1.2. アクティベーションキーの作成
RHC 管理者ロールを使用すると、Hybrid Cloud Console インターフェイスを使用して、組織内の root ユーザーが認証トークンとして使用できるアクティベーションキーを作成できます。その作成プロセス中に、アクティベーションキーを設定して、システム目的属性などのシステムレベルの機能をホストシステムに設定できます。許可されたユーザーが事前設定されたアクティベーションキーを使用してシステムを Red Hat に登録すると、選択した属性が登録プロセス中にシステムに自動的に適用されます。
アクティベーションキー作成ウィザードの指示に従って、次のフィールドに入力します。
名前
アクティベーションキー名は一意に識別されます。この名前は、Activation Keys ページの表でキーを検索するときや、CLI コマンドまたは自動化スクリプトでキーを指定するときに使用します。
ワークロード
ワークロードでは、適切に選択したリポジトリーをアクティベーションキーに関連付けます。これらのリポジトリーは、キーの作成後にアクティベーションキーの詳細ページで編集できます。アクティベーションキーを作成するときに、ワークロードの Latest release または Extended support を選択できます。デフォルトでは Latest release が選択されています。アカウントに延長更新サポート (EUS) の対象となるサブスクリプションがある場合は、Extended support を選択し、アカウントで利用可能な EUS 製品とバージョンを選択できます。アカウントに EUS の対象となるサブスクリプションがない場合、Extended support オプションは無効になります。
システムの目的
サブスクリプションサービスは、システムの目的の値を使用してホストをフィルタリングし、識別します。システムに対してサブスクリプションが正確にレポートされるように、Role、Service Level Agreement (SLA)、および Usage 属性の値を設定できます。アカウントで使用できるシステムの目的の値をドロップダウンメニューから選択できます。
確認
アクティベーションキーを作成する前に、各フィールドの入力と選択を確認できます。オプションのフィールドの値を選択しない場合、デフォルト値は Not defined になります。
前提条件
- Red Hat Hybrid Cloud Console にログインしている。
- Red Hat Hybrid Cloud Console のロールベースアクセス制御 (RBAC) システムの RHC 管理者ロールを持っている。
手順
Hybrid Cloud Console でアクティベーションキーを作成するには、次の手順を実行します。
- Hybrid Cloud Console のホームページで、Services > System Configuration > Activation Keys をクリックします。
- Activation Keys ページで、Create activation key をクリックします。
Name フィールドに、アクティベーションキーの一意の名前を入力します。Next をクリックします。
注記組織内にすでに存在するアクティベーションキーの名前を入力すると、エラーメッセージが表示され、キーは作成されません。
- ワークロードのオプションを選択して、適切に選択したリポジトリーをアクティベーションキーに関連付けます。Next をクリックします。
オプション: Role、Service Level Agreement (SLA)、および Usage フィールドで、アクティベーションキーに設定するシステム目的属性の値を選択します。Next をクリックします。
注記組織のアカウントで使用できるシステム目的属性のみを選択できます。
- 各フィールドに入力した情報を確認します。情報が正しい場合は、Create をクリックします。
アクティベーションキーの設定に変更を加えるか、追加のリポジトリーを有効にするには、View activation key をクリックします。
アクティベーションキーの詳細ページが開きます。
検証
新しいアクティベーションキーが、Hybrid Cloud Console の Activation Keys ページにリストされます。