第18章 サブシステムの制御とメンテナンス
この章では、Red Hat Certificate System サブシステムを制御 (開始、停止、再起動、およびステータスチェック) する方法と、一般的なメンテナンス (ヘルスチェック) の推奨事項を説明します。
18.1. 起動、停止、再起動、ステータス取得
Red Hat Enterprise Linux 8 の systemctl
ユーティリティーを使用して、Red Hat Certificate System サブシステムインスタンスを起動および停止できます。
注記
また、pki-server
エイリアスを使用してインスタンスを開始および停止することもできます。pki-server <command> <instance>
は、systemctl <command> pki-tomcatd@<instance>.service
のエイリアスです。
- インスタンスを起動するには、以下のコマンドを実行します。
# *systemctl start unit_file@instance_name.service*
# pki-server start instance_name
- インスタンスを停止するには、以下のコマンドを実行します。
# *systemctl stop unit_file@instance_name.service*
# pki-server stop instance_name
- インスタンスを再起動するには、以下のコマンドを実行します。
# *systemctl restart unit_file@instance_name.service*
# pki-server restart instance_name
- インスタンスのステータスを表示するには、以下のコマンドを実行します。
# *systemctl status unit_file@instance_name.service*
unit_file には、以下のいずれかの値を使用できます。
-
pki-tomcat
: ウォッチドッグが無効の場合 -
pki-tomcat-nuxwdog
: ウォッチドッグが有効の場合