16.2. 使用方法
CRMFPopClient には、生成するリクエストを処理する方法は 2 つあります。CA に直接送信することも、単に要求を stdout に出力することもできます。
重要
base-64 形式のトランスポート証明書を含む
transport.txt
という名前のファイルを、ユーティリティーの起動元のディレクトリーに作成 する必要 があります。このファイルは、KRA へのアーカイブに利用できる必要があります。ファイルが存在する場合、ツールはこのファイルを自動的に選択し、キーのアーカイブを実行します。
transport.txt
には、ヘッダーとフッターが削除された 1 行で、ベース 64 でエンコードされたトランスポート証明書全体が必要です。
CA への要求の送信
以下の例では、CRMF/POP 要求を生成し、サーバーが正しいことを確認し、証明書要求を画面に出力します。
CRMFPopClient secret caUserCert host.example.com 1026 CaUser jsmith POP_SUCCESS CN=MyTest,C=US,UID=CaUser
CRMFPopClient secret caUserCert host.example.com 1026 CaUser jsmith POP_SUCCESS CN=MyTest,C=US,UID=CaUser
要求を標準出力(stdout)に出力する
リクエストは単に stdout に出力できます。これは、証明書要求が外部 CA に送信される場合や、CA の Web サービスページから直接送信される場合に便利です。リクエストを処理するには、追加の手動手順が必要です。
- CRMFPopClient を使用して、POP データでエンコードされた要求を生成します。
CRMFPopClient secret POP_SUCCESS OUTPUT_CERT_REQ CN=MyTest,C=US,UID=CaUser
CRMFPopClient secret POP_SUCCESS OUTPUT_CERT_REQ CN=MyTest,C=US,UID=CaUser
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 画面に出力されるリクエストをコピーします。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - CA のエンドエンティティーを開きます。
https://server.example.com:9444/ca/ee/ca/
https://server.example.com:9444/ca/ee/ca/
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - CRMF/POP 要求をサポートするすべてのプロファイルに要求を送信します。