2.6.2.2.3. シェルコマンド


オプションフィールドは、以下の 2 つのディレクティブを使用してシェルコマンドを起動できるアクセスルールです。
  • spawn : 子プロセスとしてシェルコマンドを起動します。このディレクティブは、を使用して、要求するクライアントの詳細情報を /usr/sbin/safe_finger 取得したり、echo コマンドを使用して特別なログファイルを作成したりできます。
    以下の例では、example.com ドメインから Telnet サービスにアクセスしようとすると、特別なファイルに記録されます。
    in.telnetd : .example.com \
    	: spawn /bin/echo `/bin/date` from %h>>/var/log/telnet.log \
    	: allow
  • twist : 要求されたサービスを指定されたコマンドに置き換えます。このディレクティブは、多くの場合、侵入者向けのトラップを設定するのに使用されます(「ホイットポット」とも呼ばれます)。クライアントを接続するメッセージを送信するのに使用することもできます。twist ディレクティブは、ルール行の最後で行う必要があります。
    以下の例では、example.com ドメインから FTP サービスにアクセスしようとしているクライアントは、echo コマンドを使用してメッセージを送信します。
    vsftpd : .example.com \
    	: twist /bin/echo "421 This domain has been black-listed. Access denied!"
shell コマンドのオプションの詳細は、の hosts_options man ページを参照してください。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.