1.4. Builds 一般提供 (GA) 1.1 のリリースノート


今回の更新により、Builds 1.1 が OpenShift Container Platform 4.12、4.13、4.15、4.15、4.16 で一般提供(GA)になりました。

1.4.1. 新機能

以下のセクションでは、Builds 1.1 の主な新機能を説明します。

1.4.1.1. ビルド

  • ビルドコントローラーは、Tekton の V1 API を使用して、BuildRun をサポートする TaskRun を作成し、それにアクセスするようになりました。
  • このリリースでは、ソースなしでビルドを定義できるようになりました。これは、ローカルソースのみを使用してビルドを実行する場合に便利です。
  • 出力イメージセクションでは、イメージ作成タイムスタンプを変更するためのオプションのタイムスタンプフィールドがサポートされるようになりました。SourceTimestamp 文字列を使用して、ソースのタイムスタンプと一致するように設定します。
  • このリリースでは、buildbuildRun の両方で .source.type フィールドが必須になりました。
  • このリリースでは、Operator はデフォルトで Shipwright をインストールし、ビルドのユーザーエクスペリエンスを強化する機能がいくつか導入されています。

1.4.1.2. Shared Resource CSI Driver

  • 共有リソース CSI ドライバーが一般提供されました。このリリースでは、CSI 共有ドライバーにより、Kubernetes クラスター内の異なる namespace 間で ConfigMap とシークレットを共有できるようになります。ドライバーには、すべての Kubernetes シークレットを読み取る権限があります。この機能により、重複が削減され、リソース効率が向上し、マルチテナント環境での設定管理が簡素化されます。管理者はアクセスポリシーを定義して、どの namespace がこれらの共有リソースを読み取ったり変更したりできるかを制御できます。

1.4.2. 既知の問題

次のセクションでは、Builds 1.1 の既知の問題を説明します。

1.4.2.1. ビルド

  • このリリースでは、Builds 1.0 から Builds 1.1 への直接アップグレードはサポートされていません。Builds 1.1 にアップグレードするには、ShipwrightBuild オブジェクトを削除し、Builds 1.0.z Operator をアンインストールしてから、OperatorHub から Builds 1.1.0 Operator をインストールする必要があります。
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