8.20. コンテナー
GIMP flatpak
および GIMP
モジュールが非推奨になりました
GIMP flatpak
および GIMP
モジュールは、どちらもラスターグラフィックス用の GNU Image Manipulation Program を表します。これらのモジュールは、Python 2 のライフサイクル終了 (EOL) に伴い、非推奨とマークされました。次の RHEL メジャーリリースで削除される予定です。代わりに、Python 3 ベースのアップストリームの flatpak バージョンを使用できます。
Podman varlink ベースの API v1.0 が削除されました
Podman varlink ベースの API v1.0 は、以前のリリースの RHEL 8 で非推奨となりました。Podman v2.0 には、新しい Podman v2.0 RESTful API が導入されました。Podman v3.0 のリリースでは、varlink ベースの API v1.0 が完全に削除されました。
Jira:RHELPLAN-45858[1]
container-tools:1.0
が非推奨に
container-tools:1.0
モジュールは非推奨となり、セキュリティー更新を受信しなくなります。container-tools:2.0
や container-tools:3.0
などの新しいサポートされる安定したモジュールストリームを使用することが推奨されます。
Jira:RHELPLAN-59825[1]
container-tools:2.0
モジュールは非推奨になりました
container-tools:2.0 モジュールは非推奨となり、セキュリティー更新を受信しなくなります。container-tools:3.0
など、サポートされている新しい安定したモジュールストリームの使用を推奨します。
Jira:RHELPLAN-85066[1]
GIMP 以外の Flatpak イメージが非推奨になりました
rhel8/firefox-flatpak
、rhel8/thunderbird-flatpak
、rhel8/inkscape-flatpak
、および rhel8/libreoffice-flatpak
RHEL 8 Flatpak アプリケーションが非推奨になり、RHEL 9 バージョンに置き換えられました。RHEL 9 にはまだ代替品がないため、rhel8/gimp-flatpak
Flatpak アプリケーションは非推奨ではありません。
CNI ネットワークスタックが非推奨となる
Container Network Interface (CNI) ネットワークスタックは非推奨となり、RHEL の今後のマイナーリリースでは Podman から削除される予定です。以前は、コンテナーは DNS 経由のみで単一の Container Network Interface (CNI) プラグインに接続していました。Podman v.4.0 では、新しい Netavark ネットワークスタックが導入されました。Netavark ネットワークスタックは、Podman およびその他の Open Container Initiative (OCI) コンテナー管理アプリケーションとともに使用できます。Podman 用の Netavark ネットワークスタックは、高度な Docker 機能とも互換性があります。複数のネットワーク内のコンテナーは、それらのネットワークのいずれかにあるコンテナーにアクセスできます。
詳細は、CNI から Netavark へのネットワークスタックの切り替え を参照してください。
Jira:RHELDOCS-16755[1]
container-tools:3.0
が非推奨になりました。
container-tools:3.0
モジュールは非推奨となり、セキュリティー更新を受信しなくなります。RHEL 上で Linux コンテナーの構築と実行を続けるには、container-tools:4.0
など、より新しく安定したサポートされているモジュールストリームを使用してください。
後続のストリームに切り替える手順は、後続のストリームへの切り替え を参照してください。
Jira:RHELPLAN-146398[1]
rhel8/openssl
が非推奨になりました
rhel8/openssl
コンテナーイメージは非推奨になりました。
Jira:RHELDOCS-18107[1]
Inkscape および LibreOffice Flatpak イメージが非推奨となる
テクノロジープレビューとして利用可能な rhel9/inkscape-flatpak
および rhel9/libreoffice-flatpak
Flatpak イメージは非推奨になりました。
Red Hat は、これらのイメージに代わる次の代替手段を推奨します。
-
rhel9/inkscape-flatpak
を置き換えるには、inkscape
RPM パッケージを使用します。 -
rhel9/libreoffice-flatpak
を置き換えるには、LibreOffice 非推奨化に関するリリースノート を参照してください。
Jira:RHELDOCS-17102[1]
ネットワーク名としての pasta
が非推奨になりました
ネットワーク名の値としての pasta
に関するサポートは非推奨になり、Podman の次のメジャーリリースであるバージョン 5.0 では使用できなくなります。pasta
というネットワーク名の値は、podman run --network
コマンドと podman create --network
コマンドを使用して、Podman 内に一意のネットワークモードを作成するために使用できます。
Jira:RHELDOCS-17038[1]
BoltDB データベースバックエンドが非推奨になりました
BoltDB データベースバックエンドは、RHEL 8.10 以降では非推奨です。RHEL の今後のバージョンでは、BoltDB データベースバックエンドが削除され、Podman では利用できなくなります。Podman の場合は、RHEL 8.10 以降ではデフォルトとなっている SQLite データベースバックエンドを使用してください。
Jira:RHELDOCS-17461[1]
CNI ネットワークスタックが非推奨となる
Container Network Interface (CNI) ネットワークスタックは非推奨となり、今後のリリースでは削除される予定です。代わりに Netavark ネットワークスタックを使用してください。詳細は、CNI から Netavark へのネットワークスタックの切り替え を参照してください。
Jira:RHELDOCS-17518[1]
container-tools:4.0
が非推奨になりました。
container-tools:4.0
モジュールは非推奨となり、セキュリティー更新を受信しなくなります。RHEL 上で Linux コンテナーの構築と実行を続けるには、より新しく安定したサポートされているモジュールストリーム container-tools:rhel8
を使用してください。
後続のストリームに切り替える手順は、後続のストリームへの切り替え を参照してください。
Jira:RHELPLAN-168223[1]