1.2. ビルドの一般提供 1.3 のリリースノート


今回の更新により、OpenShift Container Platform 4.14、4.15、4.16、および 4.17 で Builds 1.3 が一般提供(GA)されるようになりました。

1.2.1. 新機能

次のセクションでは、Builds 1.3 の主な新機能を説明します。

  • 今回の更新により、Red Hat OpenShift Operator のビルドが Shipwright v0.14 API、controllers、および webhook をデプロイします。
  • 今回の更新により、OpenShift Builds クライアントで Build または BuildRun リソースを作成する際に、the --param-value フラグを使用してパラメーターを設定できるようになりました。

1.2.2. 修正された問題

次のセクションでは、ビルド 1.3 で修正された問題を説明します。

  • この更新の前は、OpenShift Pipeline をインストールせずに Builds をインストールすると、Builds は OpenShift Pipeline をデプロイし、Pipelines コントローラーを有効にしようとしました。Builds で OpenShift Pipeline が正しく設定されず、コントローラーのデプロイに失敗していました。この更新により、Builds は有効な TektonConfig カスタムリソースを作成し、Pipelines コントローラーを正しくデプロイするようになりました。
  • 今回の更新以前は、ARM64、IBM Power®、または IBM zSystems® ワーカーノード CPU アーキテクチャーにインストールされた Red Hat OpenShift のビルドを使用するビルドは、イメージが AMD64 でのみ利用できていたため、失敗していました。今回の更新により、buildah および source-to-image ビルドストラテジーはマルチアーキテクチャーイメージを使用するようになり、サポートされているすべてのアーキテクチャーでビルドが正常に実行されるようになりました。
  • この更新の前は、openshift-builds namespace でクラスター監視を有効にすると、サーバー名アドレスが正しくないため、Shared Resources Container Storage Interface (CSI) ドライバーの ServiceMonitor リソースに TargetDown アラートが送信されました。この更新により、Shared Resources CSI Driver ServiceMonitor リソース内のサーバー名が正しいアドレスに更新され、TargetDown アラートがトリガーされなくなります。
  • この更新の前は、Operator ロゴは OperatorHub に表示されていませんでした。OperatorHub で Operator ロゴを表示するには、CSV ファイルで指定しても、ファイルベースのカタログ(FBC)カタログ形式のロゴを更新する必要がありました。今回の更新により、Operator ロゴデータがカタログ config.yaml ファイルで指定され、ロゴが OperatorHub に表示されます。

1.2.3. 非推奨の機能

次のセクションでは、ビルド 1.3 で非推奨の機能を説明します。

  • 今回の更新により、以下のチャネルは非推奨となり、今後のリリースで削除される予定です。

    • stable-v1
    • openshift-builds-1.0

    代わりに、builds-1.3 チャネルを使用してください。

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