2.2. ハードウェア要件


お使いのハードウェアが Satellite Proxy のインストールに適している場合には以下のガイドラインに従ってください。
  • Pentium IV Processor または同等のプロセッサー
  • 最小 2 GB のメモリー。4 GB のメモリーが推奨されます。
  • Red Hat Enterprise Linux のベースインストール用に 最小 5 GB のストレージ
  • アーキテクチャー/リリースごとに 6 GB のストレージ
    Satellite Proxy が使用するキャッシングのメカニズムは Squid HTTP プロキシーになり、クライアント群の帯域幅を大幅に節約します。キャッシュされたパッケージは /var/spool/squid ディレクトリーに格納されます。キャッシュで利用できるディスク容量が大きいと、期限切れになる前に RPM ファイルを削除する可能性が低くなります。推奨される容量以下のストレージを設定すると、Proxy サーバーを使用して可能になるパフォーマンスの拡張機能が少なくなります。
Satellite Proxy 5.8 は、チャンネル全体を事前キャッシュする機能を特長としています。この機能を使用するには大きなディスク領域が必要です。Red Hat では、ベースチャンネルごとに 20 GB 以上のサイズを推奨しています。この機能をお使いになられる場合は、『Red Hat Satellite インストールガイド』 のハードウェアのガイドラインを参照してください。Proxy の事前キャッシュについては、「プロキシーのプリキャッシュ設定」 で論じられています。
Satellite Proxy Server がカスタムパッケージまたはローカルパッケージを配信するように設定する場合には、ローカルパッケージを格納するシステムの /var マウントポイントにカスタムパッケージすべてを保持するのに十分なディスク領域があることを確認します。これらカスタムパッケージは /var/spool/rhn-proxy 内に格納されています。ローカルパッケージ用に必要となるディスク領域は、配信されるカスタムパッケージの数によって異なります。
Apache Web サーバーに対する負荷は、クライアントシステムが Satellilte Proxy に接続する頻度に直接関連してきます。4 時間 (または 240 分) のデフォルト間隔を短くすると、このコンポーネントに対する負荷は大幅に増大 します。この値は、各クライアントシステムの /etc/sysconfig/rhn/rhnsd 設定ファイル内に設定されます。

注記

このインストール手順では、利用可能なリソースに対してキャッシング機能を最適化できるように設定します。Red Hat Satellite Proxy 内でアクティブなキャッシュを増やすにはメモリーおよびディスク領域を追加します。
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