3.6. Google でのゴールドイメージの使用

ゴールドイメージを使用すると、標準インターフェイス (GCP Console、GCP クラウドシェル、および gcloud CLI) を使用して、BYOS 用の GCP に RHEL 仮想マシンをプロビジョニングできます。

Google ゴールドイメージには、以下の条件があります。

以下の手順では、GCP Console UI、GCP Cloud Shell、および gcloud CLI を使用して、ゴールドイメージを特定し、ゴールドイメージから RHEL 仮想マシンをデプロイする方法を説明します。

関連情報

Google グループに GCP ゴールドイメージへのアクセスが付与されると、rhel-byos-cloud google プロジェクトで検索できます。これは、Cloud Access のお客様に対してのみ RHEL ゴールドイメージへのアクセスを制限する特殊なプロジェクトです。

GCP における Red Hat ゴールドイメージの命名規則は、[Red Hat Product]-[Version]-byos-[Image Creation Date] です。

例 :

手順

Cloud Access で有効になっている Google グループ/アカウントを使用して、Google Cloud Platform で GCP コンソールにサインインします。
RHEL 仮想マシンをデプロイするプロジェクトを作成するか、選択します。
RHEL ゴールドイメージが表示されていることを確認します。
1. Cloud Shell を開きます。
2. 以下のコマンドを実行して、利用可能な RHEL ゴールドイメージのリストを表示します。
```
gcloud compute images list --project rhel-byos-cloud --no-standard-images
```

Cloud Access で有効になっている Google グループ/アカウントを使用していることを確認します。
```
gcloud info | grep account
```
利用可能な Red Hat ゴールドイメージのリストを表示します。
```
gcloud compute images list --project rhel-byos-cloud --no-standard-images
```

特定イメージの詳細を表示します。

gcloud compute images describe rhel-8-byos-v20210916 --project rhel-byos-cloud

手順

GCP コンソールの使用

GCP Cloud Shell または gcloud CLI の使用

RHEL 仮想マシンを新たに作成します。

gcloud compute instances create my-rhel8-byos --image rhel-8-byos-v20210916 --image-project rhel-byos-cloud --zone us-east1-b

新しい RHEL 仮想マシンの詳細を表示します。

gcloud compute instances describe my-rhel8-byos --zone us-east1-b