3.5. サーバー JVM の調整


デフォルトでは、JBoss ON サーバーは、モードに割り当てられたヒープサイズと、*nix システム制限(1024)を並行する設定済みのスレッド制限で実行されます。しかし、JBoss ON サーバーが PostgreSQL などの他のリソース集中型アプリケーションと同じシステムで実行している場合は、JBoss ON サーバーに十分なシステムリソースがあることを確認するために JVM を調整する必要があります。それ以外の場合は、サーバーがメモリー不足のエラーが発生する可能性があります。
サーバーの JVM を調整する際に、ヒープサイズを増やし、システムスレッドの制限を、他のアプリケーション用の十分なシステムリソースを残す一方で、メモリーエラーが解決されるほど大きな値に増やします。
  1. root で、システムのユーザースレッド制限を増やします。
    [root@server ~]# ulimit -u 4096
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  2. rhq-server-env.sh スクリプトを開き、新しい JVM 設定を設定します。
    [root@server ~]# vim serverRoot/jon-server-3.3.0.GA/bin/rhq-server-env.sh
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  3. Java オプションを変更して、ヒープサイズ -Xms を最小および -Xmx 最大まで増やします。例:
    RHQ_SERVER_JAVA_OPTS="-Xms512M -Xmx1024M -XX:MaxPermSize=128M -Djava.net.preferIPv4Stack=true -Dorg.jboss.resolver.warning=true"
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  4. サーバーを再起動して、新しいヒープ設定を読み込みます。
    [root@server ~]# serverRoot/jon-server-3.3.0.GA/bin/rhqctl start --server
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