第4章 XA 固有の管理


JBoss Transaction Service が作成するXA Xid は、それぞれに対して固有のノード識別子が埋め込まれているようにしなければなりません。JBoss Transaction Service は、指定のノード識別子と一致しているトランザクションや状況のみ回復することができます。このノード識別子はcom.arjuna.ats.arjuna.xa.nodeIdentifier プロパティ経由でJBoss Transaction Service へ渡されます。この値は、JBoss Transaction Service インスタンスの中で固有でなければなりません。何も値が渡されない場合、JBoss Transaction Service は、値を生成しロギングインフラストラクチャ経由でその値を報告します。

4.1. XA リカバリ

XA リカバリを実行時、JBoss Transaction Service にどの型のXid を回復しているのか伝える必要があります。使用するノード識別子をcom.arjuna.ats.jta.xaRecoveryNode名から始まるプロパティにて、JBoss Transaction Service に提供する必要があります。ノード識別子に拘らず、* の値があると、JBoss Transaction Service が強制的に全トランザクションを回復 (場合によってはロールバック) するようにします。このオプションを使用する場合は極めて慎重に行ってください。
リカバリに関する詳細情報は、障害および回復の項にて提供しています。
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