5.3. Python RPM の自動生成された依存関係の使用
アップストリームが提供するメタデータを使用して、Python RPM の依存関係を自動的に生成できます。
前提条件
-
RPM の
spec
ファイルが存在する。詳細は、Python パッケージの例に対する spec ファイルの説明 を参照してください。
手順
生成された RPM に次のいずれかのディレクトリーを含めます。
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.dist-info
.egg-info
RPM ビルドプロセスは、これらのディレクトリーから仮想
pythonX.Ydist
Provides を自動的に生成します。次に例を示します。python3.12dist(pello)
python3.12dist(pello)
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次に、Python 依存関係ジェネレーターはアップストリームメタデータを読み取り、生成された
pythonX.Ydist
仮想 Provides を使用して各 RPM パッケージのランタイム要件を生成します。生成された要件タグの例:Requires: python3.12dist(requests)
Requires: python3.12dist(requests)
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-
生成された
Requires
を検査します。 -
生成された
Requires
の一部を削除するには、spec
ファイルの%prep
セクションでアップストリーム提供のメタデータを変更します。 -
自動要件ジェネレーターを無効にするには、メインパッケージの
%description
宣言の上に%{?python_disable_dependency_generator}
マクロを含めます。