのコレクションを管理します。

Expand
表6.319 メソッドの概要
名前Summary

add

ディレクトリーサービスからグループを追加します。

list

システム内のすべてのグループをリスト表示します。

6.107.1. add POST

ディレクトリーサービスからグループを追加します。ドメイン名は、認証プロバイダーの名前であることに注意してください。

たとえば、internal-authz 認証プロバイダーから Developers グループを追加するには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/groups
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リクエスト本文は以下のようになります。

<group>
  <name>Developers</name>
  <domain>
    <name>internal-authz</name>
  </domain>
</group>
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Expand
表6.320 パラメーターの概要
名前方向Summary

group

グループ

In/Out

追加するグループ。

6.107.2. list GET

システム内のすべてのグループをリスト表示します。

使用方法:

GET /ovirt-engine/api/groups
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グループのリストを返します。

<groups>
  <group href="/ovirt-engine/api/groups/123" id="123">
    <name>mygroup</name>
    <link href="/ovirt-engine/api/groups/123/roles" rel="roles"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/groups/123/permissions" rel="permissions"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/groups/123/tags" rel="tags"/>
    <domain_entry_id>476652557A382F67696B6D2B32762B37796E46476D513D3D</domain_entry_id>
    <namespace>DC=example,DC=com</namespace>
    <domain href="/ovirt-engine/api/domains/ABCDEF" id="ABCDEF">
      <name>myextension-authz</name>
    </domain>
  </group>
  ...
</groups>
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返されたグループリストの順序は保証されません。

Expand
表6.321 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

グループ

Group[]

Out

グループのリスト。

max

Integer

In

返すグループの最大数を設定します。

search

String

In

返されるグループを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.107.2.1. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。ケースを無視する場合は、false に設定します。

6.107.2.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.107.2.3. max

返すグループの最大数を設定します。指定のない場合は、すべてのグループが返されます。

6.108. ホスト

ホストを管理するサービス

Expand
表6.322 メソッドの概要
名前Summary

activate

仮想マシンを実行するなど、使用するホストをアクティベートします。

approve

仮想化環境で使用するために事前にインストールされたハイパーバイザーホストを承認します。

commitnetconfig

ネットワーク設定を正常としてマークし、ホスト内にその設定を持続させます。

copyhostnetworks

指定したホストのネットワーク設定を現在のホストにコピーします。

deactivate

ホストを無効にして、メンテナンスタスクを実行します。

discoveriscsi

イニシエーターの詳細を使用して、ホスト上の iSCSI ターゲットを検出します。

enrollcertificate

ホストの証明書を登録します。

fence

ホストの電源管理デバイスを制御します。

forceselectspm

ホストを Storage Pool Manager (SPM) として手動で設定します。

get

ホストの詳細を取得します。

install

最新バージョンの VDSM と関連ソフトウェアをホストにインストールします。

iscsidiscover

このメソッドは、Engine バージョン 4 以降非推奨となりました。

iscsilogin

ターゲットの詳細を使用して、ホストの iSCSI ターゲットにログインします。

refresh

ホストデバイスと機能を更新します。

remove

システムからホストを削除します。

setupnetworks

この方法は、ホストのネットワークインターフェイスの設定を変更するために使用されます。

syncallnetworks

ホスト上の全ネットワークを同期するには、以下のような要求を送信します。

[source] ---- POST /ovirt-engine/api/hosts/123/syncallnetworks ----

リクエスト本文は以下のようになります。

[source,xml] ---- <action/> ----

unregisteredstoragedomainsdiscover

設定にインポートする候補であるブロックストレージドメインを検出します。

update

ホストのプロパティーを更新します。

upgrade

ホストで VDSM および選択したソフトウェアをアップグレードします。

upgradecheck

ホストにアップグレードが利用可能であるかどうかを確認します。

6.108.1. activate POST

仮想マシンを実行するなど、使用するホストをアクティベートします。

Expand
表6.323 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクティベーションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.108.2. approve POST

仮想化環境で使用するために事前にインストールされたハイパーバイザーホストを承認します。

このアクションは、このホストのターゲットクラスターを定義するためのオプションのクラスター要素も受け入れます。

Expand
表6.324 パラメーターの概要
名前方向Summary

activate

ブール値

In

'true' に設定すると、このホストは承認の完了後にアクティベートされます。

async

ブール値

In

承認を非同期的に実行するかどうかを指定します。

cluster

クラスター

In

ホストが承認後に追加されるクラスター。

host

ホスト

In

承認するホスト。

reboot

ブール値

In

インストールに成功した後にホストを再起動するかどうかを示します。

6.108.2.1. activate

'true' に設定すると、このホストは承認の完了後にアクティベートされます。'false' に設定すると、ホストは承認後も 'maintenance' ステータスのままになります。このパラメーターがない場合は 'true' と解釈されます。これは、望ましいデフォルトの動作が承認後にホストをアクティブ化するからです。

6.108.2.2. reboot

インストールに成功した後にホストを再起動するかどうかを示します。デフォルト値は true です。

6.108.3. commitnetconfig POST

ネットワーク設定を正常としてマークし、ホスト内にその設定を持続させます。

API ユーザーは、ネットワーク設定をコミットして、ホストネットワークインターフェイスのアタッチメントまたはデタッチメントを永続化するか、ボンディングされたインターフェイスの作成と削除を永続化します。

重要

ネットワーク設定は、設定の変更によってホスト接続が失われないことをエンジンが確認した後にのみ、コミットされます。ホストの接続が失われた場合、ホストを再起動する必要があり、自動的に以前のネットワーク設定に戻ります。

たとえば、ID が 123 のホストのネットワーク設定をコミットするには、次のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/hosts/123/commitnetconfig
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action/>
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重要

Red Hat Virtualization Manager 4.3 以降、setupnetworks リクエストで commit_on_success を指定することもできます。この場合、セットアップが完了し、{hypervisor-name} と Red Hat Virtualization Manager 間の接続が再確立され、個別の commitnetconfig リクエストを待つことなく、新しい設定が {hypervisor-name} に自動的に保存されます。

Expand
表6.325 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.108.4. copyhostnetworks POST

指定したホストのネットワーク設定を現在のホストにコピーします。

重要

ソースホストに存在しないネットワークアタッチメントは、コピー操作によってターゲットホストから消去されます。

別のホストからネットワークをコピーするには、次のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/hosts/123/copyhostnetworks
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action>
   <source_host id="456"/>
</action>
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Expand
表6.326 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

source_host

ホスト

In

ネットワークのコピー元となるホスト。

6.108.5. deactivate POST

ホストを無効にして、メンテナンスタスクを実行します。

Expand
表6.327 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

非アクティブ化を非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

reason

String

In

 

stop_gluster_service

ブール値

In

ホストの非アクティブ化の一環として gluster サービスを停止する必要があるかどうかを示します。

6.108.5.1. stop_gluster_service

ホストの非アクティブ化の一環として gluster サービスを停止する必要があるかどうかを示します。gluster ホストのメンテナンス操作中に使用できます。この変数のデフォルト値は false です。

6.108.6. discoveriscsi POST

イニシエーターの詳細を使用して、ホスト上の iSCSI ターゲットを検出します。検出されたデータを含む IscsiDetails オブジェクトのリストを返します。

たとえば、myiscsi.example.com で利用可能な iSCSI ターゲットをホスト 123 から検出するには、次のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/hosts/123/discoveriscsi
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action>
  <iscsi>
    <address>myiscsi.example.com</address>
  </iscsi>
</action>
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結果は以下のようになります。

<discovered_targets>
  <iscsi_details>
    <address>10.35.1.72</address>
    <port>3260</port>
    <portal>10.35.1.72:3260,1</portal>
    <target>iqn.2015-08.com.tgt:444</target>
  </iscsi_details>
</discovered_targets>
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重要

このメソッドを使用して、iSCSI ターゲットを検出する場合には、FQDN または IP アドレスを使用できますが、REST API メソッドを使用してログインするには、検出された iSCSI ターゲットの詳細を使用する必要があります。

Expand
表6.328 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

検出を非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

discovered_targets

IscsiDetails[]

Out

すべての接続情報を含む検出されたターゲット。

iscsi

IscsiDetails

In

ターゲット iSCSI デバイス。

6.108.7. enrollcertificate POST

ホストの証明書を登録します。有効期限が近づいている、またはすでに有効期限が切れているという警告が表示された場合に便利です。

Expand
表6.329 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

登録を非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.108.8. fence POST

ホストの電源管理デバイスを制御します。

たとえば、ホストを起動するとします。これは、以下の方法で実行できます。

#!/bin/sh -ex

url="https://engine.example.com/ovirt-engine/api"
user="admin@internal"
password="..."

curl \
--verbose \
--cacert /etc/pki/ovirt-engine/ca.pem \
--user "${user}:${password}" \
--request POST \
--header "Version: 4" \
--header "Content-Type: application/xml" \
--header "Accept: application/xml" \
--data '
<action>
  <fence_type>start</fence_type>
</action>
' \
"${url}/hosts/123/fence"
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表6.330 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

フェンシングを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

fence_type

String

In

 

maintenance_after_restart

ブール値

In

再起動後にホストをメンテナンスする必要があるかどうかを示します。

power_management

PowerManagement

Out

 

6.108.9. forceselectspm POST

ホストを Storage Pool Manager (SPM) として手動で設定します。

POST /ovirt-engine/api/hosts/123/forceselectspm
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action/>
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Expand
表6.331 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.108.10. get GET

ホストの詳細を取得します。

GET /ovirt-engine/api/hosts/123
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表6.332 パラメーターの概要
名前方向Summary

all_content

ブール値

In

ホストのすべての属性を応答に含めるかどうかを指定します。

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

host

ホスト

Out

クエリーされたホスト。

6.108.10.1. all_content

ホストのすべての属性を応答に含めるかどうかを指定します。

デフォルトでは、以下の属性が除外されます。

  • hosted_engine

たとえば、ホスト '123' の完全な表現を取得するには、以下を実行します。

GET /ovirt-engine/api/hosts/123?all_content=true
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注記

これらの属性は、取得後にパフォーマンスに影響を及ぼすため、デフォルトでは含まれていません。これらはめったに使用されず、データベースへの追加のクエリーを必要とします。このパラメーターは、特に必要な場合にのみ注意して使用してください。

6.108.10.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.108.11. install POST

最新バージョンの VDSM と関連ソフトウェアをホストにインストールします。

このアクションは、ホストをエンジンに追加するときに実行されるホスト上のすべての設定ステップ (kdump 設定、ホスト型エンジンのデプロイ、カーネルオプションの変更など) も実行します。

ホストタイプは、アクションの追加パラメーターを定義します。

curl と JSON を使用してホストをインストールする例、プレーン:

curl \
--verbose \
--cacert /etc/pki/ovirt-engine/ca.pem \
--request PUT \
--header "Content-Type: application/json" \
--header "Accept: application/json" \
--header "Version: 4" \
--user "admin@internal:..." \
--data '
{
  "root_password": "myrootpassword"
}
' \
"https://engine.example.com/ovirt-engine/api/hosts/123"
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ホスト型エンジンコンポーネントで curl と JSON を使用してホストをインストールする例:

curl \
curl \
--verbose \
--cacert /etc/pki/ovirt-engine/ca.pem \
--request PUT \
--header "Content-Type: application/json" \
--header "Accept: application/json" \
--header "Version: 4" \
--user "admin@internal:..." \
--data '
{
  "root_password": "myrootpassword"
"deploy_hosted_engine" : "true"
}
' \
"https://engine.example.com/ovirt-engine/api/hosts/123"
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重要

エンジンのバージョン 4.1.2 以降、ホストが再インストールされると、デフォルトでホストファイアウォールの定義をオーバーライドするようになりました。

Expand
表6.333 パラメーターの概要
名前方向Summary

activate

ブール値

In

'true' に設定すると、このホストはインストールの完了後にアクティブになります。

async

ブール値

In

インストールを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

deploy_hosted_engine

ブール値

In

true に設定すると、このホストは自己ホスト型エンジンコンポーネントもデプロイします。

host

ホスト

In

override_iptables プロパティーは、ファイアウォール設定をデフォルトの設定に置き換える必要があるかどうかを示すために使用されます。

image

String

In

{hypervisor-name} をインストールする場合、ISO イメージファイルが必要です。

reboot

ブール値

In

インストールに成功した後にホストを再起動するかどうかを示します。

root_password

String

In

SSH 経由でホストに接続するために使用される root ユーザーのパスワード。

ssh

Ssh

In

ホストへの接続に使用される SSH の詳細。

undeploy_hosted_engine

ブール値

In

true に設定すると、このホストは自己ホスト型エンジンコンポーネントをアンデプロイし、このホストは高可用性クラスターの一部として機能しなくなります。

6.108.11.1. activate

'true' に設定すると、このホストはインストールの完了後にアクティブになります。'false' に設定すると、ホストはインストール後も 'maintenance' ステータスのままになります。このパラメーターがない場合は 'true' と解釈されます。これは、望ましいデフォルトの動作がインストール後にホストをアクティブ化するからです。

6.108.11.2. deploy_hosted_engine

true に設定すると、このホストは自己ホスト型エンジンコンポーネントもデプロイします。欠落している値は true、つまりデプロイとして扱われます。このパラメーターを省略すると、false を意味し、セルフホスト型エンジン領域での操作は一切行われません。

6.108.11.3. reboot

インストールに成功した後にホストを再起動するかどうかを示します。デフォルト値は true です。

6.108.11.4. undeploy_hosted_engine

true に設定すると、このホストは自己ホスト型エンジンコンポーネントをアンデプロイし、このホストは高可用性クラスターの一部として機能しなくなります。欠落している値は true、つまりアンデプロイとして扱われます。このパラメーターを省略すると、false を意味し、セルフホスト型エンジン領域での操作は一切行われません。

6.108.12. iscsidiscover POST

このメソッドは、Engine バージョン 4.4.6 以降非推奨となりました。代わりに DiscoverIscsi を使用する必要があります。

イニシエーターの詳細を使用して、ホスト上の iSCSI ターゲットを検出します。検出されたデータを含む文字列の配列を返します。

たとえば、myiscsi.example.com で利用可能な iSCSI ターゲットをホスト 123 から検出するには、次のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/hosts/123/iscsidiscover
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action>
  <iscsi>
    <address>myiscsi.example.com</address>
  </iscsi>
</action>
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Expand
表6.334 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

検出を非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

iscsi

IscsiDetails

In

ターゲット iSCSI デバイス。

iscsi_targets

String[]

Out

iSCSI ターゲット。

6.108.12.1. iscsi_targets

iSCSI ターゲット。*

6.108.13. iscsilogin POST

ターゲットの詳細を使用して、ホストの iSCSI ターゲットにログインします。

重要

このメソッドを使用してログインする場合は、discoveriscsi メソッドで検出された iSCSI ターゲットの詳細を使用する必要があります。

Expand
表6.335 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

ログインを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

iscsi

IscsiDetails

In

ターゲット iSCSI デバイス。

6.108.14. refresh POST

ホストデバイスと機能を更新します。

Expand
表6.336 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

リフレッシュを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.108.15. remove DELETE

システムからホストを削除します。

#!/bin/sh -ex

url="https://engine.example.com/ovirt-engine/api"
user="admin@internal"
password="..."

curl \
--verbose \
--cacert /etc/pki/ovirt-engine/ca.pem \
--user "${user}:${password}" \
--request DELETE \
--header "Version: 4" \
"${url}/hosts/1ff7a191-2f3b-4eff-812b-9f91a30c3acc"
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Expand
表6.337 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

force

ブール値

In

ホストが応答しない場合、またはホストが Gluster Storage クラスターの一部であり、ボリュームブリックがある場合でも、ホストを削除する必要があることを示します。

6.108.16. setupnetworks POST

この方法は、ホストのネットワークインターフェイスの設定を変更するために使用されます。

たとえば、3 つのネットワークインターフェイス eth0eth1、および eth2 を持つホストがあり、eth0eth1 を使用して新しいボンディングを設定し、その上に VLAN を配置するとします。簡単なシェルスクリプトと curl コマンドライン HTTP クライアントを使用すると、以下のように実行できます。

#!/bin/sh -ex

url="https://engine.example.com/ovirt-engine/api"
user="admin@internal"
password="..."

curl \
--verbose \
--cacert /etc/pki/ovirt-engine/ca.pem \
--user "${user}:${password}" \
--request POST \
--header "Version: 4" \
--header "Content-Type: application/xml" \
--header "Accept: application/xml" \
--data '
<action>
  <modified_bonds>
    <host_nic>
      <name>bond0</name>
      <bonding>
        <options>
          <option>
            <name>mode</name>
            <value>4</value>
          </option>
          <option>
            <name>miimon</name>
            <value>100</value>
          </option>
        </options>
        <slaves>
          <host_nic>
            <name>eth1</name>
          </host_nic>
          <host_nic>
            <name>eth2</name>
          </host_nic>
        </slaves>
      </bonding>
    </host_nic>
  </modified_bonds>
  <modified_network_attachments>
    <network_attachment>
      <network>
        <name>myvlan</name>
      </network>
      <host_nic>
        <name>bond0</name>
      </host_nic>
      <ip_address_assignments>
        <ip_address_assignment>
          <assignment_method>static</assignment_method>
          <ip>
            <address>192.168.122.10</address>
            <netmask>255.255.255.0</netmask>
          </ip>
        </ip_address_assignment>
      </ip_address_assignments>
      <dns_resolver_configuration>
        <name_servers>
          <name_server>1.1.1.1</name_server>
          <name_server>2.2.2.2</name_server>
        </name_servers>
      </dns_resolver_configuration>
    </network_attachment>
  </modified_network_attachments>
 </action>
' \
"${url}/hosts/1ff7a191-2f3b-4eff-812b-9f91a30c3acc/setupnetworks"
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注記

これは、API のバージョン 4 で有効です。以前のバージョンでは、一部の要素は XML 要素ではなく XML 属性として表されていました。特に、optionsip 要素は次のように表されました。

<options name="mode" value="4"/>
<options name="miimon" value="100"/>
<ip address="192.168.122.10" netmask="255.255.255.0"/>
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次のコードで Python SDK を使用しても、同じことができます。

# Find the service that manages the collection of hosts:
hosts_service = connection.system_service().hosts_service()

# Find the host:
host = hosts_service.list(search='name=myhost')[0]

# Find the service that manages the host:
host_service = hosts_service.host_service(host.id)

# Configure the network adding a bond with two slaves and attaching it to a
# network with an static IP address:
host_service.setup_networks(
    modified_bonds=[
        types.HostNic(
            name='bond0',
            bonding=types.Bonding(
                options=[
                    types.Option(
                        name='mode',
                        value='4',
                    ),
                    types.Option(
                        name='miimon',
                        value='100',
                    ),
                ],
                slaves=[
                    types.HostNic(
                        name='eth1',
                    ),
                    types.HostNic(
                        name='eth2',
                    ),
                ],
            ),
        ),
    ],
    modified_network_attachments=[
        types.NetworkAttachment(
            network=types.Network(
                name='myvlan',
            ),
            host_nic=types.HostNic(
                name='bond0',
            ),
            ip_address_assignments=[
                types.IpAddressAssignment(
                    assignment_method=types.BootProtocol.STATIC,
                    ip=types.Ip(
                        address='192.168.122.10',
                        netmask='255.255.255.0',
                    ),
                ),
            ],
            dns_resolver_configuration=types.DnsResolverConfiguration(
                name_servers=[
                    '1.1.1.1',
                    '2.2.2.2',
                ],
            ),
        ),
    ],
)

# After modifying the network configuration it is very important to make it
# persistent:
host_service.commit_net_config()
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重要

ネットワーク設定がホストに保存されていること、およびホストの再起動時に適用されることを確認するには、commitnetconfig を呼び出すことを忘れないでください。

重要

Red Hat Virtualization Manager 4.3 以降、setupnetworks リクエストで commit_on_success を指定することもできます。この場合、セットアップが完了し、{hypervisor-name} と Red Hat Virtualization Manager 間の接続が再確立され、個別の commitnetconfig リクエストを待つことなく、新しい設定が {hypervisor-name} に自動的に保存されます。

Expand
表6.338 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

check_connectivity

ブール値

In

 

commit_on_success

ブール値

In

セットアップが完了し、{hypervisor-name} と Red Hat Virtualization Manager 間の接続が再確立され、個別の commitnetconfig リクエストを待つことなく、設定を {hypervisor-name} に自動的に保存するかどうかを指定します。

connectivity_timeout

Integer

In

 

modified_bonds

HostNic[]

In

 

modified_labels

NetworkLabel[]

In

 

modified_network_attachments

NetworkAttachment[]

In

 

removed_bonds

HostNic[]

In

 

removed_labels

NetworkLabel[]

In

 

removed_network_attachments

NetworkAttachment[]

In

 

synchronized_network_attachments

NetworkAttachment[]

In

同期されるネットワーク接続のリスト。

6.108.16.1. commit_on_success

セットアップが完了し、{hypervisor-name} と Red Hat Virtualization Manager 間の接続が再確立され、個別の commitnetconfig リクエストを待つことなく、設定を {hypervisor-name} に自動的に保存するかどうかを指定します。デフォルト値は false です。これは、設定が自動的に保存されないことを意味します。

6.108.17. syncallnetworks POST

ホスト上の全ネットワークを同期するには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/hosts/123/syncallnetworks
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action/>
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Expand
表6.339 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.108.18. unregisteredstoragedomainsdiscover POST

設定にインポートする候補であるブロックストレージドメインを検出します。FCP の場合は、引数は必要ありません。

Expand
表6.340 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

検出を非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

iscsi

IscsiDetails

In

 

storage_domains

StorageDomain[]

Out

 

6.108.19. update PUT

ホストのプロパティーを更新します。

たとえば、ホストのカーネルコマンドラインを更新するには、以下のようなリクエストを送信します。

PUT /ovirt-engine/api/hosts/123
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リクエスト本文は以下のようになります。

<host>
  <os>
    <custom_kernel_cmdline>vfio_iommu_type1.allow_unsafe_interrupts=1</custom_kernel_cmdline>
  </os>
</host>
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Expand
表6.341 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

host

ホスト

In/Out

 

6.108.20. upgrade POST

ホストで VDSM および選択したソフトウェアをアップグレードします。

Expand
表6.342 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アップグレードを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

image

String

In

Vintage Node はサポートされなくなり、非推奨になったため、このプロパティーは関連しなくなりました。

reboot

ブール値

In

アップグレード後にホストを再起動する必要があるかどうかを示します。

timeout

Integer

In

アップグレードのタイムアウト。

6.108.20.1. reboot

アップグレード後にホストを再起動する必要があるかどうかを示します。デフォルトでは、ホストは再起動されます。

注記

{hypervisor-name} の場合、このパラメーターは無視されます。{hypervisor-name} は、アップグレード後に常に再起動されます。

6.108.20.2. timeout

アップグレードのタイムアウト。

アップグレードが完了するまでの最大待機時間 (分単位)。デフォルト値は ANSIBLE_PLAYBOOK_EXEC_DEFAULT_TIMEOUT 設定オプションで指定します。

6.108.21. upgradecheck POST

ホストにアップグレードが利用可能であるかどうかを確認します。利用可能なアップグレードがある場合は、管理ポータルのホストステータスアイコンの横にアイコンが表示されます。また、アップグレードの可否を示す監査ログメッセージも追加されます。アップグレードは、webadmin から、または アップグレード ホストアクションを使用して開始できます。

6.109. HostCpuUnits

Expand
表6.343 メソッドの概要
名前Summary

list

トポロジー (ソケット、コア) に関する詳細情報と、現在の CPU ピン留めに関する情報を含むすべてのホストの CPU のリストを返します。

6.109.1. list GET

トポロジー (ソケット、コア) に関する詳細情報と、現在の CPU ピン留めに関する情報を含むすべてのホストの CPU のリストを返します。

Expand
表6.344 パラメーターの概要
名前方向Summary

cpu_units

HostCpuUnit[]

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.109.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.110. HostDevice

ホストの特定のデバイスにアクセスするためのサービス。

Expand
表6.345 メソッドの概要
名前Summary

get

特定のホストのデバイスに関する情報を取得します。

6.110.1. get GET

特定のホストのデバイスに関する情報を取得します。

ホストデバイスを取得する例:

GET /ovirt-engine/api/hosts/123/devices/456
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<host_device href="/ovirt-engine/api/hosts/123/devices/456" id="456">
  <name>usb_1_9_1_1_0</name>
  <capability>usb</capability>
  <host href="/ovirt-engine/api/hosts/123" id="123"/>
  <parent_device href="/ovirt-engine/api/hosts/123/devices/789" id="789">
    <name>usb_1_9_1</name>
  </parent_device>
</host_device>
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Expand
表6.346 パラメーターの概要
名前方向Summary

device

HostDevice

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.110.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.111. HostDevices

ホストデバイスにアクセスするためのサービス。

Expand
表6.347 メソッドの概要
名前Summary

list

ホストのデバイスをリスト表示します。

6.111.1. list GET

ホストのデバイスをリスト表示します。

返されるデバイスリストの順序は保証されません。

Expand
表6.348 パラメーターの概要
名前方向Summary

devices

HostDevice[]

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すデバイスの最大数を設定します。

6.111.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.111.1.2. max

返すデバイスの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのデバイスが返されます。

6.112. HostHook

Expand
表6.349 メソッドの概要
名前Summary

get

 

6.112.1. get GET

Expand
表6.350 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

hook

Hook

Out

 
6.112.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.113. HostHooks

Expand
表6.351 メソッドの概要
名前Summary

list

ホスト用に設定されたフックのリストを返します。

6.113.1. list GET

ホスト用に設定されたフックのリストを返します。

返されるフックのリストの順序はランダムです。

Expand
表6.352 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

hooks

Hook[]

Out

 

max

Integer

In

返すフックの最大数を設定します。

6.113.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.113.1.2. max

返すフックの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのフックが返されます。

6.114. HostNic

ホストのネットワークインターフェイスを管理するサービス。

Expand
表6.353 メソッドの概要
名前Summary

get

 

updatevirtualfunctionsconfiguration

現在のリソースが SR-IOV 対応 NIC を表す場合、アクションは仮想機能設定を更新します。

6.114.1. get GET

Expand
表6.354 パラメーターの概要
名前方向Summary

all_content

ブール値

In

ホストネットワークインターフェイスのすべての属性を応答に含める必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

nic

HostNic

Out

 
6.114.1.1. all_content

ホストネットワークインターフェイスのすべての属性を応答に含める必要があるかどうかを示します。

デフォルトでは、以下の属性が除外されます。

  • virtual_functions_configuration

たとえば、ホスト '123' の完全な表現ネットワークインターフェイス '456' を取得するには、以下を実行します。

GET /ovirt-engine/api/hosts/123/nics/456?all_content=true
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注記

これらの属性は、取得後にパフォーマンスに影響を及ぼすため、デフォルトでは含まれていません。これらはめったに使用されず、データベースへの追加のクエリーを必要とします。このパラメーターは、特に必要な場合にのみ注意して使用してください。

6.114.1.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.114.2. updatevirtualfunctionsconfiguration POST

現在のリソースが SR-IOV 対応 NIC を表す場合、アクションは仮想機能設定を更新します。入力は、以下のプロパティーの少なくとも 1 つで設定されている必要があります。

  • allNetworksAllowed
  • numberOfVirtualFunctions

プロパティーの意味については、HostNicVirtualFunctionsConfiguration タイプを参照してください。

Expand
表6.355 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

virtual_functions_configuration

HostNicVirtualFunctionsConfiguration

In

 

6.115. HostNics

ホストのネットワークインターフェイスを管理するサービス。

Expand
表6.356 メソッドの概要
名前Summary

list

ホストのネットワークインターフェイスのリストを返します。

6.115.1. list GET

ホストのネットワークインターフェイスのリストを返します。

返されるネットワークインターフェイスのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.357 パラメーターの概要
名前方向Summary

all_content

ブール値

In

ホストネットワークインターフェイスのすべての属性を応答に含める必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返す NIC の最大数を設定します。

nics

HostNic[]

Out

 
6.115.1.1. all_content

ホストネットワークインターフェイスのすべての属性を応答に含める必要があるかどうかを示します。

デフォルトでは、以下の属性が除外されます。

  • virtual_functions_configuration

たとえば、ホスト '123' のネットワークインターフェイス '456' の完全な表現を取得するには、以下を実行します。

GET /ovirt-engine/api/hosts/123/nics?all_content=true
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注記

これらの属性は、取得後にパフォーマンスに影響を及ぼすため、デフォルトでは含まれていません。これらはめったに使用されず、データベースへの追加のクエリーを必要とします。このパラメーターは、特に必要な場合にのみ注意して使用してください。

6.115.1.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.115.1.3. max

返す NIC の最大数を設定します。指定されていない場合は、すべての NIC が返されます。

6.116. HostNumaNode

Expand
表6.358 メソッドの概要
名前Summary

get

 

6.116.1. get GET

Expand
表6.359 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

ノード

NumaNode

Out

 
6.116.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.117. HostNumaNodes

Expand
表6.360 メソッドの概要
名前Summary

list

ホストの NUMA ノードのリストを返します。

6.117.1. list GET

ホストの NUMA ノードのリストを返します。

返される NUMA ノードのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.361 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すノードの最大数を設定します。

nodes

NumaNode[]

Out

 
6.117.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.117.1.2. max

返すノードの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのノードが返されます。

6.118. HostStorage

ホストストレージを管理するサービス。

Expand
表6.362 メソッドの概要
名前Summary

list

ストレージのリストを取得します。

6.118.1. list GET

ストレージのリストを取得します。

GET /ovirt-engine/api/hosts/123/storage
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取得する XML 応答は次のようになります。

<host_storages>
  <host_storage id="123">
    ...
  </host_storage>
  ...
</host_storages>
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返されるストレージのリストの順番は保証されていません。

Expand
表6.363 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

report_status

ブール値

In

ストレージ内の LUN のステータスを確認する必要があるかどうかを示します。

storages

HostStorage[]

Out

ストレージのリストを取得しました。

6.118.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.118.1.2. report_status

ストレージ内の LUN のステータスを確認する必要があるかどうかを示します。LUN のステータスの確認は非常に重要な操作であり、このデータは必ずしもユーザーが必要とするものではありません。このパラメーターは、LUN のステータスチェックを実行しないオプションを提供します。

デフォルトは、後方互換性を確保するために true です。

LUN ステータスの例を次に示します。

<host_storage id="123">
  <logical_units>
    <logical_unit id="123">
      <lun_mapping>0</lun_mapping>
      <paths>1</paths>
      <product_id>lun0</product_id>
      <serial>123</serial>
      <size>10737418240</size>
      <status>used</status>
      <vendor_id>LIO-ORG</vendor_id>
      <volume_group_id>123</volume_group_id>
    </logical_unit>
  </logical_units>
  <type>iscsi</type>
  <host id="123"/>
</host_storage>
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これは、LUN ステータスのない例です。

<host_storage id="123">
  <logical_units>
    <logical_unit id="123">
      <lun_mapping>0</lun_mapping>
      <paths>1</paths>
      <product_id>lun0</product_id>
      <serial>123</serial>
      <size>10737418240</size>
      <vendor_id>LIO-ORG</vendor_id>
      <volume_group_id>123</volume_group_id>
    </logical_unit>
  </logical_units>
  <type>iscsi</type>
  <host id="123"/>
</host_storage>
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6.119. Hosts

ホストを管理するサービス。

Expand
表6.364 メソッドの概要
名前Summary

add

新しいホストを作成します。

list

利用可能なすべてのホストのリストを取得します。

6.119.1. add POST

新しいホストを作成します。

ホストは、host パラメーターの属性に基づいて作成されます。nameaddress、および root_password プロパティーが必要です。

たとえば、ホストを追加するには、次のリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/hosts
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リクエスト本文は、以下のようになります。

<host>
  <name>myhost</name>
  <address>myhost.example.com</address>
  <root_password>myrootpassword</root_password>
</host>
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注記

root_password 要素は、クライアントが提供する初期表現にのみ含まれ、後続の要求から返される表現には公開されません。

重要

エンジンのバージョン 4.1.2 以降、ホストが新しく追加されると、デフォルトでホストのファイアウォール定義がオーバーライドされるようになりました。

ホスト型エンジンホストを追加するには、オプションの deploy_hosted_engine パラメーターを使用します。

POST /ovirt-engine/api/hosts?deploy_hosted_engine=true
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クラスターに、自動デプロイメントがサポートされているデフォルトの外部ネットワークプロバイダーがある場合、ホストの追加時に外部ネットワークプロバイダーがデプロイされます。自動デプロイメントでは、OVN の外部ネットワークプロバイダーのみがサポートされます。クラスターで定義されているもの以外の外部ネットワークプロバイダーをデプロイするには、ホストを追加するときに以下のリクエストを送信して、外部ネットワークプロバイダーを上書きします。

POST /ovirt-engine/api/hosts
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external_network_provider_configuration に必要なプロバイダーへの参照が含まれるリクエスト本文:

<host>
  <name>myhost</name>
  <address>myhost.example.com</address>
  <root_password>123456</root_password>
  <external_network_provider_configurations>
    <external_network_provider_configuration>
      <external_network_provider name="ovirt-provider-ovn"/>
    </external_network_provider_configuration>
  </external_network_provider_configurations>
</host>
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Expand
表6.365 パラメーターの概要
名前方向Summary

activate

ブール値

In

true に設定すると、このホストはインストールの完了後にアクティブになります。

deploy_hosted_engine

ブール値

In

true に設定すると、このホストはホスト型エンジンコンポーネントをデプロイします。

host

ホスト

In/Out

新しいホストが作成されるホスト定義がパラメーターとして渡され、新しく作成されたホストが返されます。

reboot

ブール値

In

インストールに成功した後にホストを再起動するかどうかを示します。

undeploy_hosted_engine

ブール値

In

true に設定すると、このホストはホスト型エンジンコンポーネントをアンデプロイし、高可用性クラスターの一部として機能しません。

6.119.1.1. activate

true に設定すると、このホストはインストールの完了後にアクティブになります。false に設定すると、ホストはインストール後も maintenance ステータスのままになります。このパラメーターがない場合は true と解釈されます。これは、望ましいデフォルトの動作がインストール後にホストをアクティブ化するからです。

6.119.1.2. deploy_hosted_engine

true に設定すると、このホストはホスト型エンジンコンポーネントをデプロイします。欠落している値は true として扱われます。つまり、ホスト型エンジンコンポーネントをデプロイします。このパラメーターを省略すると false になり、ホストはホスト型エンジン領域で操作を実行しません。

6.119.1.3. reboot

インストールに成功した後にホストを再起動するかどうかを示します。デフォルト値は true です。

6.119.1.4. undeploy_hosted_engine

true に設定すると、このホストはホスト型エンジンコンポーネントをアンデプロイし、高可用性クラスターの一部として機能しません。欠落した値は true、すなわちアンデプロイとして扱われます。このパラメーターを省略すると false になり、ホストはホスト型エンジン領域で操作を実行しません。

6.119.2. list GET

利用可能なすべてのホストのリストを取得します。

たとえば、ホストをリスト表示するには、次のリクエストを送信します。

GET /ovirt-engine/api/hosts
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応答本文は次のようになります。

<hosts>
  <host href="/ovirt-engine/api/hosts/123" id="123">
    ...
  </host>
  <host href="/ovirt-engine/api/hosts/456" id="456">
    ...
  </host>
  ...
</host>
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返されるホストのリストの順序は、sortby 句が search パラメーターに含まれている場合にのみ保証されます。

Expand
表6.366 パラメーターの概要
名前方向Summary

all_content

ブール値

In

ホストのすべての属性を応答に含める必要があるかどうかを示します。

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。

check_vms_in_affinity_closure

ブール値

In

このパラメーターを migration_target_of とともに使用して、リストされた仮想マシン、およびリストされた仮想マシンとの親和性を強化している他のすべての仮想マシンの有効な移行ターゲットを取得できます。

filter

ブール値

In

ユーザーのパーミッションにしたがって、結果をフィルターする必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

hosts

Host[]

Out

 

max

Integer

In

返すホストの最大数を設定します。

migration_target_of

String

In

仮想マシン ID のコンマ区切りリストを受け入れ、これらの仮想マシンを移行できるホストを返します。

search

String

In

返されたホストを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.119.2.1. all_content

ホストのすべての属性を応答に含める必要があるかどうかを示します。

デフォルトでは、以下のホスト属性が除外されます。

  • hosted_engine

たとえば、ホストの完全な表現を取得するには、以下を実行します。

GET /ovirt-engine/api/hosts?all_content=true
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注記

これらの属性は、取得後にパフォーマンスに影響を及ぼすため、デフォルトでは含まれていません。これらはめったに使用されず、データベースへの追加のクエリーを必要とします。このパラメーターは、特に必要な場合にのみ注意して使用してください。

6.119.2.2. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。ケースを無視する場合は、false に設定します。

6.119.2.3. check_vms_in_affinity_closure

このパラメーターを migration_target_of とともに使用して、リストされた仮想マシン、およびリストされた仮想マシンとの親和性を強化している他のすべての仮想マシンの有効な移行ターゲットを取得できます。

これは、仮想マシンがポジティブアフィニティーグループ内の他のマシンと一緒に移行される場合に役立ちます。

デフォルト値は false です。

GET /ovirt-engine/api/hosts?migration_target_of=123,456&check_vms_in_affinity_closure=true
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6.119.2.4. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.119.2.5. max

返すホストの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのホストが返されます。

6.119.2.6. migration_target_of

仮想マシン ID のコンマ区切りリストを受け入れ、これらの仮想マシンを移行できるホストを返します。

たとえば、ID 123 の仮想マシンと ID 456 の仮想マシンの移行先ホストのリストを取得するには、以下のリクエストを送信します。

GET /ovirt-engine/api/hosts?migration_target_of=123,456
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6.120. アイコン

アイコンを管理するサービス (読み取り専用)。

Expand
表6.367 メソッドの概要
名前Summary

get

アイコンを取得します。

6.120.1. get GET

アイコンを取得します。

GET /ovirt-engine/api/icons/123
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次のような XML 応答が得られます。

<icon id="123">
  <data>Some binary data here</data>
  <media_type>image/png</media_type>
</icon>
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Expand
表6.368 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

icon

アイコン

Out

取得したアイコン。

6.120.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.121. Icons

アイコンを管理するサービス。

Expand
表6.369 メソッドの概要
名前Summary

list

アイコンのリストを取得します。

6.121.1. list GET

アイコンのリストを取得します。

GET /ovirt-engine/api/icons
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次のような XML 応答が得られます。

<icons>
  <icon id="123">
    <data>...</data>
    <media_type>image/png</media_type>
  </icon>
  ...
</icons>
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返されるアイコンリストの順序は保証されません。

Expand
表6.370 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

icons

Icon[]

Out

アイコンのリストを取得しました。

max

Integer

In

返すアイコンの最大数を設定します。

6.121.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.121.1.2. max

返すアイコンの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのアイコンが返されます。

6.122. Image

Expand
表6.371 メソッドの概要
名前Summary

get

 

import

イメージをインポートします。

6.122.1. get GET

Expand
表6.372 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

image

Image

Out

 
6.122.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.122.2. import POST

イメージをインポートします。

import_as_template パラメーターが true の場合、イメージはテンプレートとしてインポートされます。それ以外の場合は、ディスクとしてインポートされます。

テンプレートとしてインポートする場合、テンプレートの名前はオプションの template.name パラメーターで指定することができます。このパラメーターが指定されていない場合、テンプレートの名前はエンジンによって GlanceTemplate-x として自動的に割り当てられます (x は 7 つのランダムな 16 進数文字になります)。

ディスクとしてインポートする場合、ディスクの名前はオプションの disk.name パラメーターで指定することができます。このパラメーターが指定されていない場合、ディスクの名前はエンジンによって GlanceDisk-x として自動的に割り当てられます (x はイメージ識別子の 7 つの 16 進数文字になります)。

エンジンによって自動的に生成されるこれらの名前を回避するために、テンプレートまたはディスク名を常に明示的に指定することを推奨します。

Expand
表6.373 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

インポートを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

cluster

クラスター

In

import_as_template パラメーターが true に設定されている場合に、イメージのインポート先となるクラスター。

disk

ディスク

In

インポートするディスク。

import_as_template

ブール値

In

インポートしたディスクからテンプレートを作成するかどうかを指定します。

storage_domain

StorageDomain

In

ディスクのインポート先となるストレージドメイン。

テンプレート

テンプレート

In

import_as_template パラメーターが true に設定されている場合に作成されるテンプレートの名前。

6.123. ImageTransfer

このサービスは、イメージ転送を制御するメカニズムを提供します。クライアントは、イメージ転送 サービスの 追加 を使用し、データを転送するイメージを指定して転送を作成する必要があります。

その後、転送はこのサービスによって管理されます。

oVirt の Python の SDK を使用する:

ID が 123disk をアップロードします (データセンター内のランダムなホスト上に)。

transfers_service = system_service.image_transfers_service()
transfer = transfers_service.add(
   types.ImageTransfer(
      disk=types.Disk(
         id='123'
      )
   )
)
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ID が 456host に ID が 123disk をアップロードします。

transfers_service = system_service.image_transfers_service()
transfer = transfers_service.add(
   types.ImageTransfer(
      disk=types.Disk(
         id='123'
      ),
      host=types.Host(
         id='456'
     )
   )
)
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ユーザーがディスクをアップロードではなくダウンロードしたい場合は、転送の direction 属性として download を指定する必要があります。これにより、書き込み権限ではなく、イメージからの読み取り権限が付与されます。

例:

transfers_service = system_service.image_transfers_service()
transfer = transfers_service.add(
   types.ImageTransfer(
      disk=types.Disk(
         id='123'
      ),
      direction=types.ImageTransferDirection.DOWNLOAD
   )
)
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転送には、アップロード/ダウンロードのフローを管理するフェーズがあります。このようなフローを実装するクライアントは、転送のフェーズをポーリング/チェックし、それに応じて動作する必要があります。想定されるすべてのフェーズは、ImageTransferPhase にあります。

新しい転送を追加した後、そのフェーズは 初期化 されます。クライアントは、転送が変更されるまで、転送のフェーズをポーリングする必要があります。フェーズが 転送中 になると、セッションは転送を開始できる状態になります。

以下に例を示します。

transfer_service = transfers_service.image_transfer_service(transfer.id)
while transfer.phase == types.ImageTransferPhase.INITIALIZING:
   time.sleep(3)
   transfer = transfer_service.get()
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その段階で、転送のフェーズが paused_system である場合は、セッションが正常に確立されていないことになります。これは、選択したホストで ovirt-imageio が実行されていない場合に発生する可能性があります。

Expand
表6.374 メソッドの概要
名前Summary

cancel

イメージ転送セッションをキャンセルします。

extend

イメージ転送セッションを延長します。

finalize

データの転送が終了したら、転送を完了します。

get

イメージ転送エンティティーを取得します。

pause

イメージ転送セッションを一時停止します。

再開

イメージ転送セッションを再開します。

6.123.1. cancel POST

イメージ転送セッションをキャンセルします。これにより、転送操作が終了し、部分的なイメージが削除されます。

6.123.2. extend POST

イメージ転送セッションを延長します。

6.123.3. finalize POST

データの転送が終了したら、転送を完了します。

これにより、転送されるデータが有効であり、転送の対象となったイメージエンティティーに適合していることが確認されます。具体的には、イメージエンティティーが QCOW ディスクの場合、アップロードされたデータが実際に QCOW ファイルであり、イメージにバッキングファイルがないことを確認します。

6.123.4. get GET

イメージ転送エンティティーを取得します。

Expand
表6.375 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

image_transfer

ImageTransfer

Out

 
6.123.4.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.123.5. pause POST

イメージ転送セッションを一時停止します。

6.123.6. resume POST

イメージ転送セッションを再開します。クライアントは、転送のフェーズが resuming と異なるまで、ポーリングする必要があります。以下に例を示します。

transfer_service = transfers_service.image_transfer_service(transfer.id)
transfer_service.resume()
transfer = transfer_service.get()

while transfer.phase == types.ImageTransferPhase.RESUMING:
   time.sleep(1)
   transfer = transfer_service.get()
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6.124. ImageTransfers

これは、Red Hat Virtualization の Image I/O API を実行するためのイメージ転送を管理するサービスです。詳細は、イメージ転送 を参照してください。

Expand
表6.376 メソッドの概要
名前Summary

add

新しいイメージ転送を追加します。

list

現在実行されているイメージ転送のリストを取得します。

6.124.1. add POST

新しいイメージ転送を追加します。新しい転送を行うには、イメージ、ディスク、またはディスクのスナップショットを指定する必要があります。

重要

image 属性は、エンジンのバージョン 4.2 以降非推奨になりました。代わりに、disk または snapshot の属性を使用してください。

disk をダウンロードまたはアップロードするための新しいイメージ転送の作成:

ID 123 のディスクをダウンロードまたはアップロードするためのイメージ転送を作成するには、次のリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/imagetransfers
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リクエスト本文は以下のようになります。

<image_transfer>
  <disk id="123"/>
  <direction>upload|download</direction>
</image_transfer>
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disk_snapshot をダウンロードまたはアップロードするための新しいイメージ転送の作成:

ID 456disk_snapshot をダウンロードまたはアップロードするためのイメージ転送を作成するには、次のリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/imagetransfers
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リクエスト本文は以下のようになります。

<image_transfer>
  <snapshot id="456"/>
  <direction>download|upload</direction>
</image_transfer>
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Expand
表6.377 パラメーターの概要
名前方向Summary

image_transfer

ImageTransfer

In/Out

追加するイメージ転送。

6.124.2. list GET

現在実行されているイメージ転送のリストを取得します。

返されるイメージ転送リストの順序は保証されません。

Expand
表6.378 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

image_transfer

ImageTransfer[]

Out

現在実行されているイメージ転送のリスト。

6.124.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.125. イメージ

ストレージドメインまたは OpenStack イメージプロバイダーで利用可能なイメージのセットを管理します。

Expand
表6.379 メソッドの概要
名前Summary

list

ストレージドメインまたはプロバイダーで使用可能なイメージのリストを返します。

6.125.1. list GET

ストレージドメインまたはプロバイダーで使用可能なイメージのリストを返します。

返されるイメージリストの順序は保証されません。

Expand
表6.380 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

images

Image[]

Out

 

max

Integer

In

返すイメージの最大数を設定します。

6.125.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.125.1.2. max

返すイメージの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのイメージが返されます。

6.126. InstanceType

Expand
表6.381 メソッドの概要
名前Summary

get

特定のインスタンスタイプとその属性を取得します。

remove

システムから特定のインスタンスタイプを削除します。

update

特定のインスタンスタイプとその属性を更新します。

6.126.1. get GET

特定のインスタンスタイプとその属性を取得します。

GET /ovirt-engine/api/instancetypes/123
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Expand
表6.382 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

instance_type

InstanceType

Out

 
6.126.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.126.2. remove DELETE

システムから特定のインスタンスタイプを削除します。

インスタンスタイプの削除後にインスタンスタイプ X を使用して仮想マシンが作成された場合、仮想マシンのインスタンスタイプは custom に設定されます。

DELETE /ovirt-engine/api/instancetypes/123
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表6.383 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.126.3. update PUT

特定のインスタンスタイプとその属性を更新します。

すべての属性は、作成後に編集可能です。インスタンスタイプ X を使用して仮想マシンが作成され、インスタンスタイプ X の一部の設定が更新された場合、仮想マシンの設定はエンジンによって自動的に更新されます。

PUT /ovirt-engine/api/instancetypes/123
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たとえば、インスタンスタイプ 123 のメモリーを 1 GiB に更新し、CPU トポロジーを 2 ソケットと 1 コアに設定するには、以下のようなリクエストを送信します。

<instance_type>
  <memory>1073741824</memory>
  <cpu>
    <topology>
      <cores>1</cores>
      <sockets>2</sockets>
      <threads>1</threads>
    </topology>
  </cpu>
</instance_type>
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表6.384 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

instance_type

InstanceType

In/Out

 

6.127. InstanceTypeGraphicsConsole

Expand
表6.385 メソッドの概要
名前Summary

get

インスタンスタイプのグラフィックコンソール設定を取得します。

remove

インスタンスタイプからグラフィックコンソールを削除します。

6.127.1. get GET

インスタンスタイプのグラフィックコンソール設定を取得します。

Expand
表6.386 パラメーターの概要
名前方向Summary

console

GraphicsConsole

Out

インスタンスタイプのグラフィックコンソールに関する情報。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.127.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.127.2. remove DELETE

インスタンスタイプからグラフィックコンソールを削除します。

Expand
表6.387 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.128. InstanceTypeGraphicsConsoles

Expand
表6.388 メソッドの概要
名前Summary

add

インスタンスタイプに新しいグラフィックコンソールを追加します。

list

インスタンスタイプの設定済みグラフィックコンソールをすべてリスト表示します。

6.128.1. add POST

インスタンスタイプに新しいグラフィックコンソールを追加します。

Expand
表6.389 パラメーターの概要
名前方向Summary

console

GraphicsConsole

In/Out

 

6.128.2. list GET

インスタンスタイプの設定済みグラフィックコンソールをすべてリスト表示します。

返されるグラフィックコンソールリストの順序は保証されません。

Expand
表6.390 パラメーターの概要
名前方向Summary

consoles

GraphicsConsole[]

Out

インスタンスタイプのグラフィックコンソールのリスト。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すコンソールの最大数を設定します。

6.128.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.128.2.2. max

返すコンソールの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのコンソールが返されます。

6.129. InstanceTypeNic

Expand
表6.391 メソッドの概要
名前Summary

get

インスタンスタイプのネットワークインターフェイス設定を取得します。

remove

インスタンスタイプからネットワークインターフェイスを削除します。

update

インスタンスタイプのネットワークインターフェイス設定を更新します。

6.129.1. get GET

インスタンスタイプのネットワークインターフェイス設定を取得します。

Expand
表6.392 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

nic

Nic

Out

 
6.129.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.129.2. remove DELETE

インスタンスタイプからネットワークインターフェイスを削除します。

Expand
表6.393 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.129.3. update PUT

インスタンスタイプのネットワークインターフェイス設定を更新します。

Expand
表6.394 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

nic

Nic

In/Out

 

6.130. InstanceTypeNics

Expand
表6.395 メソッドの概要
名前Summary

add

インスタンスタイプに新しいネットワークインターフェイスを追加します。

list

インスタンスタイプの設定済みネットワークインターフェイスをすべてリスト表示します。

6.130.1. add POST

インスタンスタイプに新しいネットワークインターフェイスを追加します。

Expand
表6.396 パラメーターの概要
名前方向Summary

nic

Nic

In/Out

 

6.130.2. list GET

インスタンスタイプの設定済みネットワークインターフェイスをすべてリスト表示します。

返されるネットワークインターフェイスのリストの順序は保証されません。

Expand
表6.397 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返す NIC の最大数を設定します。

nics

Nic[]

Out

 

search

String

In

返されたボリュームを制限するために使用されるクエリー文字列です。

6.130.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.130.2.2. max

返す NIC の最大数を設定します。指定されていない場合は、すべての NIC が返されます。

6.131. InstanceTypeWatchdog

Expand
表6.398 メソッドの概要
名前Summary

get

インスタンスタイプのウォッチドッグ設定を取得します。

remove

インスタンスタイプからウォッチドッグを削除します。

update

インスタンスタイプのウォッチドッグ設定を更新します。

6.131.1. get GET

インスタンスタイプのウォッチドッグ設定を取得します。

Expand
表6.399 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

watchdog

Watchdog

Out

 
6.131.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.131.2. remove DELETE

インスタンスタイプからウォッチドッグを削除します。

Expand
表6.400 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.131.3. update PUT

インスタンスタイプのウォッチドッグ設定を更新します。

Expand
表6.401 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

watchdog

Watchdog

In/Out

 

6.132. InstanceTypeWatchdogs

Expand
表6.402 メソッドの概要
名前Summary

add

インスタンスタイプに新しいウォッチドッグを追加します。

list

インスタンスタイプの設定済みウォッチドッグをすべてリスト表示します。

6.132.1. add POST

インスタンスタイプに新しいウォッチドッグを追加します。

Expand
表6.403 パラメーターの概要
名前方向Summary

watchdog

Watchdog

In/Out

 

6.132.2. list GET

インスタンスタイプの設定済みウォッチドッグをすべてリスト表示します。

返されるウォッチドッグリストの順序は保証されません。

Expand
表6.404 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すウォッチドッグの最大数を設定します。

search

String

In

返されたボリュームを制限するために使用されるクエリー文字列です。

watchdogs

Watchdog[]

Out

 
6.132.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.132.2.2. max

返すウォッチドッグの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのウォッチドッグが返されます。

6.133. InstanceTypes

Expand
表6.405 メソッドの概要
名前Summary

add

新しいインスタンスタイプを作成します。

list

システム内の既存のすべてのインスタンスタイプをリスト表示します。

6.133.1. add POST

新しいインスタンスタイプを作成します。

これには name 属性のみが必要であり、仮想マシンのすべてのハードウェア設定を含めることができます。

POST /ovirt-engine/api/instancetypes
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リクエスト本文は以下のようになります。

<instance_type>
  <name>myinstancetype</name>
</template>
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次のようなリクエスト本文を使用して、すべてのハードウェア設定でインスタンスタイプを作成します。

<instance_type>
  <name>myinstancetype</name>
  <console>
    <enabled>true</enabled>
  </console>
  <cpu>
    <topology>
      <cores>2</cores>
      <sockets>2</sockets>
      <threads>1</threads>
    </topology>
  </cpu>
  <custom_cpu_model>AMD Opteron_G2</custom_cpu_model>
  <custom_emulated_machine>q35</custom_emulated_machine>
  <display>
    <monitors>1</monitors>
    <single_qxl_pci>true</single_qxl_pci>
    <smartcard_enabled>true</smartcard_enabled>
    <type>spice</type>
  </display>
  <high_availability>
    <enabled>true</enabled>
    <priority>1</priority>
  </high_availability>
  <io>
    <threads>2</threads>
  </io>
  <memory>4294967296</memory>
  <memory_policy>
    <ballooning>true</ballooning>
    <guaranteed>268435456</guaranteed>
  </memory_policy>
  <migration>
    <auto_converge>inherit</auto_converge>
    <compressed>inherit</compressed>
    <policy id="00000000-0000-0000-0000-000000000000"/>
  </migration>
  <migration_downtime>2</migration_downtime>
  <os>
    <boot>
      <devices>
        <device>hd</device>
      </devices>
    </boot>
  </os>
  <rng_device>
    <rate>
      <bytes>200</bytes>
      <period>2</period>
    </rate>
    <source>urandom</source>
  </rng_device>
  <soundcard_enabled>true</soundcard_enabled>
  <usb>
    <enabled>true</enabled>
    <type>native</type>
  </usb>
  <virtio_scsi>
    <enabled>true</enabled>
  </virtio_scsi>
</instance_type>
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Expand
表6.406 パラメーターの概要
名前方向Summary

instance_type

InstanceType

In/Out

 

6.133.2. list GET

システム内の既存のすべてのインスタンスタイプをリスト表示します。

返されるインスタンスタイプリストの順序は保証されません。

Expand
表6.407 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

instance_type

InstanceType[]

Out

 

max

Integer

In

返すインスタンスタイプの最大数を設定します。

search

String

In

返されたボリュームを制限するために使用されるクエリー文字列です。

6.133.2.1. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。ケースを無視する場合は、false に設定します。

6.133.2.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.133.2.3. max

返すインスタンスタイプの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのインスタンスタイプが返されます。

6.134. IscsiBond

Expand
表6.408 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

既存の iSCSI ボンディングを削除します。

update

iSCSI ボンディングを更新します。

6.134.1. get GET

Expand
表6.409 パラメーターの概要
名前方向Summary

bond

IscsiBond

Out

iSCSI ボンディング。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.134.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.134.2. remove DELETE

既存の iSCSI ボンディングを削除します。

たとえば、iSCSI ボンディング 456 を削除するには、次のようなリクエストを送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/datacenters/123/iscsibonds/456
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Expand
表6.410 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.134.3. update PUT

iSCSI ボンディングを更新します。

iSCSI ボンディングの更新は、name 属性と description 属性でのみ実行できます。たとえば、データセンター 123 の iSCSI ボンディング 456 を更新するには、次のようなリクエストを送信します。

PUT /ovirt-engine/api/datacenters/123/iscsibonds/1234
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リクエスト本文は以下のようになります。

<iscsi_bond>
   <name>mybond</name>
   <description>My iSCSI bond</description>
</iscsi_bond>
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Expand
表6.411 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

bond

IscsiBond

In/Out

更新する iSCSI ボンディング。

6.135. IscsiBonds

Expand
表6.412 メソッドの概要
名前Summary

add

データセンターに新しい iSCSI ボンディングを作成します。

list

データセンターで設定されている iSCSI ボンディングのリストを返します。

6.135.1. add POST

データセンターに新しい iSCSI ボンディングを作成します。

たとえば、ストレージ接続 456 および 789 を使用してデータセンター 123 に新しい iSCSI ボンディングを作成するには、以下のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/123/iscsibonds
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リクエスト本文は以下のようになります。

<iscsi_bond>
  <name>mybond</name>
  <storage_connections>
    <storage_connection id="456"/>
    <storage_connection id="789"/>
  </storage_connections>
  <networks>
    <network id="abc"/>
  </networks>
</iscsi_bond>
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Expand
表6.413 パラメーターの概要
名前方向Summary

bond

IscsiBond

In/Out

 

6.135.2. list GET

データセンターで設定されている iSCSI ボンディングのリストを返します。

返される iSCSI ボンディングリストの順序は保証されません。

Expand
表6.414 パラメーターの概要
名前方向Summary

bonds

IscsiBond[]

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すボンディングの最大数を設定します。

6.135.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.135.2.2. max

返すボンディングの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのボンディングが返されます。

6.136. ジョブ

ジョブを管理するサービス

Expand
表6.415 メソッドの概要
名前Summary

clear

システムによってクリアされる外部ジョブの実行を設定します。

end

外部ジョブの実行を終了としてマークします。

get

ジョブを取得します。

6.136.1. clear POST

システムによってクリアされる外部ジョブの実行を設定します。

たとえば、識別子 123 でジョブを設定するには、次の要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/jobs/clear
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リクエスト本文は、以下のようになります。

<action/>
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表6.416 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.136.2. end POST

外部ジョブの実行を終了としてマークします。

たとえば、識別子 123 でジョブを終了するには、次の要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/jobs/end
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リクエスト本文は、以下のようになります。

<action>
  <force>true</force>
  <status>finished</status>
</action>
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表6.417 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

アクションを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

force

ブール値

In

ジョブを強制終了する必要があるかどうかを示します。

succeeded

ブール値

In

ジョブを正常終了または失敗としてマークする必要があるかどうかを示します。

6.136.2.1. succeeded

ジョブを正常終了または失敗としてマークする必要があるかどうかを示します。

このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は true です。

6.136.3. get GET

ジョブを取得します。

GET /ovirt-engine/api/jobs/123
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以下のような XML で応答を受け取ります。

<job href="/ovirt-engine/api/jobs/123" id="123">
  <actions>
    <link href="/ovirt-engine/api/jobs/123/clear" rel="clear"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/jobs/123/end" rel="end"/>
  </actions>
  <description>Adding Disk</description>
  <link href="/ovirt-engine/api/jobs/123/steps" rel="steps"/>
  <auto_cleared>true</auto_cleared>
  <end_time>2016-12-12T23:07:29.758+02:00</end_time>
  <external>false</external>
  <last_updated>2016-12-12T23:07:29.758+02:00</last_updated>
  <start_time>2016-12-12T23:07:26.593+02:00</start_time>
  <status>failed</status>
  <owner href="/ovirt-engine/api/users/456" id="456"/>
</job>
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表6.418 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

job

ジョブ

Out

ジョブの表現を取得します。

6.136.3.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.137. ジョブ

ジョブを管理するサービス。

Expand
表6.419 メソッドの概要
名前Summary

add

外部ジョブを追加します。

list

ジョブの表現を取得します。

6.137.1. add POST

外部ジョブを追加します。

たとえば、次のリクエストでジョブを追加する場合で、

POST /ovirt-engine/api/jobs
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リクエスト本文は、以下のようになります。

<job>
  <description>Doing some work</description>
  <auto_cleared>true</auto_cleared>
</job>
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応答は以下のようになります。

<job href="/ovirt-engine/api/jobs/123" id="123">
  <actions>
    <link href="/ovirt-engine/api/jobs/123/clear" rel="clear"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/jobs/123/end" rel="end"/>
  </actions>
  <description>Doing some work</description>
  <link href="/ovirt-engine/api/jobs/123/steps" rel="steps"/>
  <auto_cleared>true</auto_cleared>
  <external>true</external>
  <last_updated>2016-12-13T02:15:42.130+02:00</last_updated>
  <start_time>2016-12-13T02:15:42.130+02:00</start_time>
  <status>started</status>
  <owner href="/ovirt-engine/api/users/456" id="456"/>
</job>
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Expand
表6.420 パラメーターの概要
名前方向Summary

job

ジョブ

In/Out

追加されるジョブ。

6.137.2. list GET

ジョブの表現を取得します。

GET /ovirt-engine/api/jobs
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以下のような XML で応答を受け取ります。

<jobs>
  <job href="/ovirt-engine/api/jobs/123" id="123">
    <actions>
      <link href="/ovirt-engine/api/jobs/123/clear" rel="clear"/>
      <link href="/ovirt-engine/api/jobs/123/end" rel="end"/>
    </actions>
    <description>Adding Disk</description>
    <link href="/ovirt-engine/api/jobs/123/steps" rel="steps"/>
    <auto_cleared>true</auto_cleared>
    <end_time>2016-12-12T23:07:29.758+02:00</end_time>
    <external>false</external>
    <last_updated>2016-12-12T23:07:29.758+02:00</last_updated>
    <start_time>2016-12-12T23:07:26.593+02:00</start_time>
    <status>failed</status>
    <owner href="/ovirt-engine/api/users/456" id="456"/>
  </job>
  ...
</jobs>
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返されるジョブリストの順序は保証されません。

Expand
表6.421 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

jobs

Job[]

Out

ジョブの表現。

max

Integer

In

返すジョブの最大数を設定します。

search

String

In

返されたホストを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.137.2.1. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。ケースを無視する場合は、false に設定します。

6.137.2.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.137.2.3. max

返すジョブの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのジョブが返されます。

6.138. KatelloErrata

Katello エラータを管理するサービスです。この情報は Katello から取得されます。

Expand
表6.422 メソッドの概要
名前Summary

list

Katello エラータの表現を取得します。

6.138.1. list GET

Katello エラータの表現を取得します。

GET /ovirt-engine/api/katelloerrata
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以下のような XML で応答を受け取ります。

<katello_errata>
  <katello_erratum href="/ovirt-engine/api/katelloerrata/123" id="123">
    <name>RHBA-2013:XYZ</name>
    <description>The description of the erratum</description>
    <title>some bug fix update</title>
    <type>bugfix</type>
    <issued>2013-11-20T02:00:00.000+02:00</issued>
    <solution>Few guidelines regarding the solution</solution>
    <summary>Updated packages that fix one bug are now available for XYZ</summary>
    <packages>
      <package>
        <name>libipa_hbac-1.9.2-82.11.el6_4.i686</name>
      </package>
      ...
    </packages>
  </katello_erratum>
  ...
</katello_errata>
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返されたエラータリストの順序は保証されません。

Expand
表6.423 パラメーターの概要
名前方向Summary

errata

KatelloErratum[]

Out

Katello エラータの表現。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すエラータの最大数を設定します。

6.138.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.138.1.2. max

返すエラータの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのエラータが返されます。

6.139. KatelloErratum

Katello エラータを管理するサービスです。

Expand
表6.424 メソッドの概要
名前Summary

get

Katello エラータを取得します。

6.139.1. get GET

Katello エラータを取得します。

GET /ovirt-engine/api/katelloerrata/123
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以下のような XML で応答を受け取ります。

<katello_erratum href="/ovirt-engine/api/katelloerrata/123" id="123">
  <name>RHBA-2013:XYZ</name>
  <description>The description of the erratum</description>
  <title>some bug fix update</title>
  <type>bugfix</type>
  <issued>2013-11-20T02:00:00.000+02:00</issued>
  <solution>Few guidelines regarding the solution</solution>
  <summary>Updated packages that fix one bug are now available for XYZ</summary>
  <packages>
    <package>
      <name>libipa_hbac-1.9.2-82.11.el6_4.i686</name>
    </package>
    ...
  </packages>
</katello_erratum>
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表6.425 パラメーターの概要
名前方向Summary

erratum

KatelloErratum

Out

Katello エラータの表現を取得します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.139.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.141. MacPool

Expand
表6.428 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

MAC アドレスプールを削除します。

update

MAC アドレスプールを更新します。

6.141.1. get GET

Expand
表6.429 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

pool

MacPool

Out

 
6.141.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.141.2. remove DELETE

MAC アドレスプールを削除します。

たとえば、ID が 123 の MAC アドレスプールを削除するには、次のようなリクエストを送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/macpools/123
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Expand
表6.430 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.141.3. update PUT

MAC アドレスプールを更新します。

namedescriptionallow_duplicates、および ranges 属性を更新できます。

たとえば、ID 123 の MAC アドレスプールを更新するには、次のようなリクエストを送信します。

PUT /ovirt-engine/api/macpools/123
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リクエスト本文は以下のようになります。

<mac_pool>
  <name>UpdatedMACPool</name>
  <description>An updated MAC address pool</description>
  <allow_duplicates>false</allow_duplicates>
  <ranges>
    <range>
      <from>00:1A:4A:16:01:51</from>
      <to>00:1A:4A:16:01:e6</to>
    </range>
    <range>
      <from>02:1A:4A:01:00:00</from>
      <to>02:1A:4A:FF:FF:FF</to>
    </range>
  </ranges>
</mac_pool>
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Expand
表6.431 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

pool

MacPool

In/Out

 

6.142. MacPools

Expand
表6.432 メソッドの概要
名前Summary

add

新しい MAC アドレスプールを作成します。

list

システムの MAC アドレスプールのリストを返します。

6.142.1. add POST

新しい MAC アドレスプールを作成します。

MAC アドレスプールを作成するには、name 属性と range 属性の値が必要です。

たとえば、MAC アドレスプールを作成するには、以下のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/macpools
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リクエスト本文は以下のようになります。

<mac_pool>
  <name>MACPool</name>
  <description>A MAC address pool</description>
  <allow_duplicates>true</allow_duplicates>
  <default_pool>false</default_pool>
  <ranges>
    <range>
      <from>00:1A:4A:16:01:51</from>
      <to>00:1A:4A:16:01:e6</to>
    </range>
  </ranges>
</mac_pool>
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Expand
表6.433 パラメーターの概要
名前方向Summary

pool

MacPool

In/Out

 

6.142.2. list GET

システムの MAC アドレスプールのリストを返します。

返される MAC アドレスプールのリストは保証されません。

Expand
表6.434 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すプールの最大数を設定します。

pools

MacPool[]

Out

 
6.142.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.142.2.2. max

返すプールの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのプールが返されます。

6.143. Measurable

6.144. Moveable

Expand
表6.435 メソッドの概要
名前Summary

move

 

6.144.1. move POST

Expand
表6.436 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

移動を非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.145. Network

ネットワークを管理するサービス

Expand
表6.437 メソッドの概要
名前Summary

get

論理ネットワークを取得します。

remove

論理ネットワーク、または論理ネットワークのデータセンターへの関連付けを削除します。

update

論理ネットワークを更新します。

6.145.1. get GET

論理ネットワークを取得します。

以下に例を示します。

GET /ovirt-engine/api/networks/123
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以下を応答します。

<network href="/ovirt-engine/api/networks/123" id="123">
  <name>ovirtmgmt</name>
  <description>Default Management Network</description>
  <link href="/ovirt-engine/api/networks/123/permissions" rel="permissions"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/networks/123/vnicprofiles" rel="vnicprofiles"/>
  <link href="/ovirt-engine/api/networks/123/networklabels" rel="networklabels"/>
  <mtu>0</mtu>
  <stp>false</stp>
  <usages>
    <usage>vm</usage>
  </usages>
  <data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/456" id="456"/>
</network>
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Expand
表6.438 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

network

Network

Out

 
6.145.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.145.2. remove DELETE

論理ネットワーク、または論理ネットワークのデータセンターへの関連付けを削除します。

たとえば、論理ネットワーク 123 を削除するには、以下のような要求を送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/networks/123
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各ネットワークは、1 つのデータセンターに厳密にバインドされています。したがって、ネットワークとデータセンターの関連付けを解除すると、そのネットワークを単に削除した場合と同じ結果になります。ただし、データセンター 123 のネットワーク 456 を削除すると言う方がより具体的かもしれません。

たとえば、ネットワーク 456 とデータセンター 123 の関連付けを削除するには、以下のような要求を送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/datacenters/123/networks/456
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注記

外部論理ネットワークを削除するには、OpenStack Networking API を使用して、そのプロバイダーから直接ネットワークを削除する必要があります。プロバイダーで auto_sync が有効になっている場合、Red Hat Virtualization 内の外部ネットワークを表すエンティティーは自動的に削除されます。それ以外の場合は、このメソッドを使用してエンティティーを削除する必要があります。

Expand
表6.439 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.145.3. update PUT

論理ネットワークを更新します。

namedescriptionipvlanstp、および display 属性を更新できます。

たとえば、論理ネットワーク 123 の説明を更新するには、以下のようなリクエストを送信します。

PUT /ovirt-engine/api/networks/123
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リクエスト本文は以下のようになります。

<network>
  <description>My updated description</description>
</network>
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ネットワークの最大伝送単位は、mtu 属性の整数値を指定する PUT 要求を使用して設定されます。

たとえば、最大伝送単位を設定するには、以下のようなリクエストを送信します。

PUT /ovirt-engine/api/datacenters/123/networks/456
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リクエスト本文は以下のようになります。

<network>
  <mtu>1500</mtu>
</network>
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注記

外部ネットワークの更新はプロバイダーに伝播されません。

Expand
表6.440 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

network

Network

In/Out

 

6.146. NetworkAttachment

Expand
表6.441 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

update

ホスト上の指定されたネットワークアタッチメントを更新します。

6.146.1. get GET

Expand
表6.442 パラメーターの概要
名前方向Summary

attachment

NetworkAttachment

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.146.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.146.2. remove DELETE

Expand
表6.443 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.146.3. update PUT

ホスト上の指定されたネットワークアタッチメントを更新します。

Expand
表6.444 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

attachment

NetworkAttachment

In/Out

 

6.147. NetworkAttachments

ホストまたはホスト NIC のネットワークアタッチメントのセットを管理します。

Expand
表6.445 メソッドの概要
名前Summary

add

ネットワークインターフェイスに新しいネットワークアタッチメントを追加します。

list

ホストまたはホスト NIC のネットワークアタッチメントのリストを返します。

6.147.1. add POST

ネットワークインターフェイスに新しいネットワークアタッチメントを追加します。

Expand
表6.446 パラメーターの概要
名前方向Summary

attachment

NetworkAttachment

In/Out

 

6.147.2. list GET

ホストまたはホスト NIC のネットワークアタッチメントのリストを返します。

返されるネットワークアタッチメントリストの順序は保証されません。

Expand
表6.447 パラメーターの概要
名前方向Summary

attachments

NetworkAttachment[]

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すアタッチメントの最大数を設定します。

6.147.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.147.2.2. max

返すアタッチメントの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのアタッチメントが返されます。

6.148. NetworkFilter

ネットワークフィルターを管理します。

<network_filter id="00000019-0019-0019-0019-00000000026b">
  <name>example-network-filter-b</name>
  <version>
    <major>4</major>
    <minor>0</minor>
    <build>-1</build>
    <revision>-1</revision>
  </version>
</network_filter>
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バージョンは、特定のフィルターの最小サポートバージョンを参照することに注意してください。

Expand
表6.448 メソッドの概要
名前Summary

get

ネットワークフィルターの表現を取得します。

6.148.1. get GET

ネットワークフィルターの表現を取得します。

Expand
表6.449 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

network_filter

NetworkFilter

Out

 
6.148.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.149. NetworkFilters

読み取り専用のネットワークフィルターサブコレクションを表します。

ネットワークフィルターを使用すると、定義されたルールに従って、VM の nic との間で送受信されるパケットをフィルター処理できます。詳細は、NetworkFilter サービスドキュメントを参照してください。

ネットワークフィルターは、バージョン 3.0 以降、さまざまなバージョンでサポートされています。

ネットワークフィルターは、vnic プロファイルごとに定義されます。

vnic プロファイルは、特定のネットワークに対して定義されます。

ネットワークは、複数の異なるクラスターに割り当てることができます。将来的には、各ネットワークはクラスターレベルで定義されます。

現在、各ネットワークはデータセンターレベルで定義されています。各ネットワークの潜在的なネットワークフィルターは、ネットワークのデータセンター互換バージョン V によって決定されます。特定のネットワークに対してこのネットワークフィルターを設定するには、V がネットワークフィルターバージョン以上である必要があります。ネットワークフィルターをサポートするバージョンのクラスターにネットワークが割り当てられている場合、データセンターのバージョンがネットワークフィルターのバージョンより小さいため、フィルターを使用できない場合があることに注意してください。

特定のクラスターに対してサポートされているすべてのネットワークフィルターをリスト表示する例:

GET http://localhost:8080/ovirt-engine/api/clusters/{cluster:id}/networkfilters
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出力:

<network_filters>
  <network_filter id="00000019-0019-0019-0019-00000000026c">
    <name>example-network-filter-a</name>
    <version>
      <major>4</major>
      <minor>0</minor>
      <build>-1</build>
      <revision>-1</revision>
    </version>
  </network_filter>
  <network_filter id="00000019-0019-0019-0019-00000000026b">
    <name>example-network-filter-b</name>
    <version>
      <major>4</major>
      <minor>0</minor>
      <build>-1</build>
      <revision>-1</revision>
    </version>
  </network_filter>
  <network_filter id="00000019-0019-0019-0019-00000000026a">
    <name>example-network-filter-a</name>
    <version>
      <major>3</major>
      <minor>0</minor>
      <build>-1</build>
      <revision>-1</revision>
    </version>
  </network_filter>
</network_filters>
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Expand
表6.450 メソッドの概要
名前Summary

list

ネットワークフィルターの表現を取得します。

6.149.1. list GET

ネットワークフィルターの表現を取得します。

返されるネットワークフィルターリストの順序は保証されません。

Expand
表6.451 パラメーターの概要
名前方向Summary

filters

NetworkFilter[]

Out

 

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

6.149.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.150. NetworkLabel

Expand
表6.452 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

論理ネットワークからラベルを削除します。

6.150.1. get GET

Expand
表6.453 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

label

NetworkLabel

Out

 
6.150.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.150.2. remove DELETE

論理ネットワークからラベルを削除します。

たとえば、ID 123 を持つ論理ネットワークからラベル exemplary を削除するには、以下の要求を送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/networks/123/networklabels/exemplary
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表6.454 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.151. NetworkLabels

ネットワークまたはホスト NIC にアタッチされたラベルの ser を管理します。

Expand
表6.455 メソッドの概要
名前Summary

add

論理ネットワークにラベルをアタッチします。

list

ネットワークまたはホスト NIC にアタッチされたラベルのリストを返します。

6.151.1. add POST

論理ネットワークにラベルをアタッチします。

ラベルを論理ネットワークにアタッチして、その論理ネットワークと、同じラベルがアタッチされた物理ホストネットワークインターフェイスとの関連付けを自動化することができます。

たとえば、ラベル mylabel を ID 123 を持つ論理ネットワークにアタッチするには、以下のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/networks/123/networklabels
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リクエスト本文は以下のようになります。

<network_label id="mylabel"/>
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Expand
表6.456 パラメーターの概要
名前方向Summary

label

NetworkLabel

In/Out

 

6.151.2. list GET

ネットワークまたはホスト NIC にアタッチされたラベルのリストを返します。

返されるラベルリストの順序は保証されません。

Expand
表6.457 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

labels

NetworkLabel[]

Out

 

max

Integer

In

返すラベルの最大数を設定します。

6.151.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.151.2.2. max

返すラベルの最大数を設定します。指定されていない場合、すべてのラベルが返されます。

6.152. Networks

論理ネットワークを管理します。

エンジンは、インストール時にデフォルトの ovirtmgmt ネットワークを作成します。このネットワークは、ハイパーバイザーホストにアクセスするための管理ネットワークとして機能します。このネットワークは Default クラスターに関連付けられており、Default データセンターのメンバーです。

Expand
表6.458 メソッドの概要
名前Summary

add

新しい論理ネットワークを作成するか、既存のネットワークをデータセンターに関連付けます。

list

論理ネットワークをリスト表示します。

6.152.1. add POST

新しい論理ネットワークを作成するか、既存のネットワークをデータセンターに関連付けます。

新しいネットワークの作成には、name 要素と data_center 要素が必要です。

たとえば、データセンター 123 用に mynetwork という名前のネットワークを作成するには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/networks
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リクエスト本文は以下のようになります。

<network>
  <name>mynetwork</name>
  <data_center id="123"/>
</network>
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既存のネットワーク 456 をデータセンター 123 に関連付けるには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/123/networks
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リクエスト本文は以下のようになります。

<network>
  <name>ovirtmgmt</name>
</network>
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外部 OpenStack ネットワークプロバイダー 456 の上に exnetwork という名前のネットワークを作成するには、以下のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/networks
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<network>
  <name>exnetwork</name>
  <external_provider id="456"/>
  <data_center id="123"/>
</network>
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Expand
表6.459 パラメーターの概要
名前方向Summary

network

Network

In/Out

 

6.152.2. list GET

論理ネットワークをリスト表示します。

以下に例を示します。

GET /ovirt-engine/api/networks
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以下を応答します。

<networks>
  <network href="/ovirt-engine/api/networks/123" id="123">
    <name>ovirtmgmt</name>
    <description>Default Management Network</description>
    <link href="/ovirt-engine/api/networks/123/permissions" rel="permissions"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/networks/123/vnicprofiles" rel="vnicprofiles"/>
    <link href="/ovirt-engine/api/networks/123/networklabels" rel="networklabels"/>
    <mtu>0</mtu>
    <stp>false</stp>
    <usages>
      <usage>vm</usage>
    </usages>
    <data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/456" id="456"/>
  </network>
  ...
</networks>
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返されるネットワークのリストの順序は、sortby 句が search パラメーターに含まれている場合にのみ保証されます。

Expand
表6.460 パラメーターの概要
名前方向Summary

case_sensitive

ブール値

In

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すネットワークの最大数を設定します。

networks

Network[]

Out

 

search

String

In

返されたホストを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.152.2.1. case_sensitive

search パラメーターを使用して実行する検索を、大文字と小文字を区別して実行する必要があるかどうかを示します。デフォルト値は true です。つまり、大文字と小文字の区別が考慮されます。ケースを無視する場合は、false に設定します。

6.152.2.2. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.152.2.3. max

返すネットワークの最大数を設定します。指定されていない場合には、すべてのネットワークが返されます。

6.153. NicNetworkFilterParameter

このサービスは、ネットワークフィルターのパラメーターを管理します。

Expand
表6.461 メソッドの概要
名前Summary

get

ネットワークフィルターパラメーターの表現を取得します。

remove

フィルターパラメーターを削除します。

update

ネットワークフィルターパラメーターを更新します。

6.153.1. get GET

ネットワークフィルターパラメーターの表現を取得します。

Expand
表6.462 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

parameter

NetworkFilterParameter

Out

ネットワークフィルターパラメーターの表現。

6.153.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.153.2. remove DELETE

フィルターパラメーターを削除します。

たとえば、仮想マシン 789 の NIC 456 で ID 123 を持つフィルターパラメーターを削除するには、以下のような要求を送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/vms/789/nics/456/networkfilterparameters/123
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6.153.3. update PUT

ネットワークフィルターパラメーターを更新します。

たとえば、仮想マシン 789 の NIC 456 で ID 123 を持つネットワークフィルターパラメーターを更新するには、以下のような要求を送信します。

PUT /ovirt-engine/api/vms/789/nics/456/networkfilterparameters/123
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リクエスト本文は以下のようになります。

<network_filter_parameter>
  <name>updatedName</name>
  <value>updatedValue</value>
</network_filter_parameter>
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Expand
表6.463 パラメーターの概要
名前方向Summary

parameter

NetworkFilterParameter

In/Out

更新中のネットワークフィルターパラメーター。

6.154. NicNetworkFilterParameters

このサービスは、ネットワークフィルターのパラメーターのコレクションを管理します。

Expand
表6.464 メソッドの概要
名前Summary

add

ネットワークフィルターパラメーターを追加します。

list

ネットワークフィルターパラメーターの表現を取得します。

6.154.1. add POST

ネットワークフィルターパラメーターを追加します。

たとえば、仮想マシン 789 の NIC 456 にネットワークフィルターのパラメーターを追加するには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/vms/789/nics/456/networkfilterparameters
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リクエスト本文は以下のようになります。

<network_filter_parameter>
  <name>IP</name>
  <value>10.0.1.2</value>
</network_filter_parameter>
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Expand
表6.465 パラメーターの概要
名前方向Summary

parameter

NetworkFilterParameter

In/Out

追加中のネットワークフィルターパラメーター。

6.154.2. list GET

ネットワークフィルターパラメーターの表現を取得します。

返されるネットワークフィルターリストの順序は保証されません。

Expand
表6.466 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

parameters

NetworkFilterParameter[]

Out

ネットワークフィルターパラメーターのリスト。

6.154.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.155. OpenstackImage

Expand
表6.467 メソッドの概要
名前Summary

get

 

import

Glance イメージストレージドメインから仮想マシンをインポートします。

6.155.1. get GET

Expand
表6.468 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

image

OpenstackImage

Out

 
6.155.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.155.2. import POST

Glance イメージストレージドメインから仮想マシンをインポートします。

たとえば、識別子 123 のストレージドメインから識別子 456 のイメージをインポートするには、以下のような要求を送信します。

POST /ovirt-engine/api/openstackimageproviders/123/images/456/import
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リクエスト本文は以下のようになります。

<action>
  <storage_domain>
    <name>images0</name>
  </storage_domain>
  <cluster>
    <name>images0</name>
  </cluster>
</action>
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Expand
表6.469 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

インポートを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

cluster

クラスター

In

このパラメーターは、import_as_template を使用する場合は必須であり、テンプレートとして glance イメージをインポートする際に使用するクラスターを示します。

disk

ディスク

In

 

import_as_template

ブール値

In

イメージをテンプレートとしてインポートする必要があるかどうかを示します。

storage_domain

StorageDomain

In

 

テンプレート

テンプレート

In

 

6.156. OpenstackImageProvider

Expand
表6.470 メソッドの概要
名前Summary

get

 

importcertificates

外部ホストプロバイダーの SSL 証明書をインポートします。

remove

 

testconnectivity

外部プロバイダーの接続をテストするには、123 がプロバイダーの ID である次の要求を実行する必要があります。

update

システム内の指定された OpenStack イメージプロバイダーを更新します。

6.156.1. get GET

Expand
表6.471 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

provider

OpenStackImageProvider

Out

 
6.156.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.156.2. importcertificates POST

外部ホストプロバイダーの SSL 証明書をインポートします。

Expand
表6.472 パラメーターの概要
名前方向Summary

certificates

Certificate[]

In

 

6.156.3. remove DELETE

Expand
表6.473 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.156.4. testconnectivity POST

外部プロバイダーの接続をテストするには、123 がプロバイダーの ID である次の要求を実行する必要があります。

POST /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/testconnectivity
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Expand
表6.474 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

テストを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.156.5. update PUT

システム内の指定された OpenStack イメージプロバイダーを更新します。

Expand
表6.475 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

provider

OpenStackImageProvider

In/Out

 

6.157. OpenstackImageProviders

Expand
表6.476 メソッドの概要
名前Summary

add

新しい OpenStack イメージプロバイダーをシステムに追加します。

list

プロバイダーのリストを返します。

6.157.1. add POST

新しい OpenStack イメージプロバイダーをシステムに追加します。

Expand
表6.477 パラメーターの概要
名前方向Summary

provider

OpenStackImageProvider

In/Out

 

6.157.2. list GET

プロバイダーのリストを返します。

返されるプロバイダーリストの順序は保証されません。

Expand
表6.478 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すプロバイダーの最大数を設定します。

providers

OpenStackImageProvider[]

Out

 

search

String

In

返される OpenStack イメージプロバイダーを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.157.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.157.2.2. max

返すプロバイダーの最大数を設定します。指定しない場合は、すべてのプロバイダーが返されます。

6.158. OpenstackImages

Expand
表6.479 メソッドの概要
名前Summary

list

Glance イメージストレージドメインのイメージをリスト表示します。

6.158.1. list GET

Glance イメージストレージドメインのイメージをリスト表示します。

返されるイメージリストの順序は保証されません。

Expand
表6.480 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

images

OpenStackImage[]

Out

 

max

Integer

In

返すイメージの最大数を設定します。

6.158.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.158.1.2. max

返すイメージの最大数を設定します。指定しない場合、すべてのイメージが返されます。

6.159. OpenstackNetwork

Expand
表6.481 メソッドの概要
名前Summary

get

 

import

この操作は、外部ネットワークを Red Hat Virtualization にインポートします。

6.159.1. get GET

Expand
表6.482 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

network

OpenStackNetwork

Out

 
6.159.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.159.2. import POST

この操作は、外部ネットワークを Red Hat Virtualization にインポートします。指定したデータセンターにネットワークが追加されます。

Expand
表6.483 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

インポートを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

data_center

DataCenter

In

ネットワークのインポート先のデータセンター。

6.159.2.1. data_center

ネットワークのインポート先のデータセンター。データセンターは必須であり、id または name 属性を使用して指定できます。残りの属性は無視されます。

注記

プロバイダーで auto_sync が有効になっている場合、ネットワークが自動的にインポートされる可能性があります。これを防ぐには、auto_sync を false に設定して自動インポートを無効にし、ネットワークのインポート後に再度有効にすることができます。

6.160. OpenstackNetworkProvider

このサービスは、OpenStack ネットワークプロバイダーを管理します。

Expand
表6.484 メソッドの概要
名前Summary

get

このサービスによって管理されるオブジェクトの表現を返します。

importcertificates

外部ホストプロバイダーの SSL 証明書をインポートします。

remove

プロバイダーを削除します。

testconnectivity

外部プロバイダーの接続をテストするには、123 がプロバイダーの ID である次の要求を実行する必要があります。

update

プロバイダーを更新します。

6.160.1. get GET

このサービスによって管理されるオブジェクトの表現を返します。

たとえば、識別子が 1234 の OpenStack ネットワークプロバイダーを取得するには、以下のようなリクエストを送信します。

GET /ovirt-engine/api/openstacknetworkproviders/1234
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Expand
表6.485 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

provider

OpenStackNetworkProvider

Out

 
6.160.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.160.2. importcertificates POST

外部ホストプロバイダーの SSL 証明書をインポートします。

Expand
表6.486 パラメーターの概要
名前方向Summary

certificates

Certificate[]

In

 

6.160.3. remove DELETE

プロバイダーを削除します。

たとえば、識別子が 1234 の OpenStack ネットワークプロバイダーを削除するには、以下のようなリクエストを送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/openstacknetworkproviders/1234
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Expand
表6.487 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.160.4. testconnectivity POST

外部プロバイダーの接続をテストするには、123 がプロバイダーの ID である次の要求を実行する必要があります。

POST /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/testconnectivity
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Expand
表6.488 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

テストを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.160.5. update PUT

プロバイダーを更新します。

たとえば、識別子 1234 を持つ OpenStack ネットワークプロバイダーの provider_namerequires_authenticationurltenant_name、および type プロパティーを更新するには、以下のようなリクエストを送信します。

PUT /ovirt-engine/api/openstacknetworkproviders/1234
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リクエスト本文は以下のようになります。

<openstack_network_provider>
  <name>ovn-network-provider</name>
  <requires_authentication>false</requires_authentication>
  <url>http://some_server_url.domain.com:9696</url>
  <tenant_name>oVirt</tenant_name>
  <type>external</type>
</openstack_network_provider>
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Expand
表6.489 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

provider

OpenStackNetworkProvider

In/Out

更新するプロバイダー。

6.161. OpenstackNetworkProviders

このサービスは、OpenStack ネットワークプロバイダーを管理します。

Expand
表6.490 メソッドの概要
名前Summary

add

この操作により、新しいネットワークプロバイダーがシステムに追加されます。

list

プロバイダーのリストを返します。

6.161.1. add POST

この操作により、新しいネットワークプロバイダーがシステムに追加されます。type プロパティーが存在しない場合、デフォルト値の NEUTRON が使用されます。

Expand
表6.491 パラメーターの概要
名前方向Summary

provider

OpenStackNetworkProvider

In/Out

 

6.161.2. list GET

プロバイダーのリストを返します。

返されるプロバイダーリストの順序は保証されません。

Expand
表6.492 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すプロバイダーの最大数を設定します。

providers

OpenStackNetworkProvider[]

Out

 

search

String

In

返される OpenStack ネットワークプロバイダーを制限するために使用されるクエリー文字列。

6.161.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.161.2.2. max

返すプロバイダーの最大数を設定します。指定しない場合は、すべてのプロバイダーが返されます。

6.162. OpenstackNetworks

Expand
表6.493 メソッドの概要
名前Summary

list

ネットワークのリストを返します。

6.162.1. list GET

ネットワークのリストを返します。

返されるネットワークリストの順序は保証されません。

Expand
表6.494 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すネットワークの最大数を設定します。

networks

OpenStackNetwork[]

Out

 
6.162.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.162.1.2. max

返すネットワークの最大数を設定します。指定されていない場合には、すべてのネットワークが返されます。

6.163. OpenstackSubnet

Expand
表6.495 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

6.163.1. get GET

Expand
表6.496 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

subnet

OpenStackSubnet

Out

 
6.163.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.163.2. remove DELETE

Expand
表6.497 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.164. OpenstackSubnets

Expand
表6.498 メソッドの概要
名前Summary

add

 

list

サブネットワークのリストを返します。

6.164.1. add POST

Expand
表6.499 パラメーターの概要
名前方向Summary

subnet

OpenStackSubnet

In/Out

 

6.164.2. list GET

サブネットワークのリストを返します。

返されるサブネットワークリストの順序は保証されません。

Expand
表6.500 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すサブネットワークの最大数を設定します。

subnets

OpenStackSubnet[]

Out

 
6.164.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.164.2.2. max

返すサブネットワークの最大数を設定します。指定されていない場合には、すべてのサブネットワークが返されます。

6.165. OpenstackVolumeAuthenticationKey

Openstack Volume (Cinder) 統合は Managed Block Storage に置き換えられました。

Expand
表6.501 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

update

指定された認証キーを更新します。

6.165.1. get GET

Expand
表6.502 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

key

OpenstackVolumeAuthenticationKey

Out

 
6.165.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.165.2. remove DELETE

Expand
表6.503 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.165.3. update PUT

指定された認証キーを更新します。

Expand
表6.504 パラメーターの概要
名前方向Summary

key

OpenstackVolumeAuthenticationKey

In/Out

 

6.166. OpenstackVolumeAuthenticationKeys

Openstack Volume (Cinder) 統合は Managed Block Storage に置き換えられました。

Expand
表6.505 メソッドの概要
名前Summary

add

OpenStack ボリュームプロバイダーに新しい認証キーを追加します。

list

認証キーのリストを返します。

6.166.1. add POST

OpenStack ボリュームプロバイダーに新しい認証キーを追加します。

Expand
表6.506 パラメーターの概要
名前方向Summary

key

OpenstackVolumeAuthenticationKey

In/Out

 

6.166.2. list GET

認証キーのリストを返します。

返される認証キーリストの順序は保証されません。

Expand
表6.507 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

keys

OpenstackVolumeAuthenticationKey[]

Out

 

max

Integer

In

返すことのできるキーの最大数。

6.166.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.166.2.2. max

返すことのできるキーの最大数。指定されていない場合は、すべてのキーが返されます。

6.167. OpenstackVolumeProvider

Openstack Volume (Cinder) 統合は Managed Block Storage に置き換えられました。

Expand
表6.508 メソッドの概要
名前Summary

get

 

importcertificates

外部ホストプロバイダーの SSL 証明書をインポートします。

remove

 

testconnectivity

外部プロバイダーの接続をテストするには、123 がプロバイダーの ID である次の要求を実行する必要があります。

update

システム内の指定された OpenStack ボリュームプロバイダーを更新します。

6.167.1. get GET

Expand
表6.509 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

provider

OpenStackVolumeProvider

Out

 
6.167.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.167.2. importcertificates POST

外部ホストプロバイダーの SSL 証明書をインポートします。

Expand
表6.510 パラメーターの概要
名前方向Summary

certificates

Certificate[]

In

 

6.167.3. remove DELETE

Expand
表6.511 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

force

ブール値

In

操作中に何らかの障害が発生した場合でも、操作が成功し、プロバイダーがデータベースから削除されるかどうかを示します。

6.167.3.1. force

操作中に何らかの障害が発生した場合でも、操作が成功し、プロバイダーがデータベースから削除されるかどうかを示します。

このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は false です。

6.167.4. testconnectivity POST

外部プロバイダーの接続をテストするには、123 がプロバイダーの ID である次の要求を実行する必要があります。

POST /ovirt-engine/api/externalhostproviders/123/testconnectivity
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Expand
表6.512 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

テストを非同期で実行する必要があるかどうかを示します。

6.167.5. update PUT

システム内の指定された OpenStack ボリュームプロバイダーを更新します。

Expand
表6.513 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

provider

OpenStackVolumeProvider

In/Out

 

6.168. OpenstackVolumeProviders

Openstack Volume (Cinder) 統合は Managed Block Storage に置き換えられました。

Expand
表6.514 メソッドの概要
名前Summary

add

新しいボリュームプロバイダーを追加します。

list

ボリュームプロバイダーのリストを取得します。

6.168.1. add POST

新しいボリュームプロバイダーを追加します。

以下に例を示します。

POST /ovirt-engine/api/openstackvolumeproviders
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リクエスト本文は以下のようになります。

<openstack_volume_provider>
  <name>mycinder</name>
  <url>https://mycinder.example.com:8776</url>
  <data_center>
    <name>mydc</name>
  </data_center>
  <requires_authentication>true</requires_authentication>
  <username>admin</username>
  <password>mypassword</password>
  <tenant_name>mytenant</tenant_name>
</openstack_volume_provider>
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Expand
表6.515 パラメーターの概要
名前方向Summary

provider

OpenStackVolumeProvider

In/Out

 

6.168.2. list GET

ボリュームプロバイダーのリストを取得します。

返されるボリュームプロバイダーリストの順序は保証されません。

Expand
表6.516 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すプロバイダーの最大数を設定します。

providers

OpenStackVolumeProvider[]

Out

 

search

String

In

返されたボリュームプロバイダーを制限するために使用されるクエリー文字列です。

6.168.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.168.2.2. max

返すプロバイダーの最大数を設定します。指定しない場合は、すべてのプロバイダーが返されます。

6.169. OpenstackVolumeType

Openstack Volume (Cinder) 統合は Managed Block Storage に置き換えられました。

Expand
表6.517 メソッドの概要
名前Summary

get

 

6.169.1. get GET

Expand
表6.518 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

type

OpenStackVolumeType

Out

 
6.169.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.170. OpenstackVolumeTypes

Openstack Volume (Cinder) 統合は Managed Block Storage に置き換えられました。

Expand
表6.519 メソッドの概要
名前Summary

list

ボリュームタイプのリストを返します。

6.170.1. list GET

ボリュームタイプのリストを返します。

返されるボリュームタイプリストの順序は保証されません。

Expand
表6.520 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すボリュームタイプの最大数を設定します。

types

OpenStackVolumeType[]

Out

 
6.170.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.170.1.2. max

返すボリュームタイプの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのボリュームタイプが返されます。

6.171. OperatingSystem

Expand
表6.521 メソッドの概要
名前Summary

get

 

6.171.1. get GET

Expand
表6.522 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

operating_system

OperatingSystemInfo

Out

 
6.171.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.172. OperatingSystems

システムで使用可能なオペレーティングシステムのタイプのセットを管理します。

Expand
表6.523 メソッドの概要
名前Summary

list

システムで利用可能なオペレーティングシステムのタイプのリストを返します。

6.172.1. list GET

システムで利用可能なオペレーティングシステムのタイプのリストを返します。

返されるオペレーティングシステムリストの順序は保証されません。

Expand
表6.524 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返すネットワークの最大数を設定します。

operating_system

OperatingSystemInfo[]

Out

 
6.172.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.172.1.2. max

返すネットワークの最大数を設定します。指定されていない場合には、すべてのネットワークが返されます。

6.173. Permission

Expand
表6.525 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

6.173.1. get GET

Expand
表6.526 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

permission

Permission

Out

 
6.173.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.173.2. remove DELETE

Expand
表6.527 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.174. Permit

ロールの特定の permit を管理するサービス。

Expand
表6.528 メソッドの概要
名前Summary

get

ロールの permit に関する情報を取得します。

remove

ロールから permit を削除します。

6.174.1. get GET

ロールの permit に関する情報を取得します。

たとえば、ID 123 のロールの ID 456 の permit に関する情報を取得するには、以下のようなリクエストを送信します。

GET /ovirt-engine/api/roles/123/permits/456
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<permit href="/ovirt-engine/api/roles/123/permits/456" id="456">
  <name>change_vm_cd</name>
  <administrative>false</administrative>
  <role href="/ovirt-engine/api/roles/123" id="123"/>
</permit>
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Expand
表6.529 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

permit

Permit

Out

ロールの permit。

6.174.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.174.2. remove DELETE

ロールから permit を削除します。

たとえば、ID 123 のロールから ID 456 の permit を削除するには、以下のようなリクエストを送信します。

DELETE /ovirt-engine/api/roles/123/permits/456
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Expand
表6.530 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.175. Permits

特定のロールの permits サブコレクションを表します。

Expand
表6.531 メソッドの概要
名前Summary

add

ロールに permit を追加します。

list

ロールの permits をリスト表示します。

6.175.1. add POST

ロールに permit を追加します。permit 名は、cluster_levels サービスから取得できます。

たとえば、ID 123 のロールに permit create_vm を割り当てるには、以下のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/roles/123/permits
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リクエスト本文は以下のようになります。

<permit>
  <name>create_vm</name>
</permit>
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Expand
表6.532 パラメーターの概要
名前方向Summary

permit

Permit

In/Out

追加する permit。

6.175.2. list GET

ロールの permits をリスト表示します。

たとえば、ID 123 のロールの permits をリスト表示するには、以下のようなリクエストを送信します。

GET /ovirt-engine/api/roles/123/permits
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<permits>
  <permit href="/ovirt-engine/api/roles/123/permits/5" id="5">
    <name>change_vm_cd</name>
    <administrative>false</administrative>
    <role href="/ovirt-engine/api/roles/123" id="123"/>
  </permit>
  <permit href="/ovirt-engine/api/roles/123/permits/7" id="7">
    <name>connect_to_vm</name>
    <administrative>false</administrative>
    <role href="/ovirt-engine/api/roles/123" id="123"/>
  </permit>
</permits>
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返される permits リストの順序は保証されません。

Expand
表6.533 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返す permits の最大数を設定します。

permits

Permit[]

Out

permits のリスト。

6.175.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.175.2.2. max

返す permits の最大数を設定します。指定されていない場合は、すべての permits が返されます。

6.176. Qos

Expand
表6.534 メソッドの概要
名前Summary

get

データセンターで指定された QoS を取得します。

remove

データセンターから指定された QoS を削除します。

update

データセンターで指定された QoS を更新します。

6.176.1. get GET

データセンターで指定された QoS を取得します。

GET /ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss/123
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以下のような応答が得られます。

<qos href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss/123" id="123">
  <name>123</name>
  <description>123</description>
  <max_iops>1</max_iops>
  <max_throughput>1</max_throughput>
  <type>storage</type>
  <data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/123" id="123"/>
</qos>
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表6.535 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

qos

Qos

Out

クエリーされた QoS オブジェクト。

6.176.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.176.2. remove DELETE

データセンターから指定された QoS を削除します。

DELETE /ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss/123
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Expand
表6.536 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.176.3. update PUT

データセンターで指定された QoS を更新します。

PUT /ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss/123
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curl の例:

curl -u admin@internal:123456 -X PUT -H "content-type: application/xml" -d \
"<qos><name>321</name><description>321</description><max_iops>10</max_iops></qos>" \
https://engine/ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss/123
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次のような応答が返されます。

<qos href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss/123" id="123">
  <name>321</name>
  <description>321</description>
  <max_iops>10</max_iops>
  <max_throughput>1</max_throughput>
  <type>storage</type>
  <data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/123" id="123"/>
</qos>
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Expand
表6.537 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

qos

Qos

In/Out

更新された QoS オブジェクト。

6.177. Qoss

データセンターで利用可能な一連の サービス品質 設定を管理します。

Expand
表6.538 メソッドの概要
名前Summary

add

dataCenter に新しい QoS を追加します。

list

データセンターで利用可能な サービス品質 設定のリストを返します。

6.177.1. add POST

dataCenter に新しい QoS を追加します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss
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応答は次のようになります。

<qos href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss/123" id="123">
  <name>123</name>
  <description>123</description>
  <max_iops>10</max_iops>
  <type>storage</type>
  <data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/123" id="123"/>
</qos>
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Expand
表6.539 パラメーターの概要
名前方向Summary

qos

Qos

In/Out

QoS オブジェクトが追加されました。

6.177.2. list GET

データセンターで利用可能な サービス品質 設定のリストを返します。

GET /ovirt-engine/api/datacenter/123/qoss
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次のような応答が返されます。

<qoss>
  <qos href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss/1" id="1">...</qos>
  <qos href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss/2" id="2">...</qos>
  <qos href="/ovirt-engine/api/datacenters/123/qoss/3" id="3">...</qos>
</qoss>
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返されるサービス品質設定のリストは保証されません。

Expand
表6.540 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

max

Integer

In

返す QoS 記述子の最大数を設定します。

qoss

Qos[]

Out

クエリーされた QoS オブジェクトのリスト。

6.177.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.177.2.2. max

返す QoS 記述子の最大数を設定します。指定されていない場合は、すべての記述子が返されます。

6.178. クォータ

Expand
表6.541 メソッドの概要
名前Summary

get

クォータを取得します。

remove

クォータを削除します。

update

クォータを更新します。

6.178.1. get GET

クォータを取得します。

クォータを取得する例:

GET /ovirt-engine/api/datacenters/123/quotas/456
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<quota id="456">
  <name>myquota</name>
  <description>My new quota for virtual machines</description>
  <cluster_hard_limit_pct>20</cluster_hard_limit_pct>
  <cluster_soft_limit_pct>80</cluster_soft_limit_pct>
  <storage_hard_limit_pct>20</storage_hard_limit_pct>
  <storage_soft_limit_pct>80</storage_soft_limit_pct>
</quota>
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Expand
表6.542 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

quota

クォータ

Out

 
6.178.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.178.2. remove DELETE

クォータを削除します。

クォータを削除する例:

DELETE /ovirt-engine/api/datacenters/123-456/quotas/654-321
-0472718ab224 HTTP/1.1
Accept: application/xml
Content-type: application/xml
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Expand
表6.543 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.178.3. update PUT

クォータを更新します。

クォータを更新する例:

PUT /ovirt-engine/api/datacenters/123/quotas/456
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<quota>
  <cluster_hard_limit_pct>30</cluster_hard_limit_pct>
  <cluster_soft_limit_pct>70</cluster_soft_limit_pct>
  <storage_hard_limit_pct>20</storage_hard_limit_pct>
  <storage_soft_limit_pct>80</storage_soft_limit_pct>
</quota>
Copy to Clipboard Toggle word wrap
Expand
表6.544 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

quota

クォータ

In/Out

 

6.179. QuotaClusterLimit

Expand
表6.545 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

6.179.1. get GET

Expand
表6.546 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

limit

QuotaClusterLimit

Out

 
6.179.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.179.2. remove DELETE

Expand
表6.547 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

削除を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.180. QuotaClusterLimits

クラスター用に設定されたクォータ制限のセットを管理します。

Expand
表6.548 メソッドの概要
名前Summary

add

指定された Quota にクラスター制限を追加します。

list

クラスターに設定されたクォータ制限のセットを返します。

6.180.1. add POST

指定された Quota にクラスター制限を追加します。

Expand
表6.549 パラメーターの概要
名前方向Summary

limit

QuotaClusterLimit

In/Out

 

6.180.2. list GET

クラスターに設定されたクォータ制限のセットを返します。

返されるクォータ制限のリストは保証されません。

Expand
表6.550 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

limits

QuotaClusterLimit[]

Out

 

max

Integer

In

返す制限の最大数を設定します。

6.180.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.180.2.2. max

返す制限の最大数を設定します。指定されていない場合は、すべての制限が返されます。

6.181. QuotaStorageLimit

Expand
表6.551 メソッドの概要
名前Summary

get

 

remove

 

6.181.1. get GET

Expand
表6.552 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

limit

QuotaStorageLimit

Out

 
6.181.1.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.181.2. remove DELETE

Expand
表6.553 パラメーターの概要
名前方向Summary

async

ブール値

In

更新を非同期的に実行するかどうかを指定します。

6.182. QuotaStorageLimits

クォータ用に設定された一連のストレージ制限を管理します。

Expand
表6.554 メソッドの概要
名前Summary

add

指定されたクォータにストレージ制限を追加します。

list

クォータ用に設定されたストレージ制限のリストを返します。

6.182.1. add POST

指定されたクォータにストレージ制限を追加します。

データセンター内のすべてのストレージドメインに対して 100 GiB のストレージ制限を作成するには、以下のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/123/quotas/456/quotastoragelimits
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リクエスト本文は以下のようになります。

<quota_storage_limit>
  <limit>100</limit>
</quota_storage_limit>
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ID 000 のストレージドメインに 50GiB のストレージ制限を作成するには、以下のようなリクエストを送信します。

POST /ovirt-engine/api/datacenters/123/quotas/456/quotastoragelimits
Copy to Clipboard Toggle word wrap

リクエスト本文は以下のようになります。

<quota_storage_limit>
  <limit>50</limit>
  <storage_domain id="000"/>
</quota_storage_limit>
Copy to Clipboard Toggle word wrap
Expand
表6.555 パラメーターの概要
名前方向Summary

limit

QuotaStorageLimit

In/Out

 

6.182.2. list GET

クォータ用に設定されたストレージ制限のリストを返します。

返されるストレージ制限リストの順序は保証されません。

Expand
表6.556 パラメーターの概要
名前方向Summary

follow

String

In

たどる 必要のある内部リンクを指定します。

limits

QuotaStorageLimit[]

Out

 

max

Integer

In

返す制限の最大数を設定します。

6.182.2.1. follow

たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。

6.182.2.2. max

返す制限の最大数を設定します。指定されていない場合は、すべての制限が返されます。

6.183. Quotas

データセンター用に設定された一連のクォータを管理します。

Expand
表6.557 メソッドの概要
名前Summary

add

新しいクォータを作成します。