第1章 新機能


このセクションでは、Migration Toolkit for Applications(MTA)5.1.4 の新機能を説明します。

更新された Web コンソールインターフェース

現在のリリースには、プロジェクト管理機能が向上された最新の Web コンソールインターフェースと追加の変換ターゲットが含まれています。

OpenShift Container Platform 向けの Migration Toolkit for Applications Operator

現在のリリースには、OpenShift Container Platform 4.6 以降のバージョンに Web コンソールをインストールするための Migration Toolkit for Applications Community Operator が含まれます。

OpenShift Container Platform で複数の namespace へのインストール

現在のリリースは、OpenShift Container Platform の複数の名前空間にインストールできます。以前のバージョンでは、Web コンソールは 1 つの名前空間にのみインストールできました。

Spring Boot から Quarkus に移行する追加のルール

現在のリリースには、Spring Boot から Quarkus に移行する追加のルールが含まれています。これらのルールのターゲットは quarkus です。

新しいルールは、Quarkus Spring エクステンションに実装された Spring Boot API を特定します。Spring Boot 依存関係は同等の Quarkus エクステンションに置き換えることができます。このルールは、Quarkus と同等ではない Spring アーティファクトも報告します。

ルールは、以下を含む、同等の Quarkus エクステンションがあるアプリケーション依存関係を特定します。

  • Agroal
  • Amazon DynamoDB
  • Amazon IAM
  • Amazon S3
  • Amazon Simple Email Service
  • Amazon Simple Notification Service
  • Amazon Simple Queue Service
  • AWS Config
  • AWS Key Management Service
  • HTTP API での AWS Lambda
  • AWS X-Ray での AWS Lambda
  • Apache Avro
  • Apache Kafka
  • Artemis
  • Hibernate
  • 以下のデータベースの Java Database Connectivity ルール:

    • Apache Derby
    • DB2
    • MariaDB
    • MySQL
    • PostgreSQL
  • JSONB
  • JSONP
  • Keycloak
  • Kubernetes
  • Narayana
  • OpenShift Container Platform
  • RESTeasy
  • WildFly Elytron

Quarkus の最新バージョンへの移行ルール

現在のリリースには、最新バージョンの Quarkus への移行ルールが含まれています。これらのルールのターゲットは、Quarkus 1.13.x quarkus1:13 など、quarkus<version> です。

これらのルールにより、アプリケーションが最新の機能、問題修正、およびパッチが含まれるターゲットに移行できるようになります。

これらのルールは、今後の Quarkus リリースに対して更新されます。

Thorntail から JBoss EAP XP 2 に移行するルール

現在のリリースには、Thorntail から JBoss EAP XP 2 に移行するルールが含まれています。これらのルールの対象は eapxp:2 です。

この移行パスの詳細は『Red Hat JBoss EAP XP 2.0.0 移行ガイド』を参照してください

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