7.2. Satellite の有効化後の手順実行


Simple Content Access を有効にすると、Satellite を含む一部のサブスクリプション管理ツールとのやり取りの方法が変わります。これらのさまざまなワークフローとその中の個々の動作に対応するには、Satellite にいくつかの変更を加える必要があります。

7.2.1. アクティベーションキーの設定とマニフェストの更新

エンタイトルメントモードから Simple Content Access モードに変更すると、既存のアクティベーションキーとマニフェストに依存するワークフローが影響を受けます。

  • コンテンツ関連の機能のみが含まれ、エンタイトルメントを通じて個々のシステムにサブスクリプションをアタッチすることに依存するサブスクリプション関連の機能は含まれない新しいアクティベーションキーを作成する必要があります。
  • Satellite 6.13 以降を使用している場合は、更新されたサブスクリプションをマニフェストに追加し、サブスクリプションの更新時にマニフェストを更新する必要があります。Satellite 6.12 以前を使用している場合は、マニフェストで Simple Content Access を有効にした後、マニフェストを更新する必要があります。Satellite バージョン 6.13 以前はサポート対象外であることに注意してください。

    注記

    Satellite バージョンのサポート情報は、Red Hat Satellite 製品のライフサイクル および更新ポリシードキュメントを参照してください。

Simple Content Access の変更が既存のアクティベーションキーとマニフェストに与える影響の詳細は、次の記事を参照してください。

7.2.2. ホストグループの更新

新しいアクティベーションキーを使用するように各関連ホストグループを更新するには、次の手順に従います。これらの手順は、hammer コマンドラインインターフェイスからも実行できます。

  1. Satellite Web UI ナビゲーションから、Configure > Host Groups をクリックします。
  2. 更新するホストグループをクリックします。次に、Activation Keys タブをクリックします。
  3. Activation Keys ページで、ホストグループの新しいアクティベーションキーを入力し、古いアクティベーションキーを置き換えます。Reload data をクリックして、ホストグループのアクティベーションキーの変更を確認します。
  4. Submit をクリックして、ホストグループの変更を保存します。

7.2.3. ホストの再設定

Red Hat Satellite の場合、Simple Content Access 用に作成した新しいアクティベーションキーは、新しくプロビジョニングされたホストにのみ適用されます。既存のホストの場合には、再設定を何度か実行し、リポジトリーを再度有効にする必要があります。

Simple Content Access が有効になっていて、ホストにサブスクリプションが接続されていない場合には、デフォルトですべてのリポジトリーが無効になります。このデフォルト設定は、複数のオペレーティングシステムバージョンにわたるリポジトリーにホストがアクセスできる場合に、競合するリポジトリーが有効になるのを防ぎます。

これらの変更を行うには、リモートジョブのスニペットとして次のコマンドを使用できます。このジョブは Red Hat Satellite のリモート実行機能で実行されます。次のスニペットには、一連のタスクを理解するのに役立つコメントが含まれています。これらのコマンドを各ホストでローカルに実行することもできますが、メンテナンス期間中に Red Hat Satellite の一括ホスト管理およびリモート実行機能を使用する方が効率的です。

# Get a list of all the currently enabled repos
REPOS=$(subscription-manager repos --list-enabled | grep "Repo ID" | cut -f 2 -d ':' )

# (Optional) dump that list to a file in case of errors
echo $REPOS >> ENABLED_REPOS.txt

# Construct a command line to pass to 'subscription-manager repos'
# so that we call it once, instead of once per repo. This would lower the
# number of API calls and load on the Satellite.
CMDLINE=$(echo $REPOS | sed 's/ / --enable /g')

# Disable all the repos & Remove any existing entitlements
subscription-manager repos --disable '*'
subscription-manager remove --all

# Call subscription-manager fresh to ensure that we have a content access cert
# (which is the authorization method when SCA is enabled)
subscription-manager refresh

# Finally (re) enable the correct repos.
subscription-manager repos --enable $CMDLINE

7.2.4. 有効化後の追加手順を完了する

Red Hat アカウントと組織の移行が完了し、Simple Content Access が有効になったら、Simple Content Access モードの使用と、Hybrid Cloud Console でのサービスの設定と操作に関する詳細について、関連情報 セクションの記事を確認してください。

  1. Simple Content Access モードへのこの変更が、組織が使用するワークフローにどのように影響するかを確実に理解してください。システムごとに有効なサブスクリプションを確認するなど、古いエンタイトルメントベースモードのアーティファクトに依存するカスタマイズされたプロセスがあった場合、これらのプロセスを破棄するか、新しい Simple Content Access ワークフローと互換性があるように再設計する必要があります。
  2. サブスクリプションとシステム管理プロセスを改善できる Hybrid Cloud Console の追加サービスを詳しく確認し、それらのサービスを活用しているか判断します。これらのサービスの詳細は、https://console.redhat.com の Hybrid Cloud Console を参照してください。

    • ユーザーグループのセットアップ、ロールの割り当て、ロールベースのユーザーアクセス制御 (RBAC) システムでのその他のタスクの実行により、Red Hat 組織のユーザーが Red Hat Hybrid Cloud Console のサービスにアクセスできるように許可します。
    • システムを論理グループに分類するワークスペースを作成して、Red Hat 組織のユーザーが適切なフィルタリングを使用してシステムインベントリーデータを表示できるようにします。
    • Hybrid Cloud Console 通知を設定して、Hybrid Cloud Console サービスの特定のイベントに関するアラートを、指定したユーザーグループに送信したり、追加のカスタムアクションのためにアプリケーション、API、または Webhook に送信したりできるようにします。
    • このサービスがまだ有効になっていない場合は、サブスクリプションサービスを有効にして、Red Hat 製品のアカウント全体の使用状況レポートを開始します。
    • サブスクリプションやシステム管理機能などの Hybrid Cloud Console の機能を確認し、これらの機能の一部のワークフローが、access.redhat.com の Red Hat カスタマーポータルで以前利用可能だったワークフローからどのように変更されたかを確認します。

      • サブスクリプションサービスの製品プラットフォームページで、Red Hat 製品およびバリアントの使用状況レポートを追跡します。
      • インベントリーサービスでシステムインフラストラクチャーを追跡および管理します。
      • アクティベーションキーを使用して、システムの登録、システムの目的の設定、リポジトリーの有効化を支援します。
      • Red Hat Content Delivery Network からコンテンツを検索、アクセス、ダウンロードするために、Red Hat Satellite 環境内で使用するマニフェストを作成してエクスポートします。
      • アドバイザー、脆弱性、修復、パッチ、その他のサービスを含む Red Hat Insights の追加機能が環境に適しているかどうかを判断します。

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以下の記事は、2024 年 10 月 25 日に開始されたアカウント移行プロセス中および移行後のお客様の質問や懸念に対処するために積極的に更新されています。

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