2.3.2. 呼び出しごとのフラグ機能
JBoss Data Grid の Cache API の
putForExternalRead() メソッドは内部的にフラグを使用します。このメソッドは JBoss Data Grid キャシュに、外部リソースからロードされたデータをロードできます。この呼び出しの効率性を改善するために、JBoss Data Grid は通常の put 操作を呼び出して次のフラグを渡します。
ZERO_LOCK_ACQUISITION_TIMEOUTフラグ: JBoss Data Grid で、外部ソースのデータをキャッシュにロードするときにロック取得時間がほとんどゼロになります。FAIL_SILENTLYフラグ: ロックを取得できない場合に、JBoss Data Grid がロック取得例外をスローせずに失敗します。FORCE_ASYNCHRONOUSフラグ: クラスター化された場合に、設定されたキャッシュモードに関係なくキャッシュが非同期にレプリケートされます。結果として、他のノードからの応答は必要ありません。
上記のフラグを組み合わせると、操作の効率性が大幅に向上します。この効率性の基礎として、データがメモリーにない場合にクライアントは永続ストアから必要なデータを取得できるため、このタイプの
putForExternalRead コールが使用されます。クライアントはキャッシュミスを検出したときに操作を再試行する必要があります。