31.8. 外部 DNS と、ルート CA としての外部 CA を使用したデプロイメントのパラメーターの設定
外部 DNS ソリューションを使用する環境で、外部 CA をルート CA として使用する IdM サーバーをインストールするためのインベントリーファイルを設定するには、この手順を実行します。
この手順のインベントリーファイルは、INI 形式を使用します。または、YAML 形式または JSON 形式を使用できます。
手順
~/MyPlaybooks/ディレクトリーを作成します。mkdir MyPlaybooks
$ mkdir MyPlaybooksCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
~/MyPlaybooks/inventoryファイルを作成します。 編集するインベントリーファイルを開きます。IdM サーバーとして使用するホストの完全修飾ドメイン名 (
FQDN) を指定します。FQDNが以下の基準を満たしていることを確認してください。- 英数字およびハイフン (-) のみが使用できる。たとえば、アンダーラインは使用できないため、DNS の障害が発生する原因となる可能性があります。
- ホスト名がすべて小文字である。
- IdM ドメインおよびレルムの情報を指定します。
-
ipaserver_setup_dnsオプションがnoに設定されているか、存在しないことを確認します。 -
adminとDirectory Managerのパスワードを指定します。Ansible Vault を使用してパスワードを保存し、Playbook ファイルから Vault ファイルを参照します。あるいは、安全性は低くなりますが、インベントリーファイルにパスワードを直接指定します。 オプション: IdM サーバーで使用するカスタムの
firewalldゾーンを指定します。カスタムゾーンを設定しないと、IdM によりサービスがデフォルトのfirewalldゾーンに追加されます。事前定義されたデフォルトゾーンはpublicです。重要指定する
firewalldゾーンは存在し、永続的でなければなりません。必要なサーバー情報を含むインベントリーファイルの例 (パスワードを除く)
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 必要なサーバー情報を含むインベントリーファイルの例 (パスワードを含む)
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow カスタムの
firewalld損を使用したインベントリーファイルの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow インストールの最初ステップ用の Playbook を作成します。証明書署名要求 (CSR) を生成し、それをコントローラーからマネージドノードにコピーする指示を入力します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow インストールの最終ステップ用に、別の Playbook を作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow