第4章 デスクトップ


複数のマウント変更によって GUnixMountMonitor オブジェクトのクライアントのパフォーマンス低下が生じなくなりました。

以前は、autofs プログラムが短期間で複数のマウント変更を開始した場合、GUnixMountMonitor オブジェクトを使用するサービスにより CPU の負荷が高くなっていました。今回の更新で、リアルタイムで処理できない /proc/mounts ファイルの累積ファイル変更イベントをスキップできるようになりました。その結果、GUnixMountMonitor のクライアントの CPU 負荷が低くなります。(BZ#1154183)

X freerdp クライアントが、FIPS モードが有効なシステムで正しく機能するようになりました。

以前は、FIPS モードが有効なシステムで xfreerdp クライアントを使用すると、FIPS 準拠の暗号化アルゴリズムが使用されるため、予期せず終了していました。この更新により、xfreerdp が FIPS モードが有効な状態で使用され、FIPS セキュリティー暗号化方式がネゴシエートされる場合に予期せず終了しなくなりました。その結果、FIPS モードが有効なシステムの RDP および TLS セキュリティープロトコルで xfreerdp が正しく動作するようになりました。
ただし、実装に FIPS 非準拠アルゴリズムが必要なため、ネットワークレベル認証(NLA)プロトコルが必要な場合にエラーが発生するようになりました。(BZ#1347920)
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.